特集

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TEXT:長澤智典

 
『叫べ!爆女祭 Vol.2』は、絶叫なアイドルからヤバいHIP HOPガールズ、華やかなロックガールズなど、シーンに革命起こそうというアーティストが集結。客席の暴走ぶりは、まさに『爆女祭』らしさ!!まずは、Part1として、1日目から4日目までのオフィシャル提供の情報を、1本のレポート形式にまとめました。5日目からはpart2をご覧ください。

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『叫べ!爆女祭 Vol.2』1日目 Photo by 山下弘毅
昨年5月と11月に一週間ぶっ通しで行われた『爆女祭』。『Vol.0&Vol.1』に続く通算3回目となる今回は、CREAが一週間ぶっ続けで出場。『叫べ!爆女祭 Vol.2』と題し、5月9日(月)から15日(日)まで一週間、目黒鹿鳴館を舞台に行われる。初日となった5月9日(月)のイベントに出場したのが、LoVendoЯ/hy4_4yh/絶叫する60度/Quince/CREAの計5組。この日の模様を以下へお伝えしよう。

Quince

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歌始まりの「Voice」から幕を開けたQuinceのライブ…と書き出したが、おいおい、いきなりボーカルの有彩が絶叫し出せば、客たちも大声で叫び出してるじゃねぇか。ヘヴィドライブな音が、気持ちを掻き立ててゆく最高の一杯目にしてくれてるじゃないか。気迫と気迫のぶつかりあいの空気は、確かにこの空間へ生まれていた。わかってるねぇ、『爆女祭』のことを…。
 
熱を倍加させるように「ability」が駆けだした。火照った感情を冷ますどころか、さらに熱湯を注いでゆく気分。挑発的な有彩の姿勢に、嬉しく気持ちが煽られていた。キラキラとした同期音に導かれたのは絶叫…もとい、どっしりとワイルドな演奏を轟かせた「WHITE」だ。開放的な歌声とラウドな音の唸りが、拳を突き上げずにいれない昂りを身体に与えてゆく。挑発するように、舞台最前線へ踊り出て煽る彼女たち。Quinceにとって唸る重音は、挑発するための武器。その挑発へ真正面からぶつかる観客たち。いい感じでバトルの様相を呈してきたな、会場は。
 
「自分たちの想いは全部ライブで伝えます」。最後は、ヒステリックてメロディアスなフレーズが熱狂のダンスの引き金を弾いた「Still」。挑発することが楽しむルールなら、雄叫び上げることも、熱を作る嬉しいルール。これから東京でも積極的に活動をすると宣言していた名古屋のQuince、その熱した鉄のような挑戦状、しかと受け取った。
◆Quince
有彩(Vocals)
Mirei(Guitar)
madoka(Guitar)
NAGASA(Drums)
 
◆Official Website
http://quinceofficial.wix.com/quince6830
◆Setlist
M01. Voice
M02. ability
M03. WHITE
M04. Still

 


絶叫する60度

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「僕ら歌い続けてゆく」、2人のアカペラから幕開けた絶叫する60度のライブ。わかってるよ、それが暴れ狂うための、絶叫する60度流のファンファーレだってことは。「僕は君を傷つけていた、君は僕を傷つけていた」。2人の勇壮な歌声に、2人へ戦い挑む姿勢で挑まれちゃ、腹の底から声を張り上げずにいれるわけがない。「三年days」が痛い心の叫びを、熱した刃のような歌声を通し観客たちへグサグサと突きつけてきた。
 
大きく身体を折り畳んでは、雄叫び上げながら観客たちを煽ってゆく2人。魂を嬉しいくらいに武者震させる「桜は二度散る、そして二度咲く」が理性をぶっ壊してゆくんだ。2人の魂震わせる絶叫が、駆け上がる勇壮な楽曲が、理性という言葉をすっかり消し去っていた。一緒に雄叫びを上げ、拳を突き上げることに最上の喜びを感じていた。「まだまだ熱が足りないぞー!!」。疾走するザクザクとしたワイルドな演奏の上で、情熱満載に、2人は「ラブレター」を熱く熱く歌いあげた。2人はモニターに足かけ煽れば、客席ではサークルモッシュが生まれていた。
 
天高く突き上がる無数の拳。「才の雨に撃たれて」に触発され、夢中で激しく2ステップ踏んでゆく観客たち。雄々しい歌が、叫ばすにいれない感情を身体中から沸き立たせてゆく。込み上げる熱い気持ちって、こういう体験を言うのだろう。叫ばずにいれない、騒がずにここに居れるわけがない。そう、何度でも叫んで逝こうじゃないか!!
 
激音と刹那のメロディが交錯してゆく。沸き立つ想いのままに、「道化師のパズル」を絶叫する60度は歌いかけてきた。「何時か叫べる日がくる」と、燻っていた青春という感情へエールを贈るように。ノンストップで駆け続けた絶叫する60度のライブ、最後を飾ったのは、雄叫びと折り畳みの空間へ場内を熱く染め上げた「Only Place We Can Cry」だ。終始2人は、叫びにも似た痛い傷を持っ た魂(歌)を剥き出しの刃に変え、観客たちへ突き刺し続けてきた。その刃先を肌に感じたら、深く深く身体へ突き刺し受け止めずにはいられない。共に痛みを絶叫を通し抱きしめることで、弱い自分を勇者へと変えていける。だから叫ばずにいれない。だから騒がずに、ここへ居れるわけがない。
◆絶叫する60度
魁[kai](Vocals)
もんてろ(Vocals)
 
◆twitter
https://twitter.com/zekkyo60?lang=ja
◆Setlist
M01. 三年days
M02. 桜は二度散る、そして二度咲く
M03. ラブレター
M04. 才の雨に撃たれて
M05. 道化師のパズル
M06. Only Place We Can Cry

 


hy4_4yh

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このパーティ、ちょっとヤバくないか?!。HIP HOPというスタイルを軸にはしているが、彼女たちのライブは、完全に挑発的なバトルミュージックだ。2人の挑戦的なラップが、気持ちをガンガン昂らせてゆく。「LOVE GENOME」に合わせ、身体を横ノリしてゆく観客たち。今宵の客たち、飛び跳ねたりコール&レスポンスには熱狂ぶつけてゆくように得意だが、横ノリは苦手なようだ。
 
