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【公演行こうぜ!】劇団鹿殺しの音楽劇 「BONE SONGS」まもなく開演!

2013年02月10日

ロックミュージカル+激しいパフォーマンス+ブラバン生演奏が心地良い!
劇団鹿殺しの音楽劇 「BONE SONGS」、2/15~東京・大阪・福岡で公演決定!

劇団鹿殺しの音楽劇 「BONE SONGS」がまもなく開演する。東京公演は東京芸術劇場シアターイーストにて2月15日~3月3日、大阪公演はABCホールにて3月15日~3月18日、福岡公演は西鉄ホールにて3月22日~24日の日程で開催される。チケットは劇団鹿殺しの公式HP(http://www.shika564.com)にて発売中。


音楽劇「BONE SONGS」とは―――
路上パフォーマンス・ライブハウス・劇場と、場所を選ばずに同世代に「演劇」を身近に感じてもらうための活動を10年間続けてきた劇団鹿殺しの表現活動は、間口を広げたエンターテイメント作品でありながら、「生きる」ことをテーマに、見終わった観客の⽬線がほんの数度でも上向くことを目的としてきた。

2009年夏、3週間ロングランで上演された劇団代表作にして、観客再演リクエスト1位の音楽劇、「赤とうがらし帝国」。「BONE SONGS」はその「赤とうがらし帝国」のエッセンスから生まれたセルフリメイク作品である。
『赤とうがらし帝国』は劇団鹿殺しの武器である、「身体表現の強さ」、「音楽の強さ」を前面に押し出した作品で、他の追随を許さない「劇団の強さ」そのものを体現したものである。当時、ナイロン100℃劇団☆新感線など、演劇界の先輩役者陣に大いなる評価とエールを送られた意欲作であり、演劇関係者からの再演リクエストNO.1の作品でもあるのだ。

そのエッセンスを基として、今現在の劇団鹿殺しの等身大の挑戦をそのまま物語にして舞台に上げたいと狙うものが今作『BONE SONGS』である。
骨を現す最小限の舞台美術の中で、一人の女性と彼女の人生の骨を作りあげた5人の男たちの人生が、役者の体のみを使って縦横無尽に表現されていく。演劇の力強さ、そして自由さ、
身軽さを余すところなく⾒せ付ける本作を携えて、2013年、東京芸術劇場でのロングラン、そして3年ぶりとなる全国ツアーで、全国に劇団鹿殺しの自由な風を届けていきたいと思う。
頭を使う、考えさせられる演劇もいいけれど、演劇は元気をもらうもの。劇団鹿殺しはごちゃごちゃ言わずに身体をつかって、自分と人の尻をバチンバチン叩く、シンプルな存在でありたいと常々願っている。劇団員に30代も増えてきた今だからこそ、見せたい作品なのだ。休日のイベントに留まらず、⼀日の終わりにパワーをもらいに通いたくなる元気な演劇。今の自分達に最も必要な作品を自らの手で作る、劇団鹿殺しらしい本公演、ぜひ見届けに来て下さい。
座長 菜月チョビ


見どころ:座長・菜月チョビが演出、主演!
不死身の女の⼀生を歌い上げた「伝説の音楽劇」が、
豪華ゲストを迎え、トランペットの音色と共に帰ってくる!

■菜月チョビの演じる波乱万丈の主人公
2000年劇団鹿殺し旗揚げ以降、演出・出演をつとめてきた菜月チョビ。その小さい体からは想像がつかないほどのエネルギーとカリスマ性で観客を魅了してきた。彼⼥の最大の武器である歌声は、G2プロデュース「A Midsummer Night’s Dream」、新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號「IZO」でも披露され、歌唱力は高い評価を得ている。今回は劇団鹿殺しの魅力を最⼤に引き出す演出菜月チョビが主演で、一人の女性の一生を演じ、壮大に歌い上げる!

■鹿殺しが最も得意とするロックミュージック+身体パフォーマンスが満載!
鹿殺しの「音楽劇」は、⼀般的なミュージカルでも音楽劇でもなく、劇団でありながらライブハウや路上パフォーマンスで活躍している、独自の経験と感性から作られるもの。それは観ている人にバンドのライブMCが演劇になった印象を与える。今作『BONE SONGS』はバンドマンであった作曲家・入交星士の最も得意とするロックミュージックをふんだんに使い、鹿殺し作品の「土臭さ」や「ノスタルジー」というイメージに加え、「2.5枚目」で「マッチョ」な作品で冬の寒さを吹っ飛ばす!

■「鹿殺しブラスバンド」による生演奏がイイ!
近年鹿殺し作品において⽋かせない存在になっている「楽隊」。トランペット、サックスをはじめとする管楽器の演奏は舞台に迫力と華を添えてきた。ミュージシャンやオーケストラという扱いではなく、俳優たちが演技をしながら楽器を演奏し舞台を動き回る姿は、人間の愛くるしくも滑稽な魅力にあふれ、他の劇団には真似できない特徴になっている。その「鹿殺しブラスバンド」、音楽劇の今回は本領発揮、ますます作品を盛り上げる!舞台でしか表現出来ない音楽、音楽でしか語れない物語がここにある。2013年2月開幕、乞うご期待!

