特集

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:三橋コータ、矢沢隆則、吾妻仁果、幡原裕治、曲香、タカシミッシェル

 
HARUNA(Vocal & Guitar)、MAMI(Guitar & Vocal)、TOMOMI(Bass & Vocal)、RINA(Drums & Vocal)の4人からなるガールズバンド・SCANDALが、2014年9月14日(日)から28日(日)まで、東京・赤坂BLITZと大阪・堂島リバーフォーラムで合計10日間のワンマンライブ、『SCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」』を敢行しました。
 
短期間にほぼ連続10日間のワンマンライブということに加え、「新曲を披露する」と予め明言したライブということもあり、SCANDAL史上最もアツいライブが連日展開されましたが、そんな激アツなライブをさらに盛り上げるべく、本誌BEEASTではSCANDALとタッグを組んだレポートコンテスト「ライブやるから書いてよ。」を開催しました。
 
10DAYSライブのいずれかの日に参戦し、そこで感じたアツい思いを文章にしたため、専用フォームより投稿してもらうという趣旨。1日目のライブを終えた9月14日の夜より、連日にわたりたくさんの作品を投稿いただきました。そして、その作品の秀逸さ、熱量の高さは、想定以上。非常にハイレベルな作品の数々に、審査は難航を極めました。選考はBEEAST編集部に加え、SCANDALメンバーも参加。最終的に、大賞の1作品と、各メンバー賞を1名ずつ4作品が入選決定。さらに、大賞まであと一歩という5作品を「BEEAST賞」として入選することが決まりました。
 
それでは早速、「SCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS」にて本誌フォトグラファーが撮影した未公開のライブ写真とともに、入選10作品の全文をご覧ください。
 

◆BEEAST×SCANDAL レポートコンテスト「ライブやるから書いてよ。」
 
概要:
9/14~28に赤坂BLITZおよび堂島リバーフォーラムにて開催されるSCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」に参加し、そこで感じたことなどを自由に書いて、BEEASTの専用フォームより投稿してください。(ライブレポ、感想文など形式は問いません。)字数は全角1200字以内とします。WebロックマガジンBEEAST編集部およびSCANDALメンバーによる選考の上、優秀作を選出。後日、本誌BEEASTにて作品を公開いたします。(公開にあたっては、主催者サイドで明らかな誤字や未発表曲名などの修正を行った上で公開する場合があります。ご了承ください。)
 
応募条件:
「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」のライブ参加者であること。応募作品点数の上限は、参加した日について1人1作までとさせていただきます。(※たとえば3日間参戦した人は各日1作ずつ、合計3作の応募が可能です。)応募作品は日本語で書かれた作品のみとさせていただきます。
 
コンテストへの参加費:無料
 
募集期間:2014年9月14日(日)夜~2014年10月14日(火)23:59まで
 
審査結果発表:11月上旬を予定
 
コンテスト特設ページ:
http://www.beeast69.com/scandal


 

【大賞】 あすりー(19歳女性)
 ファン暦:4年0カ月 9月14日(DAY1)参戦

 
繊細で穏やかな音を好む私と反対を走るガールズロックバンドSCANDAL。しかしひとたび彼女たちの魅力に取り憑かれてしまえば、音楽の好みの壁などそこには存在しない。10DAYSライヴ初日、ステージ下手側女性専用エリアの2列目。期待と興奮とで膨らんだ空気を私は大きく吸い込む。この空気こそがライヴの醍醐味だ。酔いしれてしまうほど気持ちがいい。ここから、さあ、ライヴが始まる。
 
始まりの低音が体に染み込む「SCANDAL BABY」。ライヴ前のRINAのアナウンスで和んだ雰囲気を一瞬にしてさらっていく。その熱を帯びたまま「Rising Star」へ。イントロで私の後ろから悲鳴があがる。無理もない。かっこいい以外の言葉が見つからない。続けてTOMOMIが甘い毒を吐く。「オレンジジュース」はそんな一見強気な、恋する女の子の歌だ。TOMOMIの色っぽさには毎回うっとりと魅せられてしまう。
 
ここで、最もライヴを感じる一瞬に出会った。HARUNAの歌詞の飛んだ、「ひとつだけ」。音楽とは、生ものであった。加速して「会わないつもりの、元気でね」から「STANDARD」へ。狂えといわんばかりである。頭を振ってぼやけた視界に映るのは生き生きとした表情の私たちだ。
 
新曲披露前のMCは今までどんなステージでも見せなかった緊張感が手に取るようにわかった。これだ、と思った。これこそが彼女たちの初の試みであり、出来立ての新曲をライヴで披露する意義であると。そこにはのっぺりとした録音された音はない。でこぼこの、不格好な、しかし手の中で大切に温められてきたその音は、何故だか、しかしもっとものごとく、私たちの耳に馴染んでいった。新曲1曲目、「お願いナビゲーション」はライヴ後も私の頭を離れない。また、曲と曲の間に通常ならメンバーの名前が呼びかけられるのだが、新曲の披露の緊張感が支配したのだろうか、会場が沈黙を守っていたことがとても印象的であった。2曲目「缶ビール」にはSCANDALの音の幅に驚いた。しっとりとしていながら依然としてロック。その非常識さが私たちを魅了する。3曲目「Image」は王道のロックだがそこに彼女たちの可憐さが加わる。女性の弱さと強さ、ずるさと愛らしさを彼女たちは包み隠さず表現してしまう。これこそ本物の強さだ。私たちはこれに惹かれずにはいられない。
 
