特集

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TEXT:鈴木亮介 PHOTO:矢沢隆則

7!!_Asya_S本誌BEEASTが自信を持ってプッシュするBEEAST太鼓判シリーズ。今回は「太鼓判シリーズ第19弾アーティスト」、沖縄が生んだ元気いっぱい太陽のような4人組、7!!(セブンウップス)の続編です!前回のインタビューが大変好評だったため、ニューアルバム『ドキドキ』のリリースに際して前回は聴けなかった曲作りにまつわる話を中心に、「延長戦」としてさらに掘り下げて聞きました!
 
アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のエンディングテーマに起用されたニューシングル『さよならメモリー』は、発売前から注目を集め、2月7日に歌詞検索サイト「歌­ネット」注目度ランキング1位を獲得。その後「歌ネットモバイル」でリアルタイムアク­セスランキング1位を獲得し、その日のデイリーアクセスランキングでも1位。さらに、その翌週のウィークリーアクセスランキング(2­/4~2/10集計)でも1­位と、4冠を達成しました。
 
そんな勢いに乗る7!!が、3月6日に1stフルアルバム『ドキドキ』を発売します!最新シングル「さよならメモリー」やデビュー当時のシングル曲はもちろんのこと、バンド結成当時に作った曲まで全13曲を収録。バンドの歴史・成長の詰まったファーストにしてベストな1枚です。今回のインタビューは、そんな彼らの集大成とも言えるアルバム『ドキドキ』を中心にインタビューを行いました。
 

 
 

 

【成長】人生初の1stアルバムは7!!の歴史、成長がわかる1枚

 

—7!!初のアルバムリリース、おめでとうございます!アルバムの構想はいつ頃からあったのですか?

 
MICHIRU:アルバムを作りたいっていう気持ちはバンドの結成当初、オリジナル曲を作り始めた頃からありました。具体的には…どうだろうね?
 
MAIKO:制作を始めたのは去年8月に4thシングル「スウィート・ドライヴ」を出した後だから…2012年の秋頃だね。
 
KEITA:年内か来年には完成させたい、っていう感じで。
 
MAIKO:アルバム作るぞ!って決めてからそれに合わせて短期集中で楽曲を作った、というわけではなくて、今まで録りためていたものの中から「これとこれとこれを入れよう」というように集めて入れたので、実際にはのんびりと録らせてもらいました。デビュー前の楽曲が多いので、アルバムを出すまでの時間も詰まっています。それぞれの曲の雰囲気が違うのが特長かなと思います。スキルのレベルも違ったり…
 

—アルバムをどういう形にしよう、というコンセプトのようなものはあったのですか?

 
KEITA:コンセプトというより、今MAIKOが言ったようにバンドの今までの歴史を1枚のCDにしました、という感じだったので。
 
MAIKO:「はじめまして」の1stアルバムなので、「これが私たち7!!です」という1枚になる、ということをふまえて、曲を聴いて7!!がどういうバンドかわかってもらうために、デビュー前の曲から最近の曲までを全部入れました。
 

—結成から8年、デビュー丸2年の、まさに”歴史”が詰まった1枚なんですね。(インタビュー収録の2日前に)みなさんが出演したラジオで、MICHIRU君が「このアルバムは7!!の成長が分かる1枚だ」と話していたのが印象的でした。そこで今回の特集記事では、7!!の「成長」「歴史」を、アルバム収録曲とともに振り返っていきたいと思います。

 

まずはアルバム収録曲の紹介から。
メンバー4人全員が作詞作曲を行う7!!、そのクレジットにも注目です。
 
M01. ドキドキ 作詞&作曲:MICHIRU
M02. 弱虫さん 作詞&作曲:MICHIRU
M03. ラヴァーズ 作詞:MAIKO 作曲:MICHIRU&KEITA
M04. 眠れない夜に 作詞:MAIKO 作曲:KEITA
M05. さよならメモリー 作詞:KEITA 作曲:KEITA&MAIKO
M06. 虹色 作詞&作曲:MICHIRU
M07. フォーリン・ラブ 作詞&作曲:KEITA
M08. 愛の言葉 作詞&作曲:KEITA
M09. 君と私のバラード 作詞&作曲:MICHIRU
M10. スノーマン 作詞&作曲:NANAE
M11. スウィート・ドライヴ 作詞:KEITA 作曲:MICHIRU&KEITA
M12. ブランコ 作詞&作曲:MICHIRU
M13. バイバイ 作詞&作曲:MICHIRU

