特集

BEEAST太鼓判シリーズ第11弾アーティスト『G∀LMET』

TEXT:桂伸也 PHOTO:万年平男

本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集!第11弾は“ガールズ・デス・メタル・バンド”の異名を持つ大阪の5人組ヘヴィ・メタル・バンド、G∀LMETをお届けします!
 
メンバーは写真左からあやの(Guitar)、アマ(Bass)、みっき~(Vocal)、idyako(Drums)、髏姫-Ruki- (Guitar:以下、Ruki)の5人。2007年に結成、様々なメンバーチェンジを経ながら活動を続け、昨年Bassのアマを向かえ、最強メンバーとしてメンバーが定着、ガールズ・バンドとしては今最も熱い視線を浴びているバンドの一つとして、多くの注目を集めているバンドです。彼女らの特筆すべきその特徴は、ガールズという華やかさを持つ一方で、デス・メタルというイカツさのギャップを持つそのユニークなスタイルにあります。バンドのスタイルとして愛らしいほどのルックス。反してライブではフロアが総ヘッド・バンギングという強力なパフォーマンスを繰り広げることで有名。みっき~の凶悪ともいえる強烈なデス・ヴォイスを中心とした骨太のメタル・サウンドは本格的で、玄人肌のメタルファンからも一目置かれる存在となっています。
 
この秋にいよいよ自身初のフル・アルバムをリリースする彼女ら。決意も新たに気合いも十分、新たなメタル・ヒロイン候補としてどこまで上り詰めるのか目が離せない彼女らに、そのニューアルバムに込めた思いと、バンド結成の経緯から現在の心境に至るまでを、メンバーにインタビュー!
 

 
hana
 

1.どんな曲でも、私がデス・ヴォイスで歌うことでG∀LMETらしさっていうところが見えてきます。

 

—タイトル「Dawn of the Reverion」に込めたコンセプトってどんなものでしょうか?

 
みっき~:“戦い”とか、“戦いの始まり”みたいな感じですね。前作のシングル「Rebirth」は“生まれ変わり”、その次は戦いの始まりがあって…みたいな。
 

—なるほど、リリースごとに流れがあるような感じですかね?

 
みっき~:そうですね。次は…何やろね?(笑)
 
Ruki:だんだん早くなっているから、次の次くらいには終わっちゃったりして(笑)
 

—この時期にフルアルバムを出そうと思ったきっかけは何だったのでしょう?

 
みっき~:前回のシングルを出した頃にも、すでにライブではやっていたけど音源になっていない曲が何曲かあって、それを早く音源にしたかったんです。それも「だったらフルアルバムで」って思って。そのときにはまだ3曲、ライブでやっている曲が2曲と古い曲が1曲くらいしかなかったのですが、そこからフルアルバムを作ろうとして曲を増やしました。
 

—古い曲といわれているのはどれでしょうか?

 
みっき~:「Unchained Love」は一番古い曲で、「Spirit of Fire」と「Load to the Legend」は去年くらいからもう結構ライブでやっていましたね。だから古い曲が3曲ですね。
 

—今回、曲作りはメインがみっき~さんがメインで、「Keep Your Faith」と「Bullet For Undead」の2曲はRukiさんとのことですが、これは何か分担みたいなところを考えてのことでしょうか?

 
みっき~:もともとアルバムに11、2曲は入れたいと思っていたので、分けるのは分けたいと思って分担して作りました。本当は全員で作りたいと思ったのですが(笑)結局、ちょっとそれは無理だから、私が多めに作ったんです。
 
Ruki:あのときはかなり無謀な計画立ててたもんな(笑)
 

—ちなみに普段の曲作りなのですが、コードとメロディだけ作って、大まかなイメージで皆に見せるような格好?それともほぼイメージができている格好?

 
Ruki:まずはドラムの打ち込みとギターは入れた格好で、みんなに聴かせるようにしています。
 
みっき~:イメージはある程度固めているけど、最近、ギターソロは空けてギターの人に考えてもらうようにしています。あとベースも同じで、やっぱり空けています。自分的なこだわりがある部分はキッチリと作りこんでおいて主張しますが、あとは各パートにある程度お任せですね。ドラムもキメの部分とか、リズムだけ入れて。
 

—そんな中で、何か“G∀LMETらしさ”みたいな部分を出すことを意識することはありますか?

