特集


TEXT:鈴木亮介 PHOTO:吾妻仁果

7月29日(火)、東京・代々木の音楽専門学校ミューズ音楽院にて、無料の公開講座「<夏休み特別企画>女子高生人気NO.1のメジャーアーティストにインタビュー体験しよう!」が開催された。
 
これは本誌BEEASTとミューズ音楽院、EPICレコードがタッグを組んで実現したもので、イベントの主役は女子高生注目度No.1バンドとして10代男女を中心に大人気の7!!(セブンウップス)だ。イベント開催翌日(30日)に9thシングル「スタートライン」のリリースを控える彼らに公開インタビューを実施。普段はなかなか見ることのできないプロの取材の現場を生で見ることができるほか、運が良ければメンバーに直接インタビュー体験ができるかも?という、またとない貴重な一夜となった。
 

7!! プロフィール
左からNANAE(Vocal)、KEITA(Bass)、MAIKO(Drums)、MICHIRU(Guitar)。
2004年、高校2年の時に結成した沖縄出身・在住の男女4ピースバンド。メンバー全員が作詞・作曲を手がける。
バンド名の由来はボーカル「NANAE(ナナエ)」の名前を「7(ナナ)」と「エッ!!」に分け、それぞれを英語に訳した「seven」「oops」をつなげたもの。
2011年、映画『高校デビュー』主題歌「フォーリン・ラブ」でEPICレコードジャパンよりメジャーデビュー。
海外でも人気のアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』や『君と僕。』等のテーマ曲に続々と起用され、2012年には東南アジア最大のアニメフェス「Anime Festival Asia Inodnesia 2012」に、2013年にはアメリカ・サンノゼにて行なわれたアニメフェス「Fanimecon」2013に出演。世界19カ国で楽曲配信されるなど、海外での注目度も急上昇している。
2014年は結成10周年を迎え、8月に2ndアルバムリリース、渋谷公会堂での初ホールワンマン後、全国ツアーを開催と精力的に活動中。映画『今日、恋をはじめます』テーマ曲の「弱虫さん」、1stアルバム収録曲「ドキドキ」に続き、2ndアルバム収録曲「太陽にKiss」が“渋谷の女子高生が選ぶ次に流行るアーティストランキング「kurucore」”にて第1位を獲得し、「kurucore」史上初の3冠を達成!

本企画はミューズ音楽院で教鞭をとるシューティングスター・今田真代表取締役と私鈴木がMCを務め、まずは来場者に企画の趣旨を説明。「インタビューの極意」や、今回のゲストである7!!の魅力、取材時のエピソードなどを話した。
 
 

 

そして、「これから始まる公開インタビューに備えて、ゲストの予習をしておこう」ということで、翌日にリリースを控える9thシングル「スタートライン」のミュージックビデオをスクリーンで上映。普段はパソコンやスマホの画面で視聴することの多いミュージックビデオを大きな画面と大音量でたっぷり堪能したところで、準備は万端!いよいよ、7!!メンバーの登場だ。
 
というわけで、ここからは公開インタビューの模様を余すところなくお伝えしよう。
 

辛さ苦しみ超えた先に広がる世界 「スタートライン」で聴く人の背中を押したい
—今も沖縄在住の皆さんですが、今回もシングルCDのキャンペーンでイベントや番組出演など全国を駆け巡っていますね。

 
NANAE:そうですね。女子チームは北海道から九州まで全国色んなところに行っているのですが、男子チームは沖縄でお留守番してることが多かったですね。
 
MICHIRU:そうですね…。僕ら、しゃべりの方がどうしても…(笑)
 

—飛行機の移動が多いと思いますが、飛行機は苦手じゃないですか?

 
KEITA:苦手っていう意識はないですね。
 
NANAE:すぐ寝ちゃうしね。離陸の前に爆睡して着陸とともに起きるという…気づいたら着いてますね。
 
MAIKO:旅名人です。荷造りも上手です!
 

—年中全国を旅しているようなものですからね。

 
MAIKO:本当そんな感じです。飛行機の中のすごし方はプロになってきてるので。
 

—さて、そんな7!!の皆さんが7月30日にシングル「スタートライン」、そして8月13日に待望の2ndアルバム『STARTLINE』をリリースされます。今回のインタビューではアルバムの話を中心に伺っていきたいと思います。

 
7!!:よろしくお願いします!
 

—バンド結成10周年という節目の年ということもあり、前作以上に思い入れのある作品に仕上がっていることと思います。まずはアルバムの制作経緯、出発点をお聞かせください。

 
MICHIRU:今年デビュー10周年を迎えるにあたり、僕たちが10年間音楽をやってきて感じたことや思ったことをアルバムを通して表現し、ここから新たな気持ちでスタートを切るんだという思いで『STARTLINE』というアルバムをつくりました。
 

—制作期間はどのくらいでしたか?

