特集

lead_simple

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:三橋コータ

過日、北海道から沖縄まで全国10都市をめぐる「7!!のうぷぷなツアー2013 ~ドキドキ~」を大成功に収めた7!!(セブンウップス)。ツアーが終わって一休みすることなく、さらに勢いを加速!本日・8月14日にニューシングル「ReReハロ~終われそうにない夏~」をリリースしました。
 
今作はタイトルからもわかるように、今年創刊50周年を迎える少女まんが誌「別冊マーガレット」(集英社刊)にて連載中の南塔子作の同名漫画「ReReハロ」との完全コラボレーションシングルとなっています。今、10代女子を中心に絶大な支持を集める7!!による前代未聞の”完全コラボ”とは?10代女子に人気の秘密は?
 
その全容を解明すべく、今回は10代女子バンドマンを代表して平均年齢18歳のガールズバンド、Chirolが一日インタビュアーとして7!!を直撃!終始和やかなトークが展開されました。
 

7!! プロフィール
メンバーは写真左からKEITA(Bass)、MAIKO(Drums)、NANAE(Vocal)、MICHIRU(Guitar)。
沖縄出身・在住の男女4ピースバンド。メンバー全員が作詞・作曲を手がける。一見読めないバンド名の由来はボーカル「NANAE(ナナエ)」の名前を「7(ナナ)」と「エッ!!」に分け、それぞれを英語に訳した「seven」「oops」をつなげたもの。2011年、映画『高校デビュー』主題歌「フォーリン・ラブ」でEPICレコードジャパンよりメジャーデビュー。海外でも人気のアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』のオープニングテーマに2ndシングル「ラヴァーズ」、アニメ『君と僕。』のオープニングテーマに3rdシングル「バイバイ」が起用され、世界中で広く知られる存在に。2012年にはインドネシア・ジャカルタにて「Anime Festival Asia Indonesia 2012」に出演、初の海外ライブを大成功させた。5thシングル「さよならメモリー」はアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』エンディングテーマに起用され、アニメファンにも認知は広がっている。また、映画『今日、恋をはじめます』テーマ曲に抜擢された「弱虫さん」は、渋谷の女子高生が選ぶ次に流行るアーティストランキング「kurucore」にて1位を獲得して話題に。2013年3月に発売された1stアルバム『ドキドキ』収録曲「ドキドキ」も同チャートにて1位を獲得し、2冠を達成!「弱虫さん」は「週間USEN HIT J-POPランキング」2週連続1位獲得と、今、最も注目を集めるバンドとなっている。
cChirol プロフィール
メンバーは写真左から西村有里香(Drums)、中村恵美(Bass)、大竹智紗(Vocal & Guitar)、林ゆきの(Keyboard/※インタビュー当日欠席)。
神奈川出身のガールズバンド。2010年に藤沢総合高校軽音楽部の同級生で結成。閃光ライオット2012ファイナリスト、第12回高等学校軽音楽コンテスト神奈川県大会決勝進出など在学中数々のバンドコンテストで入賞し頭角を現す。2013年3月に高校を卒業し、地元・藤沢や都内のライブハウスなどを中心に活動。8月12日には自主製作盤『泣きむしピエロ』をリリースし、レコ発ライブをソールドアウトさせた。

http://23.xmbs.jp/chirol04/?guid=on


 

少女まんがとの完全コラボ、その制作過程は?
---10代女子代表ということでChirolの3人を連れてきました。以前7!!の皆さんが訪問した藤沢総合高校の卒業生です。

 
NANAE:よろしくお願いします。いい部活よね!

Photo恵美:ありがとうございます!そして7!!の皆さん、シングル発売おめでとうございます!

智紗:私たちも事前に曲を聴かせていただきました。メロディがすごく好きです!爽やかポップみたいな曲調の中に切なげなメロディも入っていて…少女まんがとの完全コラボ、というのは初めて聞くのですが、どういう内容なんですか?