新曲の間に披露された「スイッチ」、「夜明けの流星群」では会場が曲に溶けたような空間がそこにあった。メッセージ性の強さからドラムが普段以上に響いた。続く「Your song」。クールなロックの曲の時の表情とは一変、弾けるような表情と楽しそうな彼女たちの姿をみるだけで誰もが心を救われる。
 
そしてラストには「スペースレンジャー」、「DOLL」、「瞬間センチメンタル」と代表曲でステージは締めくくられた。新曲の初々しさ、もろさとは反対に堂々たる確立されたSCANDALがいた。ギャップに惹かれる現代のトレンドにおいて、この変幻自在の表情こそが、彼女たちを無敵のガールズロックバンドたらしめる所以であると確信させられた。そしてライヴの帰りはいつも同じことを思うのだ。また行きたい、と。
 

【HARUNA賞】 たくし(18歳男性)
 ファン暦:2年0カ月 9月24日(DAY7)参戦

 
この日がSCANDALを見る最初のライブで普段とは違う高揚感があり開演前から胸が高鳴る。
 
会場の暗転と入場SEに反応し上がる歓声。メンバー登場。挨拶代わりに投下された「会わないつもりの、元気でね」。イントロと共に観客の拳が突き上がる。SCANDALのライブでは定番と言える曲で口火を切った。その後「STANDARD」「EVERYBODY SAY YEAH!」と続き、観客との掛け合いの中で熱気を増幅させ、序盤から最高潮へ。
 
最初のMCでHARUNAが「今日はタイトル通り新曲もやるし、いつもの曲もやるし、ちょっと懐かしい曲もやっちゃいます」と宣言。そして「瞬間センチメンタル」で容赦なく観客のボルテージに追い打ちをかける。
 
ここで「東京スカイスクレイパー」「ひとつだけ」と懐かしい曲が演奏された。「東京スカイスクレイパー」ではTOMOMIのスラップが炸裂し会場を叩く。また、フロント3人のダンスで会場を沸かせた。「SCANDAL BABY」ではHARUNAが煽り、会場を躍らせる。
 
そしてここで、今回のライブのテーマの新曲が披露された。1曲目はHARUNAが作った「Graduation」。SCANDALらしいカラフルな印象の曲だった。2曲目はMAMIがボーカルを務める「本を読む」。可愛くもあり、優しくもあり、その曲の裏にある意味を探りたくなる曲だった。その雰囲気がMAMIの声にリンクし会場を包む。その後披露された「スイッチ」はアッパーな曲が中心の今回のセットリストの中で際立ってバンドの声と演奏を聴かせた。
 
心地よい雰囲気の会場を「下弦の月」で終盤へ向け再び上げていく。間奏ではRINAが迫真のドラムプレイ。空気を震わすシンバルが観客の心までも震わす。
 
そして披露された本日3曲目の新曲。「次のシングルにしたい」と語る「Image」。これもSCANDALらしい疾走感溢れる爽快なロックだ。
 
「Your song」では観客に声を出すよう求め、観客はそれに応える。「DOLL」で拳を突き上げ、手を叩き、タオルを回し、体を浮かせる。「次の曲が最後です」と告げられ披露されたのは「夜明けの流星群」。新曲を披露したこのライブの最後に演奏されたこの曲は歌詞の通り「SCANDALはもっと強くなれる、奇跡だって起こせる」と示しているかのようだった。
 
本編が終了しアンコールへ突入。台風の影響が心配されたこの日のライブだったが、まとまった雨も降らずに開催された。ということで披露されたのは「太陽と君が描くSTORY」。観客は全力でこのライブを楽しみ尽くす。最高潮のままライブは幕を閉じた。本当に笑顔の多いライブだった。SCANDALの笑顔がファンに伝染する。
 
だが、SCANDALが新曲を真剣に届けようとすれば真剣に受け取ろうとする。RINAがあるファンを指し示して会話する場面があったり、バンドとファンの繋がりの強さを感じた。
 

【MAMI賞】 まりーな(21歳女性)
 ファン暦:1年3カ月 9月15日(DAY2)参戦

 
9月15日、赤坂ブリッツは夏が戻ってきたような熱気に包まれた。
 
この日、およそ1500人を魅了したのは、4人組のガールズバンドSCANDAL。「急に来てもらってゴメン2014。~新曲やるから聴いてよ~」は彼女たちのホームタウンである大阪と東京の2つの街で、5日間ずつ開催された、まだCDとなって発売されていない曲を披露するという今までにないライブだ。
 
6月に東西アリーナ公演を成功させたSCANDALは、かっこいいと一言で表せないほど進化していた。
 
「赤坂ー!」というHARUNAの掛け声とともに、スピードと勢いのある「瞬間センチメンタル」でライブがスタート。続く「STANDARD」「太陽スキャンダラス」で早くも会場は一体感に包まれる。
 
「こんばんは、SCANDALです!」「『SCANDAL LIVE HOUSE 10DAYS急に来てもらってゴメン。2014~新曲やるから聞いてよ~』にようこそ!」と長いタイトルに少し噛みつつ挨拶するHARUNA。メンバーに「噛んだなぁ」と突っ込まれ、笑いをさそった。
 
「今日はタイトル通り新曲やります!懐かしい曲もやります!今日赤坂ブリッツに集まってくれたみんなで最高の夜にしようねー!」とHARUNAのお決まりの言葉で挨拶し、「プレイボーイ Part II」「プレイボーイ」が会場に放たれる。
 
