特集

TEXT:桂伸也

国内のロックシーンの最先端を駆け抜け、輝き続けるフロンティアたちの横顔に迫るインタビュー特集「ROCK ATTENTION」。通算20回目は、国内最高峰の実力を誇るヘヴィメタルヴォーカリストであり、合わせてアニメのメタルカヴァーのパイオニアともいえるアーティストさかもとえいぞうの登場だ。
 
さかもとえいぞうは日本ヘヴィメタル界の最高峰バンドANTHEMのフロントマンとしてその頭角を現したが、アニメタルEIZO Japan等の活躍で一ヘヴィメタルヴォーカリストとしての活躍に留まらない幅広い活動を展開、さらにはJAMプロジェクトの参加をはじめアニソンシンガーの重鎮ともいえる水木一郎影山ヒロノブらとの共演等、目覚ましい活動を繰り広げている。ソロライブにも意欲的に取り組んでいる。特にアコースティックギター一本でステージに立つソロライブは近年彼の活動の中で著しくその範囲を広げており、この1月にはギターと歌を一人ですべてプレイしたソロ作『アコギハンサムマン1』をリリース、彼のソロ活動の原点を打ち立て、次へのステップアップを示した。
 
また先日BEEASTにて報じた『【ピックアップ!】哀旋士…声明文!』では、アニメタルでともに活躍したギタリストであり朋友の屍忌蛇とのタッグによる新プロジェクト哀旋士の活動開始が発表され、アニソンファン、メタルファン両方の熱い注目を集めている。今回はさかもとえいぞうにインタビューを実施、リリースされたソロアルバムの内容とともに自身のソロ活動に対する思い、合わせて注目の哀旋士の全貌に迫ってみた。
 
※本文中の画像は、2/2にペルーで行われた『Otaku Fest in Lima, Peru』の模様。
hana
 

1.ようやく自分のスタイルが見えてきました。これぞ「今から始まるオレの第一章」!!

 

—今回リリースされたソロアルバム『アコギハンサム1』から、さかもとえいぞうさんのソロ活動についてお聞かせいただければと思います。自主製作でのリリースとのことですが、これは初めてでしょうか?

 
さかもとえいぞう(以下、さかもと):いや、2年前くらいにソロアルバム『さかもとえいぞうゴールデン・ヒッツ』をB.T.H. RECORDS(『Case Of “B.T.H. RECORDS』参照)からリリースしたときにも入れたことがありました。ただ、そのときは自分のギターを入れることには抵抗があって、どうしても相方の永野くん(永野啓司練馬マッチョマン,Guitar)に弾いてもらって僕が歌うことにしていました。
 
特にギターに関してはめちゃくちゃ凝り性なところがある上に、出来たものについてOK/NGを自分でジャッジが出来ないと思ったんです。だから永野くんにギターを弾いてもらって僕は歌に専念していました。アコギソロライブは一応本数的にはかなりの数をやるようになっています。僕は基本的に実践で叩き上げられてきているので、その中で自分を鍛錬する意味でアコギでのソロ活動を始めました。実は365日の中では他の活動よりかなり多くの本数をこなしてるんです。その流れで「こんな活動もやっていますよ」というところを聴いてもらいたくてソロアルバムを出したんです。合わせて「こんな曲をやっています」という名刺的なものを一枚作っておこうかな、と。
 
それで今回は、EIZO Japan等のエンジニアの大本くん(大本浩史VIGILANTE,Guitar)に協力してもらい、彼の所有するVIGILANTEスタジオでレコーディングしました。でもギターを自分でジャッジしているとディレクションで迷ってばかりで締め切りの日までに完パケしないのでは?と思ったので、自分はライブと同じように2~3回弾き、あとは大本くんにエディットしてもらうという流れで進めました。
 

—ではこの作品は、ここから本当の意味でソロ活動をスタートする宣言のような作品といえるのでしょうか。

 
さかもと:そうですね。去年は自分がソロでやっている曲をアレンジしたもので『さかもとえいぞうゴールデン・ヒッツ』という作品を一つの区切りとしてリリースしましたが、これからはアコギの作品が増えていくと思うのでタイトルも『アコギハンサムマン1』としました。今後も年に1枚くらいはリリースしていきたいと思っていますね。
 

—今回は今まで作られた楽曲をそのままのアレンジでプレイしている格好でしょうか?アコースティックでありながらメタルっぽさを感じる印象がありますよね。

 
さかもと:そうですね。僕はアコギでもアコースティック然とし過ぎないように、基本的には パワフルに歌い、ロックなギターを弾く、というように決めています。
 

—1曲目の「Guten Tag」は、以前のソロアルバムではもろにメタル、というサウンドが、今回のアコースティックになると普通のポップなカラーになっていたり、3曲目の「Shout! Smile! Shine!」や4曲目の「Hello Again 違法人グルグル」の楽曲のように逆にアコースティックギターのサウンドが目立っているのに「フォークじゃないな」みたいに感じる曲などもあったりしますよね。非常にバラエティに富んで面白いですが、一人でプレイする場合に、特にハードさ、メタルっぽさを意識することはありましたか?