 
…そして、これらの楽曲を、制作された年代順に並べると、このようになります。
 

-高校生の頃-
M07. フォーリン・ラブ
M13. バイバイ

-19~20歳の頃-
M04. 眠れない夜に
M08. 愛の言葉
M09. 君と私のバラード
M10. スノーマン
M12. ブランコ

-2011年-
M03. ラヴァーズ
M06. 虹色

-2012年-
M01. ドキドキ
M02. 弱虫さん
M05. さよならメモリー
M11. スウィート・ドライヴ

 

【MICHIRU】「詞は、結構適当に言葉を歌うんですよ。そうすると面白い言葉が出てくることが多いので」

 

—メンバー4人全員が曲を作る!というのが7!!の持ち味の一つだと思います。そこで、今回のアルバムに収録されている曲にまつわるエピソードや、普段の曲作りに関して、一人ずつ伺いたいと思います。まずはMICHIRU君から…今回のアルバムのクレジットを見ると作詞&作曲だけでも6曲と一番多いのですが、中でも13曲目「バイバイ」は高校生の頃の作品ということで…

 
MICHIRU:そうですね。この曲はサビの「マイナス1℃の雨が降る」が印象的だとよく言ってもらえるのですが、自分の中でも「マイナス1℃」というフレーズが引っかかっていて、どうしても使いたいなぁという所から曲作りが始まりました。どう使おうか考えて、恋愛で流す涙とマイナス1℃の雨を組み合わせました。7!!結成当初に完成した曲で、高校生時代からライブでもずっとやり続けてきた曲なので、思い入れの強い曲です。
 

—ということは、前回のインタビュー時に伺った「神ファイブ」にこの曲も入っていたわけですね?

 
MICHIRU:そうです!この曲がよくトリを飾ってました(笑)
 

—そもそも「マイナス1℃」は一体どこから来たのでしょうか?

 
MICHIRU:それは僕も不思議なんですよね。ずっと心の中で引っかかっていた言葉なんですけど…
 
NANAE:降りてきたー!
 
MICHIRU:降りてきたってやつなのかな(笑)沖縄でなかなかマイナス1℃は体験できないので、憧れもあったのかもしれません。「マイナス1℃の雨が降る」というフレーズでずっとメロディを考えていたので、サビから作った曲です。
 

—普段の曲作りでもフレーズから入ることが多いですか?例えば最近作った「ドキドキ」や「弱虫さん」は…

 
MICHIRU:割とギターを使ってコードというかカラオケみたいなものを作って、それに合わせて下りてくるメロディを鼻歌で歌って…ということが多いですね。詞は、結構適当に言葉を歌うんですよ。そうすると面白い言葉が出てくることが多いので。1曲目「ドキドキ」もそういう作り方で、「ナントカ、キラキラ、ドキドキ~」みたいにフレーズを作っていきました。
 

—なるほど。今回のアルバムの中で、自分の中で一番思い入れの強い曲はどれですか?

 
MICHIRU:12曲目「ブランコ」ですかね。7!!の曲は10代の女の子を主人公にしたものが多いのですが、この曲だけはそれよりちょっと上の世代、20代の設定で作りました。10代のファンのみんなにはもちろんですが、そうした大人の女性にも聴いてほしいと思って作った曲です。この曲は、自分が20歳の頃、バイトの休憩中に公園でブランコに乗ってるカップルがいて、遠くで子どもが遊んでいて…というシチュエーションを見た時に、「そういう物語を曲にしよう」と思って作りました。普段はサビから作ることが多いですが、Aメロからすらすらと作っていきました。
 

【NANAE】「歌詞を書きたくなるのは、辛かったり悔しかったりした時の方が多いですね」

 

—では続いてNANAEさん。今回のアルバムでは10曲目「スノーマン」の作詞&作曲を手がけていますね。

 
NANAE:これは私が10代の頃に作った曲です。冬の歌を作りたくて、私の中で「冬と言えば雪」で、沖縄は雪が降らないからすごく憧れがあったのです。でも自分の目で見たことがなかったので、どうしようかなぁと…そんな時、ふと私の部屋にあったスノーマンのぬいぐるみが目に入って、「これで物語を作ろう!」と思ってスノーマンのDVDを借りてきました。スノーマンって、セリフが一切なくて、バックに「Walking in the Air」が流れているだけですよね。そしてあの切ないストーリー…そんなスノーマンの世界観にインスピレーションを受けて、スノーマンを「大切な人」に置き換えて、その人が溶けてしまう=遠くへ行ってしまうっていうテーマで曲を作りました。
 

—確かにスノーマンは泣けますよね!曲作りは詞とメロディ、どちらが最初でしたか?