懐かしの曲が来たと思いきや、7月に発売されたばかりの曲「Your song」「夜明けの流星群」と続き、会場は大盛りあがり。
 
「宣言通り、懐かしの曲をやりました」とHARUNA。「みんなで歌詞を持ち寄って作っていたから、初めは全然違う曲だった」とメンバーが懐かしの曲ならではのエピソードを語った。
 
「次は、どのアルバムにも収録していない曲です!『Graduation』」と曲紹介をし、観客は思うままに新曲を楽しんでいた。続く新曲はMAMIが「今年は、読書の秋にしたいなと思って作りました」という「本を読む」。タイトルに少し驚きつつも、曲が始まると、透き通るMAMIの声に、皆全身で聴き入っていた。静まり返った会場にTOMOMIがリードボーカルを務める「スイッチ」が放たれ、観客ひとりひとりの心に彼女たちの声が染みているようだった。
 
「新曲どうだった?」とHARUNA。「次も、どのアルバムにも収録されていない曲です。この曲を私たちは次のシングルにしようと思っています!『Image』」SCANDALのバンドの象徴であるかのようなクールな曲に、会場のテンションはMAXに。「SCANDAL BABY」では「みんな歌える?」とHARUNAが煽り、HARUNAの力強い歌声に負けないほどの観客全員の合唱となった。
 
HARUNAが「ラストです!みんなタオル準備してね」といって始まったラストの曲「DOLL」。熱気に包まれた会場に1500人全員が起こす、さわやかな風が突き抜け、本編は終了。
 
鳴り止まぬアンコールを受けてSCANDALが再び登場すると、会場はさらに盛り上がりを見せる。
 
本当にラストの1曲「EVERYBODY SAY YEAH!」ではSCANDALが全力で皆を楽しませ、最後を惜しむかのように楽しむ観客の姿が印象的だった。
 
あっという間に始まり、あっという間に終わってしまった2時間。SCANDALとファンが一緒に楽しめる空間は格別で、皆、彼女たちに明日への原動力をもらったに違いない。今までにやったことのないことに挑戦し、進化し続ける彼女たちに今後も目が離せない。
 

【TOMOMI賞】 (・8・)(21歳女性)
           9月27日(DAY9)参戦

 
「最高の夜にしようね」その言葉通り最高なLIVEをいつも届けてくれるSCANDAL。初めてSCANDALのライブに行ったのは2013年11月24日三島市民文化会館でのSTANDARDツアー。生で見たSCANDALのかっこよさ、可愛さに魅せられ、LIVEが終わりすぐにSCANDAL MANIAに入会した。
 
そこから、大阪城ホール、横浜アリーナに参戦し、横浜アリーナのLIVE直後に配られた紙に、SCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」とあった。これは行くしかない!と友達と応募し、友達、姉の3人で参加が決定した今回のLIVE。ライブハウスのLIVE自体行くのが初めてで不安だったものの、LIVEが始まってしまえばそんな不安が一気に消え去った。
 
新曲などの感想をたくさん語りたいところだけど、ちょっと違う目線での感想をSCANDALのみんなに伝えたい。このLIVEでとても印象に残っているのが近くにいた小学生になるかならないかくらいの小さな女の子。最初はお父さんが抱っこしていたけれど、そのうちにおりてしまった。危なくないかな、大丈夫かなと不安を抱きつつも、SCANDALに聴き入る。
 
「DOLL」~「瞬間センチメンタル」~「太陽スキャンダラス」とLIVEは怒涛の勢い。隣にはSCANDALのLIVEに初参戦の姉。昔のアルバムも聴いていた姉も知っている曲でとても楽しそうな様子に嬉しくなる。ふと女の子と目が合う。一緒にノるような素振りを女の子に見せれば同じように曲にノってくれた。
 
ちょうど手すりの前が空いていたこともあって女の子が危なくないスペースが出来ていた。女の子からはSCANDALのみんなの様子が見えなくても、自分たちと同じように手を振ったり、笑顔で曲を楽しんでいる姿に胸が熱くなった。
 
周りの人達もその女の子を気遣いながらも、LIVEを楽しんでいたように思う。ある女の方がキャン太のぬいぐるみを女の子にプレゼントしたり、女の子を抱っこして見せてあげたり、はまたま違う人が「こっちに気づいてあげて~」などとSCANDALにアピールして声をかけたりと本当にSCANDALのファンは温かい人たちばかりだと感じた。
 
女の子がLIVE終わりに「ありがとう」とみんなにお礼を言っていた。LIVEでこれほどの幸せな時間を感じれたことに、心がホッと温かい気持ちになった。
 
SCANDALには老若男女問わず楽しめる魅力がある。曲中での多くのコール&レスポンス、「東京スカイスクレイパー」の指差しなど、目でも耳でも楽しめるのがSCANDALの魅力の一つだと思う。LIVEに行くにつれ、どんどんどんどんSCANDALの魅力にハマっていく。新曲を引き下げたツアーが始まるSCANDAL。体調に気をつけて、万全な状態で日本から海外までまた多くの人に幸せを届けて欲しい。
 
p.s LIVEに夢中になりすぎて携帯を落としたけど、カウンターに行ったら携帯が届けられていたよ。やっぱり、SCANDALファンは優しい(笑)
 

