コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

五十旅目 :宮城「パスタ専門店コパン亘理店」


宮城県亘理町に初めて行ったのは11年前の4月、坂元中学校避難所で炊き出しとミニライブをやらせてもらった。

初めての被災地、短い時間だったが見たもの、話したこと、感じたこと、書ききれない思いでいっぱいの忘れられない経験になった。

翌年もイベントでライブをやらせてもらった。

それ以降また行きたいと思いながらなかなか機会がなかったが、去年やっとまた行くことができた。

初めてのコパン、コロナ過の中ライブを開催するのは久しぶりとのことだった。
手作りの思いのこもったライブ、思っていたよりたくさんの人が来てくれて盛り上がった。

OAをやってくれて亘理に呼んでくれた、最近何かと一緒に演ることも多い地元のMS.Driverとのセッションも良かった。

オーナーの森さん、かなえさんに感謝。

11年前にライブをやった坂元中学校で一緒に撮った記念写真に写っている何人かがライブに来てくれた。

中学生がもう23歳に、あの時のライブを覚えているという言葉が本当にうれしいかった。

あっというまのようなそうでないような、でも時間は確実に前に進んでいる。

坂元中学校は閉校してしまっていたが、ライブを演った校舎の入り口のところまで行くことができた。

20人もいない即席ライブだったが、この経験が今の自分の音楽活動につながっている。

音楽はつなげてくれるというのを実感した、自分にとって大事な場所。

亘理町とのこのつながり、これからも大事にしていきたい。

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

 
■宮城亘理「パスタ専門店コパン亘理店」
宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字柴北100 みやぎ生協亘理SC内
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