 
NANAE:言葉がないのにとても切なくなるんですよね。それが強く印象に残りました。この曲は元々メロディを先に作っていて、切ない曲になるかなぁと思っていた時にスノーマンの物語を観て、「これだな!」と思って、歌詞を書きました。
 

—先ほどの「マイナス1℃の雨」にも通じるような「冬への憧れ」があるのでしょうか。沖縄の冬って実際どんな感じなんですか?

 
NANAE:沖縄は12月頃まで割と暑いんですよ。天候は大体曇っていて、木は葉っぱが全部落ちちゃって…クリスマスも東京みたいにイルミネーションがなくてさみしい感じですね。だから余計に雪の降る光景に憧れが強いのだと思います。
 

—なるほど。普段はどのように曲作りをしていますか?

 
NANAE:私の場合は楽器をやっていないので、鼻歌から作ることが多いです。以前MICHIRUからギターを教えてもらったことがあって、その時に教わった簡単なコードを拾って作ることもあります。また、私は映画を観ることが好きなので、映画のかわいい情景を自分の言葉にしたり…でも、歌詞を書きたくなるのは、楽しかった時よりも、辛かったり悔しかったりした時の方が多いですね。吐き出したいけど吐き出せない思いを言葉にして…だから、歌詞を書き溜めているノートは誰にも見せられないですね。暗すぎて(笑)
 

—そうなんですか?全く曲から想像がつかない(笑)

 
NANAE:だから「お前の歌詞は重すぎる」って却下されることが多いですね。そういうものは自分の中で溜めておいて、いつか曲にできたらいいなと思いますが(笑)、7!!の曲を作る時にはもうちょっとラフな感じで作るようにしています。
 

【MAIKO】「ナルトとサスケみたいな関係…MAIKOだったら、あぁNANAEかもしれないと思って」

 

—続いてMAIKOさんに伺います。詞を手がけた3曲目「ラヴァーズ」はバンド愛、メンバー愛に溢れる曲だということですが…この曲はどのようにして作られたのですか?

 
MAIKO:これは2ndシングルで、アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のオープニングの書き下ろしとして作られた曲です。1stシングル(7曲目「フォーリン・ラブ」)の時は、既に出来上がっていた曲が映画の世界観とマッチしていたということでテーマソングに選ばれたのですが、その時は7!!初の書き下ろしだったので、「どうしよう」というのがまず一番にありました。作詞はめちゃめちゃ苦労しましたね。
 

—特にどういったところが苦労しましたか?

 
MAIKO:「NARUTO」に寄せすぎると7!!じゃなくなっちゃうので、7!!らしさもありアニメとも寄り添っている世界観が作れたらなと思って、何回か書き直して出来上がりました。ナルトとサスケみたいな、身を削ってまで親友を助けに行くような強い友情に共感して、命かけてる感じがすごいなぁと思って。じゃあ実際にMAIKOだったら(そういう相手は)誰なんだろうと考えたら、あぁNANAEかもしれないと思って。そこでNANAEのことをよくよく考えてみたら、NANAEってあんまり涙を見せないし、強がっているわけじゃないけど、頑張り屋さんというか。そんなお母さん的存在であるNANAEMAIKOはいつも助けられている感じなので、そういう人を今度は逆にMAIKOが引っ張っていける立場になれたらなぁと思って、歌詞を書きました。
 

—そこにナルトとサスケの関係が重なるわけですね。

 
MAIKO:これだったら「いいとこどり」というか、NARUTOでも7!!でもある世界観が作れたと思って、嬉しかったですね。実際に私たちだけではなく、聴く人達にとっても誰かしら大切な人がいると思います。家族、恋人、友人…そういう大切な人を守りたい、一緒に生きていきたいという思いを共感してもらえたら嬉しいです。でも、「ラヴァーズ」はMAIKOだけじゃなくてメンバーみんな一番苦労した曲だと思います!
 