【RINA賞】 やしきち(21歳男性)
 ファン暦:6年0カ月 9月14日(DAY1)参戦

「公演中の写真撮影および録音は・・・」
 
公演前に必ずされるアナウンス。いつも通りのアナウンス。しかし、会場がざわつく。僕も一瞬で気がついた。あの声は・・・RINAだ!周りの皆も徐々に気づき始める。沸き起こる歓声、感極まって涙が出そうになっている人もいる。メンバーの4人はお客さんを楽しませたり、盛り上げたりするのが本当にうまい。僕たちが想像もしていないことを次々とやってのける。
 
RINAやで!」
 
この一言で会場のボルテージは最高潮。そして、この言葉が合図かのように照明が落ち、ついに10DAYSの初日が幕を開けた。
 
前半は爽快なロックナンバーが続く。メンバーは相当気合が入っている。僕たちはメンバーに負けないように思い思いの声を出し、腕を振り、飛び跳ねる。そしてついに、
 
「新曲です。」
 
僕たちはこの一言を待っていた。新曲を披露すると公言していたこのライブ。もちろん皆の期待は大きい。でも、さすがSCANDAL。期待を裏切るようなことはしない。むしろ僕たちの期待をこえた新曲「お願いナビゲーション」を披露してくれた。SCANDALらしい疾走感あふれるメロディー。僕たちを酔いしれさせてくれた。
 
演奏が終わり、拍手、歓声が鳴りやまない。そのくらい素晴らしい曲だった。そして僕たちは油断していた。
 
「次も、新曲です。」
 
HARUNAから驚きの言葉が飛び出した。ある意味ほっとしていた僕たちの目が丸くなる。正直新曲を複数披露することは予想していなかった。彼女たちはどれだけ僕たちを驚かせれば気が済むのだろうか。
 
新曲2曲目、「缶ビール」。落ち着いた曲調にTOMOMIの声がマッチする。TOMOMIが言っていた、「秋深くなった頃、家の縁側で缶ビールを片手に口ずさみたくなるような曲」、まさしくその通りの曲だった。TOMOMIの特徴ある、きれいな声が赤坂BLITZに響き渡った。
 
ライブ中盤はどちらかというと落ち着いた雰囲気の曲が続いた。爽快なロックナンバーはもちろん、このように観客に「聴かせる」曲ができる。やっぱりSCANDALはすごいバンドだと改めて感じさせてくれるひと時だった。この後、HARUNAから驚きの一言が飛び出すことを、メンバー以外まだ誰も知らなかった。
 
「次はまた、新曲です。」
 
歓声で会場が揺れる。まさかまさかの3曲目。想像をこえたというより、いい意味で期待を裏切られたといった方がいいかもしれない。
 
新曲3曲目、「Image」。MAMIの力強く、繊細なギターの音が鳴り響く。特徴ある3連符のリズム、絶妙なボーカルの掛け合い、この先のSCANDALを「Image」して書かれた歌詞。どれをとっても20枚目のシングルにふさわしい曲であった。
 
いよいよライブもラストスパート。「DOLL」では会場が一体となり、皆でタオルを回す。何回もSCANDALのライブに参戦しているが、この光景は本当に素敵だ。SCANDALのライブにきてよかった、と思う瞬間の1つである。
 
1時間半があっという間だった。4人に圧倒されっぱなしの1時間半だった。そして、鳥肌で風邪をひきそうになった。笑
 
10DAYS初日 at 赤坂BLITZ、最高の夜だった。
 
 
ccb
 

 

 


MINI COLUMN:「ガールズバンド 日本代表」
 
芝居、オペラ、歌舞伎にロックが肩を並べる瞬間を目撃した。1時間半におよぶ、壮大な舞台。ステージに立つのは平均年齢24歳の4人。その名は、SCANDAL
 
「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」と題して東京・大阪10DAYSライブを9月下旬に開催した彼女たち。東京は赤坂BLITZで月火木金土とわずか6日間で5公演を敢行し、いずれの日もチケットは完売。その2日目に小生も参戦、2階席の最後尾を陣取った。
 
17時00分、定刻通りに暗転しSEがかかると、その瞬間に大歓声が上がる。RINA(Drums & Vocal)、MAMI(Guitar & Vocal)、TOMOMI(Bass & Vocal)、そしてHARUNA(Vocal & Guitar)が登場すると、都度沸き立つ。女性・子どもエリアの前に陣取ったMAMIが手を振ると、黄色い悲鳴!SCANDALファンの層の広さを感じる。
 
1曲目から、いきなりトップギア。観客一人ひとりが自分の思うタイミングで拳を上げ、文字通り踊り狂う。それでいて、形容しがたい一体感を感じるのは、音楽はもちろん照明の果たす役割も大きい。秒どころかフレーム単位で寸分の狂いもなく音に合わせて変化するライトは、タイミングばかりか明るさと色合いも絶妙。このメロディのここで、この色が来てほしい…なんて一々考えないが、何の違和感も持たないばかりか心地よささえ感じるのは、計算し尽くされている証。花火師の汗が音の向こうに見える。観客はジャンプしたり手をワイパーのごとく振ったりと、曲ごとにフロアの空気を異なる色に彩る。さすが「お客さんのプロ」とRINAに言わしめるだけの、一流の観客だ。
 
