特集

BEEAST太鼓判シリーズ第16弾アーティスト『マグヴェリー』

TEXT:chi-chan PHOTO:鈴木亮介

本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集!第16弾は、「80年代歌謡ロック」をコンセプトに、キャッチーな楽曲と個性的なライブで人気を誇っているマグヴェリーをお届けします!
 
80年代といえば、思い付くのはやっぱり「バブル」。破格のボーナスにディスコブーム、豪華な海外旅行など…、現在からは想像もつかない好景気で、日本中が活気に満ちあふれていましたよね。ヒットチャートを賑わせた楽曲も、アイドルやJ-ROCK、テクノなど、多彩なバリエーションでリスナーを楽しませてくれました。
 
マグヴェリーは、そんな景気の良さを彷彿とさせるキャッチーな楽曲と、コントやダンスも交えたコミカルな「ライブショウ」で観客を魅了している「歌謡ロックバンド」。ロックをベースとしながらもレトロでどこか懐かしさを感じさせる楽曲を武器に、お茶の間進出を狙っているそうです。そして12月5日(水)には、およそ2年半ぶりとなるミニアルバム『歌謡ドラマティック』をリリース。それに先立ち、12月2日(日)には、レコ発ライブ『日曜ドラマティック』を渋谷club crawlで開催します。
 
本誌初登場となる今回は、バンド結成のいきさつから『歌謡ドラマティック』の制作秘話までをインタビュー。完成度の高い楽曲とは裏腹に、決して飾ることのない彼らのムードに包まれて、終始笑いの絶えない取材となりました。マグヴェリーならではの、和気あいあいとした空気を感じてください。
 

マグヴェリー
ジン(Vocal)、ノブ(Guitar)、つよぽん(Bass)、カンちゃん(Drums)からなる「歌謡ロックバンド」。2007年結成。結成以来、80年代を彷彿とさせる楽曲でライブショウを次々とソールドアウトさせ、着実に知名度を上げている。初の冠番組「今夜はマグヴェリーナイト」は、K-Stationよりニコニコチャンネル公式生放送で毎月第1水曜日・第3水曜日、21:00より放映中。

 

 

— 初登場ということで、自己紹介からお願いします。

 
ジン:ボーカルのジンです。メガネキャラです。
 
ノブ:本人に自覚がないSキャラです。
 
ジン:イタズラ大好きなんで。
 
ノブ:Sっぷりは、ステージを観ていただければ一目瞭然ですよ。まず皆で決めていたMCを無視します。あとは(ジンカンちゃんを指して)ここで共謀して、勝手にセットリストを変えたりとか。
 

— セットリストの変更ですか!? 他のバンドではあまりないですよね?

 
ジン:普通は決めたものをやるんでしょうね。ほら、気分って大切でしょ? 気分で曲も増やしたり。イタズラって楽しいですよね!
 
カンちゃん:それに従っている俺です。ついていっているつもりはないんですが、いつの間にか完全に主従関係に(笑)。
 
ノブ:僕は、3人のボケに対して1人で突っ込んでいます。皆、こういう場面でも自由なので大変です(笑)。リーダーなので一人で頑張っていると思っています!
 

— カンちゃんはどんな方なんですか?

 
カンちゃん:ドラムを叩きながら好きなことを言っています。
 
ジン:私とは違う感じの自由人です。
 
カンちゃん:俺はどこで何をしていてもいいって決まっているんです。
 
ノブ:誰が決めたのかわからないけど(笑)。彼は、大先輩にもタメ語で行ったりしても許されるキャラなんですよ。けど、この人がマグヴェリーの窓口なので、おかしなバンドだと思われることも多いんですがね…。
 
ジン:それは本当にあるよね(笑)。
 

— つよぽんさんは、先ほどからとても冷静ですが…。

 
ノブ:つよぽんは内弁慶なんですよ。5回くらい質問しないと返事が返ってこない。初対面の方がいると、もう全然しゃべれないんです。さっき、4人でいる時はカンちゃんにひたすらイタズラをしてたのにね。
 
つよぽん:いやいや…(笑)
 
カンちゃん:ちょっと待って、「いやいや」じゃないよ!その男前キャラ、バンドに要らなくない!?(笑)
 

— ジンとノブさんが中心となって2007年に結成されたマグヴェリーですが、結成のきっかけは何でしょうか?