NANAE:今まで7!!は少女まんが原作の映画のテーマソングやアニメのオープニング曲を担当させていただいたり、まんがが好きなファンの子もすごく多くて、私たち自身もまんががとても大好きなので、まんがと一緒に面白いことができたらいいなぁと思っていたところ、今回のコラボレーションが実現しました。

MAIKO:今までのコラボレーションは、既に出来上がっている作品に対して(その世界観に合わせて)曲を書き下ろしていきましたが、今回は完全コラボなので、1からの状態でした。お話を頂いた時に「ReReハロ」もまだ第1話しかストーリーが出来ていなくて…そこからどう展開していくのかなぁと想像しながらメンバー4人がそれぞれ曲を作り、その中からKEITAの曲が選ばれました。

PhotoKEITA:完全コラボの難しさもありつつ、曲とまんがとが一緒に作られていくので、制作中はストーリーの続きが気になる!とワクワクしましたね。

智紗:私たちChirolの場合、私一人が作詞・作曲しているのですが、メンバー4人全員が作詞・作曲する7!!さんの場合、どうやって曲を選ぶのですか?

MICHIRU:バンド内のコンペのようなものをやって、皆が曲を持ち寄った中から選びます。

MAIKO:今回の「ReReハロ~終われそうにない夏~」は、KEITA作詞・作曲のものが選ばれました。決め手は意外性ですね。少女まんがと言えば前作「弱虫さん」のようなポップでキラキラしているイメージが合うかなと思って、私もそういう曲を作って提出したのですが、KEITAの曲は今までにないぐらい大人なメロディで、すごく意外性があって耳に残ったので、それに決定しました。

有里香:キラキラしつつも大人っぽい雰囲気みたいなものが感じられて、夏が始まる前の「これからどうなるんだろう!」っていう感じがすごくいいなと思いました!この曲はどういうイメージで作ったのですか?

KEITA:最初に原作の第1話を読ませていただいた時は正直全くイメージが浮かばなくて…でも何度か読み返すうちに、主人公のリリコが青い空の下のベンチで湊くんが来るのを待っている風景が目に浮かんで、「あ、これは夏っぽい曲にした方がいいな」と思って作りました。
 
Photo

---普段少女まんがを読む機会ってあるんですか?

 
KEITA:あんまりないですけど、たまに姉ちゃんが来て俺の家に置いていきますね。「よかったら読んで~」って渡されて、「読まねーよ」とか言いながら姉ちゃんが帰ったらこっそり読む、みたいな(笑)

Chirol:かわいい!(笑)

恵美:7!!の皆さんの曲は意外と、と言ったら失礼かもしれませんが男性メンバーの作った曲が多いんですよね。

KEITA:そうですね。今回は自分が高校生だった頃のことを思い出しつつ書きました。あの頃感じた夏と今感じる夏だと、あの頃の方が暑かったし、それは恋愛の熱さだったり…その辺りをうまく表現出来たらなぁと。歌詞の中には情景描写を敢えて多く入れていて、聴いた人が風景を思い浮かべられるように、と意識して書きました。

恵美:皆さんは歌詞を書くときに、共通の女の子の主人公を設定していると伺いました(※参照: BEEAST太鼓判シリーズ第19弾アーティスト『7!!』)。女子目線で詩を書くのは大変じゃないですか?

KEITA:僕はめちゃめちゃ苦労してます!いつもヒイヒイ言いながら書いてます。でも歌詞に共感したという声を聞くと嬉しいですね。
 

---今回も発売前から7!!ファンはもちろん、コミックのファンの間でも話題になっているようですね。原作者の南塔子先生とはどのタイミングで会われたのですか?

 
MAIKO:制作過程でもメールなどで間接的に感想をいただいたりはしていました。

NANAE:7月7日の東京ワンマンライブの時だ!曲が出来るまで一度もお会いしたことがなかったので、私たちの曲の感想を話してくださったり、制作の話をたくさん伺いました。漫画家の方の独特の作り方や、私たちの「共通の女の子の主人公」の世界観が似ていることがあったり、意外とリンクしている面があることを知って、楽しかったです。

有里香:ミュージックビデオもまんがの世界観が溢れていて面白いですね!