暗転すると、その都度大向う(=歌舞伎の呼び声)のような観客の声援がテンポ良く飛び交う。それを制すように、HARUNAがマイクを取る…この日、彼女たちのMCから「昨日はこうだった」「明日はこれを」といった話は一切なかった。5DAYS全てセットリストを変えるだけでなく、一つ一つのライブを「最高の夜にしよう」とする気遣いが、言葉の端々にまで徹底されているのだ。そして、彼女たちを2階最後尾から90分観続けていて、中盤から気づいた。表情がはっきりと読み取れるのだ。物理的には(まして視力の悪い小生の目では)あり得ないのだが、歌っている/演奏している彼女たちの表情が全部見える。一挙手一投足が、計算されつくされている。
 
「計算」「芝居」という言葉を、特にロック“ライブ”では嫌う。その瞬間の生き様を表現したものがロックだと。確かにSCANDALのライブにも予定調和は全くないし、同じ曲を同じ会場で聴いても毎回全て異なるのだが、彼女たちのライブは、それだけではない。偶然の熱量だけに依拠することなく、必然のライブをしている。
 
アンコールでツアーTシャツをまとって再登場したSCANDAL。パンツスタイルの衣装だったこともありTOMOMI自ら「パジャマみたい」と評していたが、パジャマでロックが、それも最高にかっこいいロックができて、全ての日のライブを「特別な夜」にできるのが、SCANDALが王者たる所以だ。
BEEAST副編集長・鈴木亮介 


 
   

 

【BEEAST賞】 かわかみ(29歳男性)
 ファン暦:3年6カ月 9月18日(DAY4)参戦

木曜日の赤坂BLITZ、いつもどおり若い学生たちから40代、50代と思しきヒトまで幅広いファンで埋め尽くされていて、ライヴが始まる瞬間の圧倒的一体感は何度SCANDALのライブに足を運んでも毎回興奮させられる。
 
「新曲やるから聴いてよ」と銘打たれたライヴだったが、ファンにとっては懐かしい楽曲も聴かせてくれて非常にサービス精神あふれるステージだった。「Rinsing Star」、「プレイボーイPartII」、「スイッチ」など懐かしさだけでなく、明らかに演奏が成熟してることにエラそうに言えば多いに感心させられた。毎年毎年あれだけの数のステージをこなすわけなので当然なのだけれど、バンドとしての安定感はこの2、3年でも格段にレベルアップしている。それを感じるのがまたファンとしてはライブの楽しみの一つだと思う。
 
そんな安定感を更に感じたのが今回の目玉である新曲たちだった。特にHARUNA作曲の「Graduation」はすばらしかった。曲自体は非常にストレートなものだし、これまでのシングルでコラボしてきたコンポーザーたちの楽曲に比べれば「キャッチーさ」には欠けるというのが正直な感想。ただし、作編曲を彼女たちが行っていることでよりSCANDAL感があり、まっすぐに伝わってくるものがあった。HARUNAの声が曲のトーンに無理せずマッチしているのはもとより、派手すぎない4人の演奏から「曲を届ける」という気持ちが強く伝わってきた。
 
とは言え、派手じゃないとは言いつつも、MAMIの安定したギターリフはオシャレ度が高く、そして個人的感想としてはTOMOMIの中低音を行き来するメロディアスなベースが圧巻だった。
 
20代半ばの女の子が弾いてるなどとはよほど思えない、先に書いた通り「成熟した」演奏に鳥肌が立った。
 
どんなファンでも、アーティストからふと気持ちや興味が逸れる、少し距離を置く瞬間や時期があると思う。それでも、いつもライヴに足を運ぶと間違いなく楽しませてくれる、そんな安心感がSCANDALの魅力だと思う。演奏でハードに揺さぶって『がまぐちポシェット』で和ませてくれる、そんなメリハリもSCANDALの4人ならでは。なぜかライヴが終わるといつも「ありがとう」と言いたくなる。まだまだついて行こうという気持ちになる。
 
 

【BEEAST賞】 ユージ(44歳男性)
 ファン暦:3年8カ月 9月24日(DAY7)参戦

9/24堂島。オープニングSEが終わるのを待たずRINAのカウントで始まったのは「会わないつもりの、元気でね」。ステージ後方から照らされる照明がミュージックビデオを思い出させる。この曲弾いてる時のTOMOMIは色っぽい。ゆらゆらと揺れながらベースを弾く姿からは大人の女性の色気を感じる。普段テレビや雑誌では見れない表情を見れるのもライブならでは。
 
続く「STANDARD」、RINAのドラムの音でそれと分かると会場のボルテージはMAXに。この曲は間違いなくSCANDAL最強の飛び道具だろう。後半、リズムを崩して歌うMAMIがかっこいい。
 
続くは「EVERYBODY SAY YEAH!」。ライブの締めにぴったりな曲だが、オープニングに持ってきたり中盤にしたり、SCANDALに定石はないのだろう、本当に自由なバンドだ。HARUNAの「もっと!」の声に3曲目にしてすでにフロアのあちこちで声が裏返る(笑)
 
軽くMCをはさんで「瞬間センチメンタル」。会場がさらにヒートアップしたところで「東京スカイスクレイパー」。大好きな曲なので嬉しい驚き。ライブでは暫らくプレイされてなかったのでなおさら。RINAの書く歌詞は映像が頭に浮かぶ曲が多い。タクシーの窓に映り、流れていく高層ビルの灯り。ガラス越しに見えるRINAの期待と不安の入り混じった表情。そんな映像が脳裏に浮かぶ。
 
