コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

二十六旅目:網走「ちぱしり」


網走のちぱしりに行ったのは2017年1月、季節は真冬、気温は氷点下。
きっかけは網走一中の近藤先生が
5月に釧路のラルゴまでライブを見に来てくれたこと。
そこから芸術鑑賞会に来ませんかという話につながった。
なんと過去には日野皓正さん、神保彰さんが来たという網走一中の芸術鑑賞会!

近藤先生の熱心な誘いにすぐにでも行きたかったが
日程がなかなか合わず1月にずれ込むことになった。
芸術鑑賞会は昼なので、夜は地元のお店でライブをどうですかという話になり、
夜はちぱしりで演ることに。

振り回した濡れタオルが凍る網走での、まずは体育館でのライブ。
最初は生徒のみんなも緊張気味だったが
進むにつれ熱を帯びてきて最後は総立ちの大盛り上がり。
初めてライブを体験する生徒がほとんどという中、初々しい盛り上がりに感激。
熱烈歓迎で前日から準備をしてくれた先生方には心から感謝。
終了後は生徒会のみんなや先生方と話したり、
何十年ぶりかの給食までご馳走になったりw

 

一息ついてちぱしりに移動。
昼の芸術鑑賞会のPAも担当してくれていたオーナーの篠塚さんは
自らもトランペットを吹くミュージャン。
地元の人、網走一中の先生、北海道以外から来てくれたみんな、
ここは本当に氷点下の網走?というくらいの熱い暑い盛り上がりの夜になった!

まだ少し早かったので流氷を見ることはできなかったが、
流氷館に連れて行ってもらって流氷についてのレクチャーを受けたり、
網走監獄博物館に行ったり(健さん!)、北海道新聞に取り上げてもらったり。

なかなかすぐに行くことはできないが、
いろんなマジチェンがあった忘れられない網走Daysになった。
タイミングがあえばぜひまた行ってみたい!

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

 
■網走「ちぱしり」
北海道網走市桂町2-40-12
http://www.tipasiri.com/

 


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http://www.beeast69.com/serial/kizuna/73068
 

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