 
MICHIRU:前作『ドキドキ』は今まで録ってきた曲をそのまま1枚のアルバムに収めましたが、今回は短期間で一気にレコーディングに入ったので…どのくらいかな?
 
PhotoMAIKO:曲を作ったのはツアー(=2014年1月~2月に開催された「7!!のうぷぷなツアー2014~10周年だョ!どぅまんぎた!!~」)の前で、レコーディングはツアーの後だね。
 
KEITA:半年くらいかな?
 

—「こんなアルバムにしたい」という構想は、メンバー間でどんな風に話し合ったのでしょうか。

 
NANAE:デビューしてからツアーを回ったりライブをたくさんさせていただく機会が増えて、自分たちの中でやってみたいことが色々と見えてきました。「ボーカルと鍵盤だけの、7!!史上最も切ないバラードを作ろう」という試みや、スカアレンジのノリノリの曲、ロックな曲、シャッフルビートのアレンジにも挑戦したり…と、昔の7!!だったらできないことを詰め込もうって決めました。
 

—確かに10年間で、特にデビューしてから様々な経験をした7!!の集大成というか、『STARTLINE』は7!!のあらゆる側面が詰まった魅力的な1枚に仕上がっていると思います。

 
7!!:ありがとうございます!
 

—ではそれぞれの曲について伺いたいと思います。1曲目は7月30日発売のシングル「スタートライン」、そして2曲目が8thシングル「メロディ・メーカー」で、2曲ともMICHIRUくんの作詞・作曲ですが、「スタートライン」という曲はどのようにして生まれたのでしょうか?

 
MICHIRU:最初は、僕たちが10年間やってきて思ったことを曲にしようと思って書き始めました。ただ、「僕たち自身の曲」ということではなく、これを聴いた人が何かを始めるときに力をもらえるような楽曲にしたいと思うようになりました。聴いてくれる人の背中を押せる曲になっていたら嬉しいです。
 

—なるほど。自分たちの中で生まれた思いが、聴く人への思いへと広がっていったのですね。

 
PhotoMICHIRU:僕たち自身、デビューして…デビュー前もそうでしたが、楽しいことだけでなく辛い経験や苦しい思いもいっぱいしてきましたが、それを乗り越えてきたからこそ、(8月17日の)渋谷公会堂のような大きなステージにも立つことができるし、たくさんの人たちの前でライブができる!という喜びを感じることができています。この曲を聴く人にも同じように、今大変な思いをしている人にも、それを乗り越えてこそ広がる世界があるんだということを伝えられたらと思います。
 

—「トークが苦手…」とおっしゃってましたが、全くそんな感じがしないんですが…(笑)

 
NANAE:でもみっちー今日すごく緊張してて、ここに来るときに「NANAEちゃん相談があるんだけど…俺どうしても滑舌が良くならなくて、どうやったら滑舌が良くなるか教えて!」って言われて、一緒に喉のストレッチしたよね。
 
MICHIRU:(実演してみせる)それで、良くなった気がするんですよ~。
 
MAIKO:次からは毎日やれば?そうしたらライブでもいっぱいしゃべれるね。
 
MICHIRU:そうですねー……ほら、だんだん俺困ってきたでしょ(笑)
 

—そうすると、「スタートライン」という曲は歌詞が先に浮かんできた感じですか?

 
MICHIRU:僕は曲を作るときにだいたいサビ先行なんですよ。まず言葉と同時にサビの1フレーズを作っていきます。そこにAメロ、Bメロと付け加えていったり、詞先(=歌詞を先に作ってからメロディを乗せる方法)のときもありますし、階段を上っていくように作り上げていきます。
 

—なるほど。「スタートライン」もまずサビのところを…

 
MICHIRU:「抱きしめて受け止めて 悲しみも流した涙も いつか超えていける」というところを最初に、詞と音とを同時に作りました。
 

—アルバム2曲目の「メロディ・メーカー」もメッセージ性の強い曲ですが、こちらもサビをまず作っていったのですか?

 
PhotoMICHIRU:そうですね。沖縄に帰る途中の飛行機内でサビが浮かんで…
 
MAIKO:そうなんだ。初めて聞いた!
 
MICHIRU:それですぐにケータイに鼻歌を録音して、家に帰ってからギターを持って曲に起こしていくという感じで作っていきました。
 

—この曲の歌詞は、パッと思いついたというよりMICHIRUくんの心の底が綴られているような内容ですね。

 
MICHIRU:なんでこんなに人に自分の気持ちを伝えるのは難しいんだろう、とずっと思っていまして。いい曲を書きたいんだけどなかなか言葉がつながっていかなかったり…じゃあそういう気持ちを曲にしちゃえ、と思って書き始めたのがきっかけでこういう歌詞になりました。
 

—やはり曲を作るのは沖縄にいるときの方が多いですか?