 
ノブ:当時、ジンちゃんがゲームの音楽、僕が音楽の裏方仕事をしていて、その仕事の現場で出会ったんです。その時は2人ともバンドはやっていなかったんですが、知り合ったので「じゃあやろうか」となりました。
 

— お互い「この人とやりたい」と思った理由は何ですか?

 
ジン:やっぱり(ノブの作る)楽曲ですかね。
 
ノブ:やっぱり声ですかね私は。(真顔で)やっぱり一目見た時から彼に惹かれて、キュンとしちゃって…。そこからは虜ですね。
 
ジン:えーと、ありがとう…。
 
ノブ:ちょっと! 軌道修正しないとそのまま流れていきますから!
 

— すみません。面白くてつい(笑)。

 
カンちゃん:僕たちで遊ばないで下さい!
 
つよぽん:(アサイージュースを飲みながら)変わった味…。
 
カンちゃん:うん…。
 
ノブ:ねえねえ、そこやめてもらっていいかな!「変わった味…」って、カップルのデートか!(笑)
 
ジン:お客さんの中では、(つよぽんカンちゃんが)付き合っているんじゃないかという噂があるらしいです。
 
ノブ:実際付き合っているんですけどね。前も、休みの日に2人で遊びに行って、さりげなく「ちい散歩」に映り込んでいたんですよ。
 

— デート現場を撮られてしまったとは(笑)! 本当に仲良しなんですね。

 
カンちゃん:はい、そこそこ(照)。
 

— カンちゃんはどんな経緯で加入したんですか?

 
ノブ:ベーシストの知人に紹介していただきました。実は初対面の時、顔面が半分麻痺していて、よだれをたらしていたんですよね。
 
ジン:そこだけ聞くとちょっと…(笑)。
 
ノブ:カンちゃんだよ~、あははは~」みたいだったから、ちょっとためらったよね。
 
カンちゃん:(棒読みで)大事な部分が抜けてるよ~。
 
ジン:ファーストフード店で会ったんですが、僕がポテトを注文したんで「食べる?」と聞いたら、いきなり全部食べてしまって…。「本当にこの人で大丈夫かな」と思ってしまったんですが、その後スタジオに入ったらびっくりしたんです。あのよだれを垂らしていた人が、ドラムをたたくと別人のようになってしまいまして。ドラムがめちゃめちゃうまかったんです。
 
ノブ:変人なので悩んだんですが(笑)、ドラムがとてもうまいので加入することになりました。
 
ジン:そしてつよぽんは…。
 
カンちゃん:ねえ、待って…? 俺、歯医者行ってたんだよ? 麻酔を打ったから、半分麻痺してたんだよ?
 
ジン:あ、そうだそうだ。
 
カンちゃん:よだれを垂らしてるだけだったら、俺ただの危険な人じゃん! まずそれを話そうよ!
 
ジン:でも、初めて会った時から変だったんだよ?
 
カンちゃん:歯医者行ってたからだよ!
 
ジン:俺たちのドキドキ感とその時の臨場感を伝えたくてさ。
 
カンちゃん:でも最初に言って!(笑)
 

— つよぽんさんが加入したきっかけは?

 
つよぽん:僕も、知り合いっちゃ知り合いですね。…どんなだっけ?
 
ノブ:僕の後輩と遊びでバンドやっていたのが彼だったんです。笑いながらすごく難しい曲を弾いていて。しかも踊りながら。後日、「変なやつがいる」とジンちゃんに報告したら、「連れてこい!」と言われたのがきっかけです。最初は手伝いだけだったんですが、やっぱりメンバーにしたくて。皆で河口湖の人気のないペンションに連れて行き、4人でパーティーをして帰れない雰囲気を作り…、酔った勢いで「どう?やらない?」って。そしたら「あ、やります…」ってなりました。
 

— お酒の勢いですか!?

 
つよぽん:…はい。
 
カンちゃん:この性格だったら、酔わせなくても良かったかもしれないね。嫌がらせしようとして俺が「いいの!?」って聞くと「あ、別にいいですよ」って言うぐらい、何でも「はい」と受け止めちゃうんです。
 
ノブ:よくライブ後、カンちゃんが汗だくなのに皆に抱き付こうとするんです。皆「やめろよ!」って言うんだけど、つよぽんは「もうしょうがないか」と受け入れていますね。
 
ジン:2人がカップルと呼ばれる所以ですね。
 

— 「80年代の歌謡ロック」がバンドコンセプトなんですね。

 
ジン:80年代の曲のメロディって、綺麗で耳に残りやすいんで好きなんですよ。
 
ノブ:僕もジンちゃんもそういう曲調が好きなので、そういったメロディラインに今時のバンドアレンジを足したら面白いのでは、というところから始まりました。
 

— 80年代って、正直なところ世代ではないですよね?

