コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

五十六旅目:京都「拾得」②


京都の老舗中の老舗ライブハウス拾得続編。
20歳の時以来、去年やっと36年振りに2回目のステージに立つことができた拾得。
その時のライブが縁で早くも今年2月に拾得50周年ライブに空団地ミトモ&ハヤトTHE HillAndonと出演。

50年というと自分が小1の頃からやっていることになる!
小1というとまだテレビでピンポンパンを見たり、駄菓子屋でフィンガー5のサングラスが高すぎて指をくわえて見ていた頃。
うーん流石の奥深い歴史、でもそれに負けない現役感もあるところがまた素晴らしい。

50周年ライブの出演者の名前入り提灯で飾り付けられた店内。
空団地の二人とはもう言わずもがなのコンビネーションができてきた。
THE HillAndonはいいバンドになってきた。
同じルーツ音楽が好きでも世代が違うのでビート感が違うところが新鮮。
ひとつ下の世代とまたひとつ下の世代と音で繋がっていけるのは楽しいな。
入れ替わり立ち替わりのアンコールセッションまで盛り上がった。

この日のPAは大海君、テリーさんと親子二代でいいな。
大海君選曲のBGMも良かった、ライブが始まる前の盛り上げや終演後の余韻の演出。
こういう事って大事だしきちんとしてくれていると信頼できる。
ライブ後に磔磔の浩司君が顔を出してくれて、広海君と二代目が仲良く並んでの飲みも良かったw

拾得と磔磔、少しカラーが違う京都の老舗ライブハウス。
どちらもこれからも長い付き合いをさせてもらいたいな。

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

※2022年8月公開 五十三旅目:京都「拾得」記事はこちら
http://www.beeast69.com/column/keisuke/186100
 
■京都「拾得」
京都府京都市上京区大宮通下立売下ル菱屋町815
http://www2.odn.ne.jp/jittoku/
 


◆ウルフルケイスケ ライブインフォメーション

※最新情報は公式サイトにて随時更新されます。


【BEEAST関連記事】
【特集】ウルフルケイスケ、旅路を振り返る
http://www.beeast69.com/feature/185443
三宅伸治×ウルフルケイスケ『MAGICAL CHAIN GANG TOUR 2019』
http://www.beeast69.com/report/179498
【PHOTOレポ】北摂GOLDBLEND Vol.4
http://www.beeast69.com/report/89231
【レポート】MAGICAL CHAIN ひとり SPECIAL~2014春~
http://www.beeast69.com/report/107196
【連載】絆フォーエバー ~素敵にいい夜~ 第5回(ROLLY&ウルフルケイスケ)
http://www.beeast69.com/serial/kizuna/73068
 

◆ウルフルケイスケ Official Website
http://www.ulfulkeisuke.com/
◆ウルフルケイスケ Official Twitterアカウント
https://twitter.com/ulfulkeisuke
◆ウルフルケイスケ Official Facebookページ
https://www.facebook.com/uk0523