第16回「History of OG (後編)」
OGです!
前回のコラムから、約一年が経ってしまいました。
マイペースにも程があります。
まあでも、長く続くものは瞬発力より継続力が大事なのでしょう。
そこはマラソンと似てますね。
マラソンのようなリレーコラム。
「History of OG」の後編でございます。(/・ω・)/
【Rock’n’Roll Bomb!! / 廣嶋】
前回の「前編」は2000年リリースの「Julian」で締めたのですが、その後のOGはしばらく休養期間に入ります。
これは休もうと思って休んだわけではなく、レコード会社も事務所も、遂にはサポートメンバーまでいなくなってしまったので、休まざるを得なくなってしまったのでした。
今にして思えば、約一年の休養期間がその後の音楽活動に良い影響をもたらすのですが、当時はちょっと不安でした。
そんな中、渋谷La.mamaの20周年を祝うために作ったセッションバンドが、後の廣嶋というバンド。
当時、「ギタリスト」としての評価が低かった自分は、敢えて唄わずに上手(かみて)の立ち位置をチョイスします。
廣嶋はやがてオリジナル曲を作り始め、それが溜まって出来たのがこのアルバムです。
第二の青春(?)が始まった、30代前半の頃のお話。
【真っ赤な太陽 / 廣嶋】
こちらは、1stの勢いを保ったまま出した6曲入りのミニアルバム。
OREGA RECORDS第一弾!
【Romantic / Julian】
廣嶋と並行して活動していたのが、「バンド」として復活したJulian。
この作品が出たときは本当に嬉しかったです。
「生まれてきてくれてありがとう」って思ったよ。(T_T)
【Our Favourite Cafe / Julian】
『Romantic』から数か月後に出したこのアルバム。
それを録音していた時期が、自分の「ある種の」ピークでした。
瀬端くんとWDと自分による、ちょっと粗い演奏が記録されたこの作品が、「ロックンロール」に一番近い気がします。
普通のロックではなく、「ROCK AND ROLL」。
自分にとっては、崇高で神聖なもの。
【HIROSHIMA / 廣嶋】
嵐のような2006年が過ぎ去り、少し落ち着いた頃に出たこのアルバムは、OG在籍時の最後の作品。
途中で脱退してしまったのは申し訳なかったけれど、結成から今に至るまで、廣嶋というバンドはずっと大好きです。
そして改めて、「ギターボーカルで勝負したい」という気持ちが強くなったのもこの頃。
本当にお世話になりました。m(__)m
【たそがれレインボーJACK / Julian】
『Our Favourite Cafe』を越えるために必要なのは、歌えるギタリストでした。
そこで抜擢したUくんですが、彼を含めた4人のJulianで残した唯一の作品がこれ。
DECCAPYES第一弾!