 
Ruki:いや、例えば今回は、G∀LMETらしさというより新しい試みが多くて、そちらのほうを意識していました。
 
みっき~:ん~それほど強く意識はしていませんね。音楽の好みくらいかなって思います。でもその中でやっぱり“G∀LMETらしいね”って言われるのは、ギターのメロディの詰め方なんかは、クセみたいなものがあると思うんです。そういう部分でメッチャキャッチーなものが入っていたりとか、「IN FLAMESみたいだ」ってよく言われるんですけど(笑)そういうのはあるかなって思います。
 

—なるほど。デス・メタルっていう表のイメージがあるけど、曲の中には割とメロディを感じさせる部分って強く感じられますよね。今お話に出た“新しい試み”という部分について、パートそれぞれに何か新しい部分に挑戦されたことってありますか?

 
みっき~:2曲目の「Promised Dawn」ですが、全員でコーラスして歌いましたね。サビの部分でコーラス的なものを入れましたが。それはライブでも頑張ってやるつもりです!(笑)あと、私は「What’s Mine」で初めて日本語の歌詞に挑戦しました。
 

—詞の部分は、普段どのようなことをテーマにして書かれているのでしょうか?

 
みっき~:普通のデス・メタルって、「殺す」とか「血しぶき」とか(笑)過激なことを書かれることが多いですが、それに比べると、まあ戦い的な強い感情はありつつも、結構自分の伝えたいことを入れたりしています。例えば今回の曲では「Road to Legend」なんかはメッチャG∀LMETなモチーフの上にセーラームーンのイメージを掛けてみたんですけど(笑)だから全般的には結構身近な内容なんですよ。何か「戦っている」とか、「自分達の歌を聴け!」(「Spirit Of Fire」)みたいな、強く伝えたいところを英語で詞にしています。
 

—なるほど、そこには揺るがない“みっき~ワールド”みたいなところがあるのでしょうか?(笑)

 
みっき~:そうですね。曲を皆に聴かせたときにも、大体納得してもらっているし。逆に「この歌詞はこんな意味があるから、こんな感じの演奏にして欲しい」と、プレイにアドバイスを送ることはあります。
 
Ruki:前向きな、応援歌的なテーマのイメージなんです。
 
みっき~:そう。「自分達がこれから頑張っていく!」っていう感情を歌詞に入れています。あまり後ろ向きに暗いことばかりを入れるより、そのほうが元気がもらえるかと思いますし。
 

—全体で、ギターソロはRukiさんとあやのさんのお二人で、どのように分担されているのでしょうか?

 
あやの:Rukiさんの曲はAメロとか入っていて、かなりこだわりを持っているから、そこはRukiさん自身が間を入れて、みたいな感じで。みっき~さんの曲は…フィーリングですかね(笑)
 
Ruki:大体二人で「どうやって分ける?」って感じで、半々になるように(笑)
 

—なるほど、最初はそういう打算的な感じで(笑)

 
みっき~:でも、イメージはあると思います。「What’s Mine」はあやのちゃんやな、って最初から思っていましたし、向き不向きというか二人はギターソロのタイプが違うから、そこは合うタイプに合わせてはいます。「Eternal Rain」なんかのメロディ系はRukiちゃんのほうが合うと思うし。逆に違うからこそツインでハモったりして二人で弾くときは、個性的過ぎて大変そうですけどね(笑)
 
Ruki:合わせようとすればするほど合わなかったりね(笑)
 
あやの:練習のときは、お互いガン見ですよ(笑)
 

—なるほど。アルバム全体を通してのセールスポイントとしては、どのような点がありますか?

