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【NEWS】Kelly SIMONZが最新作『Holy Winter』を語るインタビュー

2014年12月15日

Kelly SIMONZが最新作『Holy Winter』を語るインタビュー
 
※新譜るLIFEダイアリー Kelly SIMONZ『Holy Winter』記事を公開中!
http://www.beeast69.com/serial/simple/117248
 
Kelly SIMONZ本人に、今回のソロアルバムについて語ってもらった。また、今回Additional MusicianとしてクレジットされているドラマーのYosukeにも、このアルバムのレコーディングの様子をたずねてみた。


syugou-029_3—今回のアルバムをクリスマスアルバムとしてリリースした経緯を教えていただけますか?
 
Kelly SIMONZ:今回の企画をされたディレクターさんが「無類のクリスマスアルバム好き」でして(笑)、そこに対して僕に白羽の矢を立てたという。面白い素材と考えて、「Kellyさんがやったらどんなものになるだろう?」と、アイデアを投げかけてくれたんです。僕としては「よし、やったろうじゃないか!?」という感じでした。
 
—「クリスマスアルバム」に反応したとは、ちょっと意外にも見えますね。
 
Kelly SIMONZ:確かに僕には、どうしてもハードロックでクラシカルなプレーを得意としているギタリスト、というイメージが10年以上も続いていますから。でも僕自身がアメリカでやってきたことは、まったくネオクラシカルじゃなかったんですよ。また向こうで何年かクリスマスを過ごした中、こういった時の音楽を演奏する機会もありましたし。特にカントリーやジャズという音楽は、アメリカで過ごした時の経験から、僕のベーシックの中に得られた音であり、今こそそれを出せるいい機会だと思ったんです。
 
—なるほど。それで今回のチャレンジということになったわけですね。
 
Kelly SIMONZ:そう。なのでそこは狙い通りハマりましたね。また、今回メジャーからのリリースが出来るということの意味合いというか、たとえば自分でインディペンデントのアルバムで「カバーをやります!」ということと、メジャーレーベルのリリースというのは、明らかにマーケティングも違うと思いますし。もともと「クリスマスソング」は、影響の大きいジャンルでもありますしね。ウィンターソングっていうのも非常に良い。かつ自分のオリジナルで今回入れた2曲も、ハマるんじゃないかという感覚がありましたので、「それもやらせてくれ」という約束で、これが実現しました。
 
—アルバムの構成はどのように考えられたのでしょうか?確かに季節柄というか、「クリスマスソング」がメインの選曲の中で、たとえば「Amazing Grace」など、非常に幅が広い選曲もあって面白いですよね。
 
Kelly SIMONZ:そうですね、クリスマスソング以外の、たとえば「Amazing Grace」なんかはHolyな感じが共通するという考えからです。
 
syugou-029_3—なるほど、確かに曲の雰囲気にはマッチするものがあるように感じられますね。
 
Kelly SIMONZ:まあ僕自身は普通に仏教徒で(笑)、やっぱりアメリカに行った経験がなかったらたぶんパッと「やります!」ということにはならなかったでしょうね。向こうの文化のベーシックな部分を、生活の中で体感出来ていたということは、今回につながっていると思います。宗教的な意味合いが強いでしょう?どうしてもこのクリスマスという日は。そういう文化と音楽との密接な関係を、分かった上で構成を考えたんです。たとえば今回の曲で「Winter Wonderland」をカントリー風味でアレンジしたプレーが収録されていますが、これは向こうにいた時に、こんなイメージの曲を結構聴いていたので、それを当てはめてみました。
 
—なるほど。失礼な言い方かもしれませんが、アルバムを拝聴した感想として「Kellyさんがここまでやっちゃうんだ!?」という印象がありましたね(笑)
 
Kelly SIMONZ:意外と間口が広いというところを、今更ながら見せ付けたという…「ちょっと遅いだろ!?」って感じですが(笑)。たとえば一般的にクリスマス=ジャズという印象がありますよね。ジャズのアーティストはクリスマスソングもこぞってカバーしているじゃないですか。ジャズはたとえばロックなんかに比べると、そこまで大きな起伏はないし、聴き易い。つまりイージーリスニングなんですよね。でもそのイージーリスニングの中にもクセを入れようと思って、ロックアレンジからアコースティックまでの間にジャズやカントリーなどを混ぜたんです。
 
—それにしてもプレーの幅が広いですよね。
 
Kelly SIMONZ:まあ「ここまで出来るの!?」と皆に今更言われるのは、正直自分にはショックだというのが本音で(笑)。僕自身は、実は歌を歌うのがメインなので、歌を歌うようにギターを弾くというのがこのコンセプトなんです。だからインスト。実は歌を歌おうと思っていましたが、ディレクターさんと相談して「インストでいいんじゃないか」ということになったんです。僕は最後まで悩みましたけどね…でも結局、逆に良かったと思います。それはいい意味で「BGMに使ってもらえるんじゃないか」と考えたからなんです。
 
—具体的にはどういうことでしょうか?
 