 
さかもと:もちろんあります。それがさかもとえいぞうの目指してるものなので。たとえば4曲目の「Hello Again 違法人グルグル」は、半音階を使っているところはSCORPIONSのイメージなんですよ。それと「Shout! Smile! Shine!」は、基本的には昔のスピードメタル?(笑)樋口宗孝ビートと呼んでいます(笑)。僕はジャパメタ世代なので、LOUDNESSの「In the Mirror」や「S.D.I」みたいなナンバーが大好きなので、歌の中のビートはLOUDNESSLAZYで間奏部では「移民の歌」みたいなイメージのフレーズを入れてみるとか。僕の中ではギターに制約はないし、きれいにマイナーコードを並べて音を鳴らせられればそれでいいというものでもない、パフォーマンス込みで自分のやりたいことを全部、アコギ一本で表現したいという欲求があるので、自然にそういったアレンジになっています。多分、同じようにやっている人は日本にはあまりいないのではないでしょうか。
 

—アコギのプレイヤーで影響を受けたアーティストは、どのような方がおられますか?

 
さかもと:そうですね…アコギのアプローチは人それぞれいろいろあって、たとえばよく一緒にやらせてもらっている下山武徳くんは熱い思いとか愛、人生をひたむきに歌う感じ。山本恭司さんみたいにギターの技、匠の技を聴かせるスタイルもあるし、マーシーさんみたいにとにかくいいメロディーを奏でて、美しく聴かせるというタイプもあるし、さまざまな人とやらせていただいて共演する都度いろんな影響を受けていますね。
 
強く影響を受けた人は二人。一人は影山ヒロノブさん。もともとギターをやるようになったのはJAMプロジェクトで一緒にやった影山さんが遠藤正明と一緒に「アコギな二人」というツアーを回っていて僕もそれに連れて行ってもらったことがきっかけだったのですが、やっぱりヴォーカリストのギターって独特のうねりがあると思ったんですね。その3人でブラジルのサンパウロでやったときに、その二人が「怪傑ゾロ」っていう曲をフラメンコアレンジでやったときに、ものすごい拍手が上がったんです。そのビート感やパッションが、現地の人にも伝わったと思うんです。テクニックだけじゃない、パッションを感じるギター。僕もあんな風にギターを奏でたい、とステージ袖で感じました。影山さんも『アコギな二人』旅から『アコギな一人』旅に移っていったのを見ていたから、僕も同じように最初は永野くんと二人で回って、そこから一人で回るようになったんです。(笑)アコギの活動は影山さんの真似をしてます。(笑)
 
あともう一人は1回だけ一緒にやったZI:KILLTUSK。彼とExplosion(神楽坂の老舗ライブハウス)で1回やったけど、とにかく強烈な個性と、音作りが面白いと思いました。もう大分ぼろぼろになった古いギターを使ってエフェクターを足元に並べて、かき鳴らしながら歌う姿がカッコよかったですね。当時ANTHEMの「Night After Night」を彼なりにアレンジしたものをやってくれました。
 

—「Night After Night」をアコースティックで?それは聴いてみたいですね。

 
さかもと:それはもうかっこよかったんですよ、本当に。影山さんも競演したことがあって、「彼はいいよ!」っていうお話をうかがっていました。初めて会ったときは「怖そうなお兄さんだな」と思いましたが(笑)、ステージが始まったら、「アコースティックだったらこうじゃなきゃいけない」っていう概念をすべて壊してくれて、逆に僕にアコギでいろんなことに挑戦することに対する勇気を与えてくれた。「Hello Again 違法人グルグル」の中間部分でPhaser(エフェクターの一種)を掛けていますが、そういった趣向は全部TUSKの影響なんですよ。
 

—ヴォーカリストでこれだけギタープレイが凝っているっていうのは、ギターキッズが聴いても唸るくらいじゃないかな?って思いますが。

 
さかもと:そうですかね?(笑)我流の極みですけどね。僕は歌より先にギターを始めたんですよ。中学二年くらいだったかな。ただ、当時はアリスの「チャンピオン」とか松山千春の「旅立ち」等をなぞってて(笑)。でもギタリストとなると当時はPaul StanleyKISS:Guitar &Vocal)やRitchie BlackmoreDeep Purple:Guitar)が大好きでした。Ritchieのメランコリックなフレーズを弾く時のあの引っかかる感じは好きでしたね。
 
意味もなくマーシャルのアンプのつまみをいじるのが大好きで(笑)、Paul Stanleyはギターが既に体の?衣装の一つになっているのがカッコイイ。ある意味その頃は単なるオタクで、ギターケースを持ってうつむき加減に歩く姿に憧れていました(笑)。ギタリストの立ち振る舞いというかイメージに憧れていたんだと思います、だから音楽を真面目に追求する気持ちは その頃はまだなかったのでしょう(笑)。ただ、ロックを聴くようになってからはアコースティックに関しては興味がなくなりましたね。地味でしんどい、的なイメージも?あって(笑)

 

—ギターは普段、どのようなプレーを心がけられているのでしょうか?

