コラム
ロックは現場で起きてるんや!〜三原流ライブ参戦記〜
三原勇希
中学生の頃モデルとしてデビューし、tvkの音楽バラエティ番組「sakusaku」のMCを三年務めたのち、日本テレビ「シューイチ」でトレンドレポーターなどのお仕事をしてきました! おしゃれと体を動かす事が大好きな、自称かなりのアクティブ女子です。ライブやダンスも大好きです☆ 出身地:大阪府 血液型:AB 星座:牡羊座 趣味:おしゃれと呼ばれる物全般・料理・散策

十一時間目:10年目の、ASIAN KUNG-FU GENERATION


思えば日本のロックバンドのライブって久しぶりだった。
6月27日、NANO-MUGEN CIRCUIT@東京ドームシティホールに行ってきました。
NANO-MUGEN CIRCUITは、
ASIAN KUNG-FU GENERATION主催の毎年恒例のフェス。
今年は例年とは違い全国のライブハウスを数組でまわるといった形(CIRCUIT)
だそうで、私が行ったのはそのツアー最終日でした。その日の出演バンド
2組目のシャムキャッツからしか見れなかったけど、
そこで見たアジカンのライブが、ハッとしてぐっとくるかっこよさでした。
終わってからもふとしたときにアジカンの事が気になっちゃう。
これは恋か恋なのか・・・

もちろんアジカンの曲はずっと前から、
それこそ中学生の頃から知っていたし口ずさんでいた。
当時毎週楽しみにしていたアニメNARUTOの主題歌「遥か彼方」。
2003年、リビングでごはんを食べながら毎週聴いていた「遥か彼方」。なつかしい。
アジカンの今年で10周年も素晴らしいし、
NARUTOがいまだに続いていることもかなりの感銘を受ける。
「継続」は私がなによりもすごいと思う事のひとつです。
話はそれましたがそれ以降も知っている曲好きな曲はそれなりにあった。
「ソラニン」は映画も主題歌もどこか切なくて儚くてでも深くて、大好き。
 

でも実は「遥か彼方」「リライト」「ソラニン」以外でアジカンの事を意識する時は
いつも、私の好きなヒップホップがきっかけでした。
ボーカルの後藤さんがKREVAZEEBRAと一緒に歌ったりしていたから。
そういった曲だとやはりヒップホップ系アーティストが多い中、
明らかに異彩を放ってて、人を引きつける声だなぁと思ったら、
へぇアジカンの後藤さんなんだ・・・という風に。
 

そしてこの日のライブ。
最初の曲が始まったとたん「なにこれかっこいい、好き」と思った。
それが「新世紀のラブソング」。

やっぱりかっこいい後藤さんの声、それからなんといっても
歌っているけど話しているような、このラップ調が私のツボを刺激!!!
アジカンってこんな曲あったんだ、って驚きました。
あとで調べてちゃんと聴いてみると、後藤さん曰く
「伝えたい事がたくさんあったからラップにした」のだそう。
歌詞も、具体的ででも意味深で、聴く人によってそれぞれの感じ方がありそうな、
とても聞き流す事はできない歌詞。
わたしはイエモンの「JAM」を初めて聴いたときと似た気持ちになりました。
この曲は曲調から好きになったけど、この曲だけでなくとも
アジカンの大きな魅力のひとつは「歌詞」ですね。
具体的なようで考えさせられる、
(いい意味で)そのままでは消化できない歌詞の世界観。私は大好きです。

そういった歌詞や、MCで話していた事、後藤さん関連のいろんな記事を読んで
思ったのは、後藤さんって本当に色んな事を考えていて、
MCでも言ってたけどいつも音楽の事ばっかり考えていて、
音楽のために時間を尽くしていて。
で、田植えとか(!)音楽以外の事もやって原稿もかいて作曲もして・・・
かっこいいなぁ。うすっぺらく聞こえるかもしれないけど、
天才気質なんだなって思いました。だってMCもめっちゃ面白いんですもん。
ロンドンで打った極太注射のことを「ポニーに競走馬用の注射打ってる感じ」だとか
「ロンドンに行ってきて、ちょっとかぶれて・・・
 エィジアンカンフージェネレーションです、トキオに帰ってきました」とか!

もうひとつ、かっこよかったのが「Loser」。

BECKの「Loser」を日本語でカバーした曲。
元々BECKのLoserはとても好きな曲だったから、びっくり&興奮しました!
つくづく私は本当にラップが好きなんだなぁと自分で実感。笑