 
MICHIRU:そうですね。最近は東京で作ることもありますが、大半は沖縄ですね。車やバイクに乗っているときに適当に鼻歌を歌っていると思い浮かぶことが多いです。
 

—4人全員作詞作曲をするのが7!!の持ち味の一つということで、他のメンバーにも伺いたいと思いますが、そのあたりどうですか?

 
NANAE:MAIKOも沖縄でバイクに乗ってるときが多いよね。
 
MAIKO:そうだよ。よく知ってるね(笑)。私もバイクに乗ってるときか、あとはお風呂に入っているとき。どっちもすぐにボイス録音できないから、「あ、ああ忘れちゃう」って思って復唱してるうちに全然違うメロディに変わっちゃって、「これじゃねえや」って(笑)。だいたいその繰り返しです!
 
MICHIRU:バイクに乗ってるときは路肩に止めて録るんだけど、家帰って聞いてみたら「ブオーン!」って(笑)。排気音がうるさくてかき消されてるんだよね。
 
PhotoNANAE:あと、あれよくない?夢を見ていて夢の中で曲が浮かんできて、「うわ、めっちゃいい曲!」って思って寝ぼけ眼で一生懸命録音するんだけど、後で聴き返したら全然そうでもないっていう。
 
MICHIRU:以前地方に行ったとき、KEITAと同じホテルの部屋に泊まったことがあって、夜中に物音がしたので目覚めたら、KEITAがベランダの外に出てるんですよ。こんな夜中に何してるんだろうと思って、翌朝聞いたら「メロディが降りてきたからベランダで録音してた」って。
 
NANAE:うぇい!かっこいい!(笑)
 
MAIKO:その曲どれ?
 
KEITA:いや、それはまだ曲に仕上げてないよ。サビだけ。
 

—今後聴ける日が来るのを期待しましょう。他の曲についても伺いたいのですが、アルバムのために録り下ろした曲も何曲かありますよね。6曲目の「太陽にKiss」は、最近できた曲ですか?

 
MICHIRU:これは「ReReハロ~終われそうにない夏~」とほぼ同時期なので、去年の夏にできた曲です。ストレートに「夏っぽい曲」を作りたいなぁと。前向きな気持ちになれる曲にしたいと思いつつ、ただ楽しいだけではない、切なさも込めた楽曲に仕上げました。
 

—こういう曲の歌詞はどういうインスピレーションを得て書けるものなのですか?

 
MICHIRU:この曲に関しては、去年の夏のツアー(=2013年6月~7月に開催された「7!!のうぷぷなツアー2013 ~ドキドキ~」)最終日の沖縄公演の翌日にメンバーとスタッフで打ち上げを兼ねてビーチパーティーをやったんですよ。そのときにみんなでバナナボートに乗って遊んで…そういう沖縄の海の景色みたいなものを自分の頭の中でイメージしながら歌詞を書きましたね。
 

—なるほど。7!!の楽曲には沖縄の海が詰まっているのですね。

 
MICHIRU:そうですね。結構ところどころに沖縄っぽさは入れていますね。
 

—歌詞についていろいろ伺いましたので、音についても伺おうと思います。音作りに関して今回のレコーディングでこだわったことや、エピソードなどありますか?

 
KEITA:基本的に僕らのレコーディングは沖縄のスタジオでやります。僕はベース1本だけで録って、指で弾くかピックで弾くかで曲の表情を変えています。ちょっと専門的な話をすると、僕の場合「ライン録り」といって、まず最初はアンプは通さずにラインのみでベース音を録ります。その音源をエンジニアさんが東京に持ち帰って「リアンプ」といって、そこでアンプを通した音を録音しています。
 

—沖縄のスタジオで音作りを完結させているわけではないということですね。もう少し詳しく教えてください。

 
KEITA:普通はベースを直接アンプにつないで音を出すのですが、「ライン録り」はまずベースをパソコンにつないでデータとして録音します。そのデータを東京のスタジオに持っていき、パソコンからアンプにつないでそこにマイクをセットして音を出し、完成した音を録っていきます。なぜこんなことをするかというと、一言で言うと音作りへのこだわりですね。東京のスタジオにしかない、それぞれの曲に合った音を出せるベースアンプをエンジニアさんがその都度選んでくれます。
 

「天使すぎる歌声」「三線取り入れたうちなーバージョン」 7!!の魅力が全て詰まった1枚
—そして、ボーナストラックに「この広い空の下で」、「弱虫さん」(初回生産限定盤)、「スノーマン」(通常版)のアコースティックバージョンの楽曲が収録されています。これはどういう経緯で収録が決まったのでしょうか?

 
NANAE:最近はアコースティックでライブする機会も増えて、「アコースティックもまた違った形でいいですね」と言ってくださる方も結構いるので、だったらアコースティックバージョンもよりたくさんの人に聴いてもらいたいと思って、ボーナストラックに収録することを決めました。歌もアコースティック用に録り直しています。
 

—バンドサウンドのときと比べて、歌い方はどのように違うのですか?