Kelly SIMONZ:僕らは楽器をやるじゃないですか?でも楽器をやらない人にとっては、普通の音楽って「歌と楽器」なんですよね。だから歌モノの曲は「歌とバック」という印象になるんです、どれだけギターを弾いても「バック」なんですよ。ずっと一生懸命ギターを弾いてみても「歌、いつ始まるの?」とか言われることもあって(笑)。そう考えると、たとえば逆にバックだと思ってもらいながら「バックなのに何なんだこの印象的なギターは!?」とか気にしてもらえると、もともとインストに興味がなかった人にも聴いてもらえるんじゃないか?というトライもできると思ったんです。だからこそ、このテーマをうまく利用してみたんです。
 
syugou-029_3—確かに普通のBGMというイメージがピッタリきますね。Kellyさんとしてはイメージが強い「ギタリストのソロアルバム」的なイメージよりは。
 
Kelly SIMONZ:そうですね。あくまで「プロデューサーのKelly SIMONZ」として、色んなギタリストを呼んで演奏させた様な感じのイメージを考えたんです。僕自身が「Kellyだぞ!」っていうものを出すのは、とにかく僕が弾きまくればいいわけだから簡単なんですよ(笑)。でもそれより今この年齢でプロデュース能力にそれなりに経験と自信を持ってきた中では、ソロギタリストとしてのアピールよりも、プロデュース力という部分をアピールしたかったんです。
 
—派手さという意味では、前作の『BRIND FAITH』のほうがイメージしやすいというか・・・全部通して聴いても、それらしいサウンドとしては「We Three Kings Of Orient Are/Carol Of The Bells」のみ、これはKellyさんのイメージそのままという感じの超絶ギターサウンドですね。
 
Kelly SIMONZ:うん、その他は「えっ!?」って感じですよね(笑)。でもそこが僕としては導入部分として良いなと思っています。この作品のあとにKelly SIMONZ’s BRIND FAITHとか、派手な部分を聴いてもらえれば。今回逆に僕が歌を歌ったとしても、逆に本当のイージーリスニングになってしまうから、それならむしろギターミュージックで、ギターの個性を出すというよりは、楽曲がギターをメインに作られているクリスマスソングというものを目指してまとめ上げたんです。
 
昔、Steve Vaiがプロデュースした『Merry Axemas』というギタリストのオムニバスアルバムがありましたが、あれはそれぞれのアーティストが一曲勝負をしているものだから、それぞれに「色を出したい」というパワーがものすごく見られるんですよ。だから曲としては「これはクリスマスじゃないんじゃないか?」と、僕は聴きながら考えたところはあったんです。だからもっとそういったギター色を抑えたプロデュースをしてみようと思いました。
 
曲のメロディを壊さないような演奏と、あと今言った「We Three Kings Of Orient Are/Carol Of The Bells」みたいな、らしさみたいなものも残さなきゃと考えて、そのアレンジも入れてみました。むしろ「Silent Night」がいいという人がいてもらってもいいと思うんです。かつ誰でも出来る演奏だというふうに見せかけて、「実はそんなに簡単じゃないんだ」というところも狙ってはいます。
 
—なるほど。実は私も拝聴した時に「これはギター・キッズが弾いてみようとか思うアレンジになっているんじゃないかな」とは思いましたね。でも弾いてみて意外に「あ、結構難しい」みたいに感じるような(笑)
 
Kelly SIMONZ:そうですね(笑)。雰囲気を出すのは結構難しいと思います。結局、音楽とは音符をただなぞるだけで出てくるものではない。それを今までのアルバム以上に聴かせることは出来たと思っています。もともとディレクターさんから20曲くらい案を出していただいて、その中から僕も選曲して、「自分がただやりたいから」という恰好ではない、「リスナーだったらこれを聴きたい」というものをピックアップしたんです。
 
曲の選び方も面白いし、バッハのカバー(「Jesus、Joy Of Man’s Desiring」)は、普通はあんなプレーは誰もしないと思うし(笑)。あの速さでメチャ難しいんですよ。あのアルバムでやりたくないのは、もちろんあれ(笑)。でもだからこそ僕しかいないと思ってやりました。そしてメロディを重視した曲を、今回はシングルコイルではなくCombatのハムバッカーで弾きました。
 
syugou-029_3—とてもメロディが印象的に聴こえますよね。超絶!というよりは歌う感じというか。
 
Kelly SIMONZ:ありがとうございます。でも実は、僕としてはその歌う感じというのが超絶なんですよね。録音するとこんな感じになるものが、やっと今回出せたというのが。Kelly SIMONZ’s BRIND FAITHであれをやっちゃうと、「何だあれは!?もっと弾けよ!」と言われるかもしれないし(笑)
 
—なるほど。ここでAdditional MusicianとしてクレジットされているYosukeさんにもお話をおうかがいしたいのですが、どのようにレコーディングに入られたのでしょうか?
 