 
ジン:世代ではないですが、両親が歌っていたものをよく聞いていました。
 
ノブ:僕も世代ではないですが、山口百恵さんとかをよく聞いていました。「ひと夏の経験」(1974年発売のシングル)あたりよりは、「乙女座宮」(1979年発売のシングル)のような後半の方が好きなんです。あとは、キャンディーズとか小柳ルミ子のような70年代アイドルとかもいいですね。あ、でも、僕たち皆「二十歳」という設定なんで、それはちゃんと書いておいて下さいね。イベント名も「今年も二十歳になりました」とかなんで。
 

— わかりました(笑)。つよぽんさんとカンちゃんも、歌謡曲がお好きなんですか?

 
つよぽん:詳しいわけじゃないですが、雰囲気は好きです。L’Arc-en-CielGLAYが流行った時に楽器を持ち始めたので、入口はロックでしたね。
 
カンちゃん:俺はメタルが好きなので、今までドラムをやってきた中で、出来る限り歌謡曲は避けてきたんですね。けど(マグヴェリーと)出会ったので、「そろそろ俺の引き出しを出す時がきたのかなあ?」って思っていざやってみたんですが、全然歌謡曲の引き出しがなかった(笑)。なので、「俺の持っているメタルやハードロックの要素を入れちゃえ!」と思っています。
 
ノブ:彼らがいるからこそ、「歌謡」だけではなく「歌謡ロック」になっているんです。マグヴェリーの曲は土台がロックなので、その分耳に入りやすくなっていると思います。
 

 

— 皆さんの色々な音楽性がミックスされて、楽曲が生まれているのですね。そんな中、12月5日には新作ミニアルバム『歌謡ドラマティック』がリリースされますね。前作から2年半という時間が空いていますが、どんな1枚になっていますか?

 
ノブ:全体的には1枚目の『歌謡ヒットパレード』に近い作品になっています。1枚目は、まさに「歌謡ロック」そのものを作ろうと思い、2枚目の『歌謡ワイド劇場』はちょっとマニアックに、3枚目の『歌謡ニュウタイムズ』もっとマニアックな方向に行ったんですけど。
 
ジン:今作の曲調としては、マニアックなのも王道もあるということで、それらの総括になっていますね。1曲目の「さよなら優等生」はザ・マグヴェリーですし。
 

— 1枚目と変わった部分はありますか?

 
ノブ:『歌謡ヒットパレード』は、シンセとか4人以外の音が結構入っているんです。けど、『歌謡ドラマティック』は4人の音メインで作ったので、かなりシンプルな音になったと思います。
 
ジン:でも、厚さは変わらず。根本は変わっていません。
 

— 「さよなら優等生」のようなキャッチーな雰囲気で作られてるのかと思いきや、ラテンっぽいイントロの「胸ドキ!!天国」やスケール感のあるバラード「リグレット」が入っていたりと、曲数は限られているものの、いろんなテイストの曲が詰まっていてバラエティに富んだ作品になっていますよね。

 
ノブ:ありがとうございます。最初はフルアルバムを作りたかったんですよ。今までもライブで披露していた「リグレット」や「強引ダーリン」は収録しようとは思っていて。あとは、他の収録曲の候補から、録ってみて良かったもの4曲を入れました。
 

— 「リグレット」は切ない恋心を歌っていますが…作詞のノブさん、これはもしかして実体験ですか?

 
ノブ:女性目線の歌詞なので、実体験というと僕がかなりそっち側の人間のように見えてしまうので、どうなんでしょう…(笑)。あ、女装は好きですよ。
 
ジン:そこでぶっこむ?
 

— 確かに、ブログにも女装姿が載っていましたね。

 
ノブ:好きなんですよね(笑)
 
ジン:心に女性が住んでいるんだろうね。まあ少なからず皆あるんだろうけど。でも、ノブくんはちょっと多いんだろうね(笑)
 
ノブ:やっぱり多い?
 

— 女装はライブでもするんですか?