 
NANAE:アコースティックだと細かいところまで声が聞こえるので、息遣い(ブレス)は気をつけて、優しく息を吸うようにしています。
 

—NANAEさんといえば最近は「天使すぎる歌声」というキャッチフレーズで話題になっていますね。確かに今回のアルバムではNANAEさんのいろんな歌声というか、歌の表情が楽しめるようになっていると思います。

 
NANAE:ありがとうございます。7!!は4人それぞれ曲を作ってくるので、1人の女の子を主人公にしていても(参照:BEEAST太鼓判シリーズ第19弾アーティスト『7!!』)、それぞれの世界観があったり、スパイスが加えられて違う表情になっているので、それは歌っているときに楽しいなと思っている部分です。曲の表情によって歌い方を「これは意地悪っぽく歌ったほうがいいかな」「これはもうちょっと大人っぽく歌おう」と考えるようになって、今回のアルバムではいろんな表情が出せたと思います。
 

—曲によって表現を変えるようになった、というのは何かきっかけがあったのでしょうか?

 
NANAE:ごくごく自然にそうなったという感じですね。ライブで聴いてくれる人の反応を見て「こういう風に歌っているときだとそういう風に聴いてくれるんだな」と。ライブは直に伝わるので、そこでだんだんと自分の中で歌い方を意識するようになっていったのだと思います。
 

—そしてボーナストラックにはもう一つ、通常版の方に「弱虫さん(うちなー Ver.)」が収録されています。これもまたユニークな試みですね。

 
MICHIRU:僕らは沖縄出身なのに沖縄っぽい曲が一曲もなかったのがこれまでずっと悩みでした。今回10周年ということでスペシャルな曲をやろうと考えたときに、じゃあ沖縄っぽく三線(さんしん)を入れた曲を何か入れようという話になりました。そのために新たに曲を作っても良かったのですが、「弱虫さん」に三線の音色が合いそうだということで、はめてみたところぴったり重なったので、「弱虫さん(うちなー Ver.)」を録ることに決めました。
 
MAIKO:今回はアルバム全体を通して新たにチャレンジしていることがたくさんあります。
 

—三線奏者の宜保和也さんも一緒にレコーディングに参加されたのですか?

 
MAIKO:はい。一緒に参加していただいて、「イーヤーサーサー、ハーイーヤー」というお囃子も私たち4人と宜保さんの5人で激しくコーラスしまして…結構宜保さんが厳しい方で、メンズ(MICHIRUKEITA)にも「もっと楽しそうに!」と指導していただきました(笑)。私たちも「もっと自分の中の限界の高い声で歌って!」って言われて、あのお囃子すんごい辛かった!でも本当に楽しい曲ができたので、ライブではみんなに「イーヤーサーサー」を歌って疲れてもらって、うちらは演奏に集中する…というのをやりたい!
 

—男子メンバーがコーラスに参加するのも珍しいのかなと思うのですが、どうでしたか?

 
KEITA:そうですね。あとは今回のアルバムでは他にも「My ダーリン」でもコーラスに参加していて、毎回MICHIRUと同じブースに入って、マイクと向かい合うたびに緊張しだす2人(笑)
 
MAIKO:もう、すごいんです。うちの音楽プロデューサーからも「ダメンズ」って呼ばれていて。お歌がそんなに得意な方じゃないので、コーラスをやったときの声のガチガチの緊張感がマイクを通してうちらのモニターにも来ててね。「なんだこりゃ!本当にダメンズだ!」って笑いながら緊張をほぐしていきましたね。
 

—そんなメンズ2人のコーラスはライブでも聴けるのでしょうか?

 
KEITA:やってますねー。「My ダーリン」は何回かライブで披露したんですけど…
 
MAIKO:でもね、KEITAずるいんですよ!弾いてるベースとコーラスのリズムと違うので、人に頼るんですよ!ライブではMAIKOおーちゃんさん(サポートキーボーディストの大坂孝之介)とKEITAの3人でコーラスをやるんですけど、KEITAは気づいたらコーラスやってるふりだけしてサボってるんです!ちょっと、公言しといて!「僕ちゃんと歌うよ」って。
 
KEITA:いや、歌ってるよ。
 
MAIKO:声聴こえないもん!
 
MICHIRU:「弱虫さん」のコーラスの方は絶対に聴こえないね。
 
KEITA:あぁ、「弱虫さん」は、歌ってないです。
 
MAIKO:は?最悪!
 
MICHIRU:あそこの部分はみんなで歌おうねって…
 
KEITA:歌ってないっすね。気分が…俺の中では「なんか違うんだよな」って。
 
MAIKO:「フォーリンラブ」って言葉を言いたくないってこと?
 
KEITA:いや、演奏に集中したいんです。なので、歌ってないです。
 
MAIKO:うーん…納得いかないねぇ。
 
NANAE:あとで話し合いだね!
 