ファンキーでディスコな爆裂パーティチューン「KUNFU」が炸裂。ここは宴の場、上げ上げな超速ビートにノッて跳ね続けるバトルな宴の空間だ!!カンフーの動きに合わせ、一緒に振り真似しながら騒いでいた姿も印象的だった。ヘヴィなビートの上で、ウキウキきとした旋律が踊り出した。「HOLE!」」に触れたとたん、一緒に手を上げ、身体弾ませるビートの上で踊らずにいれない気分だった。誰もが無邪気な童心気分でコケティッシュなリズムの上で弾けていた。
 
一転、重低音効いたクールなビートの上で、「B-BOY」が炸裂。止まらないパーティに飛び乗り、ただただ踊り騒げばいい。身体を揺らすキックの強いビートに合わせ、身体を大きく揺らし続ければいい。この感覚ヤバくないか?!。
 
クラシックチューン「DAYUNE」では、♪だよねー!♪の掛け合いも場内中から飛び交っていた。何時しか、誰もがhy4_4yhのグルーヴへすっかり笑顔で飲み込まれていた。この感覚、ほんとヤバいよね。飛び出したのが、爆発ハイパーHIP HOPチューン「ティケオンザビーチ」。高速で弾け飛ぶリズムの上で、2人の煽りへ挑発されながらも、誰もがハンズアップしながらはしゃぎ続けてゆく。ここは常夏の狂った楽園。騒ぎ立てるパーティが似合う熱いビート注ぎ込むリゾート地。最後も、ギラギラのパーティソング「ティケ大作戦」を突きつけ、超ヤバい高速ビートへ誰もが速度オーバーの熱狂パワーをぶつけては、ヤバい勢いで騒ぎ続けていた。終始超ハイテンションのままアッパーなパーティをhy4_4yhはしっかりブチ上げ続けてくれた。
◆hy4_4yh
ゆか(Vocals)
ゆみ(Vocals)
 
◆Official Website
http://www.thelabel.jp/hy4_4yh/
◆セットリスト
M01. LOVE GENOME
M02. KUNFU
M03. HOLE!
M04. B-BOY
M05. DAYUNE
M06. ティケオンザビーチ
M07. ティケ大作戦

 


CREA

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一週間連続で出演するCREA、その初日のライブがスタート。今宵のCREAは挑戦的だ。でも笑顔浮かべていたように、本人らは楽しもうとしていた。その意志を投影するように、冒頭を飾った「Last Dance」の時点から4人は、 挑むよりも、騒ぎゆく観客たちの熱をしっかり受け止め続けていた。むしろ、気負いを持って望んでいたのは観客たちのほう。それが、CREAが今回の「爆女祭」へ臨んだ姿勢?!
 
「REASON」が唸りを上げ、挑発的な演奏を突きつけるや、場内の声援が一気に上がってゆく。「叫べ」「強く」、何時もの掛け合いも登場。この時点では観客たちの期待を持った気迫のほうがバンドよりも勝っていた。メンバーらも挑む姿勢を持ってはいたが、何処かディフェンスな雰囲気を感じさせていた。まだまだアイドリング中と、ここは受け止めよう。爆裂したファンキーなスラップベースを合図に、タイトでザクザクとした演奏をCREAは突きつけた。「Flap×Slap」の作り上げたディスコロックへ飛び乗り、誰もが思いきり跳ね続けでいた。この日のCREA、平常心を保とうとするあまりに余計なプレッシャーを背負ってる??。
 
「今日から始まりました怒濤の一週間、全力で爆発する女の祭りを届けます」。ここで5月31日に渋谷DESEOにて完全ノンストップ速い曲しかやらないワンマンライブを行うことを発表。「完全燃焼していくぞ!!」。ついに導火線の火が芯まで届いた?!。超速ビートの上で煽り続けてゆくヴォーカルのNaki。『爆女祭』で育てようと持ってきたCREAの新曲は、「君を知って孤独を知る」「君の側で生きてゆく」とみずからの生き様を熱く投影した内容。魂を削っては観客たちへばら蒔き続けてゆくメンバーたち。やはりCREAには、剥き出しな姿が似合う。「君と共に喜びたい」。この熱狂を描いてこそ『爆女祭』だ。
 
「爆女祭こんなんじゃないでしょ。みんなもっと本気でかかってこいよ!!」。最後にCREAが突きつけたのが、気持ちを熱く熱く掻き立ててゆく「GO+AHEAD」。ぎらついた牙剥き出しに観客たちへ挑みかかるメンバーたち。「革命を起こせ」。確かにこの日のライブは熱狂に包まれていた。観客たちは間違いなく『爆女祭』らしいメンバーになっていた。あとは、どれだけCREAが本当に革命を起こせるか。終盤2曲の勢いをスタートラインに据えた上でのライブを見せてくれたとき、きっとCREAが、この『叫べ!爆女祭 Vol.2』に新たな革命が起こせる気がする。「爆女祭こんなんじゃないでしょ。CREA、もっと本気でかかってこいよ!!」
◆CREA
NAKI(Vocals)
Aiko(Guitar)
Miku(Drums)
Hiroka(Bass)
 
◆Official Website
http://crea-music.com/
◆セットリスト
M01. Last Dance
M02. REASON
M03. Flap×Slap
M04. 新曲タイトル未定
M05. GO+AHEAD

 


LoVendoЯ

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華やかという言葉がとても似合う。冒頭で奏でたのが歌謡浪漫ムード携えた「イツワリ」。艶めいた香りを…。華やかな熱というパフュームをLoVendoЯは場内へ振り巻きだした。熱くなるのも熱狂だが、歌と存在感で心を嬉しく魅了してゆくのも、熱狂のスタイル。LoVendoЯには、この手の表情がとても相応しいユニフォーム。ヴォーカル2人の、キメるときはしっかりシンクロしてゆく動きも、さすがだ。
 
ザクザクとしたロックンロールギターが駆けだした。会場へ常夏の紫外線を降り注いだのが、「渚のシチュエーション」。なんてカラフルに弾け飛ぶ歌なんだ、演奏へ飛び乗ったとたん、一緒に声張り上げウキウキなムードに酔いしれていた。心をワクワクさせる、そのときめきも今宵は最高のパーティチューンとして響いていた。良い意味ではしゃぎたいツボを突いてるんだよな、LoVendoЯの楽曲って。
 
一転、2本のギターがユニゾンでラウドな旋律を響かせた。さらに一変、演奏は歌謡ラテンムードへ。怒濤の展開、でも、華麗な舞台劇描いた様に、夢中になってはしゃいでいたのも事実。「いいんじゃない?」のタイトル通り、本気の笑顔で楽しめるんなら理屈なんてどーでもいいんじゃない?!。 こんなに開放的に挑発されちゃ、お気楽モードで飛び乗っちゃうよ!!MCでは、前日の「母の日」を話題に、さりげなく庶民的な話も次々披露。プレゼントの話からパソコンのウィルス話まで発展。その展開の広がり度が楽しいじゃない。
 
