コラム
ロックは現場で起きてるんや!〜三原流ライブ参戦記〜
三原勇希
中学生の頃モデルとしてデビューし、tvkの音楽バラエティ番組「sakusaku」のMCを三年務めたのち、日本テレビ「シューイチ」でトレンドレポーターなどのお仕事をしてきました! おしゃれと体を動かす事が大好きな、自称かなりのアクティブ女子です。ライブやダンスも大好きです☆ 出身地:大阪府 血液型:AB 星座:牡羊座 趣味:おしゃれと呼ばれる物全般・料理・散策

15/05/07 さだまさしU-30 Zepp Tour~30歳以下の方の為のコンサート~


5/7「さだまさし U-30 Zepp tour~30歳以下の方の為のコンサート~」
に行ってきました!

 


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え、何でまた、まっさん?!?!?!
しかもお前何でまっさんと写真撮ってんねん!!!
って思われた方も多いでしょう・・・
聞いてくださいな。笑
 

私がさだまさしさんの曲に感銘を受けたのはつい最近。
お仕事でお世話になっている皆さんとカラオケに行った時、
ある男性が「さだまさし歌いたい!」と
歌い出したのが「風に立つライオン」でした。

男性陣は口々に、この曲が実在する医師のエピソードに基づいて
さだまさしさんが書いた歌で、
「日本に残してきたけれど、もう違う男性の元にお嫁に行ってしまうという
恋人からの知らせへの返事なんだ」と教えてくれ、熱唱してくれました。

みんなも私も少し酔っていたけど、
それはメロディーと歌詞がすっと入ってきて、目の前にじわっと映像が広がるような
一瞬で人を引き込む物語でした。

実話に基づいているからか
いのちと大地の物語だからか
描かれた物語が美しくてまぶしすぎるからか
それとも日本という国への疑問を抱いた一説のせいか

私は何度もなんどもハートにジャブをくらったように
ひとつひとつの言葉に胸を打たれました。
さださんの歌にこんな言葉を使うのはちょっとおかしいかもしれないけれど
全てがパンチラインで
歌が、手紙が、物語が、進めば進むほどグッとこみあげてくるのでした。

正直ここまで歌詞に胸を打たれた歌ははじめてでした。

そのあと続けて聴いた「関白宣言」。
これから一緒になる奥さんに向け、”こうあれ”と亭主関白のさまを宣言している歌
当時女性蔑視だと社会問題になったというこの歌。
そうかなぁ?最後まで聞いたら優しい旦那さんやんか!

そのあと「関白失脚」を聴いてしまったもんだから
このどうしようもない愛らしさと人間臭さとユーモアに、
完全ノックアウトされたのでした。
 

そうして次の日から少しずつさださんの曲を聴きはじめました。
「案山子」「親父の一番長い日」「精霊流し」など代表曲から・・・
「グレープ」時代から数えれば500曲以上になるというさださんの曲。
私が聞いたのは代表曲のそのまた一握りですが、本当にどれをとっても衝撃でした。
さだまさし」というひとつのジャンルを初めて知った感じでした。

これは絶対、生で観たい!と思って調べると直近のライブが
「U-30~30歳以下のためのコンサート~」。

なんというタイミング。
私25歳。私のためのコンサートやんか!!!
場所もZeppという行き慣れた場所でハードル低い。
想像と違うけど、めっちゃ面白そう!

すぐに行くことを決めたけど、何人か誘ってみた友達はつかまらず・・・笑
結局ひとりで行くことに。
 

そうして迎えたコンサート当日。

開演時間の19時ぴったりに、拍手に包まれてステージに現れたさださんの第一声は

「あのねぇ、、、U-30って言ったでしょ!」

どっと湧く客席。ステージから見たさださん曰くU-30が3分の1、
アラサーが3分の1、「寿命がU-30の方々が3分の1」とのこと。笑
しょっぱなから喋る喋る、そして面白い!
 

ふっと歌い始めた次の瞬間、さっきまでの空気をぐっとひきしめる一曲目
「死んだらあかん」。

さっきまでの朗らかで面白いおじさん(すいません)ではなく、
気が引き締まるような言葉と、伸びやかで力強い歌声。
初めてライブに来た私はちょっと身構えるような、
どストレートな言葉をぶつけてくる一曲目。
この曲はこの時初めて聞いたけど、一曲目にこの曲を持ってくることと
初めて見るそのパフォーマンスに、 
今日はすごいものを目の当たりにするぞ…!と ドキドキしました!
 

一曲歌い終わり、さださんがオープニングアクトとして呼び込んだのは
まさかの、若旦那さん!湘南乃風のあの若旦那です。

そこからバンドセットの若旦那さんのソロライブが20分間。
は、激しい。さださんのライブに来てまさか、
若旦那さんに「歌え!跳べ!手ぇあげろ!!!」と怒鳴られるとは思わなんだ。笑

ですが、クラシックピアノとレゲエとラップで育った私です。
中学生のころ「純恋歌」が鬼のように流行ったし、
なんなら今でも歌詞見ずにだいたいうたえるくらい大好きで聞いてたし、
湘南乃風のアルバムも持ってたので、(本当の)U-30にはどんぴしゃの世代感。
他の曲も全部歌えたよ。笑 昔を思い出したなぁ・・・。笑
若旦那さんに引っ張られ、歌い飛び跳ねるZeppの自称U-30。笑 
大盛り上がりです。室温3度くらい上がった(三原調べ)。
 

さださんにまたバトンタッチしての2曲目、「防人の詩」。
「死にますか」「死にますか」と連呼され・・・
ぐっと聞き入ってしまい、身動きがとれなかった。
この曲はピアノのあまりの美しさに感動。
音楽監督でキーボーディストの倉田信雄さんでした。
・・・でも待って、一曲目で「死んだらあかん」って言ってなかったっけ。笑
さださん、ちゃんとそこに自分で突っ込みを入れて会場は大爆笑。さすがです。
 