 
みっき~:激しい曲もあるし、バラードも、メロディのポップな曲も、あるし、G∀LMETの中のいろんなものを網羅できているところかと思います。
 

—何か「ガールズ・デス・メタル・バンド G∀LMET」という一つの枠の中で、いろんなバリエーションがあるような点ですかね。

 
みっき~:そうですね。例えば歌がなければ本当に「POPSじゃないか?」って思える曲もあるし、でもデス・ヴォイスで歌うことでG∀LMETらしさっていうところが見えてくる。逆に激しい曲でもG∀LMETだし。これがG∀LMET、っていう全てを表せているところでしょうか。
 
Ruki:デス・メタルっていうだけで「イヤ!」っていうのが、結構一般の人でもいるかもしれんけど、G∀LMETやったら聴きやすい!って思ってくれるはずです。デス・メタルを好きになる入り口になりたいと思っています。
 

ここで、G∀LMETのメンバーそれぞれによる入魂のオススメナンバーを1曲ずつ語ってもらった。
 
idyako:「Whats’s Mine」
 
idyako:シンプルなフレーズなんですけど、メチャ印象として気に入っています。サビの後の部分は特に気に入っています。
 

—:全体的にメロディアスな印象がある楽曲の中で、一番メロディ感が薄い、ダーティーな感じですよね。

 
みっき~:そうですね。一番激しい曲にしたいなって思いました。
 
Ruki:「Eternal Love」
 
Ruki:私は、“バラード”って呼んでいるんですけど(笑)G∀LMETっぽくないというか、バラードっぽい曲が欲しいなって思いました。
 

—これはやっぱりバラードなんですか?私も聴いて“ひょっとしてこれはバラードかな?”って思いました。

 
みっき~:そう思っていただけました?よかった。バラードって言っていいものか分からないけど(笑)まあ、結局サビはかなり盛り上がっちゃいましたけど(笑)
 
Ruki:デスヴォイスでバラードって難しいやろ?って思っていたのですが、みっき~ちゃん作ってきたのを聴いたらメッチャカッコイイって思って。曲の最後にある雨の音のエピソードも(笑)「どんな雨の音がいいか」を、デモテープの最後にみっき~ちゃんがマイクで、「ぽつ、ぽつぽつ、ぽつぽつぽつぽつ…ザー!」って口で言ってたんです(笑)
 
みっき~:それを製作の人に送って、「これと同じものを作ってください」って。よくそのイメージをしっかりと作ってくれましたな、って感じで(笑)
 

—デス・メタルでバラードっぽいアプローチって聞いたことがないですが、なるほど新しいアプローチですね。

 
Ruki:カッコイイですよ。「どんだけ自分達の曲をベタ褒めするんだ!?」って思われるかもしれませんが(笑)それでもカッコイイ。
 
あやの:「KEEP」
 
あやの:何かRukiさんにはRukiさん節、みっき~さんにはみっき~さん節があると思うし、この曲も特にRukiさん節が感じられてすごくいいな、って思っていました。
 
Ruki:スピードが、ね。そんなに早く作ったつもりはないんですけど、110bps(beat per second)くらいで作ったつもりが、実際には220bps(笑)「あれ?何かおかしいなぁ…」とか思っていたら、倍ノリで計算していたという(笑)アルバム中最速の曲で、ギターはダウンピッキングのみで弾くとメッチャしんどい…
 
あやの:ダウン/アップでもキツいですよ(笑)でも間奏も自分的に自分じゃない感じ、「新しくこんなことをやりたい」みたいなところを考えていたので、そういう部分もうまく出せたと思います。
 
アマ:「Road to the Legend」
 
アマ:ベースが全体的に動いているんです。この曲はG∀LMETに入った頃からずっと弾いているんですけど、そのときは全然今のフレーズではなくて、ずっとフレーズを考えていたんです。ずっと、「何か違うなぁ」って思いながら考えて変わっていたフレーズなんですけど、今回ちゃんと、やっとできたって思って。
 
あやの:すごい、それ聞いて今メッチャ鳥肌立ったで(笑)
 

—ねかし続けて、ようやくできたという感じですか?