【KALEIDOSCOPE / Mild Julian One】
ソロユニット時代のJulianがメジャーで録音した幻の2ndアルバムというのがあって、プレスの直前で流産する訳ですが、その供養のために作ったのがこのアルバム。
全曲、自分の演奏による多重録音。
我ながら、よく頑張りました。(笑)
将来的には、これの続編を作りたいです。
地下のスタジオでお酒を飲みながらテープを回す。
髭なんかも生えてきて、灰皿は山盛りで…。
スタジオの壁には親の写真を飾ろうかな。
きっと良い作品が出来ると思います。
【Au revoir / Julian】
2011年の東日本大震災で、色々なことが変わりました。
目に見えるものも、見えないものも。
目に見えないものの中のひとつに、「自分の意識」というものがあって、それがバンドを解散に導いたのだと思います。
でもそれは、決して悪いことではなく、次のステップに進むためには必要なことだったのでしょう。
「Au revoir」はフランス語で、「また会いましょう」っていう意味。
「さようなら」ではなく、「またね」です。
その言葉を選んだのは、Julianは終わらないと思ったから。
音楽活動には終止符を打ったけど、Julianっていうバンドはまだ生きていて、ロマンティック共和国(心の中)では、バリバリの現役です。
それは例えば、The BeatlesやThe Jam、Sex PistolsやThe Clash のような感じ。
そんなバンドをやれたことを誇りに思います。
そして、平成の日本で活動出来たのも幸せでした。
【The HIGH / The HIGH】
やっと、The HIGHまで来ました。(;^ω^)
文章量はたいしたことないけど、当時のことを思い出しながら書いてるからけっこう疲れるんだよ。(笑)
このアルバムのセルフライナーノーツは他でも書いてるけど、改めて書いてみましょうか。
自分のポテンシャルをフルに発揮出来るのは、自ら作詞作曲した曲をトリオバンドのギターボーカルで表現することなんだけど、それは高速道路でアクセルをベタ踏みする行為に似ているのです。
The HIGHでは、そうじゃない運転技術が必要で、それは例えば、「通行人を優先して左折」とか、「早めの車線変更」とか、「急ブレーキを避ける」とか…。
言ってみれば、安全に走ることがテーマで、この作品がその第一歩だったのかも知れません。
どのバンドも1stアルバムは印象深いのだけれど、これは人生初のアナログ盤もあるから、ベスト5には入るかな。
こんな作品を作らせてくれた、ロックの神さまとメンバーに感謝です。m(__)m
【Welcome To The Next World / The HIGH】
ジョン・レノンの言う、「根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることである。」っていう言葉が本当なら、自分はまだステージに立ってて良いんだなって思いました。
才能と自惚れは紙一重だけど、多分、自分は誰も持っていない「何か」を持っていると、いまだに信じています。
となると、それを磨くのが自分に課された義務で、自分が自分らしく生きる唯一の方法なのでしょう。
そんなことを再確認させてくれた作品。
【10×4 / The HIGH】
この作品には、2017年の等身大のThe HIGHが詰まっています。
ジャケットのVespaは自分が長年乗っていたものなんだけど、廃車手続きをしたのに未だに手放せません。
でも、もうそろそろ手放さないといけないね…。
50歳になってVespaを手放したら、The HIGHの3rdアルバムのレコーディングが始まる見通しです。
今まで通り、全力でやります。
きっと、最高のアルバムになると思うので、楽しみにしてて下さい。
■The HIGH スケジュール
2019.08.18(日)@東京・渋谷La,mama ★hirono 50th Birthday Festival★
2019.09.11(水)@神奈川・吉田町Lily
2019.09.14(土)@東京・下北沢CLUB Que
2019.09.23(月・祝)@東京・渋谷La,mama
2019.09.28(土)@京都・拾得
2019.09.29(日)@愛知・今池TOKUZO
2019.10.12(土)@宮城・仙台FLYING SON
2019.10.13(日)@宮城・仙台VORZ BAR
2019.10.26(土)@福岡・博多UTERO
2019.10.27(日)@福岡・博多LIVE SPACE ZERO
公式サイト http://the-high.net/
Facebook https://www.facebook.com/TheHIGHmods/
Twitter https://twitter.com/The_HIGH_Info
■CDリリース情報
10×4 (テン・バイ・フォー)
The HIGH New Album「10×4 (テン・バイ・フォー)」
全10曲 ¥2,000(税別)
[DPCD-1801] DECCAPYES
2018.01.27 Release
※ライヴ会場限定発売
収録曲
M01. Heaven’n’Hell
M02. Tokyo 80s Night
M03. Rock’n’Roll Band Part2
M04. Whisky Man
M05. We Had No Choice But To Do (bonus track / outtake version)
M06. Ruby Wednesday (bonus track / outtake version)
M07. Fool Rule (bonus track / outtake version)
M08. Go Away (bonus track / outtake version)
M09. Baby I Love You (bonus track / outtake version)
M10. I Feel Good Tonight (bonus track / outtake version