Yosuke:「Amazing Grace」は完全にセットで叩きました。その他は部分的に。たとえば「White Christmas」は金物、ハットやシンバルとか。タムなんかには全部毛布を掛けてプレー、アルバムの音は全部サンプル音源の音なんですよ。あとはマレットなんかの効果音的なところを、Kellyさんの合図にあわせてプレーしました。
 
—普通に録るより難しそうです。
 
Kelly SIMONZ:最近のサンプル音源の音はかなりいいんですよね。たぶん聴いただけでは区別がつかない人も多いと思います。でもシンバルはなかなか歌色みたいなところもあるし、分かる人にはバレてしまうと思う。特にアップテンポの8ビートにはそこがとても重要だと思ったので、それを彼に体に入れてもらって、うまくアクセントともあわせてもらってプレーしてもらったんです。
 
—でも本当にプレーしづらそうですよね(笑)
 
Kelly SIMONZ:そうですね。でも彼はうまくやってくれましたね。彼は普段からクリックを聴きながら演奏しているので、僕のワガママに応えてくれました。
 
—そうでしたか。とてもユニークなレコーディング方法ですね。
 
Kelly SIMONZ:これはGary Mooreが昔彼のアルバム『Wild Frontier』を同じ手法でレコーディングしていたという話を某音楽雑誌で見て記憶していたという経緯がありまして。昔、よく分からなかったんですが、かつてCindelleraというハードロックバンドが、レコーディングでCozy Powellを使ったという話。その頃僕は「何だこのバンドのリーダーは!レコーディングに自分のバンドのドラマーに叩かせないなんて!冷たい奴だ!」って思っていたんですよ(笑)。でも自分が大人になって初めて分かったんです。「レコーディングがちゃんと出来る人をレコーディングで叩かせないとマズイ」ということを。
 
syugou-029_3—それはレコーディングされている時にも感じることがありますか?
 
Kelly SIMONZ:ありますね。ライブがうまい人というのは、実は全然違う。大人になって、初めてCozy Powellがなぜあれほどまでに起用されるか、がようやく分かりましたね。そういうところでもYosukeはレコーディングを学生の頃から実践していた経験もありましたし、慣れているんです。単なるメタルバンドのドラマーでは、たぶん急には無理な仕事でしょうね。
 
そこはやっぱりレコーディングが上手な人と、ライブが上手な人との差というものが。今回、自分はその辺を分かってやっていましたから。先程もおっしゃったとおり、普通は難しいです。シンバルのアクセントだけあわせるなんて。でも違和感はないでしょ?
 
—そうですね。というか、全然そんなふうに録っていたということが想像できなかったですね。
 
Yosuke:そういっていただけると嬉しいです(笑)。15曲目は全部ドラムはプレーしましたけど、タムはフロアタムだけ。全部を録ろうとするとカブリが出るんですけど、あまりカブリがないほうが綺麗に録れる。だからバスドラ、スネア、ハット、シンバル、ロータムだけにマイクを立てました。
 
Kelly SIMONZ:それだけが意外にいい音で録れるということが分かりましたね。Kelly SIMONZ’s BRIND FAITHで一番困ったのは、フルキットを組んでしまったこと。非常に音像を録るのが難しかったんです。カブリが問題で。あとコンデンサマイクで音を録ろうとしたけど、音が細くなったんですよ。コンデンサマイクだといい音になると思ったんですけどね。だからそれを全部ダイナミックマイクにして録りました。アコースティックギターは、よく2本3本と立てられるケースもありますが、僕は今回1本のコンデンサだけ。全然それだけで広がりは出せましたね。そういったシンプルなレコーディングでしたね。
 
—なるほど、かなりこだわりましたね。Yosukeさんとしてはどんなレコーディングだったのでしょうか?一概に前作のレコーディングとは比較できないと思いますが。
 
Yosuke:というかKellyさんの取り組みも9月の中旬くらいまで、どんなことをやられようとしているのかが分からなかったんですよ(笑)。Kellyさんからは、普段は音源みたいなものをもらうんですが、それすらなかったし。
 
Kelly SIMONZ:そう、「Amazing Graceを録ろう!」と決めたのが、実はレコーディング当日だったんですよ。まさにAmazing!なんて(笑)。Yosukeは曲名自体は知っていたけど、どんな曲かは知らなかったんです。でも単純に「いい音が録れる」というのがその日分かったので、そこで「生ドラムを録ろう」と決定してプレーしてもらったんです。
 
