【NEWS】キャラメルボックス、30周年第2弾公演は“家族の絆を取り戻す”初期代表作
2015年03月27日
胸に迫る家族の物語『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』8年ぶり再演
※キャラメルボックス2014アコースティックシアターレポート記事を公開中！
http://www.beeast69.com/report/102784
演劇集団キャラメルボックスは5月9日（土）から神戸と東京で、劇団結成30周年公演第2弾となる『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』を上演する。
『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』は今回で8年ぶり・4回目の再演となる人気作。明るく天真爛漫な主人公”ほしみ”がばらばらになった家族の絆を取り戻す物語で、今回は”ほしみ”を原田樹里が演じる。脚本および演出を務める成井豊は本作について「キャラメルボックス初期の代表作であると同時に、その後のキャラメルボックスの方向性を決めた記念碑的な作品」とコメントしている。
客演には西牟田恵と福本伸一の2名が登場。西牟田恵のキャラメルボックスへの出演は『容疑者χの献身』の初演と再演に続いて今回が3度目となる。劇団ラッパ屋の看板俳優であり、映像作品でも活躍中の福本伸一は、1998年に出演して以来18年ぶりのキャラメルボックス出演となる。
2015年に創立30周年を迎えた演劇集団キャラメルボックスは、1985年に社会人サークルとしてスタートし、創立5年後には中劇場へ進出、これまでの累計動員数は270万人を記録している。東北新幹線の中で芝居を行う「シアターエクスプレス」や全国の会場に舞台を生中継するライブビューイングをいち早く実行するなど、これまで様々な企画を行ってきたキャラメルボックスだけに、30周年公演にはよりいっそうの期待が持てそうだ。チケットは現在発売中。
◆キャラメルボックス30th vol.2 『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』
【脚本＆演出】
成井豊
【キャスト】
原田樹里 畑中智行 渡邊安理 多田直人 真柴あずき 大森美紀子
筒井俊作 林貴子 森めぐみ 小林春世 木村玲衣 関根翔太
福本伸一（ラッパ屋） 西牟田恵
【公演日程】
神戸公演
・2015年05月09日（土）～05月14日（木）【新神戸】オリエンタル劇場
料金［全席指定・税込］ S席（1・2階）6,500円 A席（3階）5,500円
東京公演
・2015年05月30日（土）～06月14日（日）【池 袋】サンシャイン劇場
料金［税込］平日ステージ S席（1階・指定席）6,500円 A席（2階・自由席）5,500円
土日ステージ 全席指定 6,500円
【チケット購入】
キャラメルボックスHPへ
http://www.caramelbox.com/stage/30th-2/
【成井豊（脚本・演出） コメント】
『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』の初演は1992年。劇団創立からまだ7年目で、僕は31歳、役者のほとんどは20代でした。脚本の完成が遅れ、恐る恐る迎えた本番初日、終演後の熱い拍手に涙したのを覚えています。それまで活劇ばかり上演していた僕らが、初めて取り組んだ本格的な人間ドラマ。キャラメルボックス初期の代表作であると同時に、その後のキャラメルボックスの方向性を決めた記念碑的な作品です。今回は8年ぶり4回目の上演。主役の「ほしみ」には、入団7年目の原田樹里が挑戦します。大学生の「ほしみ」が家族と過ごした最後の夏。どうかあなたも一緒に体験してください。
【ストーリー】
8月、大学生の高梨ほしみは、家族6人でキャンプに出かける。それは、年に一度の家族の行事。ところが、キャンプ場に向かう途中で、事故が起こり、家族全員を失ってしまう。ほしみだけは軽傷で済んだが、直ちに病院へ運ばれる。すると、亡くなったはずの家族もついてくる。その姿は、ほしみにしか見えない。なぜなら、彼らは幽霊だから。バラバラだった家族が、ほしみを見守ることで一つになる。しかし、いつかは別れなければならない。ほしみが家族と過ごす、最後の夏……。
【作家プロフィール】
脚本・演出 成井豊 （なるい ゆたか）
1961年、埼玉県飯能市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。1985年、加藤昌史、真柴あずきらと演劇集団キャラメルボックスを創立。現在は、同劇団で脚本・演出を担当するほか、映像の脚本、小説を執筆。現在はBS11『宮崎美子のすずらん本屋堂』にゲストコメンテーターとしてレギュラー出演するなど、多方面で活躍中。
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【レポート】キャラメルボックス2014アコースティックシアター
http://www.beeast69.com/report/102784
◆演劇集団キャラメルボックス 公式サイト
http://www.caramelbox.com/
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