今回はセットリストも
さださんが30歳になるまでに書いた曲”をやるということで、
普段ライブであまりやらないような曲をやったり
普段ライブでみんなが聞きたいであろう定番曲をやらなかったり
あとで聞くととても貴重な、かなりハイなセットリストだったみたいです。
とはいえ、大トリ経験曲が9曲もあるというのだからすごい。
 

これがライブ後公開されたセットリスト。
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初めて聴く曲が多かったけど、
特にぐっときたのは「主人公」と「君は歌うことができる」。

U-30へのメッセージとして選んだんじゃないかと思ってしまいました。
「主人公」は、今まで何度も行われてきたさださんの曲の人気投票で
決して1位の座を譲らなかった、さださんの代表曲。
圧倒的に女性人気が高い曲だそう。歌詞が女性目線だから共感するのかな。

あとで歌詞を見たら恋心を歌った曲だと知ったけど
ライブで聴いてるときは
「なにがあっても自分の人生は自分が主人公なのだ」
という詩に励まされる応援歌だと感じて聞いていました。
「君は歌うことができる」は最近の曲だけど
メッセージはほとんど同じように感じました。

どちらも「自分の人生を生きること」「愛」「いのち」全部をひっくるめて、
わかりやすい言葉で歌っている。それがすごい。響くところ。

M7とM8の間では、アドリブで「北の国から」をやってくれたり
それが「川の流れのように」に変わったりw

時間の割に曲数が少ないのは
漫談みたいなMCがライブの半分くらいあったから。
いつものことらしいけど、噂通りお話が面白くて最高に楽しかった。
ずっと観ていられる。
笑い転げて、ときに真面目に、幸せについてや親孝行について話してくれました。
 

いろんな挫折や苦労をして多額の借金を抱えて返して
62歳の今も休む暇なくそれどころか好奇心旺盛に働いて、
そんなさださんの言葉はとても豊かで生き生きとしていて説得力がある。
特に良かったのは「親孝行は、親が生きてるうちにするんじゃない。
親が元気なうちにするもんだ」という言葉。
次の日実家に会いに行ったよね。これ本当です(笑)
 

初”生さだ”(NHKの番組でなく)はとにかく衝撃の連続でしたが
一番驚いたのは「グルーヴ感」。

何も知らない私はさださんの曲って結構「暗い」イメージを持っていました。
でも今回のライブでは、沁みるフォークソングももちろんたくさんあるけど
すごくグルーヴィーで、クラシックなポップミュージックもそこにはあった。

もう音の隅々まで至極美しくて
それぞれの楽器の音の粒がきれいに立って
音が生き生きとしていて曲を奏でていく 
芸術でした。
そこにさださんのやさしい綺麗な声が一緒になって すぅっと体にしみこんできて
昔ソリストを目指していたというさださんのバイオリンがまた格好良くて

一流のバンドと一流のシンガーの素晴らしいパフォーマンスに、酔いしれました。

今まで数々のライブを観てきて、「音」に対してこんな風に感じるのは2回目。
一回目は山下達郎さんだったな。
 

とにかく、素晴らしく楽しくて感動しました。
本当にこの日観に行けて良かった。あらためてさださんのファンになりました。
ライブに行ったとSNSに書いたら、先輩や同世代の意外なまっさんファンも
みつかったことだし、また絶対観に行きたいです。
 

そして終演後まさかの事態が・・・・
 

以前、番組で共演して以来仲良くしていただいていて、
途中から一緒にライブを観ていたコロッケさんに、
楽屋へご挨拶につれていっていただきました。
何を隠そう、昔いちばん最初に私にさださんの話をしてくれたのは、
コロッケさんでした。
いつも誰に対しても優しくて懐が深い、たくさんお話をしてくれる、
コロッケさんのいちばん尊敬する人が、さださん。
その事が、さださんのことを知るきっかけでした。
 

ご挨拶させてもらってライブの感想を伝え、一緒に写真まで撮っていただきました。
ライブを終えてもすごくお元気! 写真の表情からも優しさが伝わってきますよね。
あぁ、、嬉しかった!涙

コロッケさんと、カラオケでさださんに出会わせてくれた、
人生の先輩たちに感謝です。よく思うけど、
この世界にたくさんある素晴らしい音楽にちゃんと触れる機会って意外と少ない。
自分で探しにいくことの労力は惜しみませんが、
偉大な人生の先輩達から得るものってやっぱり大きいです。

まだまだ聴いたことのないさださんの曲も、世界の音楽も、
素晴らしいものが未知溢れてる。わくわくします。
そこから吸収した教えやパワーを何かに還元して、人に優しくなりたいし、
自分で発信したり何かもっともっと成し遂げたい、、、!
とまで静かに思うのでした。

 


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 毎週土曜日17:00~、毎週火曜日11:00~
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・テレ玉ほか「フィッシング倶楽部」出演中(不定期)
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・上田ハーローFX 「三原勇希のFX COLLEGE」開講中
http://uhfx.jp/college/

 

◆三原勇希 オフィシャルブログ
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【レポート】「聖澤女学院物語 ラストディーバ」
http://www.beeast69.com/report/104747
【レポート】「東京タワー Club333 Night View DJ」
http://www.beeast69.com/report/92370
【レポート】BEEAST presents 三原勇希のロック女子会vol.1
http://www.beeast69.com/report/62822
【連載】ロック社会科見学 sakusaku 4代目MC・三原勇希に突撃取材!
http://www.beeast69.com/serial/sociology/29232


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