NANAE:そうなの。漫画の枠の中で演奏していたり、吹き出しがあったり楽器も紙のギターやベースで、小さいドラムがつるされていてMAIKOが遠近法で叩いているように見せたり…

MAIKO:平面と立体を上手く使った面白いミュージックビデオになりました。

智紗:そして、カップリングの「Mr. ハロー」はNANAEさんの作詞・作曲なんですね。

NANAE:はい。先ほどお話ししたように少女まんが原作の映画の主題歌に携わったり、ファンにも少女まんが好きな子たちが多かったこともあり、少女まんがのような曲を作ってみたいと思ったのです。かっこよくて人気があって、でもミステリアスな部分もあって…そんな男の子を好きになってしまった女の子、という”少女まんがの王道”を曲にしてみました。
 

---1stアルバム『ドキドキ』に収録された「スノーマン」も、この曲も、NANAEさんの手がける曲はピアノのサウンドが印象的です。

 
NANAE:やはり私が作っているので、私がすごく歌いやすかったりイメージしやすいものとしてピアノは合うのかなぁと思いました。
 

---そしてピアノと言えば先日のツアー「7!!のうぷぷなツアー2013 ~ドキドキ~」ではサポートキーボードが加わりました。この構想は前からあったのですか?

 
MICHIRU:元々4人で成立する音楽、がデビュー当時からの目標としてあって、これまではシンセやピアノを入れず、4人だけの音でCDもライブもやってきました。デビューから3年間様々なライブやツアーを重ねることで、だんだんそれぞれが自信を持てるようになってきて…

MAIKO:だんだん土台ができてきたなと思って。そこで、楽曲がより良く聴こえて、より良い形に仕上がるのであれば、ピアノなどの上物(装飾音)に頼るのも良いかもしれないと思えるようになり、徐々に音源作品にシンセなどを入れるようになりました。
 

---自分たちの成長を実感できるようになってきたわけですね。

 
PhotoMAIKO:それに加えて、今回のツアータイトルが「ドキドキ」だったので、色んなスペシャルを作りたいと思って、新たにキーボードの方にサポートで入ってもらって、、シンセなどが入っている曲も、よりCDに近い音を再現しようと決めました。今回リリースする「ReReハロ~終われそうにない夏~」もピアノがメインで、「バンドだぜ!」って感じではない分、私たち自身がグッと大人になって演奏を強いられる…それがいかにできるかという楽曲だったので、そういう所でも自分たちの成長が見せられたらと思って…

有里香:でも今までずっと4人でやってきたのに、急にキーボードを入れてのライブというのは大変じゃなかったですか?

MAIKO:最初めっちゃ緊張したよ!この4人で8年~9年ずっとやってきた所に突然1人違う人が入ることで、音楽はグルーブとかが出るじゃないですか?なので最初どうなるかなぁと思ったけど、キーボードのおーちゃん大坂孝之介)さんはとても人柄が良くて面白い人だったので、一気に打ち解けたし、むしろプレイヤーとしてとっても上手い、尊敬できる人が入ることで7!!自身もこのツアーでめちゃくちゃ成長することができました。
 

まんが大好きな7!!メンバー 最近ハマっている作品は?

 
恵美:高校時代、7!!さんの曲を同じ軽音楽部の友人がコピーしているのを聴いていて、高校生の気持ちを汲み取っているなぁというか、青春だなぁって!

PhotoMAIKO:あざす!(笑)うちらは4人それぞれ作詞・作曲するからさ、歌詞の世界観がぶれないために1人の女の子像を作ろうって高校生の時に決めて、その時自分たちと同い年である18歳の女の子をイメージしたので…そのまま今でも曲作りしているから、10代の子達にそう言ってもらえると…ちゃんと伝わってるんだーって、嬉しい!

NANAE:曲は智紗さん一人が作るんだよね。例えば「もう、無理!」みたいな時ある?

智紗:あぁありますね。夏が終わった後に絶対ブランクが来るんですよ(笑)

MAIKO:もうすぐ来る!他のメンバーはそういう時どうするの?