気持ちをガシガシ弾ませるビートが華やかに炸裂。「普通の私 ガンバレ!」は、身体を大きく横揺れさせながら、何時しか気持ちまでポジティブに導いてゆく上げ上げファンキーディスコロックチューン。2人の挑発的な歌に絶叫で掛け合ってゆく観客たち。この場にいると、♪オッオッオーッ♪と無邪気に騒がずにいれない気分。その楽しさこそが、人生だからね。最後は、大切な友達や仲間へ向けて歌って、温かみあふれたバラードの「宝物」を演奏。宮澤茉凜はアコギを手に演奏。田中れいな岡田万里奈の重なり合った歌声のなんて心地好かったことか。哀愁味を持った魚住有希のギターのフレーズも、ハートフルな歌にちょっぴりの哀愁味を添えていた。最後の最後に心温まる想い感じながら、初日のライブは幕を閉じていった。
◆LoVendoЯ
田中れいな(Vocals)
岡田万里奈(Vocals)
魚住有希(Guitar)
宮澤茉凜(Guitar)
 
◆Official Website
http://lovendor.jp/
◆Setlist
M01. イツワリ
M02. 渚のシチュエーション
M03. いいんじゃない?
M04. 普通の私 ガンバレ!
M05. 宝物

 

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『叫べ!爆女祭 Vol.2』2日目 Photo by 山下弘毅
2日目となった5月10日(火)の『爆女祭』に登場したのが、偶想Drop/逢瀬アキラ/Malcolm Mask McLaren/Milkey Milton/CREAの計5組。この日の模様を以下へお伝えしよう。

Milkey Milton

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「プレイボーイ」を合図にMilkey Miltonのライブがスタート。気持ちをウキウキ掻き立てるビートに合わせ、場内で踊るいくつものタオル。その可愛い煽りをヴォーカルのmanaに投げられちゃ、素直に飛び跳ねてゆく気持ちも納得だ。間奏ではギターのumeの前に集まり、拳振り上げ、叫んでゆく観客たち。今宵も場内の空気はいい感じで上がってイキそうだ。
 
ハートをドキドキときめかせる嬉しい衝動?!。ガーリーという言葉が似合う「Baby Flower」が飛び出した、Milkey Milton自体にガーリーという言葉こそ相応しいエンブレム?!。何処か危うい演奏を、必死の可愛さと可愛く燃えたぎる気持ちでカバー。それを応援してゆく野太い歓声の数々。育ってゆく姿を見守っていきたい、その関係性が素敵じゃない。
 
カラフルな空気から一変。切々としたバラード「線香花火」が流れだした。chika.の奏でる切ないエレピの雫の上で、気持ちをグッと込み上げながら歌うmana。ザクザクと重量感抱いた音を届ける演奏陣が、切ない表情へ深みも与えてゆく。耳を傾け、刹な情景思い浮かべ聞き惚れる、そんな感覚だ。
 
「全員の熱い声が聞きたいです」。雄大な音の波が場内中へ広がってゆく。気持ち滾らせる音の絨毯に飛び乗り、観客たちも声を張り上げ出した。高ぶる気持ちを素直に解き放つよう届けたのが「Voice」。本人らは挑発しているのだろうが、その姿に胸をキュッと疼かせる脆さを感じるせいか、ひたむきに爆発させたパワーを全身で受け止めてあげたくなる。キラキラとした音が輝き放ちながら駆けだした。身体の奥底から沸き上がる昂揚。誰もが「Don’t cry goodbye」へ全力でぶつかっていた。舞台上も客席も裸の気持ちをぶつけあう。そう、いい感じで「爆女祭HIGH」な空気が場内には生まれていた。
◆Milkey Milton
mana(Vocals)
ume(Guitar)
chika.(Keyboards)
 
◆Official Website
http://www.milkeymilton.net/
◆Setlist
M01. プレイボーイ
M02. Baby Flower
M03. 線香花火
M04. Voice
M05. Don’t cry goodbye

 


Malcolm Mask McLaren

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ラウド/エクストリームなサウンドの上で、3人のアイドルが軽快に弾みながら、晴れな声で歌いだした。「myself」が観客たちの気持ちを明るく解き放ってゆく。Malcolm Mask McLaren、音は激しいのに、なんて爽やか ?!なんだ。場内では観客たちが満面の笑顔で入り乱れ、騒ぎ続けていた。高ぶった勢いの海の中、巧みに泳ぎだした3人。「じるみー」と一緒に熱狂の波を泳ぎ続ければいい。理性を掻き分け、全力で楽しくクロールしてゆけばいい。
 
カラッと爽やかなメロコアナンバー「WALK」でも、明るく疾走する音の上で、誰もが共に振り真似ながらはしゃぎ続けていた。演奏は止まらない。シンガロングな「Life on the way」に合わせ会場中の人たちが雄叫びを上げ、跳ね続けてゆく。いい感じで気を抜いてはしゃいで逝ける、このパーティパンクなムードがMalcolm Mask McLarenのライブの楽しさだ。
 
ふたたび演奏は暴走モードに突入。スリリングな空気放つ「ROX」へ挑発され、絶叫の宴を作りあげる爆MENたち!!。3人のエネルギッシュなダンスに挑発され、放たれた絶叫。何時しか彼女たちは全力で魂を振り絞っていた。そう、会場に産まれたヤバい空気が彼女たちを変えてゆく。最後に「乙女クライマー」をぶつけた頃には、情熱的な3人の放つ気迫に触発され、熱血な自分でいれることに喜びを覚えていた。2ステップを踏みながら騒いでた爆MENたちの気迫は、場内にHIGHな空気をしっかりと描き出していた。
◆Malcolm Mask McLaren
mone(Vocals)
ai(Vocals)
miyuki(Vocals)
 
◆Official Website
http://m.malcolm-mask-mclaren.tokyo/
◆Setlist
M01. myself
M02. じるみー
M03. WALK
M04. Life on the way
M05. ROX
M06. 乙女クライマー

 


逢瀬アキラ

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逢瀬アキラの登場と同時に、場内は赤いサイリウムの光に染まりだした。真っ赤な大波揺れる海へ、妖艶に、いや、小悪魔な魅力を振りまきながら、彼女は「東京シュルレアリズム」を通し挑発し始めた。それにしても、この真っ赤な大波はすっげぇうねりじゃないか。
 
