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TEXT:鈴木亮介、矢沢隆則 PHOTO:矢沢隆則、鈴木亮介
HARAJUKU KAWAii!! ~2日目~ 2013.4.28(Sun.)

 
「かわいい」はもはや世界共通語!日本発の音楽、アニメなど芸術文化を世界に発信していこう!そんなイベントが4月下旬の2日間にわたり開催された。最新の「かわいい」をテーマにした音楽やファッションが融合した祭典、「KAWAii!! MATSURi」だ。日本発のポップカルチャーに精通したアーティスト、キャスト、クリエイター陣が一堂に会するイベントとして盛大に開催。会場は原宿のお隣、東京体育館だ。
 
この模様を本誌BEEASTでは「ロックとカワイイの融合」という切り口から、写真たっぷりでレポートしたい。2日目となる21日は、「HARAJUKU KAWAii!!」と題してメインステージとなる「KAWAii!! STAGE」には各社の”青文字系”モデルに加え、Silent SirenSCANDALSEKAI NO OWARIなど今をときめくミュージシャンが出演。さらに、屋外の「ENNICHi STAGE」に加えて屋内に「MATSURi STAGE」も設置。7!!南波志帆近藤夏子ら多くのミュージシャンが出演した。
 
≫7!!、T.M.Revolutonら出演、1日目のレポートはこちら
 


2日目 出演者からのメッセージ

 
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まずは一番大きなステージ、「KAWAii STAGE」からお届けしよう。イベントのトップを飾ったのはメンバー4人全員が読者モデルというSilent Siren。純白の衣装に身を包んだ“すぅ”こと吉田菫(Vocal & Guitar)、“あいにゃん”こと山内あいな(Bass)、“ひなんちゅ”こと梅村妃奈子(Drums)、“ゆかるん”こと黒坂優香子(Keyboard)が姿を現すと、ステージ際を陣取っていた多くのファンから歓声が上がる。
 
1曲目は昨年の11月にリリースしたメジャーデビューシングル「Sweet Pop!」。すぅが「盛り上がって行きましょう!」と呼びかけると客席は軽快なリズムに合わせジャンプ!一瞬にして会場全体を虜にすると、自己紹介を挟んで2曲目に演奏された曲は「Remember」。4月10日にリリースしたばかりのファーストフルアルバム「Start→」に収録されているロックテイストの強い楽曲を演奏した。そして最後も同アルバム収録曲の「→(やじるし)」を演奏。去り際、「ありがとうございました!Silent Sirenでした。また、会いましょう!」と挨拶し、オープニングアクトの大役を果たした。
 
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各メーカーのモデルが次々に登場し華を添える中登場したのは、コミカルでキレのある本格ダンスパフォーマンスユニット・TEMURA KIDZ。そしてヒューマンビートボックスのDaichiも圧巻のパフォーマンスを展開!
 
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FASHION COLLECTION
「HARAJUKU KAWAii!!」と題した2日目は『CUTiE』『Zipper』『KERA』 などいわゆる”青文字系”と称される雑誌をはじめ、総勢15社のステージが続々と展開。冒頭にミュージシャンとして熱いパフォーマンスを披露したSilent Sirenのメンバーも、モデルとして再びステージに登場した。
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「KAWAii!! MATSURi」2日目は屋内にもう一つ、「MATSURi STAGE」が設けられ、10組のアーティストが登場した。その模様をここからはお伝えしよう。
 
トップバッターは前日に引き続き、7!!だ!祭りを盛り上げる「愛の言葉」「さよならメモリー」など4曲を披露。さらに、”次世代ガールポップシンガー”として注目されるソロシンガーハナエ、前日に引き続き出演の春奈るな、メジャーデビューに向け益々活動の幅を広げる小中学生ダンスユニットJ☆DeeZとフレッシュな顔ぶれが続く。
 
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そんな中、本誌BEEASTが特に注目したのは、ソロシンガーとして同性からの支持も厚い、南波志帆近藤夏子の2人だ。
 
南波志帆は福岡県出身の19歳。小学6年生の時スカウトされたのがきっかけでデビュー。2011年にはワンマンツアーも敢行。清流のように澄み切ったボーカルとふわふわとした佇まいが男性はもちろん女性からも人気を集めている。この日はバックバンドを従えず1人でのステージということで、ダンスパフォーマンスも織り交ぜたステージ。津野米咲赤い公園)作詞でも話題の「ありゃりゃ?」「ばらばらバトル」など4曲を披露。時にアンニュイな表情、また時に恋人を見つめるような微笑を浮かべ、観客をドキドキさせる。
 