 
アマ:そうなんです。夜中「あっ、違う」とか、寝ながら考えたり(笑)渾身の1曲です!結構動いている曲で、これが好き。
 

—速い曲の中でも、どうしてもラインを動かしたいという気持ちがあります?例えば速い曲だと、どちらかというとルートの8分弾き等のシンプルなフレーズに落ち着くというのもありかと思いますが。

 
アマ:そうですね。最初は結構刻むほうが好きだったんですけど、G∀LMETの曲を聴くと、絶対動いた方がいいやんと思って、出来るだけ動くようにしています。何の音かは分からないのですが、こういう風に動いた方がカッコイイかな?っていうのが分かるので作りやすい。
 

—なるほど。そういう意味では、ベーシストとして一皮剥けた感じですか?

 
アマ:いや~どうでしょうかね(笑)
 
みっき~:「Promised Dawn」
 

—どの曲も非常に愛着はあると思いますが…

 
みっき~:そうですね、愛着あります。でも、1曲目のインスト「Before The Beginning」から2曲目の「Promised Dawn」に入る瞬間がベストかな(笑)
 

—ピンポイントですね(笑)でも、確かにあの繋ぎは「おお!やったねこれは!!」っていう感じの盛り上がりはありましたね(笑)

 
みっき~:マスタリングのときはそこには間隔が空いていたけど、私の中には曲作りの段階でこの繋がりのイメージがあったんです。だからそのときも「いや、違うんです、もっと近づけて、もっと…あっ、そう、これこれ!!」みたいに(笑)そこが一番のお気に入りポイントですね。

 

2.「日本で女性のカッコイイメロディックデス・メタルバンドがいるやん!」って言われたい。普通とはよりは、違うものを目指して。

 

—デス・メタルっていう音楽を、G∀LMETとしては基本的にどのように受け止めているのでしょうか?

 
みっき~:私達の音楽を「デス・メタルじゃない」っていう人も沢山おられますが、デス・ヴォイスで歌っている激しい音楽=メタルやから、デス・メタル、で良いんじゃないの?みたいな(笑)
 

—ということは、あくまで表面的なスタイルという意味でのカテゴライズということでしょうか?

 
みっき~:そうですね。デス・メタルって最近幅広いじゃないですか。デス声のヘヴィ・メタルっていうのもあるし、正直よく分からないところもあります(笑)だから、敢えていうなら「ガールズ・デス・メタルです」って。
 
Ruki:昔はその“ガールズ・デス・メタル”っていうキャッチフレーズの後に“?”マーク付いとったなぁ。
 
みっき~:今でも付いてるよ(笑)
 
Ruki:あれ?そうやったっけ?(笑)
 

—なるほど、本当のところこんなスタイルだけど、サウンドとしてはいろいろなカラーがあるんですよ、みたいな感じでしょうか?

 
みっき~:そう、最初はやっぱり聴きやすい曲から入っていったけど、これからはもっと激しい曲や、カッコイイ曲を一杯作っていくつもりですし。「日本で女性のカッコイイメロディック・デス・メタルバンドがいるやん!」って言われたい。ただ、曲は一辺倒でなくて、ポップな曲や激しい曲とか、飽きない感じでいろいろ。よくデス・メタルって、好きじゃない人から見ると「全部同じ曲に聴こえる」っていわれるじゃないですか。私もそんなの嫌やし、起承転結があるようなデス・メタルにしたいんです。
 

—ではそのデス・メタルという部分を除いて(笑)ガールズという部分についてお伺いしたいのですが、女の子同士って、皆さんどんな思い出バンドを続けられているのでしょうか?まあ、男女っていう性別をどうこう語るのも、本当はよくないのかもしれませんが。

 
Ruki:でも気楽ですよ、いつもスッピンでスタジオに入っているし(笑)男の人とバンドをやっているといろいろ気になるところが全く気にならないし。逆に女の子同士だからこそ気になるところもありますけどね。私にはガールズ・バンドのほうがやりやすいです、伸び伸びとできるし。
 
あやの:でも、バンド内恋愛禁止だし(笑)
 
Ruki:たまに一線越えそうなときあったりしてね(笑)
 
idyako:冗談ですって(笑)
 

—強烈ですね(笑)

 
Ruki:でも、女の子だけでデス・メタルをやっているバンドなんていないじゃないですか?それでみっき~ちゃんが「やりたい!」って立ち上げたバンドなんです。オンナ縛りで。
 
みっき~:やっぱり同じ様なものよりは、違うものをやりたいし。日本で一番有名な「ガールズ・デス・メタル・バンド」を目指して(笑)
 

—今、結成何年くらいですかね?