Photo恵美:大丈夫かなーって(笑)

MICHIRU:待ってるんだ(笑)曲はどうやって書いてるんですか?

智紗:バラバラなんですけど、テーマを決めてコードを弾きながら作っていくことが多いですね。

NANAE:ギタリストの作り方だ!

MAIKO:実体験を歌うの?

智紗:うーん…恋愛とかは、ね。(Chirol3人顔を見合わせる)

MAIKO:妄想?

有里香:経験があんまりないので…

NANAE:妄想が一番楽しい。妄想大事!
 

---ちなみに皆さん、最近ハマっているまんがなどありますか?

 
MAIKO:やっぱ『NARUTO』は外せない!あと、今回のコラボが決まる前から南塔子先生の作品は大好きで、『360°マテリアル』の滝直くんとか好きですねぇ。あとは…

KEITA:『キングダム』でしょ!ヤンジャン!

PhotoMICHIRU:俺とKEITAはヤングジャンプに連載してるまんがが大好きで…『キングダム』とか、『テラフォーマーズ』…あと、『ヒトヒトリフタリ』!知ってます?

恵美:いや、わからないです…

NANAE:私は最近は『テラフォーマーズ』。ゴキブリが火星ですさまじい形で進化して、それを駆除しに行くって話なんだけど、めっちゃ面白いよ!

有里香:面白そう!Chirolみんな今すごい興味持ちました(笑)

智紗:私は『ワンピース』大好き!チョッパー推しですね。

有里香:このキャラクターになってみたい、っていうのはありますか?

NANAE:やっぱり少女まんがのヒロインには一度なってみたいよね!『俺物語!!』の大和凜子ちゃんとか…NANAEとは正反対だから、共感できないことがいっぱいある子なので。

恵美:あぁ知ってる!2巻まで読みました。めっちゃ面白いですよね!

MAIKO:主人公の男の子が今までの少女まんがではありえないくらい…めっちゃゴリラ顔なんですよ(笑)

NANAE:めっちゃいいやつなんですよ、こいつ。熱い男でね…でも…

恵美:最初読んだときより、読み進めていくうちにだんだん「この人好きになるかも」っていうのありますよね!最初はゴリラっぽいって思うんですけど(笑)

PhotoNANAE:いっぱいクセあるからね(笑)NANAEまだ好きになれないんだよ。心はめっちゃイケメン!
 

---男子メンバーはありますか?「このキャラになってみたい」っていうのは…

 
KEITA:難しいな…うーん、まぁ、孫悟空かな?

NANAE:うそでしょ?なりたいの?

KEITA:でも空飛べるから良くない?

MICHIRU:“かめはめ波”出したい、とか?

KEITA:いや、そっちじゃなくて、空飛んだり、瞬間移動は熱いなぁって思う。

 

---あと女性メンバーに是非聞いてみたいのですが、「ReReハロ」に出てくる登場人物でお気に入りのメンズは誰ですか?例えば久保さんとか…

 
NANAE:いやぁ久保さんはダメっすね。あれ、遊んでますねきっと!

MICHIRU:そうなの?NANAE審査は厳しいな(笑)
(※右写真の通り、突っ伏すMICHIRU

PhotoMAIKO:周防湊みたいなオラオラ系はNANAEちゃんは好きじゃないかな。冷たいふりして飴玉あげる感じとか…

NANAE:そうそうそう!まずのど飴持ってるって時点でいいですよね!

恵美:確かに(笑)
 

---リリコのお父さんはどうですか?対象外?

 
MAIKO:お父さん?まさかの?

MICHIRU:いやぁ今のところお父さんが一番男前だよね!
 

先輩バンドへ直球質問! NANAE美声の秘訣は?デビューして変わったことは?