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対照的に、底抜けの明るさ、チャキチャキ感が持ち味の関西出身シンガーソングライター・近藤夏子。今回の「KAWAii!! MATSURi」では2日間にわたって「HARAJUKU KAWAii!! STYLE」トークショーのMCとしても活躍した。ライブステージではバックバンドを従え、自身もキーボードを奏で「リハーサル」「フェルナンデス君のテーマ」などを元気いっぱいに披露!さらには母親への感謝の思いを綴ったというバラードナンバー「ヒーロー」を熱唱。一気に春をまたいで夏へ一直線!といった元気いっぱい、ピーカンのステージを見せる。
 
「MATSURi STAGE」にはこのほか、双子モデルによるユニット・AMIAYAや、SCANDALへの楽曲提供でも知られるRAM RIDER、前日に続き登場のシンガー・Yun*chi、そして東京藝大でクラシックを学んだ成田ハネダ(Keyboard)を中心に結成され独自のハイセンスな楽曲で注目を集める5人組バンド・パスピエといった顔ぶれが登場。ステージと観客の近さもあり、「KAWAii STAGE」に負けず劣らずの熱いライブが終始展開された。
 
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2日目
そして忘れてはいけないのが、屋外の「ENNICHi STAGE」だ。2日目も光上せあらPPP!PiXiONくりかまきの3組が出演。訪れる人を入口手前から既に熱くさせた。
 
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中盤、ステージ前方の観覧エリアに入場制限がかかった。溢れんばかりの観客を引き付けたのは、アジアツアー後初のライブステージとなる、SCANDALだ!アジアツアーヴァージョンの衣装とSEで登場すると、そのままの勢いで「HARUKAZE」「瞬間センチメンタル」、さらには昨年の活躍を象徴する一曲、「Queens are trumps」を披露。MAMI(Guitar & Vocal)作詞のこの曲、「可愛いだけじゃ一番になれない」「女ゴコロ 戦いながら強くなる」…そんな歌詞がここ、「KAWAii!! MATSURi」のステージでいっそう彼女たちを美しく照らす。
 
その後も「サティスファクション」「DOLL」「EVERYBODY SAY YEAH!」と、普段の彼女たちのワンマンライブをそのまま持ってきたかのようなゴリゴリのロックナンバーが続き、観客も大熱狂!完全に、SCANDALの独壇場だ。5月22日発売の新曲「会わないつもりの、元気でね」を国内初披露、というファンには嬉しい一幕もあり、最後はインディーズ時代最後のシングル「カゲロウ」。ギター音鳴りっぱなしに舞台を去るという、珍しい終幕だ。カワイイ、だけじゃないSCANDALのパワーで満杯の客席を圧倒させた。
 
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続いて、10代に人気のバンドとして確固たる地位を築きつつある、SEKAI NO OWARIの登場だ。まずは2ndシングル「スターライトパレード」で会場のサイリウムというサイリウムを全て自分たちのものにすると、「ファンタジー」「天使と悪魔」といったポップなナンバーで攻め、さらにメッセージ性の強い「Love the warz」でセカオワワールドに引き込む。
 
彼らにとっては久々のイベント出演。唯一の女性メンバー・Saori(Piano)が「このライブは私がいたから出れたと思う」と話し始めると、すかさずFukase(Vocal)が「あ、(自分が)かわいい(ってこと)?うちのカワイイです!」と突っ込む!慌てて「違う違う!そうじゃなくて!男だけだったら呼ばれないでしょー」と取り乱すSaoriに、会場からは「カワイイ~!」コールの連発。そんな、飾らない等身大の掛け合いもSEKAI NO OWARIが支持される理由の一つだろう。その後「眠り姫」「RPG」などキラキラな8曲を披露し、会場を熱くした。
 