 
みっき~:6年目です。2007年2月結成ですからね。当初から全然メンバーは替わっちゃいましたけど。女の子で、これだけバリバリ音楽活動をやるっていう子がいなかったし、テクニックもこれだけ追いついてくる子もいなかったので、最初はメンバーチェンジが度々でした。一時期は3人とサポート、みたいな(笑)大変なときもあったけど、こうしてメンバーが揃って今の面子でようやく1年過ぎましたね、アマちゃんが入って。
 

—逆に言うと、今がスタートに立った、っていう感じですかね。最強メンバーになって。

 
みっき~:そうですね。っていうより、スタート地点に「戻った」っていう感じで(笑)
 

—これからの活動についてお伺いしたいのですが、まず10、11月に大きな主催イベントを東京と大阪で行われますが、これを始めようとされたきっかけって、どのようなものだったのでしょうか?

 
みっき~:去年の11/11に、シングルの「Rebirth」のリリースと共に、今のメンバーでスタートしてからちょうど1年ということで“ワンマン”という声もありましたが、私は主催イベントの方がいいなと思って、その方向に進めました。そこから「大阪でやろうか?それとも東京で?」っていう話もあったけど、「両方でいこう」ということになって(笑)自分で全バンドに声を掛けて、快諾していただきました。
 

—すごく豪華な面子が揃いましたよね。

 
みっき~:そうですね。例えばHEAD PHONES PRESIDENTさんなんかは全く繋がりがなかったのですが、以前LOUD PARKに出られていたのを見てから憧れていまして、“是非!”と思いコンタクトをととったところ、熱意が伝わったのか快諾していただきました。
 
Ruki:すごいよね、あと海外からもバンドが来るし。Metallic Spinとか(笑)
 
みっき~:DAZZLE VISIONさんは、向こうが「大阪でやりたいんだけど…」みたいなことを言われていたので、最初から是非大阪のほうでやってもらおうと思っていました。DESTROSEさんも、去年、同じ日に、現存の新しいメンバーでスタートを切ったっていうこともあって、あわせてこの日に出てもらうことを決めたんです。
 

—なるほど。でも、これだけの面子に声を掛けようという決意も大きなものだったのではないかと思いますが、やはり1ランク上を目指したいという意向でしょうか?

 
みっき~:そうですね。最高のバンドばかり呼びたいっていう思いで動いたという。仲良しのバンドを呼んで企画ライブって、別に問題もなくできると思うんです。でも、それだけでは嫌だしせっかくなら大きなイベントにしたいと思って、手の届く範囲からさらに手を伸ばしてチャレンジしてみたんです。まあ、そうは言ってもこれからの方が大変ですけどね、まずはイベントを終わらせないといけないし。
 

—でも、楽しみにしてますよ!レコ発のツアーはいかがでしょう?

 
Ruki:やりますよ!イベントもあわせて6箇所、その名も「Tour Of The Rebellion 2012」。
 

—札幌を含めて、かなり回りますね。

 
みっき~:そうですね、この間にインストアイベントもあります。
 
Ruki:そうは言っても、実際気分的には8月くらいからツアーに回っている感覚なんですけど(笑)九州とかね。
 
みっき~:今年の目標は、“とにかく知ってもらうこと”っていうのを、去年の末くらいから言っていて、今年は毎月必ずライブをして遠征も静岡とか九州等に行っています。
 
Ruki:一時は2ヶ月に1回くらいでしたが、今年に入って1ヶ月に1回、ちょうどレコーディングの頃からかさらに増えて2回とか(笑)アルバムのレコーディングも本当に地獄でした(笑)九州の遠征の前にこの写真(アー写)を撮って、撮り終わった後にそのまま福岡、次の日に宮崎に行って、帰ってきたらそのまま二人で朝までレコーディングって(笑)まあ私は寝てましたけどね。意外とG∀LMETってたくましいんだなって思いました。
 
みっき~:まあたくましくないと出来へんよね、このバンドは(笑)
 

—では、最後に今後の野望などを込め、読者へのメッセージをお願いします。

 
みっき~:今年は主催イベントはやるし、スリーマンイベントもやったことはあったんですが、だんだんとツーマン、ワンマンへとステップアップしたいですね、来年への目標として。
 
Ruki:あの…基本的に体力がないバンドなので、以前は30分のステージも辛かったけど(笑)今は1時間でもできるようになったからね。
 
あやの:素晴らしい!
 