—アルバム『STARTLINE』の話をもう一つ。最後のトラック「この雨が降る前に」はMAIKOさんの作詞です。今回のアルバムはMICHIRUさんの作品が多いですが他のメンバーもそれぞれに歌詞にこめたメッセージがあるのかなと思います。

 
MAIKO:これはいつだったかなぁ…22~23歳の頃にMICHIRUから「この曲の歌詞を作ってくれ」と言われて。曲を渡されたとき既にサビの部分の「この雨が降る前に」というフレーズはあったんですよ。で、改めて歌詞を作り直そうと思ったときに、「この雨が降る前に」というフレーズはメロディとぴったり合っていて心地よかったので、この部分を活かして作りたいなと。7!!の歌詞の女の子はどこにでもいる子という設定なので、その女の子の日常のちょっとハッピーな部分を切り取ろうと…これは本当に、その辺の女の子の歌です(笑)
 
MICHIRU:でも、この曲の歌詞はMAIKOが全面に出ているよね。
 
NANAE:そう。最初に聴いたとき「MAIKOのことを歌った曲だ」って思った!
 
MAIKO:出ちゃうよね~(笑)。そう、みんないわく出ているらしいです。どの辺が?
 
NANAE:ハッピーなのに急に落ち込んでみたりとか、何も考えてなさそうなのにちょっと考えているところとか。「うわ、めっちゃMAIKO」と思って。私、レコーディングするときにはある女の子のフィルターを通してみんな曲を作るからその女の子の気持ちになって歌うんですが、この曲に関してはMAIKOになってみました(笑)
 
MAIKO:この歌詞は自分の中ではうまくできたなぁって思ってます。1番は「この雨が降る前に君の家へと帰りたい」っていう歌詞で、2番は雨が降っちゃって、好きな彼への疑問を雨にたとえて「洗い流してくれー」って歌っていて、ラストサビでは雨が上がって虹が出てその「虹のもっともっと先に出かけよう」っていう歌詞になっていて…一日の天気に心情もきれいに重ねられたかなと。
 

—なるほど。天候の変化と女の子の心の変化がうまく連動していますね。

 
MAIKO:この曲はちょうどアルバムのラストにもなっていて、「君とその先へ」という最後のフレーズも、7!!のCDを手にとって聴いてくれている人へのメッセージにもなっているかなと思います。7!!とあなたも一緒にこの先もずっとずっといようね、進んでいこうねというメッセージも伝えられているので、良かったなぁって思います(笑)
 
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—スタートラインに立って一緒に歩んでいこうと。確かに今作は最初の曲から最後の曲まで「聴く人に寄り添う」という一貫したテーマがありますね。と同時にこうしてメンバー4人それぞれのパーソナリティが全面に出た曲もあるわけですが…MAIKOさんはふだんどんな風に歌詞を作っていますか?

 
MAIKO:私は実体験をもとに書くことが多いんですが、自分が見たり聞いたりして感じたことをそのまま書くのではなく、「主人公の女の子だったらどう乗り越えるかな」と考えて作っています。でも、4人の中では一番ダメ出しされることが多いなぁ。
 
MICHIRU:MAIKOの曲って必ず誰か最後に死ぬんですよ。
 
MAIKO:昔はね!今はそんなことない!
 
NANAE:確かに、必ず最後に死に別れてた!
 
MICHIRU:MAIKOの中では感動する曲イコール誰かが亡くなる、という設定があったんだろうね。
 
MAIKO:だから、そのときから比べたら私成長したなぁって思います。暗かったのかな…当時。今はいろんな概念が増えました!
 

「逆に応援された初ワンマン」「4日後にOTODAMA出ない?」
—この10年間でさまざまなライブを経験されたと思いますが、4人が特に印象に残っているライブは何ですか?お一人ずつ教えてください。

 
MAIKO:ちょうど最近収録があって、「今まで印象に残ったライブはありますか?」っていう質問に4人がそれぞれ答える機会があったんですよ。
 

—なるほど。

 
MAIKO:そのとき、事前の打ち合わせで「じゃあMAIKOは沖縄のライブの話をするね」って宣言してたんですよ。それで収録が始まったらみっちーが「じゃあ僕から先に話します」って言って、それでこいつ堂々と「僕はやっぱり沖縄ですかねぇ」って言い出して(笑)…そのことを思い出したので、きょうはみっちーより先に言いたいと思います!
 
MICHIRU:僕はやっぱり沖縄の…
 
MAIKO:え?え?こいつー!
 