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FASHION COLLECTION
キュートなモデルが続々と登場したこの日。カジュアル系のファッションブランド「SPINNS」のコーナーでは、前日に熱いライブで会場を沸かしたでんぱ組.incの6人がモデルとして登場!それぞれにオリジナリティ溢れるファッションを披露した。さらには、ゆるキャラも大集合!終始観客の目を楽しませてくれる。
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さぁ、2日間の”祭り”もいよいよ最後の出演者。満を持して大トリを務めるのは、もはや”カワイイ”日本代表と言っても過言ではない、きゃりーぱみゅぱみゅだ!白い生クリーム地にチョコレートとザラメをコーティングしたようなドレスに、さらさらストレートヘアーといういでたちで、バックダンサーを従えてテーマパークのようなキラキラオルゴールの「ぱみゅぱみゅレボリューション」で登場すると、いきなり「ファッションモンスター」でハードに動き回り、「ジャンプ!」と観客をいざなう。それに応えて、2階席、3階席まで総立ちでピョンピョン飛び跳ねる観客たち!これが「カワイイ」の底力か。きゃりーぱみゅぱみゅは微塵も手を緩めることなく、「みんなのうた」で客席を体操させ、国内初披露となる新曲「インベーダーインベーダー」を熱唱!さらに「キミに100パーセント」「Unite Unite」と中毒性の高い中田ヤスタカナンバーをぶち込む。
 
「私今海外ツアーを回っていて、ヨーロッパとアジアとアメリカに行ってきたんですけど、この『かわいい』という言葉は世界共通語のように色んな人達が使っていました!」興奮気味に語るきゃりーぱみゅぱみゅ。「にんじゃりばんばん」でサビの大合唱を巻き起こすと、「PON PON PON」では「せーの!」に合わせてサビで大ジャンプ!楽曲の音楽性はともかくも、そのパフォーマンスと一体感はもはやロック!いやパンク!モッシュすら起きそうな空気そのままに、「きゃりーANAN」では耳にこびりついて離れなくなるあのフレーズ「アンアン、アアンアン!」に合わせて全員で手を振り、旋風を巻き起こす!きゃりー一色に洗脳された観客からは悲鳴にも似た歓声があちらこちらから飛び交う。ここはもはや、カワイイ・メッカだ!
 
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「最後の曲になってしまいました!」名残惜しくも「つけまつける」で熱気冷めぬままステージ終了。前日同様、全出演者を呼び込む!「楽しかったー!」「会場の皆さんが一番かわいかったよー!!」興奮そのままに感想をマイク越しに叫ぶ出演者一同!それに応えて、客席からは歓声が止むことがない。なんという熱気だ。日本の底力。「カワイイ」は、日本を、いや世界を救う、恐ろしいほどの原動力を秘めている。男子も女子も皆楽しい「KAWAii!! MATSURi」、来年の開催も期待して待とう!
 
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◆Silent Siren 公式サイト
http://silent-siren.com/
◆TEMPURA KIDZ 公式サイト
http://tempurakidz.asobisystem.com/
◆Daichi 公式サイト
http://daichibeat.jp/
◆SCANDAL 公式サイト
http://www.scandal-4.com/
◆SEKAI NO OWARI 公式サイト
http://sekainoowari.jp/
◆きゃりーぱみゅぱみゅ 公式ブログ
http://kyary.asobisystem.com/
◆7!! 公式サイト
http://7oops.com/
◆ハナエ 公式サイト
http://hanae-web.com/
◆春奈るな 公式サイト
http://www.harunaluna.jp/
◆J☆Dee’Z 公式サイト
http://www.dance-style-kids.com/dskteam/j-deez/
◆南波志帆 公式サイト
http://www.nanbashiho.com/
◆AMIAYA 公式サイト
http://www.tokyo-pop.com/
◆近藤夏子 公式サイト
http://www.kondonatsuko.com/
◆Yun*chi 公式サイト
http://yunchi.asobisystem.com/
◆パスピエ 公式サイト
http://passepied.info/
◆光上せあら 公式ブログ
http://ameblo.jp/seara-kojo/
◆PPP! PiXiON 公式サイト
http://ppp-pixion.jp/
◆くりかまき 公式サイト
http://kurikamaki.com/

 

◆KAWAii!! MATSURi 公式ホームページ
http://kawaii-matsuri.jp/

 
1日目のレポートはこちらへ!
http://www.beeast69.com/feature/67415

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【特集】大盛りレポ!ロック増量 Vol.1 SCANDAL OSAKA-JO HALL 2013 「Wonderful Tonight」
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【特集】Editor’s Note…PASSION Mind7 ~卒業~ SCANDALの背中を追い続けた、ある女子高生のストーリー
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