 
さかもと:なにはともあれノリというか呼吸とタッチですね。24時間中ギターを弾いている時間はかなり長く、例えば専門学校でアニソンを教えているときでも授業が6時間あれば5時間はギターを弾いています(笑)。学生の伴奏しながら、自分でも練習として歌に対するギターのノリを追求していますね。
 
「人の歌いやすくなる伴奏ってこんな感じなのかな?」ということを追求するのが好きなんです。プレイ的には1、2弦でテンションを入れるよりも3~6弦を薄いピッキングでガンガン弾いてドライブ感とコード感の両立を追求したり、ピックの当て方の角度、強弱、なぞり方で巻き弦独特のハードロックな香りを出したり、それに加えて「このフレーズはこのアクションだろう」とか、「このフレーズの時はこの目線だろう」とか(笑)、そんなことを考えながら弾きながら歌っていますね。
 
あと僕は練習でもステージでも必ず立って弾いていますが、動きながらなるべくフレットを見ずにステージングそのままに弾けるように練習しています。仕上げはカメラ目線での練習(笑)。ライブでプレイする曲を誰よりもカッコよく歌とギター伴奏という形で作り上げるのが好きだから。その曲をカッコよく出来るように、しっかり演奏できるようになる為の練習をしています。練習していきながら「こういうフレーズを入れたらかっこいいかな」とか、「大技を入れたらいいかな」とか新しいアイデアが自分の中に降りてきたと思えば、その練習をしていますね。
 

—このソロのスタイルと、ANTHEMや哀旋士などのスタイルは、そういう意味では完全に棲み分けが出来ている格好ですかね?

 
さかもと:そうですね。僕はもともと自分の中で棲み分けはしています。ANTHEMANTHEMで伝統を守りつつヘヴィメタル道を邁進(まいしん)するのみ、と決めているし、まあ本質と言うならばやはりソロになるのでしょう、なにしろ自分の名前を名乗っていますしね。(笑)ANTHEMアニメタル練馬マッチョマンとバンド活動を行ってきて、さぁ本質を探ろうと思いソロ活動を始めたのが2000年。『メタル一直線』『シャウト・ドランカー』っていう、ANTHEMでもアニメタルでもないスタイルを探求して、3枚目のソロ『メタル・ハンサムマン』でようやく自分のソロのコンセプトやスタイルが見えて、4枚目の『Forever Young』で確立できた感じです。その辺が僕のやろうとする本質のメタルですね。
 
本質の更にルーツとなるのはこの『アコギハンサムマン1』。アニメタル哀旋士EIZO Japanは自分の中の叫びの部分というか、音楽というよりもパフォーマンス。それは自分の音楽ではなく、アニメソングをテーマにしていかに自分の持っているエネルギーで表現するということだから、そのスイッチが入った段階で「自分が過去に何をやってきた」とか、「今同時進行でこういうバンド活動を行っている」とかいうことは全く関係なくなるんです。
 

—このアルバムでは、当然アコースティックというところもあるけど、かなりリラックスした歌い方をされている印象がありますね。

 
さかもと:アコースティックならではのリラックス感も追及してみました。自分なりのリラッス感ですが(笑)
 

2.一つのライブアルバムだと思っています。方向性的には一生変わらないでしょう。

 

—アルバム『アコギハンサムマン1』の中身についてお聞きしたいのですが、この選曲自体はどのような方針で選ばれたのでしょうか?

 
さかもと:基本的にはライブでメインになっている曲を選びました。たとえば1曲目の「Guten Tag」はライブでは大体一発目にもってくることが多いですね。
 

—このアルバムを作り始めたときに、原曲から意図してアレンジを変えていったところはありますか?

 
さかもと:いや、個人的にそういうところはないと思います。まあ大元の曲からこれまでプレイしたことで徐々に変わってきているところはあるので、それはこのアルバムの時点で変わってきている部分ともいえますが。変な話、このアルバムを僕はライブアルバムだと思っているんです。これは昨年12月に録っているから、2012年12月のスタジオライブという感じ。この曲順でまたアルバムを作るとしたら違うアイデアが出てくると思うし、表現方法も変わるでしょう。
 

—それはご自身の凝り性的なところで「あれもやってみよう!」的なところを展開しているのでしょうか?

 
さかもと:そうかもしれないですね。最近は原曲のメタルアレンジをやることは少なくて、年1回やっているメタル・ハンサムマンライブくらいですから。だから最近はアコギのバージョンのほうが原曲になっている感じ。
 

—この7曲はそういう意味でご自身の思い入れが強い選曲ということになると思いますが、その中でもさらに最も思い入れのある楽曲を上げるとすればどれでしょう?