気付くとてぃもが赤いジャズべを手にしている。やっぱりこの赤いジャズべはよく似合う。見せ場のスラッピング、音が気持ちよく鳴り響く。アルバムではサンプリングが多用されていたが、今日は同期の音がひかえめで、しっかりバンドサウンドになっている。この曲に限らず、もっと大胆にアレンジして、曲に新しい命を吹き込んでみるのもいいんじゃないかと思う。
 
続く「ひとつだけ」も久々にプレイされる曲。知らないファンも多いはずだがSCANDALらしい曲調おかげか自然なリアクションがおきる。個人的にも印象に残っているし、あまりプレイされてないのが不思議なくらいSCANDALらしさに溢れた曲だ。
 
そしていよいよ新曲。今日、最初に披露されたのは「Graduation」。HARUNAが初めて詞、曲ともに書き上げたこの曲はMAMIのオクターブから始まるラブサバ(=「LOVE SURVIVE」)をイメージさせる曲。少し抑え気味のテンポがこれまでのSCANDALにはなかった印象を与える。過去の恋を振り切って新しい一歩を踏み出す、そんな詞だろうか?HARUNAらしい歌詞だ。
 
続いてプレイされた新曲はMAMIの歌う「本を読む」。グレッチに持ち替えて少しクリアな音で始まった曲は、木村カエラの「リルラ リルハ」を思わせるリズムにYUKIに似合いそうなメロディ。TOMOMIRINAのコーラスがポップな色を加えている。歌詞は始まったばかりの恋の物語か?「君が本を読ーむ」たった一度聴いただけなのに歌い出しのメロディがしっかり頭に残ってる。
 
一転、照明が落とされ四人だけを照らす柔らかいピンスポットの中でプレイされたのは「スイッチ」。HARUNAMAMIのギターのハーモニーが美しく響く。ふたたびオトナモードのてぃもが切なく歌い上げる。
 
深くエフェクトのかかったコードをMAMIが鳴らすと始まったのは「下弦の月」。比較的新しいシングルだからなのか、この曲がきっかけでファンになった人が多いのか、MAMIのリフが始まるといくつも歓声があがる。この曲ではコール&レスポンスを楽しむというより、メンバーそれぞれが歌の世界を表現することを楽しんでいるように見える。他のどの曲より、しっかり聴いて感じたい、そんな曲だ。
 
そして今日3曲目の新曲「Image」。ブルース・スプリングスティーンの「Born to run」を思わせる疾走感全開のナンバー。「Graduation」でもそうだったがギターソロに入る前に曲を展開させ、しっかりとソロを聴かせる構成にしているのはMAMIのギタリストとしての自信の現れか。前の2曲は聴くことに集中していたファンが多い印象だったが、この曲では自然と声があがり会場のテンションが上がるのが感じられた。HARUNAが言うとおり、シングルに相応しい曲だ。みんな気に入ること間違いないだろう。
 
そしてエンディングに向け「Your song」、「DOLL」とパワーソングが続く。「Your song」では曲の後半ファンだけに歌わせる展開に。「もっとみんなの声を聞かせて!」というHARUNAのドSな要求に会場中のファンが全力で応える。仕方が無い、S(candal)に惚れたM(ania)の宿命、「最高の夜」にするために、力の出し惜しみなんてできるはずがない。今夜最高の盛り上がりをみせた「Your song」。これからSCANDALのライブに欠かせない曲になっていく、そう感じた。
 
そして本編ラストは「夜明けの流星群」。軽快なリズムと少し切ないメロディが会場を優しい空気で包む。と同時に心の中では充実感に満たされた思いと、別れに気付く淋しい思いが混ざり合う。タメの効いたエンディングの音が、メンバーの思いも同じだと感じさせてくれる。
 
アンコールに応えてプレイされたのは「太陽と君が描くSTORY」。喜びを全身で表現しながら満面の笑顔でプレイするてぃも、自信に満ち溢れた表情で力強く歌うHARUNA、しっかりと心に刻もうとするかのように会場の隅から隅まで見渡すMAMI、充実感に溢れ喜びに満ちた最高の笑顔でリズムを叩くRINA
 
城ホ、横アリ、そして10DAYS、例えどんなに景色が変わろうと、その真ん中にはいつもと変わらないSCANDALがいてくれる。今日ここに来て良かった、そしてまたここに来たい、そんな思いを強く感じたライブだった。
 
 

【BEEAST賞】 カム(41歳男性)
 ファン暦:5年8カ月 9月27日(DAY9)参戦

このたびはBEEAST主催のライブレポートコンテストということで・・・感想文でも構わない、ということなので、2日間参戦した感想を送らせていただきます。
 
当方はSCANDALがメジャーデビューしたての頃からのファンで、普段は音楽にあまり関心が深い方ではなかったのですが…彼女たちには射抜かれました(笑)。すごいものを見た、これは必ずビッグになると。SCANDALを通じることで、それまで無縁と思っていたライブハウスに足を運ぶようになり、音楽雑誌などにも目を通すようになりました。世界が広がったのは、彼女たちのおかげといって間違いないでしょう。
 