一変、爆裂2.5次元ロックチューン「BIND」が飛び出した。爆走する演奏の上で、凛々しく挑発してゆく逢瀬アキラ。いや、彼女自身が何時しか挑む姿勢で客席へ立ち向かっていた。そうすることが今宵のルール、壊れた連中へ対する最上級のおもてなし!!。細かい音程など気にせず、ただただ感情のままに言葉を吐き出し、彼女は雄々しく煽っていた。男勝りな本性見えた姿に嬉しい興奮。それを導き出した、この会場の空気が最高なんだよ。
 
キュートに炸裂した電波系ロッチューン「PICH♡PICH・LIFE」が飛び出した。はしゃがずにいれないウキウキとした衝動、可愛く挑発してゆく彼女。そう、カワイイポップは胸をズキュンと射抜くヤバい武器になる。ばらまかれたパンティを振りまわし暴れ狂う観客たち。そのままかぶってしまうくらいの勢いが最高じゃない!!絶叫混じりに「Ms.Amyは夢遊病」を歌う逢瀬アキラ。妖艶サイコティックな歌が、この日はとても挑発的なエロリストソングとしてビンビンに響いてきた。汗ほとばしるフェロモンが、今宵はたまんない刺激だ。一緒に絶頂へダイブしなきゃ興奮収まらない?!。高ぶった感情のままに「GALE」を歌う逢瀬アキラが、いきなりステージから落ちてしまった。痛みをこらえ立ち上がった彼女は、それでも観客たちへつかみかかっては挑発し続けてゆく。それくらい逢瀬アキラの感情はスパークしていた。いや、ぶち切れずにいれなかった。舞台上や客席も今夜は本気だ。
 
爽やかに弾けた2.5次元ポップチューン「Kiss me Darlin’・Love me Darlin’」で分かち合った、はしゃぎ宴げる楽しさ。この日の逢瀬アキラのライブで見た、本気で挑む姿勢。まさに彼女は、『爆女祭』というライブが何かをしっかりと証明してくれた。
◆逢瀬アキラ
逢瀬アキラ(Vocals)
 
◆Official Website
http://akiraouse.com/
◆Setlist
M01. 東京シュルレアリズム
M02. BIND
M03. PICH・PICH・LIFE
M04. Ms.Amyは夢遊病
M05. GALE
M06. Kiss me Darlin’・Love me Darlin’

 


CREA

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Aikoのハウリングしたギターの音色を合図に、Nakiの煽りをエナジーに、CREAのライブがスタート。『爆女祭』2日目、CREAのライブは「新曲(タイトル未定)」から幕を開けた。今宵の彼女たちからは、凄まじい気迫があふれていた。温さなんていらない、目の前の連中を徹底して挑発してこそ、この舞台に相応しいライブが産まれる。Mikuのドラムがガンガン気持ちを煽ってゆく。Hirokaのベースが与えた、胸高ぶらせる熱い振動。場内にはスリリングな、一触即発の緊張感が満ちていた。
 
熱い熱い煽りのやり取り。腹の奥底から魂引きずり出し、客席へぶつけてゆくNaki。ハード&スリリングな「ReBORN」が、場内に熱い緊張感を生み出していた。互いにぶち切れてゆく。でも、もっと欲しい、なぜならここは『爆女祭』の場。それをメンバーもファンたちも理解していたからこそ、CREAに対する欲求は高まっていた。彼女たちなら、何かを突破してくれるはずだと。
 
タイトなビートを刻み、「GO+ON」が飛び出した。重く唸る演奏が、場内に黒い熱気を生み出してゆく。雄々しい歌が、観客たちの気持ちをガッとつかもうと伸びていた。今宵は気迫と気迫の闘いだ。彼女たちに似合うのは協調なんかじゃない、潰し合う姿。その突破口は何か?!。それは誰にもわからない。でも、その奇跡をCREAもファンたちも知っている。その何かを味わいたいからこそ、誰もが叫んでいた。「REASON」に合わせ、絶叫し続けていた。『REASON』に触れながら、その最高の瞬間をつかめそうな手応えを感じていた。
 
「GO MY WAY!」を通して作り上げた、一緒に大声張り上げ、気持ち一つに拳を交わし合う痛い心地好さ。この曲を聞きながら、武者震い立つ嬉しさを感じていた。ゾクゾクとする昂揚を覚えていた。何かが産まれそう?!。そんな予感もとても感じさせた絶叫のファイトが、最後に繰り広げられた。叫べ!!。無我夢中で叫べばいい。それが今回の『爆女祭』だ!!!!
◆CREA
NAKI(Vocals)
Aiko(Guitar)
Miku(Drums)
Hiroka(Bass)
 
◆Official Website
http://crea-music.com/
◆セットリスト
M01. 新曲(タイトル未定)
M02. ReBORN
M03. GO+ON
M04. REASON
M05. GO MY WAY!

 


偶想Drop

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「安」「定」「は」「糞」の傘を振りながら舞台上へ姿を現したのが偶想Drop。「偶ドロ」の時点で、すでに場内には凄まじいモッシュの風景が産まれていた。激しいエクストリームサウンドの上でガンガンに、偶想Dropは狂った爆弾を次々落し出した。「Hirari.hira hira」を通し、キラキラ輝きながら挑発し続けてゆくメンバーたち。 絶叫と可愛い歌声が混在してゆくこの空間の、なんとカオスなことか。でもそれが、この空間には必要不可欠なエナジーなんだ。
 
モニターに足をかけ、絶叫混じりに可愛く挑発してゆくメンバーたち。爆裂した「I do!! I do!!」に合わせ、場内では身体ぶつけあう熱狂が産まれていた。終始、挑発する姿勢を忘れることのない偶想Dropの4人。絶叫し、頭を振り乱し、狂った昂揚導き出してこそ、嬉しい恍惚に感覚が包まれてゆく。まさにそんな気分だ。
 
凄まじいハードコアなデジロックサウンドが炸裂。彼女たちのライブは愛情たっぷりな喧嘩だ。狂った熱狂を生み出した「No.18」に触れながら、血管ブチ切れるくらいの闘いを繰り広げることが、喜びにも変わっていた。「熊さん」に合わせ、激しく2テップしてゆくメンバーや観客たち。ラウドだ、パンクだ、デジコアだとか、そんなことどーでもいい。炸裂した音と4人の全力の気合へ気迫でぶつかることが、何よりもの正解。狂ったお遊戯会は、理性を破壊したい大人たちにとって最高のエクスタシーを覚える宴の場。「Level」で、誰もが野獣となり、本能のままに暴れ狂ってゆく。何時しかメンバーのがリフトされ、客席でぶち切れていた。
 