 
さかもと:やっぱり「Hello Again 違法人グルグル」ですね。時々Phaserがシュワーッ!と入る感じとか。あれはライブをやっていて暫く曲を作ってなくて昭和歌謡等をやっていたときに、「そろそろ新しいスタイルのオリジナルを作ろう」と思っていたときに作った曲。その時できたのが「Hello Again 違法人グルグル」と「Shout! Smile! Shine!」でした。
 
なかでも「Hello Again 違法人グルグル」は、まさに自分らしいというか、自分のやりたいことを全部詰め込めんでいます。ライブでやるときはその瞬間毎に自分の中に降りてきたものに従い、その瞬間にしか出せない歌を吐きだしてます。本当にライブの中でもかなりロックな感じになるんですよね。この曲は6分くらい歌いっぱなしなんですよ、間奏もなく。だからこの曲は歌っていてもギターを弾いていても一度も飽きたことがない。この曲に反応してくれる人は僕の世界にドンドン、ズルズルと引きずり込まれながら入ってきますね(笑)
 

—確かにこの2曲は、このアルバムの中でも他の曲が日本のポピュラー的なメロディー要素がある中で、洋楽っぽいという感じで印象が強いですね。

 
さかもと:そう、そのエセ洋楽っぽさ(笑)みたいなところが僕の根底にあるので、その2曲が今の一番リアルな感じだと思います。昔の曲はちょっと手直しした、作り直した感はあるけど、この2曲はギター一本でやりたいことが見えてから生まれた曲。こういう曲をドンドン増やしていきたいと思っています。
 

—詩を作る上で、何か訴えたいテーマなどはありますか?

 
さかもと:いや~僕は詞を書くのは大嫌いなんですよ(笑)。なぜかというと僕には言いたいことが特に無くて。時々僕はヴォーカリストとしては失格なのかな?と思うときがあります。基本的に性格は楽天的で、悩む前に即行動、「生きているだけで幸せじゃん?」って考えるし、「もっと裸になってさらけ出そうぜ!」「世の中物事の見方を少し変えたら、こんなに楽しく生きられるんだぜ!」「さあ、盛り上がろうぜ!」「楽しもうぜ!」「抱きたいぜ!」っていうのが大好き。
 
だからライブにも来てくつろいでもらえばいいと思うし、僕を見て「楽しく生きるということは、素敵なんだな」と思ってもらえれば。「でも、ああ見えてここまで来るには苦労してるんだな」「ちゃんと考えてるな」とか「ユニークなギターアプローチだなぁ」なんて、プレイヤー志向で見てもらっていただけても嬉しいし(笑)。基本的には「リラックスしていこう」という感じですかね?(笑)

 

ここで、さかもとえいぞうにアルバム収録曲を1曲ずつ簡単に解説してもらった。
 
「Guten Tag」
「こんにちは、さかもとえいぞうで~す」という挨拶のようなところ。「ここでプレイするのも何かの縁だから、盛り上がっていこうぜ!愛してね~!」的な内容ですね。
 
「Romance Promnade」
僕は今は死語ですがバカップルが好きで、バカップル精神を讃えた曲。「この世の春を謳歌しましょう」「惜しみなく愛を語っていこうよ」という感じで。
 
「Shout! Smile! Shine!」
「どれだけ飲んでウサを晴らしたって、何がどうなるわけじゃない。なによりしかめっ面は不細工なだけ。だから自分さえしっかり持ってどんな状況も笑いながらその状況を楽しむつもりで臨めば絶対へこたれない。そうすれば打ちひしがれている自分もかわいいって思えるから」という内容。極論としては「惑星レベル程の『上から目線』で日常を捉えれば、怖いものなんて何もないよ。」という感じ。
 
「Hello Again 違法人グルグル」
まあ、さかもとえいぞう流のエロスですよね。恋愛に対して慎重に構え過ぎて数えきれないほどの春を見送ってきたんだろう?だからオレが「また会えたね」って仕掛けるから、ノるかノらないかはキミ次第だけど、ノるならどこまでも連れて行ってやるぜ!みたいな(笑)
 
「醜い言葉で」
自虐的な愛。「もう立ち直れないくらい醜くドギツイ言葉でオレを罵倒して奈落(ならく)の底へ突き落としてくれ、それでオレは貴方を忘れないで生きていけるから」という歌。
 
「Forever Young」
「ここまでなんとか自分らしく生きてこられたのは、なによりプライドと遊び心と仲間たちのおかげ。伊達に長く生きていないぜ(笑)。若さにまかせて突っ走ってきた頃とはまた違うパワーが漲(みなぎ)っているからこれからもドンドン輝いていくぜ!」という感じ。
 
「美しが丘」
基本的には「ナルシストでいいんだよ」というテーマ。「ともかく容姿がどうこうより自分が美しいと洗脳することが一番なんだぜ」というイメージ。誰もがその人にしかない美しさを持っているのだからもっと自分を愛しなさい、というテーマ。
 

 

—他方で自分の歌を歌というよりは楽器の一部ととらえる考えもあるのでしょうか?