「新曲」をテーマにした今回のライブ。ついつい意識はそこへ集中しがちですが…結果的には「新曲」披露が満足感の一部分にしか過ぎないほど、楽しすぎるライブでした。「星の降る夜に」「東京スカイスクレイパー」といった久々の曲が聴ける喜び。「DOLL」「瞬間センチメンタル」といったお馴染みの曲で盛り上がる高揚感。あるいは「スイッチ」「下弦の月」で曲に聴き入る心地よさ。「カゲロウ」から「会わないつもりの、元気でね」まで新旧織り交ぜた名曲の数々に酔って…あまりに多くの魅力が詰まりすぎていて、なんという贅沢なのだと勿体ないくらいでした。
 
特に「STANDARD」や「Your song」など、レスポンスが多い曲ではファンとステージ上のメンバーとの一体感がたまりませんでした。会場全体がグングンと昇っていくような、恍惚に似た感覚を覚えたものです。
 
もちろん新曲も期待を裏切らない、いやそれ以上の出来にワクワクしてしまいました。これぞSCANDALだと。全てに入っているMAMIのギターソロが嬉しく、「缶ビール」ではTOMOMIらしいふんわり感に浸り、疾走感を煽るRINAのドラムに駆り立てられ、HARUNAが作ったロックな音色にギュンギュンきました。
 
偉そうな言い方で恐縮ですが…デビュー時から応援しているSCANDALが、こんなにもツボにくるロックな楽曲を作るようになったかと思うと感無量でした。彼女たちと付き合うようになって6年近くが経っていますが、いまだに自分の好みのタイプを生み出し続けてくれるのは、もしかしたら奇跡に近いことかもしれません。
 
ライブが終わったあと、毎回のことですが、なんという幸せだと思います。デビューしたての頃は応援する気持ちでライブに来ていた感もありましたが、気付けば自分のためにライブに来ているのです。自分が最高に楽しむために。幸せな気分を味わうため、SCANDALの力を借りようとしてライブに足を運んでいます。
 
SCANDALと出逢ってから、「ありがとう」という言葉を使う機会が増えました。彼女たちと巡り合えた自分は、本当にラッキーなんだとライブが終わるたびに噛みしめています。
 
 

【BEEAST賞】 どれみふぁ(23歳女性)
            9月14日(DAY1)参戦

SCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS
「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」
 
初日。社会人1年目の私は、この週に合わせて遅めの夏期休暇を取得しました。1ヶ月ほど前からそわそわし続けた挙句、前夜にはライブの夢を見てしまうほど、本当に心待ちにしていた日でした。
 
当日は、お昼過ぎには会場に着き、全国各地から来た仲間たちと談笑、グッズも購入し、腹ごしらえも済ませ、エナジードリンクを飲み干し…最後にライブTシャツに着替え、タオルを首に巻いて、手首にミサンガを装着。これが私のライブ前のSTANDARDです。準備万端。いざ!
 
赤坂初日、1曲目は、鉄板曲「SCANDAL BABY」。イントロでフロアが沸き上がったあの瞬間、ライブに来たことを実感してとても幸せな気分になりました。
 
セットリストはというと、公演タイトルにて宣言していた新曲はもちろん、最新曲から定番曲、久々に聴く懐かしい曲まで網羅されていました。しかも日替わり!正直、やられた!最高!
 
新曲も日替わりでしたが、唯一毎日演奏した「Image」は、何でも出来そうな気分になれる、そんな無敵感を持った曲で、CDがリリースされたら、朝の通勤時に聴くプレイリストに加えよう、とその場で初めて聴くのにそこまで考えてしまうほど、パワフルな曲でした。やっぱりSCANDAL、かっこいいです。好きです。
 
そんな日替わりセットリストにも惹かれ、終わってみれば、赤坂5DAYS、堂島2DAYSに参戦。思い出深い夏休みとなりました。
 
SCANDALのメンバー、チームSCANDALの皆さん、最高の夜をありがとうございました!SCANDALのライブに行くたび、前に進むパワーを貰います。
 
社会人になり、毎日のように不安になったり壁にぶち当たる中で、ますますそのパワーに救われています。いつもありがとう。感謝しています。
 
皆さん、また次のライブで!
 
 

【BEEAST賞】 まいまいん(21歳女性)
 ファン暦:3年4カ月 9月14日(DAY1)参戦

最初に「SCANDAL BABY」を聞いた瞬間、大阪城ホールでの光景が思い浮かんだ。その後私の大好きな曲である「オレンジジュース」と、「会わないつもりの、元気でね」を聞いてテンションが高まっていたところで流れてきた新曲。まるで私のことを歌ってくれているかの様だった。大好きな人と一緒に行ったドライブ。このまま遠くへ行ってしまいたいと本気で思っていたこと。「缶ビール」ではないけれど、その人から貰ったほろよいぶどうサワーが開けられないまま置いてあること。本当に大好きだったと実感した。
 
静まり返った場内で「スイッチ」を聞いた瞬間、次は3年前の光景がフラッシュバックした。初めてSCANDALと出会ったあの日の私は武道館LIVEのDVDを観ていた。本当に衝撃的な瞬間だった。中でも1番好きだった「スイッチ」を生で聴くことができて涙が止まらなかった。その後に「流れた夜明け」の流星群の歌詞”止まらないスコール”の一言がとても心に響き、周りの子達が騒ぐ中、私は目に当てたタオルを離すことができずにいた。
 
この瞬間に、3年前SCANDALのファンになりずっとついて来て本当に良かったと思った。SCANDALという素晴らしいバンドに心から感謝の気持ちを伝えたい。そう感じたあの時の想いを今ここに綴ります。
 