KEITA:そうですね。メロディラインもこだわって、最後の「夏の空~」の所は何十種類もパターンを作った中からどんどん絞っていって、それでも一つに絞れなくて、2パターンをレコーディングして、最後の最後まで悩んで今のパターンに決めました。
 
MAIKO:そういった意味で、「ラヴァーズ」は一番心に残ってます。その分かわいいです、コイツ!
 

—初歩的な質問で恐縮ですが、「書き下ろし」の場合、そういう話が決まった段階で誰が作詞、誰が作曲、とか最初に担当を決めるんですか?

 
MAIKO:ケースバイケースですね。「ラヴァーズ」の場合は元々MICHIRUKEITAがそれぞれが作っていた曲のかっこいい所をとって合体させて、その後確か、電車の中で「それMAIKOがやりたい!作詞させて!」と言ったと思います。
 

—なるほど。NANAEさんのことを思って書いたというのは、敢えて黙っていたんですか?

 
MAIKO:黙っていたというか、自分の中でのイメージだったので敢えて言わなくて、曲をリリースした当時のインタビューで曲について聞かれた時に初めて心の内を明かしたというか…それをNANAEが隣で聞いて「ン?」って感じで(笑)
 

—初めてそれを聞いた時どうでしたか?

 
NANAE:びっくりしましたね!まさか自分を題材に書いてくれているとは思っていなかったので。びっくりしたし、それを聴いた後から、それまで以上に大切に歌わなきゃなと改めて思ったし、これを歌うからにはずっとMAIKOとこれまで通り、しっかり歩んでいかないといけないなと思いましたね。もしも今後、MAIKOとめっちゃケンカしてバンドが解散してしまったら、この歌は歌えないと思います。
 
MAIKO:以前、ちょっと険悪になってしまった時期があったね。
 
NANAE:そう、ケンカとまではいかないけど、ずっと一緒にいるうちにお互いにいらいらして冷たい態度を取ってしまった時期があって、「このままじゃだめだ」と思って、「ごめんね!」って一言言ったんですよ。そうしたら「MAIKOもごめんね」ってなって。それまでやっぱり「ラヴァーズ」が歌いにくくなっていたので、仲直りした時に第一声で「やっと『ラヴァーズ』ちゃんと歌える!」って言ったのを覚えてますね。
 

【KEITA】「イントロでウキウキする曲は絶対楽しいと思うので」

 

—ちなみに…他のメンバーについて曲を書いたとか、メンバー同士で曲を贈り合ったみたいなのはありますか?

 
MICHIRU:いやーないですねー(笑)「最近お前のベースに助けられてるYO!」とか?
 
MAIKO:気持ち悪い!(笑)
 
NANAE:ちょっとラップなのね。
 

—今後そういう曲を作る予定は…

 
KEITA:いや、ないですねー!
 
MAIKO:即答!(笑)
 
NANAE:作られても、歌いづらいよねー(笑)
 

—では、最後にKEITA君に伺います。今聞いたように「ラヴァーズ」はメロディ作りも大変だったそうですが…

 
KEITA:確かに、「夏の空~」の部分は何十種類も作って、それでもOKが出なくて、自分達も納得がいかず…何回も何回も聴き直して「やっぱり違う」って徹夜の作業が続いて、最終的に2つに絞りました。片方はキーを高めに設定して、もう片方は全体的にキーを低めにしながら、最後の「夏の空~」でガッと高くなる。最終的には後者が採用されたのですが、それも何回も何回も聴き比べて、あの時はみんなで毎日集まって何時間もその部分のメロディを考えました。そのうち、「いや、それ前に提出してボツになったやつだ」って感じでループにはまっちゃって。「このメロディ新しく作ったけど、どう?」「いや、それ前聴いた」みたいに(笑)
 

—そういった「聴き合わせ」は、いつも4人で集まってやるのですか?