 
さかもと:それもあるかもしれないですね。どんなにいい歌でもノリがよくなければよくないし、ある意味曲を作るときに詞から作ることも100%ない。やっぱり歌のリズムとか譜割りから作っていくので、そこにピッタリの言葉をはめていくうちに曲の世界が見えてきて歌詞が出来てくる感じです。聴いていて心地よくなるものを自分の言葉と歌でつけていく、というような。
 

—「Romance Promnade」の間奏にはユニークな台詞(せりふ)がありますね。

 
さかもと:あれはもともとソロを入れるつもりでした。練馬マッチョマンでエレキを弾いていた頃はソロを弾いてましたが、アコギになってからは指が動かなくなっちゃって(笑)。だから簡単なメロ弾きのソロにするか、何か別のものを入れるかを考えて、ソロには特にこだわらなかったので「だったら台詞もいいかな」と思って。多分みんなそういうことをやろうと思ってもなかなか勇気がないし、台詞ってどうやったらいいか、なんてミュージシャンには分からないかもしれないけど、結構僕の中には普通にあるんです。
 
それこそ西城秀樹の「ジャガー」とか、歌の中に台詞が平気で入っていますよね。桜田淳子なんて、歌う前から台詞、「この花は私です」みたいな(笑)。基本、僕も台詞は好きだし僕の中ではカッコイイなって思っていますから(笑)。また、そういうことが出来るのがアルバムだと思っています。ライブだとこのハイテンションな台詞を言いながらアコギを弾くのは難しいから、挨拶程度の台詞にはしていますけどね。
 

—ではこの「アコギハンサムマン1」を元としたソロ活動として、これをステップとして今後「こうなっていきたい」という展望はいかがでしょうか?

 
さかもと:方向性としては一生変わらないと思います。70、80歳になっても同じような感じで歌えればいいな。基本的にこのアコギのソロは死ぬまでやっていると思うし。あと今年考えているのはコラボ。若い連中もドンドン出ているし、特にニコ動等でうまい奴も出ている。若い奴とつるむことも考えているし、元DTRDIRTY TRASH ROAD)の竹内光雄くんとも動き出そうと思っています。彼とは大衆酒場英光塾で一緒にやっていて、またこんど違う、ツインボーカルの極み的なものを作っていきたいと思っていますね。常に自分のチャンネルを充実させていきたいです。
 

3.「泣きに来い」これこそが哀旋士のテーマ。僕たちは世界を目指しています。

 

—その発表からかなり注目を浴びている哀旋士についてお聞きしたいと思います。このプロジェクトはどうしてもアニメタルと比較されるイメージが見られるのですが、アニメタルに対してどのような位置づけになるのでしょうか?

 
さかもと:本質的には、アニメタルの続きといえます。でも、このプロジェクトで僕は「海外を目指したい」と思ったんです。個人的には最近海外での公演もやっているので、このプロジェクトでも海外を目指したい。その中で名前を変えたのは、たとえばアニメタル JAPANにするという方向性もあったけど、アニメタルで海外を目指すには限界があると思ったんです。だから「アニメタルという名前を使わないでいこう」という決断になりました。
 

—このバンド名の由来は何でしょうか?やはりガンダム?(哀戦士:アニメ映画『機動戦士ガンダム』ニ作目のサブタイトル)

 
さかもと:まあそうですね。アニメや屍忌蛇えいぞう、JAPANなどというキーワードを受けて、世界に向けて発信することを考えたときに、組み合わせ的に限界があると思ったんです。EIZO Japanって最高のネーミングだと思っていますが(笑)、それで名前を決めかねたときに屍忌蛇が「じゃあオレが考えますわ」と付けてくれた名前がこれだったんです。当然イメージ的にはガンダムのイメージもあるだろうし。「戦」を「旋」に変えて「哀愁の旋律を奏でる志士」。まさに僕らが哀旋士でやろうとしていることは、「アニソンの本来の姿を世界に伝えたい」というところ。
 
僕らが子供の頃はやっぱりアニソンって泣けるものだったと思うんですよ。『草原のマルコ』(アニメ『母をたずねて三千里』のテーマソング)とか、アニメ『タイガーマスク』のエンディングとか。そのマイナー調のメロディーが子供心の琴線に響いたものだったし、アニメタルのそもそものスタイルっていうのがそういう音楽をヘヴィメタルの持つ哀愁感、パワー感と融合させるというところを目指したものだったので、その原点に戻ろうと。
 
アニメタルから屍忌蛇が抜けてSyuになり、いろんな変貌を遂げてからはどちらかというと新しい方向性を目指してよりエンターテインメント性と幅広いアニソンを網羅するところに行ってしまったので、本筋が大分ずれちゃったかな、という印象を持っていました。今思い起こすと最初の頃に「海のトリトン」で半号泣になっていた、そんな状態こそあるべき姿だなと思っているんです。自分のある意味チャラくてエンターテインメントな部分、活きのよさみたいなところは、後期のアニメタルでは生かせたと思うけど、それでは世界には通用しないんじゃないかと考えています。日本ならではのメロディー、それこそ言葉は悪いけど軍歌調的、演歌的な哀愁感をどっぷり日本人の歌として送り出すことが、僕は世界でうまくいく方法じゃないかと。
 

