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TEXT:鈴木亮介 PHOTO:ossie

PhotoSPARKS GO GOたちばな哲也(Drums)と八熊慎一(Bass & Vocal)の50歳を祝うバースデーライブが2016年11月18日、28日に開催された。本誌ではこの2本のライブを大盛りレポ!特集として写真とテキストたっぷりでお届けする。
 
SPARKS GO GOは1990年に結成し、昨年25周年を迎えた3ピースロックバンドだ。前身のバンド、Be Modernの解散後、八熊慎一(Bass & Vocal)、橘あつや(Guitar)、たちばな哲也(Drums)の3人に加え、当時ユニコーンのフロントマンとして人気絶頂の奥田民生を迎えてTHE BAND HAS NO NAMEを結成。当時リリースした楽曲のうち「Mistake」は15年の時を超えて2005年にアニメ「ハチミツとクローバー」のエンディングテーマに起用された。
 
SPARKS GO GOとして四半世紀にわたり数々のオリジナル、カバーアルバムを発表し続けるとともに、全国を飛び回り数多くのライブ、フェスに出演。3人の出身地である北海道・倶知安にて自身の企画イベント「JUNK! JUNK! JUNK!」を開催するなど、ライブ活動も精力的に行い続けている。
 
そんなSPARKS GO GOたちばな哲也が11月18日に、八熊慎一が11月28日に、それぞれ50歳の誕生日を迎えた。それぞれ親交の深いゲストを招き、誕生日当日に都内ライブハウスでバースデーライブを開催した。特別な日に、物理的にも心理的にも普段より一層近い距離でスパゴーの演奏を楽しめるとあって、チケットは即売。どちらの会場でも、幸運を手にしたファンがオープン前から行列を作り、開演前から場内に冬の寒さを完全に忘れさせる熱気を生む。
 
記事前編では2016年11月18日(金)に東京・下北沢 CLUB251にて開催された『たちばな哲也 50歳記念 “Half Of Century”~STRANGE CIRCUS 3~』の模様を掲載。たいがー・りーがMCを務め、広瀬咲楽劇団ハーベスト)、Reiという歌姫2組に加え、たちばな哲也のソロプロジェクトであるultraUB、そして親交の深い後輩バンド、ザ・ビートモーターズが出演し、誕生日を祝った。
 
SPARKS GO GO メンバー:
八熊慎一(Bass & Vocal)、橘あつや(Guitar)、たちばな哲也(Drums)

広瀬咲楽(劇団ハーベスト)

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前半は若き歌姫が華を添える。1組目は広瀬咲楽劇団ハーベスト)。橋詰遼、そしてたちばな哲也もステージへ。広瀬咲楽はギターをかき鳴らしつつ、のびやかに歌う。MCでは18歳であることを告げた広瀬咲楽たちばな哲也と観客が一緒に驚き、ざわつく一幕も。

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◆セットリスト
M01. 桜の花に
M02. 輝き
M03. 絶体絶命
◆劇団ハーベスト 公式サイト
http://her-best.net/
◆橋詰遼(蜜) Twitterアカウント
https://twitter.com/hashizumeryo
Rei

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2組目のReiは、ギターボーカルとたちばな哲也のドラムという2ピース編成。たちばな哲也の50歳を祝って「20th Century Boy」(T.REX)の替え歌「50 century boy」を披露。骨太な歌声で観客を魅了した。

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◆セットリスト
M01. JUMP
M02. My mama
M03. 50 century boy
M04. Route246
M05. BLACK BANANA
◆Rei 公式サイト
http://guitarei.com/
ultraUB

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3組目のultra UBたちばな哲也ギタリスト・グンのユニット。とにかくクールで渋い、上質なロックを披露。グンからお祝いに日本酒を渡され、中盤はいっそう祝賀ムードが強まる。

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◆セットリスト
M01. Ahhh
M02. BBQ
M03. HELL(O)
M04. Super Ape(Gunn Vo.)
M05. ミラージュ
◆ultraUB 公式サイト
http://ultraub.wixsite.com/ultraub
ザ・ビートモーターズ

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4組目はザ・ビートモーターズ。ここでようやくたちばな哲也はお休み…かと思いきや、ゲストで登場し、4曲目の「自由マン」を叩く!ザ・ビートモーターズのドラマー鹿野隆広とのセッティングの違いに戸惑いつつ、ハートウォームな先輩後輩のセッションが展開される。

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◆セットリスト
M01. 泥沼
M02. 東京ルーザー
M03. ヘビーメタル
M04. 自由マン
M05. ばらいろの世界
M06. ガールフレンド
M07. ジェット先生
◆ザ・ビートモーターズ 公式サイト
http://www.thebeatmotors.com/
SPARKS GO GO

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トリを務めるのはもちろん、SPARKS GO GOたちばな哲也作詞・作曲の「レイン」から演奏スタート。たちばな哲也自らボーカルをとる、カッコ良さ全開のロックナンバー「NO HUMAN」から、2013年リリースの「BRAND NEW STANDARD」まで新旧織り交ぜたラインナップ。MCでは誕生日を10日後に控える八熊慎一たちばな哲也が何かと掛け合う。
 
アンコールでは大きなケーキでこの日一番の祝福!最後の演奏曲はBPM高めの「2分前に戻りたい」!橘あつやのシビれるリフに、八熊慎一のうねる低音、そしてたちばな哲也のタイトなドラムに快活なボーカル!キレッキレのSPARKS GO GOを最後まで堪能できる、圧巻のステージが届けられた。

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◆セットリスト
M01. レイン
M02. NO HUMAN
M03. DRIVE IN
M04. BRAND NEW STANDARD
M05. トランス! スタンス? バランス!?
M06. 50cc Rider
M07. FREE
M08. Junkfood Junkie
M09. SWERVE DRIVER
-encore-
E01. 2分前に戻りたい
 
◆SPARKS GO GO 公式サイト
http://sparksgogo.jp/
◆インフォメーション
「スパークスローリー Debut 25th anniversary TOUR -Forever young! Never say die!- at SHIMOKITAZAWA GARDEN 2016.04.11」
ROCKET-EXPRESSにて発売中


◆後半の記事へ続く
http://www.beeast69.com/feature/158890

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