■あらすじ
これは「どうせ生きるなら、何かの主役になりたい!」と夢中で生きた、骨太な女・辛島タエ(からしまたえ)の波乱万丈伝である。
父は覆面プロレスラー『てんやもんウルフ』、母は生前宝塚娘役トップスター。スターになる血統を持ちながらも引っ込み思案なタエは、毎日一人父の前で歌っていた。
しかし、たった一人の肉親である父の死を境に、タエの中にあった主役遺伝子が目を覚ます…。父が死ぬ直前、タエのために買ったバタフライのラケットを手に、卓球部に入部。
めきめき腕をあげ、関西地区予選決勝へとこまを進めた。その前日、偵察にきた頭脳卓球の強豪・秀⼆を倒すが、同時に右手の神経症が発覚。息抜きにと誘われたライブハウスで、秀⼆の兄でバンドマンの心太と出逢う。恋の予感をよそに、心太とタエは交通事故に…。心太は死に、タエは⼀命をとりとめるが”記憶喪失”になる。
事故現場に呆然と立ち尽くすタエは、秀⼆に「君と僕は恋人だったんだ。」と騙され、結婚。ただ、頭の奥底に眠る心太との思い出がバンドで武道館を目指さなくてはいけない気がする、という形で表れる。
タエが率いるメタルバンド「サイタマゴスニーランド」は瞬く間に有名に。しかしテレビの収録中に、秀⼆は落ちてきた照明につぶされ死亡。心臓に障害を持って生まれた息子・歩は、「祖父 てんやもんウルフみたいなプロレスラーになる!」と、生前ウルフがタッグを組んでいたホセの道場に入門する。病弱ながらも、めきめきと実力をつけていった。
時を同じく、東京では謎のウィルスが流行。ホセ、死亡。歩は試合中に心臓発作で死亡。タエは歩の仇をとりに、チャンプに戦いを挑みにゆく…。
プロレス、スケバン、卓球の王子様、ロックスターと交通事故、記憶喪失、結婚、出産、デスメタル!事故に遭っても、包丁でさされても、レスラーに飛びげりされても死なない女、辛島タエの壮絶で急展開の「スポ根音楽人生コメディー」!劇団鹿殺し究極の人間讃歌。2013年、新たなロック音楽劇、生まれる!
 

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2009年8月~9月 「赤とうがらし帝国」 初演より (撮影:和田咲子)


■公演日程
 東京公演/2月15日~3月3日
 東京芸術劇場 シアターイースト
2/15(金)▲19:00
2/16(土)19:00
2/17(日)14:00/▲19:00
2/18(月)休演
2/19(火)休演
2/20(水)19:00
2/21(木)19:00
2/22(金)19:00
2/23(土)★14:00/19:00
2/24(日)14:00
2/25(月)19;00
2/26(火)19:00
2/27(水)19:00
2/28(木)19:00
3/01(金) 19:00
3/02(土)★14:00/19:00
3/03(日)14:00 ☆東京公演千秋楽はチケット完売
※▲のステージはアフタートーク開催。
※★のステージは追加公演&アフタートーク開催。
受付は開演の60分前、開場は開演の30分前になります。

 大阪公演/3月15日~18日
 ABCホール
3/15(金)19:00
3/16(土) ★13:00/18:00
3/17(日)13:00/18:00
3/18(月)▲15:00

 福岡公演/3月22日~24日
 西鉄ホール
3/22(金)▲19:00
3/23(土)13:00/18:00
3/24(日)14:00

※アフタートーク内容
2月15日「脚本執筆秘話」 2月17日「音楽製作談議」
2月23日「鹿殺し滞在記」 3月02日「公開ダメ出し」
3月16日「劇団上京物語」 3月18日「演出裏話」
3月22日「チョビの勝手に故郷に錦」

■公演概要
・作 丸尾丸⼀郎
・演出 菜月チョビ
・出演
 菜月チョビ/丸尾丸⼀郎/オレノグラフィティ/山岸門人/橘 輝/傳田うに/円山チカ/坂本けこ美/山口加菜
 鷺沼恵美子/浅野康之/峰 ゆとり/近藤 茶(以上、劇団鹿殺し)/佐竹リサ/有田杏子
 姜 暢雄/谷山知宏(花組芝居)/森貞文則/松村 武(カムカムミニキーナ)
・音楽 入交星士 オレノグラフィティ
・スタッフ
 舞台監督/野口毅
 音響/鏑木知宏
 衣裳/赤穂美咲
 舞台撮影/彩高堂 舞台写真/和田咲子
 宣伝写真/江森康之 制作協力/SUI
 制作/高橋戦車
 運営協力(大阪公演)/サンライズプロモーション大阪
 企画製作/劇団鹿殺し
 主催/株式会社オフィス鹿

■チケット
前売当日 4,500円(全席指定)/
学生券 3,200円(予約のみ、要学生証)

劇団鹿殺しHP、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、Confetti(東京公演のみ)、
芸劇チケットカウンター(東京公演のみ)、CNプレイガイド(大阪公演のみ)にて取り扱い

■お問い合わせ
株式会社 オフィス鹿
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-10-14 秋田ハウス101
(tel:03-6804-0064/fax:03-6804-0074/
e-mail:office@shika564.com)

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■劇団鹿殺し ホームページ
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