最後は、4人が光る傘を射しながら、闇夜の中で『@東京』を力強く歌いあげていた。何時しか会場中の人たちが気持ちを嬉しく開放しながら笑顔に包まれていた。彼女たちの歌は絶叫だ。まさに、このイベントに相応しい絶叫で勝負してゆく闘うライブだった。
◆偶想Drop
零(Vocals)
咲(Vocals)
結良(Vocals)
杏奈(Vocals)
 
◆Official Website
http://gusodrop.info/
◆Setlist
M01. 偶ドロ
M02. Hirari.hira hira
M03. I do!! I do!!
M04. No.18
M05. 熊さん
M06. Level
M07. @東京

 

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『叫べ!爆女祭 Vol.2』3日目 Photo by 山下弘毅
3日目に突入し、アーティストも観客たちもいい感じで『爆女祭』ムードを楽しんでいる。昨年5月と11月に一週間ぶっ通しで行われた『tkmk爆女祭』。『Vol.0&Vol.1』に続き通算3回目となる今回は、CREAが主催者となり一週間全日程に出場。『叫べ!爆女祭 Vol.2』と題し、15日(日)まで一週間連続で目黒鹿鳴館を舞台に開催。3日目となった5月11日(水)のイベントには、がんばれ!Victory/CASPA/しなまゆ/みならいモンスター/CREAの計5組が出場。熱狂を、ここに再現!!お伝えしよう。

みならいモンスター

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及川3人姉妹によるみならいモンスター、その事実だけで期待に胸がドキドキ。そんなみならいモンスターのライブは「恋のムード」からスタート。ほどよく肩の力が抜けてる歌声と演奏だ。気負いのない、むしろ、シュワッときつい炭酸が抜けた直後な、緩ーい感じの歌や演奏に触れていた気分。まだまだ手元のおぼつかない、でも実直にライブに向かう姿勢が青春してるじゃない。
 
一つ一つの音色を確かめるようにゆったり優しく奏でたのは、バラードの「夜」。繊細であるにも関わらず、その弱さが歌に切ない色を塗り上げていた。何より、ベースがメロディーを描いてゆく様が新鮮じゃない?場内では、誰もが3人の演奏に聞き惚れていた。それぐらい響き渡る歌声と言葉を追いかけたかった気分だった。
 
タイトなリズムの上でポップなビートが心地好く駆けだした。「マリ」に触れながら、タオルを振りまわしはしゃいでゆく観客たち。騒ぐよりも、膝を屈伸させながら楽しく演奏に身をゆだねている。最後に奏でた「HAPPY END」まで、みならいモンスターはピュアな熱を場内に振りまきながら、フレッシュな青春という風景を胸に焼き付けてくれた。
◆みならいモンスター
及川彩乃 (Drims)
及川未来実(Guitar)
及川唯音(Bass)
 
◆Official Website
http://fbgqx631.wix.com/minarai-monster
◆Setlist
M01. 恋のムード
M02. 夜
M03. マリ
M04. HAPPY END

 


しなまゆ

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楽曲は爽やかなのに、ボーカルのモリユイの気合いがなんてパワフルにロックしてるんだろう。身体をウキウキ揺らす演奏の上で、伸びのある歌声を自由奔放にはべらせてゆく。タイトル通り、「サタデーフライト」が気持ちに翼を与えてくれる。まさに、4人と一緒に羽ばたきたい気分だ。
 
軽やかに、ファンキーに弾けた演奏が優しく刺激を与えだした。ソウルフレイバーをまぶしたポップな「恋をしている目をしている」が、身体も気持ちも横揺れさせる。その歌声は、触れた人たちを笑顔に変えていた。アーバンソウル/ファンキーな演奏が、ゆったり身体をシェイクさせだした。モリユイのパワーにあふれたソウルフルな歌声が印象的な「ダンス社会人」が、この会場をダンスフロアーに塗り変えていた。途中、観客たちとの声を交わし合う風景も登場。爽やかなダンスホップも、『爆女祭』においては素敵な刺激だ。
 
パワフルな演奏が炸裂。駆けだしたビートに飛び乗り、身体を大きく弾ませる嬉しい熱を「Bambi」が届けた。その勢いに刺激され、観客たちも拳高く掲げ、舞台上へ想いを返してゆく。それがしなまゆへ対するリスペクトだと伝えるように。最後の「チャイニーカンフーセンセーション」でも、しなまゆは挑発的な演奏で観客たちの気持ちをガンガンに上げていた。「ウッハッ」の掛け声飛び出す、ここは闘いの場?!。いや、一緒にはしゃぐことへの興奮と絶頂を感じてゆく熱いダンスフロアーだ。
◆しなまゆ
モリユイ(Vocals)
タクマ(Guitar)
ウエノハラ(Bass)
 
◆Official Website
http://shinamayu.com/
◆Setlist
M01. サタデーフライト
M02. 恋をしている目をしている
M03. ダンス社会人
M04. Bambi
M05. チャイニーカンフーセンセーション

 


CASPA

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3-3-33-3-4

轟くドラムビートに合わせ、絶叫と一緒に天高く突き上がる無数の拳。光をたっぷり注ぎながら「Beautiful Dreamer」が走り出した。彼女たちが与えてくれたのは眩しい輝きだ。その眩しさに拳振り上げ向かっていきたい。そうすることが、夢中という関係を生み出していけるんだもの。
 
CASPAの音楽が届けたのは、カラッとしたエナジー。ネガティブな要素なんかすべて蹴散らし、ただただ沸き上がる気持ちのままにはしゃげる眩ゆいパワー。「The End Of The World」に触れながら、みんな熱狂という輝きへ夢中になっていた。
 
手拍子を合図に、「Sally」がエンジン唸らせ感情の速度をさらに上げだした。CASPAの演奏には余計な混じり気がない。つねに全力でピュアな情熱をぶつけてゆく。この実直なエネルギーが、そのままライブに投影されていた。昂った熱を持続させるどころか、さらにガソリンを注ぎながらCASPAは光に向かって走り続けていく。「Good-Bye Sayonara」をパートナーに、誰もが4人に拳のエールを送っていた。
 