—哀愁感ですか。アニソンカバーというスタイルから一歩前進したスタイルに見受けられますね。

 
さかもと:ただそのときに「狙って哀愁感を出す人」じゃダメなんですよ。はなっからギターを持ったら泣いている人、それは屍忌蛇しかいないと思っていまして。彼は心が泣いている人だから(笑)。だからまたいつかはやりたいなと思っていました。そしてあるとき歌舞伎町でばったり再会して、何気に縁を感じたんです。その頃「アニメタルを復活させないか?」って、僕と屍忌蛇の組み合わせで何かをやったら面白いんじゃないかと企画を考えていただいた人は結構多くて、そんな話を聞きながらも、動くのはやっぱり僕と屍忌蛇なので、二人の心が一致するまでは自然の流れにまかせる格好にしていたんです。遂に気持ちが重なり合ったのが去年の春くらいですかね。
 

—「心が泣いている」というイメージを持っているというのは、屍忌蛇さんに何か特別な印象をお持ちなのかと思いました。やはりさかもとさんにとって屍忌蛇さんは特別な存在なのでしょうか?

 
さかもと:もう別格ですね、他のギタリストと比べると。何か内田裕也が世の中に愛されるようなもので(笑)、僕には無いものを持っているというか。もちろん屍忌蛇から見ると僕には彼には無いものがあると認識していると思います。デビュー後にいろんなギタリストとやってきた中では一緒にいた時間は一番短かったかもしれないけど。やっぱり境遇が似ていたこともあったかもしれません。
 
心の中に持っているナイフのような感覚は、もう僕とはピッタリだったと思います。動物的な感覚という部分もあるし。とても近い感じがするんです。あとはお互いぶつかるものが何一つ無いし、逆に一緒になったときに、自分では想像できない自分になれるような感覚があるんです。結婚相手を見つけるような感じなんですけど、相手がたとえば性悪でも、何なのだろうこの引かれていくものは!?みたいな(笑)。そういうものがあれば、その道を選んじゃいますよね。本能が呼び合うというかそういう人間は彼しかいないですね。
 
僕は基本的に誰とでも出来るタイプで、自分のことをとやかく言わなければ誰とでも出来るタイプだから、いろんな人と息を合わせることが出来るんです。相手と組んでバランスをとる感覚はある意味天才だと思っていて、誰と組もうが全然問題はないと思っているんです。でも屍忌蛇と組むというのはそれとはまったく違いますね。一緒に同じ空気を吸うというところで、既に面白いんですよ。信頼がどうのこうのという関係は既に超えている。アルバムを一枚出してトンズラしちゃっても、別に「まあそういう人なんだな、ぬはは」と思えちゃう(笑)。逆の立場でもきっと同じでしょう(笑)
 

—ではそこには当然「屍忌蛇に合わせよう」という気は全く無いということですね。

 
さかもと:全く無いです。僕が「オレはこういうもんだ」と言って、屍忌蛇も「オレはこういうもんだ」と言って作り上げたものは、それだけで面白くなるんじゃないか?と。それがほしいだけなんですよ。二人の狂気が交わった時に本物のロックが生まれる。「こんな風にしたら面白くない?」「これは楽しいぜ」とオーダーを出してコントロールしていたのがEIZO Japanで、若手メンバーのプレイヤーとしての力量の高さや、優秀な人間性で求めている世界が作れたし、どんな時も綺麗にまとまっています。だから哀旋士は選曲も屍忌蛇にまかせているし、コンセプトはとにかく軍歌調で泣けるもの。それがヒットしていない、マイナーなものでも構わない。それが哀旋士が愛した歌だから。これから日の丸を背負っていくから、っていう感覚ですからね。目指している世界が僕も屍忌蛇も同じだから、どちらかが歩み寄り合わせる必要はないんです。
 

—哀旋士とEIZO Japanは両方ともアニメソングのカバーということで被る部分も考えられるかと思ったのですが、そういう意味で両バンドの棲み分けは出来ているということですね。

 
さかもと:全くその通りですね。哀旋士に関してはっきりしている目標は、日本の本来の哀愁を世界に伝えるということ。これが日本のアニソンが持っている本来の姿、素晴らしさだと。だから「琴線を破壊してやるから泣きに来い」って。それに対してEIZO Japanは僕のソロユニットで、アニソンを1000曲カバーするというのが本来の目的。EIZO Japanを立ち上げたときに話したのは、水木さんがアニソンのオリジナルで1200曲を歌うのであれば、僕はアニソンカバーを1200曲やる。そして歴史を作ってやる!ということだったんです。日本アニソン界の裏の歴史というか(笑)。そこにはポリシーも何も無いです。日本にあるアニメソングを、誰よりも一番アニメソングをカバーした男になる、そのためのプロジェクトがEIZO Japanなんです。また本拠地が秋葉原なので、異種格闘技がメインでヘドバンとオタ芸が入り乱れるカオスな空間を作り上げるというのもその主旨ですね。
 

—哀旋士のベーシストとドラマーは決定しているのでしょうか?