MICHIRU:いいよ、じゃあ言って。
 
MAIKO:いい?じゃあ…私はどこのライブも印象的なんですけど、特に地元・沖縄のライブが一番緊張するんですよ。
 

—あ、緊張するんですね?それは意外です。

 
MAIKO:そうなんです!沖縄の人はすごく「はじかさー」って言って、内気というか恥ずかしがりやの子が多くて、反応がダイレクトに返ってきにくいんですよ。きっと心の中は楽しんでるんだと思うんですけど、ちゃんと伝わってるかなぁって逆に私が緊張してしまって。あと客席に身内が多いのもあってダブルパンチで、沖縄は身が引き締まるライブっていうイメージがあります。
 

—ツアーだとだいたい沖縄は最終日ですよね。

 
MAIKO:そうなんです~!だから特に気合いも入っちゃって。でも楽しいんですけどね。
 

—では沖縄の話を聞けたところで、MICHIRUくん、どうでしょう?

 
MICHIRU:そうですね、2年前にインドネシアで…
 
MAIKO:こいつ!!その話はこの前NANAEが言ってたやつ!
 
NANAE:ね!人のものばっかりとる!
 
MICHIRU:初の海外ということで(笑)…日本とは違ってエネルギッシュな盛り上がり方をして、僕たちが日本語で歌っていても音楽って通じるんだなぁって感じて、印象的なライブでしたね。
 
NANAE:ネットで事前に勉強したり、日本語を覚えてきてくれていて、うれしかったですね。
 

—向こうの人、特にアニメファンは勉強熱心ですよね。

 
MICHIRU:コスプレとかもすごかったね。
 

—では他の方…

 
KEITA:僕は…東京で初めてワンマンライブをしたのが原宿のアストロホールで、それが印象に残ってますね。ワンマンが初めてだったし、それも地元じゃない東京ということで本当にガチガチだったし、まだ当時はアルバムも出していなくて曲数もそんなに発表していない中ワンマンをやって、観に来てくれたお客さんに緊張が伝わったのか僕らを逆に応援してくれて。
 
MAIKO:がんばれーってね。
 
KEITA:そうそう。それで僕らもやっと乗ってきて、最後はお客さんと一体になって…それが始まりで、そこから全国各地でライブをするようになったり、会場も段々大きくなっていきましたが、全てがあのアストロホールのワンマンから始まってるなぁって思います。僕らの原点ですね。
 
NANAE:私はデビュー前の話になりますが、今のプロデューサーと出会うきっかけになった小さいライブハウスがあって…本当に小さくて、登場するときもお客さんをかきわけて入って、みんなが箱みたいなものに座っている真ん中で演奏したことがあって。それにたまたま今のプロデューサーが観に来てくれて、「君たちはすごくへたくそだ。ただ、へたくそだけど楽しそうにやってるのがいいね」って言ってくださって。「いろんなところでライブやってみたい?」「やりたいです!」「じゃあ4日後にOTODAMA(音霊 OTODAMA SEA STUDIO)っていうところでライブがあるんだけど、来る?」って。
 

—急転直下ですね!

 
NANAE:4日後?急に来た!と思って、でもみんな二つ返事で「行きます!」って言って。それまで全然飛行機の乗り方もわからなかった私たち4人が4日後に飛行機に乗って、「音霊」(=当時 神奈川・逗子海岸)に行って、見たこともないくらいたくさんの人たちの前でライブをしたのは今でもはっきり憶えています。こんな私たちのようなガキンチョたちが私たちなりに一生懸命やってることに対して、お客さんはすごく温かく見守ってくれて。(そのライブはキマグレンとの共演)キマグレンさんのファンの方たちの温かさが伝わってきました。あのとき「はい!」って言ってライブやって良かったなぁって今でも思います。

観覧者からの直球質問!
公開インタビューは終始盛り上がる中、あっという間に予定時間を終了。後半は「観覧者によるインタビュー体験」ということで、事前に質問を寄せてくれた人を中心に7!!メンバーへ質問をぶつけた。

 
Sさん/女性:皆さんは楽曲制作をしていて煮詰まってしまうこともあるのかなと思いますが、そんなときに、自分なりの定番の切り抜け方というか、これをしたら乗り切れるという切り抜け方があれば教えてください。
 
MICHIRU:気分転換にまんが喫茶に行ったりジョギングしたりというのもありますが、一番効果があるのは人の曲を研究するということですね。歌本というコードが載った本を見て人の曲を研究すると、新しい視点が生まれて…マネするとは違いますよ!
 
NANAE:どうしても出てこないこともあるよね。そういうときはNANAEはあきらめて寝る!
 
MAIKO:MAIKOも!とにかく「もうやめた!」って。
 
Fさん/女性:今までバンドをやっていてやめようと思ったことはないですか?
 
KEITA:ないんじゃない?
 
MAIKO:やめようというか、やめさせられそうになったことはあります(笑)
 
7!!:(爆笑)
 
MAIKO:高校時代のMAIKOさん、性格が悪うございまして、「お前とはもうやっていけない!」と夜の公園に呼び出されてクビ宣告を受けたことがあります。それが2回!でも何とか今はいい子になって、食らいついてます。
 

—性格が悪いというのは…言える範囲でいいんですが、具体的にどう悪かったのですか?