「音楽ってどんなに凹んでても元気になれる不思議な力があります。ここでは一緒に声を張り上げ、一緒に音楽を感じあいたいです」。熱い手拍子に乗せ、Miyuが沸き上がる想いのままに歌いあげた。気持ちが昂りだす。駆けだした「歌をうたえば」に大勢の人たちが身を任せ、彼女たちと一緒に、ほとばしる情熱を全力でぶつけあっていた。熱い握手を交わすのは直接触れ合うだけじゃない。音楽を通してだって、握手どころか抱擁だって感じあえる。そんな気持ちをCASPAは教えてくれた、音楽を通して一つになれる楽しさと無垢な心の色を。
◆CASPA
Miyu(Vocals)
Natsumi(Guitar)
Toko(Bass)
Aika(Drums)
 
◆Official Website
http://www.caspa-band.com/
◆Setlist
M01. Beautiful Dreamer
M02. The End Of The World
M03. Sally
M04. Good-Bye Sayonara
M05. 歌をうたえば

 


CREA

3-4-13-4-2
3-4-33-4-4
3-4-Xs

3日目となるライブも、CREAは最初から鋭い眼光を客席に突き付けては、叫び合う関係を求めていた。今宵は、「REASON」が「叫ぶ」ための感情のアクセルを吹かせる役目だ。最高の瞬間をド頭から描きだすことを互いに強く求め合うように、Nakiも観客たちも全力で雄叫びを上げていく。それが、ここでは当たり前に産まれる行為であるように。
 
震わせた声を場内に響かせた。Nakiのアカペラからの幕開け。「あの子は悪女」、その言葉を合図に「悪女なあの子」がスタート。客席へ手を伸ばしながら、熱狂をつかむように歌うNaki。メガホンを使ったパートでは、挑発的な姿勢も見せていた。
 
今日の、Aikoの眼光はやけに鋭いじゃないか。唸るドライブビート。重くファンキーに揺れる「Flap×Slap!」が、感情の奥底から熱した感情を引きずり出そうとしてゆく。ただ騒ぐんじゃない、挑む姿勢で相手を丸ごと飲み込んでやる、そんな気迫を持ってCREAはライブへ挑んでいた。炸裂するMikuのドラムビートにHirokaの激烈なペースプレイ。「飛び立てるはずさ」。その言葉へ導かれるように、大勢の人たちが天高く手を振りかざし跳ね続けていた。
 
この日は「ダリア」がブレイクの引き金となった。誰もがタオル振りまわし、カラッと駆けだした演奏に飛び乗り、理性の境界線を一気に飛び越えだした。誰もが叫びながらも笑顔に包まれてゆく。「みんなの力がないとムーブメントなんか起こせません。全力で一つになろう!」。最後にCREAは「GO+AHEAD」を突き付け、Nakiは身体前のめりに、騒ぐ観客たちへ、もっともっとと闘いを挑んでいた。誰もが野生に戻り、心に隠し持っていた野獣を呼び起こしていた。それでこそ、『爆女祭』フリークたちが求める祭が描き出さるってなもの。会場中の人たちが肩を組み絶叫しあう姿へ、明日に期待を抱かせる革命の光を感じさせられた。
 
通常のイベントライブだったら十分満点の出来だろう。でも、ここは『爆女祭』の場。CREAならまだまだ覚醒出来るはず。終盤のみならず、最初から会場中を爆裂した空気に包んで欲しい。そんな期待も最後に記そうか。
◆CREA
NAKI(Vocals)
Aiko(Guitar)
Miku(Drums)
Hiroka(Bass)
 
◆Official Website
http://crea-music.com/
◆セットリスト
M01. REASON
M02. 悪女なあの子
M03. Flap×Slap!
M04. ダリア
M05. GO+AHEAD

 


がんばれ!Victory

3-5-13-5-2
3-5-33-5-4
3-5-Xs

「青春!ヒーロー」の演奏に、感情を抑えきれないくらい熱く熱く火照りだした。爽やかな楽曲なのに、なんて今夜は挑発的なパワーを持って響いてくるんだろう。観客たちのエールを送る気合いもハンパじゃない。何かが起きそうな嬉しい予感を覚えさせる始まりだ。メンバーの気合いも凄まじい。ヤバいぞ、今宵のがんばれ!Victoryは。爽やかに駆けだした「WONDER JOURNEY」。でも、その演奏には情熱という魂がほとばしっていた。こんな挑発的ながんばれ!Victoryも珍しい?!。むしろ、嬉しいくらいにこちらの情熱も掻き立てられてゆく。今日のがんばれ!Victoryの背番号は、まさに情熱と青春だ!!
 
青春の息吹を呼び起こしたのが「青春ライフポップ」。今夜のあやきは喉の調子がいま一つだったが、そのマイナス分をカバーするだけの5人が一体化した熱を持って彼女たちはせまっていた。たくさんの野太く熱いエールを全身に受けながら。勢いづいた、いや、弾け飛んだ演奏に飛び乗り届けたのが、「ラリラリラ」。会場中の人たちが、熱い拳と雄叫びを舞台上へぶつけてゆく。もちろん舞台上の5人も、しっかり笑顔で受け止めていた。むしろそれが、がんばれ!Victoryらしいスタイルだ。
 
止まない熱狂の声を受け、今回初のアンコールを実施。最後はやはりこの曲、「KGSD」だ。場内中に響き渡った♪KGSD♪の絶叫。メンバーらと観客たちが熱狂のエールを交わしながら、ガンガン魂が上がり続けてゆく。ひと際大きな歓声が、この祭りにはとても似合う。楽しくはしゃぎ倒す宴の風景をがんばれ!Victoryもしっかり描きながら、3日目の『爆女祭』も祭り上がっていった。
◆がんばれ!Victory
あやき(Vocals)
れな(Guitar)
みなみ(Guitar)
しのぶ(Bass)
まゆこ(Drums)
 
◆Official Website
https://ganbare-victory.com/
◆Setlist
M01. 青春!ヒーロー
M02. WONDER JOURNEY
M03. 青春ライフポップ
M04. ラリラリラ
M05. KGSD

 

tubu2

『叫べ!爆女祭 Vol.2』4日目 Photo by 山下弘毅
熱狂の宴続く『爆女祭』。 15 日(日)まで一週間連続で目黒鹿鳴館を舞台に開催中。4日日となった5 月12 日(木)のイベントに出場したのが、Split BoB/Quintet Queen Quest/CREA/ 爆女祭スペシャルコラボバンド (3組) 。今回はスペシャルな一夜。この日の模様を以下へお伝えしよう。