Yosuke:そういう意味では、今回それほどドラムというキッチリした形での参加ではないですが、個人的には新しい録り方が出来たことが自分的には非常にプラスになったと、有意義に思っていますね。
 
syugou-029_3—非常に前向きな意見ですね。
 
Kelly SIMONZ:まあ、彼の本音としては「もっとパートを増やして欲しい!」というところだと思いますが(笑)。かなり輻輳したスケジュールの中で、2週間のレコーディングの中で行いましたからね。もっと前から時間的に余裕があれば、それも出来たけど。実は彼がAdditiona Musicianになる予定はそもそもなかったんです。でも折角だから入れようということで。だから彼的には「Additionalになってラッキーだった」というのも本音だろうと(笑)。バンドの時はもちろん、メンバーという恰好になりますしね。
 
Yosukeもこういったやり方は最初は戸惑うかもしれないけど、「やらなきゃいけない」という環境にいましたし(笑)「Amazing Grace」は、仮ベースを僕が弾いて、彼と一緒にプレーしたんです。ただあわせただけ。クリックもなかったし。1回録ってみてうまく行って、もう1回録っても良かったので2テイク目で完了。で、ベースをあとで録り直したのちにギターを入れたんです。
 
—それにしても本当に面白い録り方ですね。
 
Kelly SIMONZ:一発録り、じゃないけど一発にあわせた恰好です。そういうところで、僕は今迄1人でやっていたジレンマがあったんですが、彼がやってくれたことが新しい広がりを持たせてくれましたね。
 
—なるほど。今回はカバーアルバムということで、その企画自体がテーマと見られがちですが、そういう意味では非常に面白い作品になっていますね。
 
Yosuke:ありがとうございます!
 
—でもライブは大変そうですよね(笑)
 
Kelly SIMONZ:そう(笑)。12月のライブではね。僕とやるとなったら、覚悟しなきゃいけない(笑)。全部出来ないといけないですから。でもラッキーなのは、音楽学校に行っていたから、言ってしまえばJazzも出来るし、12月23日のキネマ倶楽部でのライブでもやると思うし。メンバーとしては前作と同じベースのKazと共にKelly SIMONZ’s BRIND FAITHになりますが、これを再現しようと思います。
 
syugou-029_3—面白そうなライブですね。それでは、このアルバムを引っさげて、クリスマスに向けて活動を続けるということかと思いますが、最後に来年に向けてどのような展望をもたれているかをおうかがいできればと思います。
 
Kelly SIMONZ:やっぱりここ数年、僕は表に出て活動するということを意識していました。上京したのが2011年で、その活動の中でメジャーリリースができたことで、おかげさまでさらに活動も増えました。単なるセミナーだけでなくライブも。でもとにかく勢いだけという感じではありましたから、来年はしっかり計画を立てて活動をするというところを考えています。『Holy Winter』を作る時は、もう体が大分くたびれていましたし(笑)。
 
当然リリースもしていきたい。やっぱりアーティストは作品を出すというのが基準だと思うんです。以前出した教則本も、作品とはいえるけど、本音を言えば「アーティストは音源、楽曲をリリースし続けること」これこそがプロだと思っています。十何年も空いてしまっているブランクを考えると、なおさら今こそガンガン行かなければいけないと考えていますし。
 
僕は自分の作品について、曲が出来ない、というのではなく「どういうふうにリリースするか?」ということに悩んできました。30代の時は僕は音楽学校の講師というイメージになっていたから、そのイメージで「先生が出したのね」と言われるだけでは意味がありません。だからバンドにもこだわったし、色んな要素を考えた中では、今年アルバムを2枚リリースしたことで認知が広がってきたでしょうから、さらに作品を作り続けていきたいと思っています。
 


 
syugou-029_3Kelly SIMONZ『Holy Winter』
発売中
KICS-3121/2,600円 (税抜)
収録曲:
M01.Joy To The World
M02.White Christmas
M03.Ave Maria
M04.O Holy Night
M05.Winter Wonderland
M06.All In One Piece
M07.Angels We Have Heard On High
M08.Jesus、Joy Of Man’s Desiring
M09.H-I-K-A-R-I
M10.We Three Kings Of Orient Are/Carol Of The Bells
M11.When You Wish Upon A Star
M12.Sleigh Ride
M13.The First Nowell
M14.Silent Night
M15.Amazing Grace




 
ライブ情報
 
東京キネマ倶楽部”the 8th” HOLY WINTER LIVE 2014
2014年12月23日(火)【東 京】東京キネマ倶楽部
 



 
公式サイト
http://www.kellysimonz.com/


 
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