 
智紗:私はよく「歌えてるけど、歌に色がない」ってよく言われます。抑揚がないというか、張りすぎていて…

Photo有里香:全部120%、みたいな。

NANAE:あーなるなる!めっちゃわかる!NANAEも最近になって自分で気を付けるようにしているんだけど、昔から全力投球で歌っていたし、そうすると周りが見えなくなって自分のことで精いっぱいで…でもカラオケとか言ったら意外とうまく歌えるさ。

智紗:そうですよね(笑)

NANAE:多分それってすごくリラックスしてる時に歌っているからなんだと思うけど…ある日風邪を引いたときに、いつもの120%で歌ってる自分じゃだめだから逆に落ち着いてみようと思って歌ったら、その日のライブがすごく良かったねて言われて。自分的には落ち着いているからテンションが低く見られるんじゃないかと心配したけど、周りから見たらそれがすごく良い具合だったみたい。だから今はライブでは、自分の中でここまでが100%だと思っているうちの60%くらいで歌うようにしています。

MICHIRU:ライブ直前のリハでも結構力抜いて歌っているよね。

PhotoNANAE:あ、そうだね。リハは力を入れ過ぎずに歌うようにしているし、精神的な部分でのどのケア…あまり変わらないかもしれないけど、普段からめっちゃ色々ケアしていて、これだけケアしているからライブ行けるっしょ!みたいな自信もそこでつくから、普段からのどのケアを意識するのは精神的にも良いかも。

有里香:(小声で)ケアのこと、聞いておいた方が…

智紗:あっ…のどのケアって具体的にどんなことをしていますか?

MAIKO:ドラムがしっかりしてる(笑)いいね!

NANAE:風邪引くんだよねー!大事なライブという時に限って。

智紗:わかります!

NANAE:常にやっているのは、簡単かもしれないけど、マスク。特に飛行機など乗り物に乗る時はマスクするし、寝る時のマスクは絶対必要!それだけでも変わるから、意識してみるといいかも。

Photo恵美:ステージドリンクは何を飲んでるんですか?

NANAE:普通の水ですね。あと、リハーサルとかレコーディングの時は唐揚げを食べてます!唐揚げの油が、すごくのどの通りをよくさせるので歌いやすくなります!

智紗:へぇ…唐揚げ食べよう!

MAIKO:オリーブオイルを食べる人もいるらしいよ。

恵美:もこみち…(笑)
 

---バンド内で、音楽に限らず流行ってるものを互いに紹介したり、ファッションアイテムを共有したり、といったことは結構しますか?

 
PhotoMAIKO:女子は結構ありそうだよね。

恵美:話すよね!結構。

有里香:話すっけ?(笑)

恵美:この前ラーメンランキング見たよとか…

NANAE:それぞれの恋愛事情って把握してるの?

有里香:してる…けど、最近恋愛が全然ないので…(高校時代)してる時は恋バナめっちゃしました。

NANAE:女の子そういうのいいよね!

MAIKO:この日デート入ったからスタジオキャンセル~つって…

智紗:あ、それはないですね。

有里香:そこはスタジオ優先!

MAIKO:できた子たちだ(笑)

恵美:4人ともスタジオ大好きなんですよ。住みたいくらいで、スタジオ作るのが将来の夢です!

Photo有里香:皆さんがライブする時に気を付けていること、心得みたいなものってありますか?

MAIKO:うーん…楽しむこと!

MICHIRU:でもそれが難しいよね。

MAIKO:そう。意外と簡単なようで難しい。楽しむことができるってことはライブで披露することができて当たり前だし、見なくても弾けて当たり前で、それが大前提でいかに楽しめるか、とか、初めてのステージや初めてのお客さんの中でいかに楽しむことができるか。楽しむという一言だけなのにすっごい難しいなって、それはデビューしてからすごく感じますね。

有里香:勉強になります!

MAIKO:インディーズでやっていた時は、自分たちでノルマを払ったりお客さんを呼んだりして「うわー楽しいー」で終わっていた部分もあったけど、メジャーデビューした今は、みんなが汗水垂らして働いたお金をうちらを観たいがためにチケット買ってくれて足を運んでくれて…そこで自己満足なライブをするのはおかしいじゃん。メジャーデビューしてから、そういう意識が持てるようになったかな。

PhotoChirol:へぇー!!