 
ノブ:はい。堂々と女装ができるのってライブショウくらいじゃないですか。ステージ以外でやられたら困るでしょ?でも、ステージだったら「しょうがないじゃん!?仕事なんだから」ってなりますから。
 
カンちゃん:いいと思うよ。それがマイスタイルなんだろ?(笑)
 

— 曲順はどうやって決めたんですか?

 
ジン:アルバムの中心である「さよなら優等生」はやっぱり頭に、そして「星空のランデブー」は最後に持ってきたくて。
 
ノブ:「星空のランデブー」を最初にするか最後にするかで迷ったね。
 
ジン:うん、でも聴きやすい曲順だと思います。
 

— レコーディングや制作中に大変だったことはありますか?

 
ノブ:「強引ダーリン」は、カンちゃんのドラムが一発で録れたんです。パッて演奏してもらって、僕が「これでいくね!」って。本当に一発録りでした。
 

— いつもは何テイクくらい録るんですか?

 
ノブ:大体3、4テイクですね。カンちゃんは本当にうまいので、納得いかなければまた録るという感じです。
 

— 一発OKというのはすごいですよね。カンちゃんは、この曲に特別な思い入れがあったんでしょうか?

 
カンちゃん:たまたまきれいにハマっただけです(笑)。テンションは常に上げているんですが。
 
ノブ:「胸ドキ!!天国」はリズム隊の演奏を聴いてほしいですね。ジンちゃんと一緒に何となくのメロディや雰囲気を作って、後はリズム隊に投げちゃったんですが、そしたら本当に好きにやってくれて(笑)。譜面に落とせないんじゃないかというくらい大変でした。
 
ジン:ボーカルに関しては、ノブくんが僕の声に合わせて作ってくれるので、大変なことはなく、むしろいつも歌いやすいです。特別なことがなければスムーズに録れますね。
 
ノブ:ジンちゃんは曲によって少しずつキャラを変えているので、歌い回しは曲によって若干違ったりしているんです。例えば、「星空のランデブー」と「強引ダーリン」とではかなり違うでしょうし。
 
ジン:「ジャッジ」とか「さよなら優等生」もかなり違います。
 
ノブ:「さよなら優等生」は、歌詞の中にふたつの目線が入っているんです。最初と最後だけ一人称に変わっていて、その部分だけ歌い方が違っているので、ぜひ聴いてほしいです。
 
ジン:僕は一人称だと歌い方が変わるみたいです。個人的にはそんなに意識していないんですけど。
 

— 引き出しがたくさんあるんですね。さて、1~3枚目のジャケットはバンドのキャラクターである「マグロ苺」ちゃんのイラストでしたが、今回は初めてメンバーの皆さんが登場している写真になっていますね。

 
ノブ:やっと本人登場ですね。ずっと「マグロ苺」ちゃんがブームだったので、この子の上半身のシルエット、全身のシルエット、そして顔がわかって…という流れだったんですが。僕らの中にブームが去っていましたし、今回は4人の音がくっきりと出た作品なのでそろそろ顔を出してみようかなと。
 

— なるほど。ジャケットの反面、タイトルは『歌謡~』で統一されていますね。

 
ジン:コンセプトはしっかりさせたいので。
 
ノブ:以前大阪でワンマンをやった時、カメラマンの方が言ってくださった「マグヴェリーってほんとにドラマティックだよね」っていう言葉がすごい気に入ったんです。そこで、「ドラマティック」を入れようということになりました。
 
ジン:「ドラマティック」って初めて言われたんだよね。
 

— 「マグヴェリーってドラマティックだな」と思う時はありますか?

 
ジン:ライブショウの構成や流れですかね。
 

— ライブのことを「ライブショウ」と呼んでいるのはそのためですか?

 
ノブ:それもあります。ドラマティックといえば、「そんなことしないだろ」ということを僕らは平気でやるんですよ。例えば、大阪で「ドラマティック」と言われた時なんかは、つよぽんがミニコントで、何百人の前で下ネタを言うキャラを演じたんですが、その時なんと女性の下着を出して、頭にかぶったんです。出したり振り回したりする分には、他でもやっているバンドもあると思うんですけど、この人平気でかぶりますから。
 
ジン:それでお客さんにあげると。
 
ノブ:それでお客さんドン引きすると(笑)。
 
ジン:まあ、場面展開がはっきりしてるよね。
 
ノブ:バラードだったり、お客さんと盛り上がったり。はたまた、お客さんがぼーっとコントを観ていたり。
 
ジン:何でもやりますね、できることなら。もう、面白いこと=コントだったんだよね。それが最初のワンマンからそのまま続いてきました。最近は「お客さんが」というよりも我々が面白いからやっています。
 

— 過去のコントはどんなネタがあったんですか?