Quintet Queen Quest

4-1-14-1-2
4-1-34-1-4

Quintet Queen Quest はキュートな女性たちが揃ったバンド。気迫をぶつけるのではなく、いかに HAPPY な気持ちで楽しむか。 冒頭を飾った「hello」から、舞台上も客席もこの時間を素直に楽しんでいた。凛々しく、躍動的にせまったのが「18teen」。風 を 切るように駆け上がる演奏が、心に笑顔を注いでゆく。客席には CREA のメンバーたちも。気分は学園祭 ?! 。この日はスペシャルバンドも多く登場。まさしく今日の気分は『学女祭』だ。
 
続く3 曲めは、漫画『ソラニン』から リスペクトを受けた想いを投影した曲。ちょっぴりの哀愁味もスパイスに、ミドルナンバーをプレゼント。真っ直ぐな想いを持って歌い演奏してゆくメンバーたち、その気持ちが嬉しいじゃない。
 
ウキウキと弾む楽曲が差し伸べたのは、青春ど真ん中な心模様。彼女たちが見ているのは、眩しい未来の姿 ?! 。夢叶えるときのドキドキとした甘酸っぱい気持ちを「エナジー」が思い起こしてくれた。 「これからこの5人で音楽の世界を旅していきます」。ベースのミズキは、1年前の同じ日に『爆女祭』に客として足を運び、そこでバンドを作ろうと決意を固めた。その1年後の同じ日に『爆女祭』のステージに立っているとは、なんてドラマチックなんだろう。爽やかさを持って最後に響かせた カバー曲「ブルーバイブレーション」に触れながら、彼女たちがどんな未来図を描いてゆくのかに期待を覚えていた。
◆Quintet Queen Quest
あやの(Vocals)
あやか(Guitar)
みずき(Bass)
 
◆Official Website
なし
◆Setlist
M01. hello
M02. 18teen
M03. タイトル未定
M04. エナジー
M05. ブルーバイブレーション

 


Split BoB

4-2-14-2-2
4-2-34-2-4

Split BoB のライブは、ゆっくりと熱を沸き立たせる姿を持って幕を開けた。切ない歌声とは裏腹に、その音には確かな重量感が備わっていた。ミドルメロウな「薄明光線」へ視線がグッと引き込まれていたのは、演奏が持つ説得力に惹かれたからだ。
 
きらびやかなシンセメロが爆発の合図だ。「スターになれない」が熱を持って走り出すと同時に、客席では大勢のファンたちが肩を組み、身体を折りたたみながら絶叫を上げだした。舞台からはパワフルな歌の塊がガンガンに投げ込まれてゆく。騒がずにいれない ?! 。客席ではリフトされる人も。気迫と気迫のバトル、それこそ『爆女祭』に相応しい光景じゃないか。勢いを持ったまま、演奏はカバー曲「少女A」へ。いろんな経験を重ねた女性たちが届ける「少女 A」には、妙に説得力があふれていた。
 
ぶっ太いディスコビートが炸裂。 Split BoB 流ダンスロックナンバー「スパイス」だ。重く、大きく唸る音の波の衝撃度はハンパない。絶叫へ、 HIGH な気持ちへと彼女たちは連れてイく。観客たちも「ハイハイハイ」叫んでは、輪を作りながら踊り狂っていた。
 
哀愁味帯びたピアノの旋律。その音色の先に待っていたのは…ハウリングしたギターの音を合図に、情熱昂揚歌「マボロシウサギ」が飛び出した。魂の震えが止まらない。騒いでも騒いでも、昂った熱い気持ちを消せやしない。Split BoB の演奏に触れながら、ずっとずっとこの熱い衝動に抱かれていたかった。
◆Split BoB
こはる(Vocals & Guitar)
なつみ(Guitar)
あゆみ(Bass)
ゆり(Drums)
さとみ(Keyboards)
 
◆Official Website
http://wish-japan.co.jp/splitbob/
◆Setlist
M01. 薄明光線
M02. スターになれない
M03. 少女 A
M04. スパイス
M05. マボロシウサギ

 


CREA

4-3-14-3-4
4-3-34-3-2
4-3-Xs

CREA のライブ、1曲目は 前日の最後の曲として、会場を熱く 突き付けた「GO+AHEAD」から始まった。どういうことかって ?! 。最初から壊れろってことだよ。 CREA にとっては 4
日目となるステージ。CREAにとっては何日目なんて関係ない。その日その日が彼女たちにとってはすべて。ヤバいよ、今日は。「革命を起こせ !! 」の フレーズ がめちゃくちゃ説得力を持った言葉として、 衝撃を持って胸にせまってきた。騒がずにじゃないんだよ、壊れるくらい理性の螺子をすべて取っ払わないと、今日のライブは闘えない !!
 
「声が枯れても最後まで歌いきってやるぞ !! 」。情熱を持って「GO MY WAY!」がアクセル全開で駆けだした。ドライブビートが効いた開放的な歌。でも、今宵の「 GO MY WAY!」には砂塵撒き散らしながら爆走してゆくような、痛いのに心地好い熱風を感じていた。場内から響く雄叫びがなんて心地好いことか。 Hirokaのスラップベースを合図にび出したのが、「Flap × Slap!」。重量感たっぷりに唸るファンクビート。そのうなりが身体をガンガンに揺らしていく。ラウド & ディスコな演奏が意識をトリップさせてゆく。もっともっとイッてしまえと !!
 
誰もが全身全霊を込めながら、身体中から沸き上がる熱を拳と叫び声に変えていた。「君の側で生きてゆくと決めた」、 CREAが突き付けた「新曲 (タイトル未定)」は、これからも彼女たちと一緒に夢を見続けてゆく仲間たちと想いの拳を交わしあう CREA 流のアンセムだ。ヤバいよ、泣きたいくらいの興奮が身体を包んでいくんだよ !!
 
