【ピックアップ！】bazooka studio高田馬場で新装オープン！

2013年12月29日

bazooka studio（バズーカ・スタジオ）高田馬場駅徒歩2分に新設！
内覧会の模様をレポート

TEXT & PHOTO：鈴木亮介　

腕利きのエンジニアが在籍し、数多くのミュージシャンから信頼を置かれるレコーディングスタジオ、「bazooka studio（バズーカスタジオ）」。先日、新宿御苑のスタジオが惜しまれつつ営業終了したが、このほど12月より高田馬場に移転！JR山手線／西武新宿線／東京メトロ東西線高田馬場駅から徒歩2分という好立地だ。さらに、敷地面積も広くなり、新たにリハーサルスタジオも7部屋設置したという。

新装開店したbazooka studio、その魅力は。12月20日夜に関係者向けに催された内覧会に伺った。

高田馬場駅から改札を出て左に。高架をくぐって早稲田通りを進むと、大きく真っ白な蛍光管による「BS」の文字が見えてきた。外壁も真っ白で清潔感のある階段を下りると、そこは大人の秘密基地。全体的におしゃれで創作意欲を沸き立てる内装が見えてきた。床は木張りで温かみがあり、天井をぶち抜いて広く見せているのも素晴らしい。この「ハイセンスなカフェのような内観」は新宿御苑時代のまま、いやそれ以上かもしれない。

受付のスタッフから、「前の所よりかなり広くなった」という説明を受けた。早速各部屋を見て回ると、確かに広くて快適な空間を感じることができた。

まずは何と言っても、bazooka studioの信頼の証、レコーディングスタジオだ。3部屋設けられたレコーディングルーム。レコーディングマネージャーの伊東和彦氏によると、移転をきっかけに導入した、bazooka studioの一番の特長は「GPSの導入」であり、これは日本国内の商業スタジオとしてはおそらくbazooka studioが唯一ではないかという。

GPSの導入とは、GPS基準のオーディオマスタークロックジェネレーターを前スタジオに導入したということだ。常時8機のGPS衛星から送られる超高精度の信号を同時取得することにより、ギターのエッジ感やシンバルの感じ方など、フォーカスがぴったりと合うことで、これまで以上に微細で広域にわたる高音質を実現できるという。また、移転前に比べて利用料金が下がっている割に、音のグレードは向上しているということで、これは是非とも、bazooka studioで実際にレコーディングを体感していただくのが一番だろう。

また、移転を機にレコーディングスタジオのほかにリハーサルスタジオも7部屋新たに開設。実はbazooka studioの長い歴史上で、開業当初はリハーサルスタジオの営業も行っていたものの、その後レコーディングスタジオのみにシフトしたため、約20年ぶりの復活となるのだという。

その、20年ぶりに復活したリハーサルスタジオは、部屋によって黒、黄色、白とそれぞれ基調色を変えており、床はシンプルなコンクリートで、五感を刺激してくれる。喫煙可能な部屋と完全に禁煙の部屋とが明確に分かれているほか、防音設備もバッチリで、よりいっそう音楽に没入できる環境が整っている。さらに、一部の部屋には日本の楽器店にまだ上陸していないNATAL DRUMが設置。国内で唯一、NATAL DRUMを叩けるのだ。

周辺には早稲田大学やESP学園などがあり、学生の利用も想定される。bazooka studioでは新たに全50区画の巨大倉庫スペースを導入。これらはリハスタおよびレコスタ利用者は無料で利用でき、出勤／登校前にギターやキーボードを預けて、夜に練習するといったことも可能だ。

さらなる進化を遂げたbazooka studioで、最高の音を作ろう。現在、「リハーサル2時間無料キャンペーン」を実施しているので、まずは自らの耳でその音を試してみてはいかがか。料金プラン等の詳細や予約申し込みはbazooka studioの公式ホームページへ。

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