みっき~:頑張りますので、とにかく皆さんに「ついてきてくださいね」って。
 
Ruki:こんなハチャメチャなバンドやから、ついてきたら…面白いかもよ、って(笑)
 
hana
 
彼女らを語る上でどうしても避けて通れないキーワードが、デス・メタルというキーワードなのですが、彼女らがつむぎだすその音を聴くたびに、デス・メタルという表面的なイメージは変わらないものの、その内面にあるものは、一般的な“死”を扱ったデス・メタルという本質とは異なった、全く別のものではないかという不思議な感覚を覚えることでしょう。単にサウンドのみでその本質を判断してしまうとなかなか作り手の思いや本質的なものを理解することは難しいですが、例えば彼女らの作品について歌詞をたどってみたり、ライブでの迫力のパフォーマンスを体験してみたりすれば、また一味違った音の感覚を覚え、今迄考えもしなかったような音の楽しみ方を発見できるかもしれません。
 
冒頭にも書いたとおり、そのルックスは可憐という表現がよく似合うG∀LMET。しかしその裏にある活動は個々で書き表せるものではないほどに過酷なもの。それでも自分達を知ってもらい、その作品、サウンドを作り上げる喜びを皆と共有しようとする意志の強さが彼女らからは感じられます。音源の製作からバンドのマネジメントまで全てを自分達自身で行っている彼女ら、そのタフネスはパフォーマンスにも現れ、力強い音と共の中へその成果として現れつつあります。自分達の好きなもの、押し進めたいという思いに制限を掛けず突き進もうとするその勇猛果敢な姿は、ある意味アーティスティックであるともいえます。どこまで彼女らが貫き通す信念が人々に伝えられることか?その動向には当分の間目が離せそうもありません。
 

「Dawn Of The Rebellion」
発売日:2012/10/06
GMCD-003/2,625円(税込)
収録曲:
01.Before The Beginning
02.Promised Dawn
03.Spirit Of Fire
04.Keep Your Faith
05.Road To The Legend
06.What’s Mine?
07.Dreamer
08.Eternal Rain
09.Bullet For Undead
10.Unchained Love
11.Last Words(Live)

 
◆公式サイト
http://galmethp.web.fc2.com/
 
◆ライブ情報
 
【東京の陣】『G∀LMET Presents Metal Diva Festival 2012』
2012年10月13日 吉祥寺Club SEATA
【出演】G∀LMET (from大阪)/exist†trace/GANGLION/HEAD PHONES PRESIDENT/Mary’s Blood/METALLIC SPIN
 
METAL for METAL presents『Ain’t My Bitch』
2012年11月3日 札幌 PIGSTY 
【出演】MAVERICK/G∀LMET(大阪) 他計7バンド
DJ うぃん
DJ SIGHTOWA
DJ yonexxy

 
【大阪の陣】 『G∀LMET Presents Metal Diva Festival 2012』

2012年11月11日 江坂MUSE
【出演】G∀LMET/DAZZLE VISION (from東京)/DESTROSE (from東京)/the Grail of Sics/ARESZ/VRAIN
 
『Venus Saves Vol.9~G∀LMET Tour Of The Rebellion 2012~』
11月23日 名古屋 栄・タイトロープ   
【出演】 G∀LMET/ridear(福岡)/erpetual Dreamer(大阪)/JayG*k
 
『成田☆一家プレゼンツ SATOSHI Birthday Live』
12月29日 umeda AKASO
【出演】 成田☆一家 /ROSENFELD / G∀LMET/WINDZOR(姫路)/DEATH☆LAND/xaos(東京)/爆音戦隊アニレンジャー/GoDeath/SOUND SCREAM/Lipstick Scandal/Will O’The Wisp

 
 
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