最後も、ふたたび「GO+AHEAD」を演奏。何故、ふたたびこの歌を ?? 。わかってるだろ、この狂い叫んだ熱狂の宴こそが『爆女祭』なんだと。その熱が、これからのシーンに革命を起こす火種になるんだということを、 CREA はこの会場にいるすべての観客たちや演者たちへ知らしめていた。途中、 Aiko が客席へギターを掻き鳴らしながらダイブ。「4日目のCREAが起こす革命」。それを目撃出来たことが、嬉しい財産だ !!
◆CREA
NAKI(Vocals)
Aiko(Guitar)
Miku(Drums)
Hiroka(Bass)
 
◆Official Website
http://crea-music.com/
◆セットリスト
M01. GO + AHEAD
M02. GO MY WAY!
M03. Flap × Slap!
M04. 新曲(タイトル未定 )
M05. GO + AHEAD

 


爆女祭スペシャルコラボバンド(チーム A-1&2)(チーム B-1&2)(チーム C-1&2)

5-1-15-1-25-1-3
5-1-45-1-55-1-6
5-1-75-1-85-1-9
5-1-105-1-115-1-12
5-1-135-1-145-1-15
5-1-165-1-175-1-18

チーム A-1 として登場したのが、こはる (from Spilt BoB)+ ルミ(from Caramel)+ ユウミ(from Caramel)+ しのぶ(from がんばれ!Victory )+Miku(from CREA) という面々。彼女たちが演奏したのは、CREA の「Flap × Slap!」。さっきまで熱狂描いた楽曲を、今度はメンバーを変えて味わう気分 ?! 。舞台上のメンバーたちはセッションを楽しむというよりも、凛々しい表情のもと、闘う気持ちで挑んでいた。観客たちは闘うというよりも、このセッションを笑顔で楽しもうという意識。良い意味で肩の力を抜きながら。舞台上のメンバーらと熱いパーティを繰り広げていた。何時しかメンバーらも笑顔で演奏していたけどね。
                          
チーム A-2 は、先の演奏陣はそのままに 2nd ボーカルを逢瀬アキラ に変えて実施。奏でたのが、絶叫する60度の「桜は二度散る、そして二度咲く。」 爆裂ナンバーが飛び出した理由もあり、会場中の人たちが暴れ祭り上がっていた。客席の最前線には CREAのメンバーの姿も。逢瀬アキラのアイマスク姿もポイント。何より、めちゃくちゃエネルギッシュな演奏に全力で騒がずにいれなかった。こんなこと書いてるけど、理屈なんてどーでもいいんだよ。お馴染みの楽曲を、お馴染みのメンツたちが届ける演奏へ無邪気に飛び乗り騒いでこそ、『爆女祭』らしいコラボステージなんだから。
◆チーム A-1
こはる(Vocals:Spilt BoB)
ルミ(Vocals & Guitar:Caramel)
ユウミ(Guitar:Caramel)
しのぶ(Bass:がんばれ !Victory )
Miku(Drums:CREA)
 
◆Setlist
M01. Flap × Slap!(CREA)
◆チーム A-2
こはる(Vocals:Spilt BoB)
逢瀬アキラ(Vocals)
ユウミ(Guitar:Caramel)
しのぶ(Bass:がんばれ!Victory)
Miku(Drums:CREA)
 
◆Setlist
M01. 桜は二度散る、そして二度咲く。(絶叫する60度)
チーム B-1 は、 (from 絶叫する60 度 )+Aiko(from CREA)+ さとみ(from Split BoB)+Hiroka(from CREA)+ まゆこ(from がんばれ!Victory ) という布陣。演奏したのが、がんばれ!Victory の「夢のつづき」。新鮮な驚きだったのが、がギターを奏でながら歌っていたこと。爽やかな楽曲だが、魂に火がついてる観客たちは、熱狂と絶叫で演奏へ想いを舞台上へ返していた。ボーカルや演奏陣が変わることで、「夢のつつき」が原曲とは違った青春の色を放ちながら胸に届いていた。爽やかさたっぷりなこのセッションは、なんて胸に心地好い優しさなんだ。
 
チーム B-2 は、ボーカルをあやき(from がんばれ!Victory) に変え、先の演奏陣でコラボレート。披露したのが、この日 Split BoB が演奏していた「スパイス」だ。激しく唸るヘヴィドライブな演奏の上で、あやきが凛々しい表情で歌いかけてゆく。客席には大きな輪が誕生。誰もが HIGH な気分ではしゃぎ倒していた。身体が自然と弾け飛ぶ気分、すっごく良くわかるよ。
◆チーム B-1
魁(Vocals:絶叫する60度)
Aiko(Guitar:CREA)
さとみ(Keyboards:Split BoB)
Hiroka(Bass:CREA
まゆこ(Drums:がんばれ!Victory )
 
◆Setlist
M01. 夢のつづき(がんばれ!Victory)
◆チーム B-2
あやき(Vocals:がんばれ!Victory)
Aiko(Guitar:CREA)
さとみ(Keyboard:Split BoB)
Hiroka(Bass:CREA)
まゆこ(Drums:がんばれ!Victory)
 
◆Setlist
M01. スパイス(Split BoB)
チーム C-1 は、Naki(from CREA)+ れな(from がんばれ!Victory)+ みなみ(from がんばれ!Victory)+ あゆみ(from Split BoB)+ モモ(from Caramel) という面々。セッションしたのが、逢瀬アキラの「オレンジ」。ゆったりと漂う演奏の上で、 Nakiが朗々と、ちょっぴりの哀愁味を込めながら歌いあげていた。嬉しい意外性だったのが、れなが歌声を披露してくれたこと。 Nakiとは対照的な声色を持っているように、2人の歌のコラボも嬉しい見どころだった。演奏陣の作りあげた大きなうねりも、身体を優しく揺らしてくれた。
 
チーム C-2 は、 2nd ボーカルをもんてろ (from 絶叫する60度) にチェンジ。ぶつけたのが、Caramelの「タイトル未定」。 Nakiも、もんてろも、演奏陣も、完全にバトルモード。挑みかかる歌と演奏に触発され、客席でも暴れ祭る様が産まれていた。何時しか客席には、CREACaramel逢瀬アキラの姿も。しかも、演奏が終わったと思いきや、Caramelのライブ同様、 モモの嬉しいきまぐれで演奏を繰り返してゆく。そのたびに熱狂も上がり祭っていた。
 
やはり『爆女祭』にはぶち切れた風景がとても似合う。何より、コラボステージという姿を通してさえ、『爆女祭』ファミリーが集えば感情ぶち切れた熱狂と絶叫が産まれることを改めて身体に伝えてくれたのが嬉しいじゃない。
◆チーム C-1
Naki(Vocals:CREA)
れな(Vocals & Guitar:がんばれ!Victory)
みなみ(Keyboards:がんばれ!Victory)
あゆみ(Bass:Split BoB
モモ(Drums:Caramel)
 
◆Setlist
M01. オレンジ(逢瀬アキラ)
◆チーム C-2
Naki(Vocals:CREA)
もんてろ(Vocals:絶叫する60度)
みなみ(Keyboards:がんばれ!Victory)
あゆみ(Bass:Split BoB)
モモ(Drums:Caramel)
 
◆Setlist
M01. タイトル未定(Caramel)

 

大盛りレポ!ロック増量Vol.47 『叫べ!爆女祭 Vol.2』part2はコチラ


 
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