 
MAIKO:自分のことをお姫様だと思ってたし…今は違います!昔はね、自分中心に世界が回ってると思ってたので(笑)、自分の思い通りにいかないとすぐ泣いたり、笑ったり…表現が素直すぎてみんながついていけなかったみたいで。とりあえずみかんの皮は絶対に自分でむきたくない。手が痛くなるし汚れるから嫌。誰かむいて!とか…魚も骨がついてたら食べない!って言って…。高校時代にNANAEの家にお呼ばれして行ったとき、出てきた料理のエビにからがついてて「からがついてる!これ食べられないなぁ」って言って、最終的にはNANAEにむいてもらったり。今考えたらとんでもない非常識な野郎じゃないですか!モンスターでしたが、やっと人間らしくなれました。
 

—相当なモンスターだったようですが(笑)、そんなに人の性格ってすぐに変わるものなのでしょうか。

 
MAIKO:最初にクビ宣告を受けたときに「ヤバい!自分って本当に性格悪いんだ」ってそのとき初めて気づいたんですよ。でもすぐに直せなくて、怒ったり感情を出したりしてしまって、2回目のクビ宣告を受けたときに「このまま7!!を辞めて、みんながデビューしてるのをテレビで見るのは悔しい!」って思ったんです。その悔しさをきっかけに意識改革が…未だに感情表現は激しいですが、メンバーが優しいからMAIKOは10年間バンドをやってこれたのだと思います。普通のメンバーだったらすぐに討ち首だったと思う(笑)
 
NANAE:KEITAは悩みすぎて「MAIKOの取扱説明書がほしい」ってずっと言ってましたね。今はね、いい子になって良かったですね(笑)
 
Wさん/男性:(ライブ演奏やレコーディングの際に使用する楽器が)KEITAさんはベース1本ということでしたが、MICHIRUさんは楽曲によってギターを換えていますよね。どういう基準、感覚で「この曲はこのギターを使おう」と決めているのでしょうか?
 
MICHIRU:実は結構気分みたいなところがありますね。レコーディングでは楽曲のアレンジを聴いて、バッキング中心だったら割とシャリッと、コードを弾いたときに抜けが良く聴こえるテレキャスターを使うことが多いですね。リードっぽいフレーズが多いときはギブソンのES-335を使ったりと、アレンジを聴いて考えています。
 
Wさん:レコーディングでは複数のギターを重ねて録ることができますが、ライブだと1つの曲では1本しか使えませんよね。そういう場合は何を優先するんですか?
 
MICHIRU:その曲でどういうフレーズをメインで弾くかによりますが、やっぱり最初にアレンジを聴いて選んだギターをライブでも使うことが多いですね。
 
(飛び込み参加)/女性:7!!の特に恋の曲が大好きなんですが、私は初恋がまだなんですよ。7!!の曲を聴きながら「早くいい人現れないかな」って思っているのですが、そんな素敵な曲を書いてる皆さんは、曲を作るときにいつも浮かんでくるような自分の体験とか、思い出深い恋のエピソードとかがあるんですか?
 
NANAE:あー…女子チームは結構あるんじゃない?若干どこかの曲のスパイスになってるかもしれない…けど、NANAEの場合は実体験より「こういう恋愛ができたらいいなぁ」「こういう人がいたらいいな」って妄想して曲を作ることが多いですね。
 
MAIKO:「眠れない夜に」は特にそうかも。若い頃の恋愛って本当にその人が中心でその人のことを考えたら眠れなくなったりとか…特に未成年だとおうちから出られなくて会いたいときに会えないことがあるから、そういう経験を土台にしつつ、あの曲は(そんな会えない日の)希望として「彼が会いにくる」という結末にしているので、実際に感じたことに理想を加えて作ってますね。
 

—では最後に、バンドの今後の展望を教えてください。

 
NANAE:7!!は今年結成10周年を迎えることができて、それは本当にたくさんの人が支えてくれたおかげだと思っています。ライブでももっともっと成長した7!!を観てほしいと思いますし、10年続いたのは4人が仲良くやってこられたからかなと思うので、これからも4人でずっと仲良くやっていけたらと思います。
 
MAIKO:今回のアルバムをレコーディングし終えて感じたことは、7!!の新しい、自分たちに対しての希望と期待と可能性を感じたんですよ。7!!はまだまだ新しいことをやっていけるな、まだ限界じゃないということをすごく感じられるアルバムが出来上がったので、それを引っさげてツアーに出られるのをすごく楽しみにしているし、もちろん大成功したいし、そして本当に今ここにいられるのは当たり前じゃなくて周りの人に助けられているっていうことをちゃんと実感しながら、一つ一つ、一人ひとり会えるのを大切にしながら音を届けていく、ということをここからまたスタートしたいと思います。
 