原曲の歌詞はめちゃくちゃ、意味はそのままじゃ通ってなくて、
ラリッてるような感じ。そしてかなり自虐的。
それがまたかっこいいんだけどアジカンの歌詞もかっこいい~。
以下後藤さんのブログより引用。
「原曲はかなりシュールな歌詞で、これを直接和訳するのは不可能だったので、
 韻と単語としての意味などを拾いつつ、俺たちが2012年の日本でどのように
 「負け犬=Loser」なのかということを、書きました。
 なので、意訳でもなくて、創作です。
 「配給と偽り」って何だろうかとか、
 「海辺で燃え続ける夢の切り札」って何だろうとか、
 「膨張する正義」って何だろうとか、
 「夜更けに踊れ」と言っているのはどうしてかとか、
 全力で当てこすっているので考えてみて下さい。意味ないようで、意味あるので
 (つうか、俺の曲は意味不明だと言われるけれど、意味あるよ、全曲。笑)。」

http://6109.jp/akg_gotch/
 

批判や誤解を恐れずに言うと、この日のライブを見ていて最初はアジカン
「地に足のついたカリスマ」だと思いました。これって私最強だと思うんです!w
カリスマ性と実力の共存というか。
人を引きつける後藤さんの声、そして曲作りの才能。
それからちょっとぶっきらぼうな話し方もカリスマっぽい(カリスマって死語かな)。笑
それをさらなるものにする、
分厚くて、質の高い、安定してかっこいいバンドのサウンド。
あと照明がびっくりするほどかっこよかったです。
 

でもこれは最初に思った事で、あとからわかった事もあった。
それは後藤さんが「ツンデレで熱くて自信家でロックな人間」だってこと。
後藤さんのMCからは、ぶっきらぼうな言葉の中に、
めちゃくちゃ熱い思いと、ものすごい日々の努力や思考と、
音楽に対するひたむきな姿勢が見え隠れしていて、すんごく人間味を感じた。
ライブの最後の最後には、
「時々すっっっっっごいムカつくけど、いいバンドメンバーに出会えた」
って言った後藤さん。
私の(勝手な)イメージと違ったから、
えぇーこんなくさいことも言っちゃう人なんだって驚いて、
ぐっときて、なんかすごく好きになっちゃいました。
 

そんな感動的なMCの後に演奏した「今を生きて」。
いいバンドだなぁ・・・ってしみじみ、ひたっていたらなんと突然音が出なくなり、
完全に演奏がストップしてしまうハプニング。
すぐに後藤さんの説明で真相が説明されました。
このツアーでは楽器まわりの音を全部ソーラーパワーで出していて(!)、
その充電式の蓄電池の充電が切れてしまったとのこと。
こうやって色々やって、失敗して、それがアイデアとして蓄積されたら・・・と、
苦笑いしながら話す後藤さんつまりアジカンというバンドに、
さらに心をつかまれたのはきっと私だけではないはず!!!
 

ライブ後にメンバーのみなさんにご挨拶させていただいたんですが、
みなさん初対面のわたくしめにも丁寧に接して下さってまたまた感激しました。
こんなとき「本当にかっこよかったです」、の一言くらいしか伝えられない自分・・・。笑
 

お会いした事もないけどご挨拶させてもらえたのは、
アジカンのスタイリストをされているスタイリストさんと一緒に行ったから。
というわけで久しぶりにファッションの話題を☆
スタイリスト岡部さんのこの日のライブコーデを撮らせてもらいました!


総柄Tシャツワンピがロックな感じ♡
レギンス、ターバンまでモノトーンでまとめてるけど、
靴とバッグにはベージュが入ってるから少し優しげ♪
やっぱり全体のバランスがいいよね~さすがスタイリストさんって感じでございます。


そしてこのバッグ、なんとNYにあるデパートのエコバックなんだって!!
「最新バージョンはキャンバス素材なの~」って
そんな情報どっから仕入れるんですかって思わず聞いちゃったわ。
元々そのデパートが好きでNYに行くたびにグッズを買っているのだそう。
なるほどー、情報を仕入れるというよりも、好きこそものの上手なれ的な事ですね。

岡部さんはsakusakuのDVDでのスタイリングもずっと手がけてくれています。
元々岡部さんが木村カエラちゃんのスタイリングをしていた頃から
sakusaku関連のスタイリングをされたり、私も、中学生の頃から
専属モデルをやっていた雑誌「nicola」の表紙でもお世話になっていました。
数々のアーティストや芸能人のスタイリングを手がけている
独特のセンスのスタイリストさん。
写真のポーズからも伝わるとおりキュートで、かなりの音楽好き☆
 

ちなみにこの日の私のコーデはこんなでしたー。

レトロ×レディ×かすかにロック、なイメージ・・・かな笑
最近はタイトスカートとコンパクトなトップスがお気に入りです。
 

そして私もトートバッグ!

これはオープニングセレモニー原宿店の、オープニングパーティー(ややこしいなw)
での頂きものです。
 
 

連れて行ってくれた岡部さんに感謝です。
私、この日までアジカンのこと、正直全然知らなかったんだなって思いました。
デビュー10周年記念の横浜スタジアムでのライブは9月14、15日の二日間。
二日間セットリストも出演者も全く違ったライブになりそうで。

あぁどっちも行きたいなぁ。

 


◆三原勇希 インフォメーション
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6/17より発売中

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http://www.samsung.com/jp/playersheaven/

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写真専門誌「月刊カメラマン」
2013年1月号~12回
魚住誠一さん連載ページに登場。

 

◆三原勇希 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yuki-de/

BEEAST presents 三原勇希のロック女子会vol.1
http://www.beeast69.com/report/62822
sakusaku 4代目MC・三原勇希に突撃取材!
http://www.beeast69.com/serial/sociology/29232



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