コラム
エレキングの「おなかいっぱい」!
野村義男
1975年、姉の影響でフォークギターを手にし、1979年芸能界デビュー。1983年『The Good-Bye』を結成し、シングル「気まぐれONE WAY BOY」でバンドとしてデビュー。(1990年TheGood-Bye活動休止、2003年再開)現在は、浜崎あゆみバンド、世良公則GUILD 9、宇都宮隆U_WAVEなどに参加。自身のバンド、RIDER CHIPS、三喜屋・野村モーター's BANDでTOURを行う。ギタリスト、プロデューサーとして幅広いジャンルにて活動中。

おなかいっぱい、九杯目 ~バーガーとテナーギターに明け暮れたい日々~


さてさてお久しぶりな感じだわ~。みなさんお元気ですかぁ?
え~っと、ここ最近はレコーディングやライブで大忙しだったので、原稿やその他モロモロ…遅れてすみませんでした(謝)


 
でね、仕事ではもちろん、エレキギター/アコースティクギターを弾いてる私、このエレキングの「おなかいっぱい!」を読んでる人は知ってるでしょうが、私ことエレキングは、マンドリンやウクレレなどの郷土色の強い弦楽器が大好きで、それ以外ではダルシマ、シタール、沖縄の三線、はたまた中国の二胡や得体の知れない1弦楽器など、もちろん弾き方も判らない楽器を所有しており、家で時間のある時はとにかく触ってみて、弾き方研究などを研究しております(汗)
 
だってそうすれば、いつか仕事で使える事もあるかもしれないじゃないですか?その昔、小泉今日子さんの「怪盗ルビィ」でシタールを弾き、ブカブカの「お気楽娘はアロハオエ」ではウクレレにラップスチール、去年発売された田村直美の「アコーステック・ジャングル」というアルバムでは、マンドリン、ダルシマ、そして、一五一会…この K・Yairi の4弦楽器「一五一会」が、ここ数年のエレキングの大ヒット(遅っ!)
 
渡辺英樹(ex.C-C-B)との二十数年間、2人でやってるアコーステック・ユニット三野姫の2枚目のアルバム「わすれもの2」から「郷土弦楽器」(笑)が炸裂し始め、3枚目のアルバム「わすれもの3」ではダルシマ&マンドリンの夢の様なコラボも実現させる事が出来ました(笑)。更には2014年発売(今年)の4枚目「わすれもの4」では、一五一会、ウクレレで好き勝手に楽しくアルバム作りをしておりますので、気が向いたら、聴いてもらえると嬉しいです。笑えますよ(笑)。あっ、もちろん、ギターも弾いてます。


 
最近はそんな、一五一会のような4弦ギターにハマってる毎日で、家で弾くのは4弦ばかり…それも「テナーギター」にハマりっぱなしであります。どんな楽器かというと、弦は4本でボディは普通のアコーステックギターよりは少し小さめ、1920年代には Gibsonから発売されてるので、意外とギターの歴史の中でも古い楽器のようなのです。そもそもそれまで10弦の5コースだったギターが6弦になったのも1820年頃だし…あっ、100年は経っていますね(笑)
 
有名どころでは、Hall&OatesDaryl Hallがギター(エレキ)を持ってステージで歌う時に、テナーギターを弾いてる記憶が私には鮮明に刻まれているのであります。Gibsonではエレキのテナーも幾つか発売していたから、興味のある方は是非!オールドギターとしてすでにレアですが(汗)、チューニングは1弦から A,D,G,C が基本みたいなんだけど、色々な使用用途で変わるようです。
 
 
エレキングはテナーギターを2本持ってて、1928年製の「Gibson PG-1(Plectrum Guitar)」のチューニングはA,D,G,C。もう1本の新しい「Ibanez AVT1」はE,A,D,Gというチューニングにして楽しんでおります。もちろんギターに張る弦のゲージも考えないと、ネックをイジメる事になるので、チューニングに合わせたゲージを張るようにしましょう!(汗)でも本当にね、一気に世界観が変わるからなかなか面白いですよ、これが。ちょっと試してみる価値があるかも。
 
それとエレキングは、テナーギターとは、スケールもネック幅も違う4弦ギター「TR-1」を10年程前に沖縄で発見。もちろん今も持っててレコーディングでも使ってるんだけど、もう1本欲しくて、今年沖縄に行った時に販売元のタカラレコードを訪ねたんです。
 
でも聞いたらもう作っていなくて、「当時に作った本数で終了です」って言われて、がっくし(泣)。このギターは1弦から D,G,D,G チューニングで楽しめるギターであります。なんだか最近のロックでは7弦やら8弦…弦を増やすことばかりではなくて、逆に減らすのもいいんじゃない?と思う今日この頃です。


 
さあ、そんな愚痴をこぼしてるエレキングの最近の主食ですが、もっぱら、あちこちの「ハンバーガー」を食べあさっております(笑)。まあ最近に始まった事ではないのですが、元々バーガー大好き人間で、とにかく色々なお店の「ベーコン・エッグ・バーガー」または「ベーコン・チーズ・バーガー」の写真を写してきました。だって、バーガーって「これぞアメリカン!」なイメージ。
 
バーガーって、ROCKを感じるんだよね。エレキングが初めてアメリカ本土に上陸したのが確か15~6歳のころ。それまでマクドナルドが全てのバーガーだった世界観をアメリカは変えてくれました。「なんだこりゃ?でっかい!そして肉々しい!」と、とても衝撃的だったのを覚えています。
 
そもそもハンバーガーは1890年代にハンバーガースタンド(日本的には、屋台の立ち食いそば的かな?)から広まったみたいなんだけど、調べて行くとイギリスで生まれた「サンドイッチ」や、アメリカだけど「ホットドッグ」ともちょっと違うみたいなんだよね~。
 
だけど当時の名称は「ハンバーグステーキサンドイッチ」…う~ん、一体いつからハンバーガーが生まれたか調べてみたら、1834年にデルモニコっていうレストランのメニューに「ハンバーグステーキ」ってのがあったらしいんだけど、そのメニュー自体がニセモノらしい。いったいハンバーガーはどこから来たの!?でも、美味しいからいいんだけどね。
 
 
あっ、プチ情報だけど、マクドナルドは100%ビーフが売りだけど、てりやきバーガーはポークなのは知っていました?また1つ豆知識が入りましたね(喜)。それでさ、これはエレキング的観点なのですが、ハンバーガーって肉も野菜も穀物も全て一度に取る事が出来る総合健康食だと思ってるんだよね(笑)。いや~毎日バーガーでもOKだわ~。ちなみにバーガー達と時おり一緒に写ってる「ハンバーガーCAR」は大きさの比較をする為に置いてみました(笑)
 
 
いや~、今回は4弦ギターとハンバーガーでお腹いっぱいだぁ~。