KEITA:大体言われちゃったな…(客席にマイクを向けて)渋公来てくれるっていう人?楽しみにしてるっていう人?…俺もだよ。
 
MICHIRU:それで終わり?えっと…今回のアルバムは前作よりいいものを作りたいというのが自分の中であって、このアルバムが出来上がったら死んでもいいやっていうぐらいの気持ちで曲を書いていたんですよ。だから、アルバムが完成したら本当にやりきったなぁって思うんだろうなって思ってたんですけど、実際に作り上げてみたら「あれ?俺たちもっともっとやれるな!」っていうことに気づけたので、これをスタートに3rdアルバムに向けてまた曲を書いていきたいと思います。あと、個人的には僕はしゃべりがつたないので…滑舌を良くしていきたいと思います!

 

 

インタビューが終わると、メンバーからライブのプレゼントが!イベント翌日(=7月30日)にリリースされるニューシングル「スタートライン」のアコースティックバージョンをしっとりと披露。温かい拍手に包まれると「あーなんかもっと演奏したいなぁ」と言うMAIKO。急遽、もう1曲演奏することに!
 
「じゃあ『この広い空の下で』と『メロディ・メーカー』と『弱虫さん』、どれがいい?」と観覧者にアンケート。「メロディ・メーカー」を推す声が多く挙がり、8thシングル「メロディ・メーカー」のアコースティックバージョンを披露。勢いよく響くカホンと跳ね回るアコースティックギターの音に合わせて、観覧者からは手拍子が起こる。最後まで7!!の4人らしい、アットホームな空気のままイベントは幕を閉じた。
 
 

   

メンバーの力強い言葉を聞いた後で聴く音楽にはいっそう説得力がある。7!!の魅力は今回のイベントの観覧者はもちろん、その友人や家族へとしっかり伝わっていくだろう。7!!のニューアルバム『STARTLINE』は8月13日より発売。そして8月17日からは渋谷公会堂でのワンマンライブと、それを皮切りに始まる全国ツアーが控えている。
 
口コミに加えてSNSの普及で「いいもの」を推す声は広まりやすくなったが、その反面、情報量の多さに嫌気がさしてか「宣伝」ということへの抵抗を口にする人も10年前に比べて倍増しているように思う。でも、原点に返ると「いいものを作り続けるために、その宣伝も含めてあらゆる努力をする」のがレコード会社の仕事であり、音楽専門学校やメディアはその役割の一端をともに担っている。
 
そんな「いいものを届ける舞台裏」に直接触れていただき、その仕事の意義を理解していただけるという意味でも、(手前味噌になるが)今回のイベントは意義深いものであったように思う。ここから音楽業界に関心を持つ高校生が一人でも現れてくれればうれしいし、こうした「読者参加型」を一歩深めた「読者(がメディアを)育成型」のイベントを本誌BEEASTでは今後も開催していきたい。
 
 

◆リリース情報
2ndアルバム『STARTLINE』
・2014年08月13日発売
初回生産限定盤(CD+DVD) ESCL 4255~4256 3,611円(税抜)
通常盤(CD) ESCL 4257 3,000円(税抜)
<収録曲>
M01. スタートライン
M02. メロディ・メーカー
M03. サンライト
M04. My ダーリン
M05. この広い空の下で
M06. 太陽にKiss
M07. ReReハロ~終われそうにない夏~
M08. Please Please
M09. I Stay
M10. ノスタルジア~ReReハロ~
M11. この雨が降る前に
【初回生産限定盤 ボーナストラック】
M12. この広い空の下で(Acoustic Ver.)
M13. 弱虫さん(Acoustic Ver.)
【通常盤 ボーナストラック】
M12. スノーマン(Acoustic Ver.)
M13. 弱虫さん(うちなー Ver.)feat. 宜保和也


◆7!! オフィシャルサイト
http://7oops.com/
◆7!! 結成10周年記念サイト「Happy Birthday 7!!」
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/7oops/10th/
 
◆ツアー情報
「7!!のうぷぷな日SPECIAL 10th Anniversary~渋公ちゃん、ばんみかちぇー!!~」
・2014年8月17日(日)【東 京】渋谷公会堂
 
「7!!のうぷぷなツアー2014~夏やっさー、はじまいんどー!!~」
・2014年08月19日(火)【札 幌】cube garden
・2014年08月21日(木)【仙 台】darwin
・2014年08月23日(土)【梅 田】CLUB QUATTRO
・2014年08月24日(日)【名古屋】CLUB QUATTRO
・2014年08月26日(火)【金 沢】AZ
・2014年08月28日(木)【広 島】ナミキジャンクション
・2014年08月30日(土)【長 崎】DRUM Be-7
・2014年08月31日(日)【福 岡】DRUM LOGOS
・2014年09月07日(日)【沖 縄】桜坂セントラル
 
9thシングル「スタートライン」
・2014年07月30日発売


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