 
NANAE:時と場合によります。自分一人で作ってきて提出する場合もありますが、「ラヴァーズ」の場合みたいに、一人の力ではどうしてもメロディラインが完成できなかったり、頭の中のボキャブラリーが足りない!と思った時には、全員の力を合わせて「こういうのはどうだろう?」と意見を出し合うこともあります。
 
KEITA:結局その「夏の空~」の2小節の部分だけで丸々3日間かかりましたね。
 

—そして、KEITA君が手がけた曲の中では個人的に8曲目「愛の言葉」のイントロが大好きなんですが、ワクワク感というか…イントロにこだわりを持って作曲しているのかなと思いました。

 
KEITA:そうですね。曲作りの上でイントロはとても大事にしています。普段、曲はギターで作ることが多く、割とノリで楽しく作ってます(笑)自分自身CDを聴いた時にイントロはめちゃくちゃ聴くし、イントロでウキウキする曲は絶対楽しいと思うので、「愛の言葉」のイントロも、みっちーに力説して、鼻歌で「こう弾いてー」って説明して、試行錯誤しながら最終的にはイメージ通りの音を弾いてもらうことができました。
 

【曲作りのシチュエーション】「カフェでこっそり」「明るい曲は海を見ながら」「沖縄の風とともに…」

 

—普段、曲作りはどんな所で、どういう時にすることが多いですか?

 
MICHIRU:最近自分で気づいたんですけど、俺、曲作りの前に部屋の掃除をしだすんですよ。すごくきれいにして、環境を整えてから「さあやるぞ」って作ることが多いです。
 
MAIKO:お片付けができない人は仕事もできないって本当かなぁ?
 
MICHIRU:…ま、それは置いといて(笑)、あと、ギターを持たずに曲を作ることもするようになりました。パソコンだけ持ってカフェに行って考えて…
 
NANAE:でもカフェだとさ、いざこのメロディ歌ってみたいなっていう時恥ずかしくない?
 
MICHIRU:歌ってるよ!メロディが下りてきたら電話が掛かってきたふりをして口ずさんでる(笑)
 
KEITA:僕の場合は夜が多いですね。(自分の部屋で)しっぽりお酒を飲みながら…色々出てくるけど、そのまま忘れちゃうんですよね(笑)
 
MICHIRU:酒飲みながらだとクサい言葉でも書けちゃうよね!
 
KEITA:そうそう!次の日見てゾッとする!「なんじゃこりゃ」って(笑)
 

—皆さん割と夜に作曲することが多いのでしょうか?

 
MICHIRU:曲によりけりですね。家が海に近いので、明るい曲を作りたい時は昼間海辺に行くし、暗い曲を作りたい時は部屋に閉じこもって作ります。
 
MAIKO:私はお風呂場とか、バイクに乗っている時が多いですね。沖縄の風とともに!移動中に出てくるので、でも運転中だから録音できなくて…路側帯にバイクを停めてから、みっちーみたいに電話しているフリして歩行者や車が行き交う中録音しています。
 
MICHIRU:それで終わった後聞き直したら車の音で聞こえなかったりするんだよね(笑)
 
MAIKO:そうそう!あと、お風呂でいいメロディが降りてきた時も、録音できないから、お風呂から上がるまでずっと同じフレーズを声に出して覚えているようにして…でもだんだん歌っているうちに気持ち良くなってきて、気づいたら違う曲歌ってるの!
 
NANAE:わかる!お風呂は響いて上手に聞こえるから歌っていて楽しくなるよね!
 

—あと、これも是非伺いたいのですが…歌詞は実体験と想像、どちらが多いですか?また、実体験ではない場合は何からヒントを得ていますか?

 
MICHIRU:僕の場合、物語を書く気持ちで曲を作っているのですが、割とその時自分が思っている気持ちや昔の出来事、心境を描いていることが多いですね。
 
NANAE:私も基本的には実体験が混ざっていることがほとんどなんですが、実体験でなく書く場合は、映画を観た直後にその時今自分が持っている感情を箇条書きにして、それを後から歌詞にするということが多いです。
 
KEITA:曲によって違いますが、実体験を入れる場合もあれば、全く作り話の場合もありますね。8曲目「愛の言葉」には全く自分の経験は入ってないですね。逆に11曲目「スウィート・ドライヴ」は自分の経験をもとに書いた曲だし、曲によって使い分けていますね。
 
MAIKO:私は妄想が多いですね。4曲目「眠れない夜に」は確実に憧れの曲で、ココアで指先温めたことなんてないし、MAIKOの家は敷布団だし…でもそういう現実では味わえないことを曲の中で体感しようということで妄想でストーリを書きます。あとは身近な人を振り返って書くことも多いです。「この人は過去にどんなことがあったんだろう」と妄想と現実を交えながら歌詞を書いてます。
 

—ちなみに、子どもの頃どんな遊びが好きでしたか?