 
カンちゃん:卵にもオタクにも執事にもなりましたね。女装はここのところ毎回だし。
 
ノブ:漫才はきちんとネタを作ってやってたな。この前O-WESTでやったのが、意外とクオリティが高くて面白かったんですよ。ネタも飛ばさずに、噛まずにやりきったら、すごい達成感がありました。
 
カンちゃん:会場は沸かないと思ったら意外と沸いちゃったんです。こうドッカンドッカン来た時に「気持ち良い、これはヤバいな」と。演奏しているだけじゃ聞けない、お客さんの笑い声が最高でしたね。ライブDVDにも入ってたりするんで、ぜひチェックしてほしいです。
 

— 一応の流れがありつつも自由なコントなんですね。メンバー間のまとまりがあるからこそ、自由に出来るというか。

 
ノブ:大変ですけどね。つよぽんが「やりたい」って言ったら、それを軸に色々ふくらませていく感じが多いです。
 
ジン:つよぽんはいろんなアイデアを持っていますからね。
 

— それをノブさんがまとめて。

 
ノブ:まあ、そうですね。「つよぽんがこんなこと言ってるんだけど」って会議が始まり、ンが「じゃあここは私がジン三郎として出ましょうか?」ってなったり。
 
カンちゃん:みません、ジン三郎って何ですか!?
 
ジン:演歌歌手です。…っていうところから始まったコントが、今回のワンマンツアーでもずっとやっているわけです。毎回そんな感じですね。
 

— 12月2日に渋谷club crawlで行われるレコ発ワンマンでもそれがあったり?

 
ノブ:どうなんでしょうね? 何をするかは、本当に直前にならないと決まらないんです。
 
ジン:まだ何も考えてないので、来てからのお楽しみですね。
 
ノブ:「こういうことやりたいんだけど、ジンちゃん段ボールで何か作ってくれない?」って頼むと、人間一人がきちんと入るロボットみたいなのを作ってくれたりするんですよ。
 
カンちゃん:クオリティがすごいんですよ、本当に!
 

— では、来た人だけのお楽しみということで。最後に、12月2日のライブの意気込みをお願いします。

 
ノブ:レコ発なので『歌謡ドラマティック』の曲は全部やりたいですね。コントに力を入れすぎると曲数が少なくなってしまうので、出来れば曲を中心にしたいです。…と思ってはいるんですが、僕らの悪い虫が騒がないといいなあと。
 
ジン:ドラマティックなライブショウが行われるかもしれないです。
 

— 「かも」なんですね。

 
ジン:こればっかりは観てのお楽しみなので! ぜひ、皆さんいらしてください。
 

 
それぞれが醸し出す絶対的な個性、また歌謡曲&ロックという音楽性。4人の絶妙なバランスの上に成り立っているのがマグヴェリーなのだなと感じさせてくれました。新作の『歌謡ドラマティック』は原点に帰った1枚とのことでしたが、それはバラエティーに富んだ1枚になるはずですよね。
 
こんな4人がステージの上ではどう変わるのか、そしてどんなパフォーマンスで魅せてくれるのか。12月2日(水)のライブショウもばっちりBEEASTでレポートするのでお楽しみに!
 

 
◆ミニアルバム『歌謡ドラマティック』
2012年12月5日(水)リリース
STR-1027/1,800円(税込)

 
◆ライブスケジュール
・2012年12月02日(日)【渋 谷】CRAWL
・2012年12月12日(水) 【渋 谷】RUIDO K2
・2012年12月16日(日)【心斎橋】SUNHALL
・2012年12月17日(月)【名古屋】HeartLandSTUDIO
・2012年12月26日(水)【高田馬場】CLUB PHASE
・2013年01月06日(日)【渋 谷】CRAWL
・2013年01月14日(月祝)【池袋】EDGE
 
◆マグヴェリー 公式サイト
http://www.magverry.com/
★読者プレゼント★
マグヴェリーのサインを、抽選で2名様にプレゼント!(12/30締切)
 
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