MAIKO:今のステージに上がる時の心持ちはデビュー前の頃と全然違って、一瞬怖くなることもあるけど、お客さんにいかに満足して帰ってもらうかと考えた時に、まず4人が楽しく演奏している姿を見せないとと思って。「あの人たちすごく楽しそうに演奏してる。じゃあ自分たちも音楽やってみようかな」って一人でも思ってくれたらいいなぁと思ってライブをしているよ。「7!!らしさ」っていうのは私たちが一方的に決めることではなく、お客さんやスタッフさんなど周りの人たちが決めてくれるものだと思うから、その自分たちの良さ、長所と思ってもらえている所を意識して、いかにそこをがんばって膨らませられるか。それが武器になると思う。

NANAE:ライブの時によく「メンバーみんな仲良さそうだね」「楽しさが伝わってきました」って言われるんですよ。やっぱりライブ前の楽屋では直前までみんなで馬鹿な話をしながら笑ってそのままステージに上がって。

MAIKO:かっこつけてみてもだめなんだよね。「うちららしさ」を常に試行錯誤しているよ。

恵美:私たちも「Chirolってどういうバンドになりたいの?」って色んな人に聞かれるんですけど、そういうのっていつ頃から意識するようになりましたか?

PhotoMAIKO:高校卒業する頃…かな。みんなは今、18歳ってことはフリーター?

恵美:4人ともフリーターです。今日いる3人は一度大学進学したのですが、実は先月退学して…

MAIKO:私たちとほとんど一緒だね!7!!は高校卒業後にそれぞれ違う進路に進む予定だったけど、「音楽で食ってく!」って言ったKEITAについていって…(参照: BEEAST太鼓判シリーズ第19弾アーティスト『7!!』)。でも、簡単にデビューできるものだと思い込んでいたから、いざ卒業しても何をしていいかわからなくて、ひとまずスタジオに入って練習するのと、バイトをする日々が続いて…

智紗:そうですよね!

MAIKO:そこで「自分たちらしさ」とか、「何がやりたいのか」を決めなきゃと思って。4人とも曲を作るし色んなジャンルの曲があって、「どこに行きたいかわからない」みたいな状態だったので、4人で色々話し合って、あちこちに広がりすぎていた曲も削っていって、「一人の女の子像」を作っていって…と、制作にあたってルールを決めてブレないようにしたけど、でもChirolの場合は1人が曲を作ってるんだよね。みんなで「こうやりたい、こうなりたい」とか、バンドのビジョンとかはどんな風に話してるの?

恵美:それがあんまりまとまってないんですよね。好きなミュージシャンも結構バラバラで。

PhotoNANAE:みんなそうやって悩む時期って絶対あると思う。でも大学を辞めたし、もうやるしかないね!

恵美:大学がバラバラで集まるのが大変で、それでもたくさんライブをしたくてスケジュールを入れて、テストやレポートに追われて…「(テスト期間の)恐怖の7月が来る!」と追いつめられた時に、そこで3人とも強く思ったのは、やっぱりバンドがやりたい!という気持ちでした。勇気を出して親に相談したら、何となく気づいていたみたいで「あとは自分たちで決めなさい」と背中を押してくれました。

MAIKO:そうかーじゃあきっとまたどこかで会えるんだね!

NANAE:私たちがデビューしたのは23歳だから、その間には長いブランクがあって。その中で、くじけてしまいそうな日もありながら、でもやっぱり一生懸命やっていたら誰かが絶対見てくれてるから。突き進むしかないからね!
 