 
MAIKO:私はシルバニアファミリー!友達の家に朝早くから行って、その子と話すとか遊ぶとかではなく、ずっとシルバニアファミリー(笑)言葉を発するわけではなく、頭の中でセリフを妄想しながらずっと遊んでるのがめっちゃ楽しいんですよ!めっちゃ盛り上がる!一人で!
 

—その辺が曲作りの原点になってるんですかね。

 
NANAE:人形遊びか…私やったことない。ずっと一輪車乗ってた!
 

—男子メンバーは何かハマっていた遊びはありますか?

 
KEITA:周りのみんなはゲームを持っているのに俺だけ買ってもらえなくて…やっと買い与えられたゲームボーイに超熱中しましたね!ポケットモンスターの赤!
 
MAIKO:MAIKOも赤!
 
NANAE:NANAEは黄色!
 
MICHIRU:子どもの頃、何してたかな…俺も人形遊びしてたよ。俺たちの場合はガンダムのちっちゃいやつを…
 
KEITA:あぁ二頭身のやつ?わかるわかる!
 
MICHIRU:そのプラモデルが好きで、それで戦争ごっこみたいな…
 
KEITA:それやったことある!俺は仮面ライダーでやってた。
 
MICHIRU:妹がいたので、リカちゃん人形みたいなのに、「オラ!」って…
 
MAIKO:リカちゃんやられた!(笑)
 
NANAE:遊びに関しては男子メンバーの影響力は大きいですね。元々男子2人がマンガ大好きで、それに影響されて私たちも好きになったり、一時期は「ももてつ(ゲーム:桃太郎電鉄)」にハマって、練習スタジオ行ってそのままKEITAの家でずーっとももてつやったり…音楽もそうです。バンド結成当初は全然音楽を知らなくて…その時KEITAJUDY AND MARYを教えてくれて、大好きになりました。
 

【憧れ】「YUKIさんに会いたくて、歌を…」「TAKUYAさんはすごすぎる…」

 

—JUDY AND MARYは皆さん4人とも大ファンなんですよね。デビュー後に出会って影響を受けた人、尊敬するミュージシャンも、併せて教えてください。

 
NANAE:そうですね!YUKIさんに会いたくて歌っていたと言っても過言ではないくらい、とても尊敬しています。また、デビュー後は同じ事務所にキマグレンがいるのですが、身近な先輩として色々教えてくれますし、ライブを観ると「追いつけるように頑張りたい」と思わせてくれます。
 
MICHIRU:去年TAKUYAさんにギターを教えてもらう機会があって、その時に改めて「この人はすごすぎるなぁ」と思いました。もちろんテクニックもすごいのですが、ライブパフォーマンスもかっこよくて、憧れの存在だなぁと思いました。
 
KEITA:僕は前回のインタビューでもお話しした、TOKIEさんですね。まだ実際にお会いしていないので、いつか会えたらと思います。
 
MAIKO:私もKEITAから教わってJUDY AND MARYは大好きです。あと、すごいなぁと思ったのは、いきものがかりですね。同じレーベルメイトなのでライブを観させていただいたりスタッフさんの話を聞く機会も多いのですが、作曲レベルも、三人の関係性も、すごいなぁ、プロだなぁと思います。
 

—なるほど。尊敬するドラマー、目標とする人、みたいなのはいますか?

 
MAIKO:Stanton Mooreです!プロデューサーの方からGalacticというバンドを教えてもらって、「めっちゃ面白い!」と思って、最近はYouTubeでStanton Mooreのドラム講座を観て練習しています。絶対7!!のドラミングで使いませんが(笑)
 

—楽しい話は尽きないですが(笑)最後に、ニューアルバム『ドキドキ』の聴きどころや、読者の皆さんへのメッセージをお願いします!