国語力もなく幼稚な文章になってしまいましたが、私の気持ちが伝われば嬉しいです。
HARUNA
MAMI
RINA
TOMOMI

本当に、生まれて来てくれてありがとう。
 
 

 

大賞とメンバー賞の受賞者には、副賞として10DAYSツアーTシャツが贈られます。大賞はメンバー4人の、メンバー賞は該当メンバーのサイン入りです。
BEEAST賞には10DAYSツアーグッズと、本誌編集部よりAmazonギフト券を進呈します。
 
 

コンテスト事務局より

今回のBEEAST × SCANDAL レポートコンテスト 「ライブやるから書いてよ。」には合計173作の応募があり、日付別に見るとツアー初日の14日が30作と最も多く、次いで大阪初日(通算6日目)23日の25作、最終日・28日の21作の順となっています。
 
10代から50代まで幅広い応募があり、応募者の平均年齢は23.16歳。また、ファン暦も6年以上という人から最近ファンになったという人まで様々な方にご応募いただきました。
 
改めて、今回コンテストにご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。コンテストの応募期間中、Twitterなどで「普段文章を書くのは嫌い/苦手だけど、好きなバンドのことだからがんばってみようかな」といった反応をいただけたことが特に嬉しく、本コンテストの意義をしっかりお伝えすることができたかなと思います。
 
BEEASTではこれからもガールズバンド日本代表・SCANDALをメディアとして応援し続けます。また、こうしたwebメディア史上前例のない「ロックバンドとタッグを組んだライブレポートコンテスト」を今後も開催できればと考えています。第2弾・第3弾があるとすれば、タッグを組んでほしいと思うアーティストのリクエストも募集しますので、問い合わせフォームより気軽にお知らせください。
 
 

 

◆SCANDAL 公式HP
http://www.scandal-4.com/
 
◆リリース情報
・6thアルバム『HELLO WORLD』
2014年12月3日(水)発売
<収録曲>
M01.Image
M02.Your song
M03.love in action
M04.Departure
M05.Graduation
M06.夜明けの流星群
M07.お願いナビゲーション
M08.Runners high
M09.本を読む
M10.缶ビール
M11.Winter story
M12.おやすみ
M13.Place of life(feat. Tetsuya Komuro)
◆ライブ情報
『SCANDAL WORLD TOUR 2015 「HELLO WORLD」』
・2015年01月24日(土)【神奈川】厚木市文化会館
・2015年01月29日(木)【東 京】たましんRISURUホール
・2015年01月31日(土)【群 馬】ベイシア文化ホール 大ホール
・2015年02月01日(日)【茨 城】結城市民文化センターアクロス 大ホール
・2015年02月07日(土)【千 葉】千葉県文化会館
・2015年02月10日(火)【大 分】ホルトホール大分 大ホール
・2015年02月11日(祝)【熊 本】市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
・2015年02月14日(土)【広 島】上野学園ホール
・2015年02月15日(日)【広 島】上野学園ホール
・2015年02月21日(土)【大 阪】オリックス劇場
・2015年02月22日(日)【大 阪】オリックス劇場
・2015年02月26日(木)【香 川】サンポートホール高松
・2015年02月28日(土)【福 岡】福岡サンパレス
・2015年03月01日(日)【長 崎】長崎市公会堂
・2015年03月05日(木)【埼 玉】大宮ソニックシティ 大ホール
・2015年03月07日(土)【岩 手】盛岡市民文化ホール
・2015年03月08日(日)【宮 城】東京エレクトロンホール宮城
・2015年03月12日(木)【兵 庫】加古川市民会館 大ホール
・2015年03月13日(金)【滋 賀】滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
・2015年03月15日(日)【奈 良】なら100年会館 大ホール
・2015年03月19日(木)【長 野】ホクト文化ホール・中ホール
・2015年03月21日(土)【新 潟】長岡市立劇場
・2015年03月22日(日)【石 川】本多の森ホール
・2015年03月27日(金)【静 岡】静岡市民文化会館
・2015年03月28日(土)【愛 知】名古屋国際会議場センチュリーホール
・2015年03月30日(月)【岡 山】倉敷市民会館
・2015年04月04日(土)【北海道】札幌市民ホール
・2015年04月05日(日)【北海道】旭川市民文化会館大ホール
・2015年04月11日(土)【東 京】国際フォーラム ホールA
・2015年04月12日(日)【東 京】国際フォーラム ホールA
・2015年04月19日(日)【沖 縄】ナムラホール

 
◆『SCANDAL WORLD TOUR 2015「HELLO WORLD」』特設サイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/scandal/worldtour2015

◆関連記事
【連載】新譜るLIFEダイアリー SCANDAL『HELLO WORLD』
http://www.beeast69.com/serial/simple/117111
【PHOTOレポ】SCANDAL LIVE HOUSE “10″DAYS
 
 
 
 
 
【特集】SCANDAL SHOP 3rd ~SCANDAL OFFICIAL LIMITED STORE SHIBUYA&SHINSAIBASHI~
http://www.beeast69.com/feature/108362
【コラム】三原勇希「先生!これはロックですか?」 十九時間目:24歳
http://www.beeast69.com/column/mihara/106006
【レポート】銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突
http://www.beeast69.com/report/99049
【特集】大盛りレポ!ロック増量Vol.10-2 (SCANDAL)
http://www.beeast69.com/feature/98310
【特集】第4回 SCANDALコピーバンド&ヴォーカリストコンテスト
http://www.beeast69.com/feature/96107