 
終始笑いの絶えない、楽しいインタビュー対談が実現しました。7!!が10代女子の心をつかむ理由がよくわかります。また、7!!のようにデビューを目指す後輩バンドマンたちにとってもためになる話をたくさん聞くことができました。
 
さてそんな7!!のニューシングル「ReReハロ~終われそうにない夏~」ですが、インタビュー内にあった話以外にも「完全コラボ」ということでドキドキする仕掛けがもりだくさん。ここで一部補足しておきます。まず、ジャケットが南塔子先生の書き下ろしで、完全生産限定盤と初回仕様限定盤の2種それぞれ異なるイラストになります。また、完全生産限定盤には特典として南先生が歌詞の世界観をもとにストーリーを描き下ろしたまんが作品が付録されているとのこと!まんがにインスピレーションを受けて曲が仕上がって、さらにその曲を元に新たなまんがが仕上がったという、”完全コラボ”に偽りなしのスペシャルな試みです。
 
そして、7!!はこのニューシングル「ReReハロ~終われそうにない夏~」を引っ提げて、今夏もリリースイベントのほか様々なライブイベントに精力的に出演。さらに9月には毎年恒例の自主企画「7!!のうぷぷな日~みんなでイーヤーサーサー(ハーイーヤー)~」を大阪、福岡、東京の3都市で開催します。MAIKOいわく、「沖縄のかけ声をタイトルにしています。お祭り騒ぎできるような、みんなが本当に楽しかったと思ってもらえるようなスペシャルなライブにしたい」とのこと。ケラケラSilent Sirenなどのガールズバンドとの共演も発表されており、見逃せないライブになりそうですね。
 

◆リリース情報
7!!(セブンウップス)6thシングル 
「ReReハロ~終われそうにない夏~」

2013年8月14日 発売
 
【完全生産限定盤】ESCL-4077 1500円(税込)
南塔子描き下ろし「ReReハロ」リリコ&湊 絵柄ジャケット タイプA
特製コミックス型CD /「ReReハロ」南塔子描き下ろしまんが8P&番外編まんが8P収録

 
【初回仕様限定盤】ESCL-4078 1020円(税込)
南塔子描き下ろし「ReReハロ」リリコ&湊 絵柄ジャケット タイプB
7!!メンバーの学生証カード(4タイプ)ランダム封入




(c)南塔子/集英社 別冊マーガレット  

 
◆7!!のうぷぷな日
~みんなでイーヤーサーサー(ハーイーヤー)~

 
・2013年09月07日(土)【大阪】梅田シャングリラ
 ※SOLD OUT!!
 OPEN 16:30 / START 17:00
 出演:7!! / ケラケラ / Silent Siren / くりかまき / and more!
 
・2013年09月15日(日)【福岡】DRUM LOGOS
 OPEN 16:00 / START 17:00
 出演:7!! / ケラケラ / Silent Siren / くりかまき / and more!
 
・2013年09月22日(日)【東京】渋谷O-EAST
 OPEN 16:00 / START 17:00
 出演:7!! / ケラケラ / くりかまき / and more!
 
チケット(入場整理番号付)
オールスタンディング ¥3,200(税込)
※ドリンク代¥500別
※6歳以上有料・3歳未満入場不可
 
◆7!! オフィシャルサイト
http://7oops.com/

 
◆関連記事
【特集】7!!が藤沢総合高校軽音部を突撃訪問!
http://www.beeast69.com/feature/66779
【特集】BEEAST太鼓判シリーズ第19弾アーティスト『7!!』~延長戦~
http://www.beeast69.com/feature/58145
【特集】BEEAST太鼓判シリーズ第19弾アーティスト『7!!』
http://www.beeast69.com/feature/54965
【特集】Editor’s Note…PASSION Mind5 「心の国境を打ち壊せ!!」沖縄の雄、ROACHが語る『098』
http://www.beeast69.com/feature/51894
【レポート】「今日、恋」公開前夜祭 今日、恋をはじめナイト!!
http://www.beeast69.com/report/48303
 
【PHOTOレポ】Chirol @下北沢GARAGE
http://www.beeast69.com/report/64700


 
 
  コラムニスト
mondo
中村 “MR.MONDO” 匠
2017年7月22日更新
第六回「虫嫌い」
PINK SAPPHIRE
PINK SAPPHIRE
2017年8月10日更新
第15回「TAKA」
木暮“shake”武彦
木暮“shake”武彦
2017年7月1日更新
その6「SUMMER TIME」
永川敏郎
永川敏郎(Toshio Egawa)
2017年3月14日更新
Progressive Man 第37話