第十一回「情熱を産むもの」
なつきのロック解体新書、第11回目のタイトルは「情熱を産むもの」ということで、
敬愛する唯一無二のロックスター ザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)について綴りたいと思います。
先日
NEWアルバム『言いたいこと 言えないこと 言いそびれたこと』を
引っさげてのTHE COLLECTORS TOUR 2015
“SUPER DUPER” ツアーファイナルに行ってきました!
22日のセットリストは以下の通り!
TOUGH
自分探しのうた
MILLION CROSSROADS ROCK
ガリレオ・ガリレイ
深海魚
Giulietta
ガーデニング
恋はヒートウェイブ
自分メダル
僕は恐竜
GLORY DAYS
GROOVE GLOVE
青春ノークレームノーリターン
Train Kept a Rollin’
恋の3Dメガネ
たよれる男
NICK! NICK! NICK!
Tシャツレボリューション
と、本編はここまで。
1700人は入る東京EX THEATER ROPPONGIは超満員で
身体を揺らすこともできないくらいでした。
曲によってウルウルきたり、勇気をもらったり、切なくなったり、
加藤さんとコータローさんとの恐ろしくも巧みな会話に笑ったり、
あっという間の忙しい時間でした。
私は「深海魚」に最高にグッときました。
LIGHT MY FIREな瞬間ですね。完全に火がつきました。
加藤さんが言うとおり、バンドが、そして歌が、「うますぎる」瞬間が
多すぎるんですよ!笑
そして、アンコール以降はこの日55歳の誕生日であった
加藤さんのためにバースデーケーキが登場!というか、
加藤さん自ら呼び込むという素晴らしい演出!!笑
そのまま「ハッピー・バースデー」を歌い、会場は幸福感に包まれます。
そして次の曲「世界を止めて」が美しいのなんのって。
神様が会場の時間をこのまま止めてくれたらと、みんなが胸を
キュンとさせられたでしょう。
そして、「CHEWING GUM」
「僕はコレクター」を歌いきりショーは終わり。
かと思ったら、
アンコールのアンコールに応えるザ・コレクターズ。
最後はやっぱり
「Da! Da!! Da!!!」
終演後は爽快感と、不思議な母性を感じてニヤニヤしてしまう私でした。
でも、会場をあとにしながら一番記憶に残っていたもの。
心身に染み付いていたものって何だと思いますか。
それが「情熱」でした。
ザ・コレクターズは情熱のカタマリだと思います。
揺るぎなく、深く、強い結束でできている情熱のカタマリです。
だからこそ、来年結成30周年を迎えられるんですよね。
「情熱を産むものは情熱でしかない。」
私はこの日、確かにそう感じました。
きっとここにいた沢山の人々が、自分の中にある情熱を
もう一度産み出したんじゃないでしょうか。
そして私も音楽に宿した情熱を再確認しました。
来年結成30周年の日比谷野音!!
もっともっと多くの人がザ・コレクターズを浴びることでしょう!!
歴史の一端をお見逃しなく。
http://www.wondergirl.co.jp/thecollectors/index2.html
それでは、格言のコーナーです。
もちろん。この方々の格言です。
永遠の青年のような加藤さん。ずっと恋をされる人なのでしょうね。
背負っているものも人一倍なのに、
なんでこんなにピュアな感じがするんでしょうか。
以前「チリヌルヲワカ」のツアーでも
ご一緒させていただいた阿部さん。
『言いたいこと 言えないこと 言いそびれたこと』
のDVDでは葛藤する裸の一面を見せていて。
ますます好きになってしまいますよ。
JEFFさんのベースは驚くほど
セクシー。特に今回のライブは
驚くほど男を感じる音。
うぁ〜いいベースだなあと何度思ったか。
幸せですね。
「お前ら、今夜、蝋人形にしてやる」
からのギターには面白いくらい「きゃー(汗)」ってなりましたよ。
瞬間でドキドキさせられましたね。
コータローさんはギターを通して愛される音を全身で放ってるのがわかります。
いやあ、最高!!
それでは、次回のコラムもお楽しみに!