 
さかもと:ベーシストはHIRO(池田鷹浩)Gusty Bombsというバンドに在籍していたベーシストで、ソロアルバム『シャウト・ドランカー』でも参加してもらった経歴があり、新しくベーシストとして彼を迎えました。
 
ドラムはJUHKIEIZO JapanのギタリストであるIRON-CHINOがやっている同人サークルのIRON ATTACK!でドラムを叩いている子なのですが、若い子だけどKATSUJI(元アニメタル,Drums:Gargoyleでもプレイ)と潤一佐藤潤一Garnelyus,Drums)を足して2で割ったような印象があるんです。ちょうどIRON ATTACK!を見に行ったときに一目ぼれ、「あんなに小さい体ですごいドラムだな!」と。リズムがめちゃくちゃいいんです。その四人でという格好になります。この二人は手数も多いテクニシャンではあるけれど、哀旋士ではボトムをしっかり支えてもらい、一緒に泣こうぜという感じです。でも聴いてもらえれば分かると思いますが、超絶な二人ですよ。
 

—アニメタルから哀旋士に移って、「哀」の部分を表現するにはもってこいのメンバーということでしょうか?

 
さかもと:そうですね。Syu、MASAKIに関しては超絶テクニックがあって、それを生かしたエンターテインメントというところを見せていたのですが、哀旋士に関してはやはり「泣きに来い」ですからね。泣くためにやる。
 

—それは期待したいですね。もう既にライブが決定していますが、これに向けての選曲や音源のリリースはいかがでしょう?

 
さかもと:アルバムは5月に出す予定で、既にレコーディング直前です。カバー8曲、オリジナル4曲。
 

—ちなみに一昨年、アメリカでANIMETAL USAというバンドが登場しましたが、それと競合する部分はありませんか?

 
さかもと:それはよく言われますね(笑)。でも、特にANIMETAL USAとの激突みたいなことも考えていない。 実は正直なところ今回の方向性が見えてきたのはANIMETAL USAが出てきたおかげだと思っているんです。皆が見たいコラボを上手に飽きない感覚で出してくれたので、いろんな広いアニソンをやっている中で、ちょうど自分と考えるところと重なったのですが、それを僕はやらなくてよかったと思っているんです。それまではアニソンのカバーでどこにどういうものを訴えればいいのかを模索しながらやっていたものがEIZO Japanで、それにこのANIMETAL USAが動いてくれたおかげで「オレたちは本来のアニソンを伝える存在になろう、それがオレたちの生きる道だ」という風に見え、さらに屍忌蛇との結束が固くなったんです。だからすごく感謝しているというか。そんなふうに屍忌蛇とすぐ動かず自分たちの見るベクトルが合致するタイミングを待っていたので、うまく行かないはずはないという自信にもなりました。
 
また、どちらかというと哀旋士では海外のエリアの中では北欧を狙っているんです。もうずっと毎年何回もアルゼンチンやチリ、ペルーや南米に行っていて、基本的に僕はラテンな性格なんですけど(笑)、北欧に一つのメタルバンドとして君臨したいという欲があるんです。やっぱり屍忌蛇というギタリストもいるし、これはいけるかなと思っているから。北欧ではナイトメアMUCCも向こうでやっていますよね?そこに並びたいと思っています。そこに皆が知っている曲は必要なくて、逆に知らない曲であればアニソンでも構わないし。いかに日本人が作ったメロディーが、向こうの人に美しく響くかを見てみたいですね。
 

—なるほど。北欧というとアニソンの盛り上がりという情報はあまり聞かれないですよね。フランスなどでJAPAN EXPO絡みでアニメやアニソンが注目を集めているというトピックスはよくメディアなどでも伝えられていますが。

 
さかもと:そうですね。パリ、イタリア、そしてバルセロナ等では結構盛り上がっていますが、北欧は本当に無いんです。そこを僕たちがやっていきたい。僕が始めてブラジルに行ったのが2004年、日本のアニソンシンガーが南米に行くようになったのは2003年。影山さんに呼ばれて、『ANIME FRIENDS』というイベントが最初でした。今では巨大なイベントですが、それがスタートして二年目に呼ばれて行ったんです。だからブラジルに関しては今いろんな人が行っていますが、僕はわりと古くから行っているほうで、そこには何もなかったときから行っていたっていう自負と経験があるので、同じようにそんなロマンを感じてワクワクするんですよ。北米っていう選択肢もあるんじゃないかといわれるかもしれないけど、まずは南米から攻めていこう、だからヨーロッパも北欧から攻めていずれはヨーロッパという方向で。
 