 
MICHIRU:デビュー前に録った音源と最近録った音源とで、表現力が全く違うので、そういった所も聴き比べると面白いと思います。特に僕のギターソロとか(笑)成長がわかる一枚になっていると思います。
 
NANAE:私たちは4人作詞作曲するバンドなので、この『ドキドキ』の中にもそれぞれの個性が詰まっています。何回か聴いていくと「みっちーの曲ってこういう曲だな」「MAIKOの歌詞ってこういう歌詞なんだな」という雰囲気がつかめてくると思うので、そこも楽しんでほしいと思います。
 
MAIKO:7!!は音楽の楽しさを伝えることや、7!!が楽しく演奏する姿を観て「わ、うちらもバンドやってみたい」と思ってもらえることが目標なので、『ドキドキ』を聴いてバンドって楽しそうだな、うちのバンドでコピーしてみたいな、と思ってくれたら嬉しいです。曲によってもドラムの音が全然違うし、ミュートのかけ方も全然違ったり、すごくこだわって音作りをしたので、バンドのサウンドを深く聴いてもらえたらすごく嬉しいです。
 
KEITA:『ドキドキ』というタイトルは自然とこれに決まりました。僕らにとって人生初、バンド結成して9年目での初アルバムなので、自分たち自身もドキドキするし、曲も恋愛ソングが多いから「恋のドキドキ」を味わうことができるし、ファンの皆さんからも「早くアルバム出してください!」と言ってもらえていたので、受け取る側もドキドキすると思います。そういう、色んなドキドキが詰まった1枚ということで、このタイトルになりました。音もだいぶこだわっているし、8年間の歩みを聴いてほしいです。
 

 
4人一緒に漫画喫茶に行くほど仲の良い7!!の楽しいインタビューを2回にわたってお届けしました。アルバムの発売日が3月で卒業シーズンということもあり、「皆さんが今、卒業したいものは?」と聞いたところ、「ニキビ」「お菓子」(MAIKO)、「頭痛」(NANAE)、「タバコ」(KEITA)、「(恋愛に対して)チキンな所」(MICHIRU)…という回答!音楽に関するものが全く出てこない辺りに、4人の今回のアルバムに込めた迷いのなさ、自信を感じます。
 
「自分たちの音楽を聴いて、バンド楽しそう!やってみたい!」と思ってもらえるのが7!!の目標、と語る4人のライブは本当に楽しいし、このアルバムをきっかけにますます7!!を目標にする中学生、高校生バンドが増えそうです。6月からは全国ツアーも始まる7!!の活躍を今後も注目し続けたいと思います!
 

◆1stアルバム『ドキドキ』発売記念!
 7!!&ご当地アイドル★日本縦断ドキドキちゃんぷるーツアー!!

★1stちゃんぷるー!【バニラビーンズ】
→終了、近日BEEASTでレポート記事を公開予定!
★2ndちゃんぷるー!【しず風&絆〜KIZUNA〜】
・2013年03月16日(土)【名古屋】HMV栄
★3rdちゃんぷるー!【Dancing Dolls】
・2013年03月23日(土)【大阪】阪急西宮ガーデンズ
★4thちゃんぷるー!【テクプリ】
・2013年03月24日(日)【仙台】新星堂カルチェ5仙台
★5thちゃんぷるー!【LinQ】
・2013年03月30日(土)【福岡】キャナルシティ博多
★6thちゃんぷるー!【フルーティー】
・2013年03月31日(日)【北海道】札幌ペニーレーン
★7th ファイナルちゃんぷるー!【RYUKYU IDOL】
・2013年04月07日(日)【沖縄】サンエー那覇メインプレイス
※詳細は7!!オフィシャルホームページ

 
◆『ドキドキ』発売記念インストアイベント
・2013年03月16日(土)【名古屋】アスナル金山
START 15:00
・2013年03月17日(日)【浜 松】プレ葉ウォーク浜北
START 12:00
・2013年03月20日(水祝)【川崎】ラゾーナ川崎
START 13:00
◆『7!!のうぷぷなツアー2013~ドキドキ~』
・2013年06月20日(木)【香 川】高松DIME
・2013年06月22日(土)【広 島】BACK BEAT
・2013年06月23日(日)【福 岡】DRUM Be-1
・2013年06月26日(水)【新 潟】CLUB RIVERST
・2013年06月28日(金)【宮 城】仙台darwin
・2013年06月30日(日)【北海道】COLONY
・2013年07月04日(木)【名古屋】Electric Lady Land
・2013年07月06日(土)【大 阪】梅田シャングリラ
・2013年07月07日(日)【東 京】渋谷CLUB QUATTRO
・2013年07月15日(月祝)【沖縄】桜坂セントラル

 
◆7!! オフィシャルサイト
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◆7!! メンバーブログ
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◆7!! ドラムMAIKOのTwitter
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