—それは聞いているだけでワクワクしてきますね。

 
さかもと:するでしょ?これからもワクワクすることに人生を賭けていきたいと思いますね。
 

—是非、期待しています。それでは最後に、読者やファンの方に向けて、一言メッセージを御願いいたします。

 
さかもと:デビューして28年、今年も全力で楽しいことをガンガンやっていこうと思っています。今年は『Ozzfest Japan 2013』もあり、海外もペルー、コスタリカ、チリやイタリア、フランスあたりも行く予定で、より精力的にいきたい。日本にいるときにはアコギ一つを抱えていろんなところに行きます。毎日が自分のステージだと思っていますので、いろんなチャンネルがあるのですが、何となく楽しそうだな、というチャンネルがあれば是非見に来ていただければ。いろんなライブをやっていますが、根底にあるのは自分の生き様。
 
気楽に見られる動画もありますが、やっぱり生で見てその空気に触れてみてもらいたいです。楽しいことを見つけることについて、僕は天才的な嗅覚を持っていると思うので、その見つけた楽しいことを皆とも一緒に楽しめるようにいろいろ考えていきます。僕も健康に気をつけるので、皆さんも健康に気をつけてストレスをためないように、前向きに楽しく笑顔で突き進んでいきましょう!!
 
hana
 
80年代が青春だった筆者にとって、さかもとえいぞうはヒーローの一人だったが、その語り口からは「懐かしきあの頃の…」などという雰囲気など微塵も感じられない攻めの気持ちが感じられた。ANTHEMアニメタルでの活動という金字塔を打ち立てながらも、自身の本質をソロであると語るのは、表現意欲の強さの現れはないだろうか。
 
今回新たにソロアルバムとして自身のファーストステップとなる『アコギハンサムマン1』をリリースしたことは、全く今迄の実績に溺れず自身の活動に関して常にアクティブに取り組んでいこうとする前向きな姿勢がうかがえる。「基本的には変わらない」と語った自身の活動方針の中で、彼がソロで奏でるサウンドはどのような自己表現を実現していくのか?非常に興味深いところだ。
 
哀旋士の動向も非常に気になるところだ。アニメタルから発したアニソンのメタルカバーもすっかりスタイルとして定着し頭打ちの状態と思われたが、カバーとともに「哀愁の旋律を奏でる」というポリシーを込めたキーワードには、そのサウンドがどのようになるものなのかという新たな展開に期待がかけられる。さかもとえいぞう屍忌蛇との関係、そして新たな競演というポイントもファンにとっては大きな注目ポイントだ。哀旋士の活躍とともに、さかもとえいぞうの今後の動向に注目せずにはいられない。
 

さかもとえいぞう『アコギハンサムマン1』
 
発売中
1,500円(税込)
 
収録曲:
M01. Guten Tag
M02. ロマンス プロムナード
M03. Shout! Smile! Shine!
M04. Hello Again 違法人グルグル
M05. 醜い言葉で
M06. Forever Young
M07. 美しが丘

 

◆オフィシャルサイト
http://eizosakamoto.net/
 
◆ライブ情報
ORGASM VOL589
2013年3月16日(土) 【東京】新宿HEADPOWER
ORGASM VOL590
2013年3月17日(日) 【東京】新宿HEADPOWER
ORGASM VOL591
2013年3月23日(土) 【東京】渋谷CLUB CRAWL
赤坂見附独演交流会 第37弾
2013年3月24日(日) 【東京】赤坂見附 J Rock Caffe
M-PRIDES Presents「目黒アミューズメントパークVol.24」
2013年3月24日(日) 【東京】目黒LIVE STATION
MARS16 Presents アニソン研究所
2013年3月31日(日) 【東京】秋葉原SIXTEEN
Two Thumbs Up Vol-20
2013年4月05日(金)【千葉】柏Thumb Up
メガトンクラブ :『M.C. Snake charmer』
2013年4月06日(土) 【東京】池袋ブラックホール
『Licht』 リヒト…光りを求めて。
2013年4月29日(月) 【東京】御茶ノ水KAKADO
年に一度のメタルハンサムマンライブ
2013年5月04日(土) 【神奈川】新横浜New Side Beach
http://blog.livedoor.jp/metalhandsomeman1964/archives/51977404.html
アコギハンサムマン
2013年5月05日(日) 【東京】目黒LIVE STATION
Ozzfest Japan 2013
2013年5月12日(日) 【千葉】幕張メッセ
http://ozzfestjapan.com/access.html
アキハバラアニメシティVOL.04
2013年6月01日(土) 【東京】秋葉原 CLUB GOODMAN
2013年6月02日(日) 【東京】秋葉原 CLUB GOODMAN
http://www.mars16.com/item/6679/
哀旋士
2013年6月16日(日) 【東京】表参道GROUND
2013年6月29日(土) 【大阪】心斎橋 CLUB ALIVE
2013年6月30日(日) 【名古屋】名古屋HEARTLAND
その他
2013年4月07日(日) 【東京】江古田マーキー

 

★読者プレゼント★
今回インタビューに登場したさかもとえいぞうのペルー土産とピックを、抽選で合計2名様にプレゼント!
 



 プレゼント1:ペルー公演 入場パス+携帯バッグ(画像左)
 プレゼント2:ピック 5枚セット(画像右)
 
※締切4/3※
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