ZIGGY TOUR 2010のファイナルは、伸太郎がレポートします!2010年12月17日、日本で一番広いライブハウスのZEPP TOKYOに向かいます。ツアーファイナルということで、心躍らずにはいられない伸太郎ですが、オープンより少し前に入場して会場を一通り見渡してみると、さすがに広い!伸太郎もこんなに広い箱(ライブ会場)でプレイしたい!と思うこの頃です。
会場はオープンと同時に、人が増えていきます。あっという間に1Fフロアは埋まってしまいました。BEEASTスタッフは2Fフロアにて待機。さすが大型ライブハウス、2Fフロアもすごく快適。さて準備万端、あとはオーディエンスと一緒に、ドキドキしながら開演の時を待ちます。
ツアーファイナルともなれば、バンドが気合いを入れるのはもちろん、オーディエンス側もフルパワーでこたえるのは確実。そんな期待のライブに、オーディエンスはステージ時を見つめ続けます。その光景を目の当たりにすると、本当にZIGGYを愛しているんだなぁと伝わってきます。
SEが鳴り響くと会場は大声援に包まれ、各メンバーの名前を叫んだり、ZIGGYコールが起こったりと、もう会場のオーラはまさに揺れまくり、「STEP BY STEP」から始まるZIGGYショーに、いきなりハイテンションなオーディエンス!もの凄いコブシの数に感動です!圧巻な光景です!
「月が昇る頃には」ではオーディエンスの瞳が輝き、まるで青春時代に戻ったかのような、キラキラした目をした人の姿。大好きなZIGGYへ熱い歓声を送っています。まさにファン待望のZIGGYショー。バンドも全身全霊を込めた熱いライブを魅せてくれます。
BEEASTでは今回のツアーを3箇所レポートしています。赤坂BLITZと大阪BIG CATのレポートはすでに多くの読者に読まれていますので、伸太郎が担うファイナルレポートもしっかり書きたいと思います。今回のツアーは、ギタリストがサポート。元BEAT CRUSADERSのTARO(Guitar)のプレイは、ZIGGYにとてもマッチしています。
言わずもがなのメンバーは、森重樹一(Vocal)・戸城憲夫(Bass) ・宮脇“JOE”知史(Drums)。何といいますか、オーラがロックスターそのもので、そこに居るだけで絵になります。強烈なロックスターの匂いをプンプンさせながら、ZIGGYショーは加速していきます。
ベースイントロから始まる「光と影」はスピード感もあり、何より生(ライブ)でしか体感できない完璧なリズムセクションによるグルーヴがあります。とてつもなく厚い!リズムが最高です。森重樹一のずば抜けた歌唱力をサポートする、TAROのコーラスも素晴らしく、聴き応え抜群!
4人しかステージには居ないのに、いったい何人分?というサウンド的な厚みがあり、これがZIGGYなんだと実感。MCの最中もオーディエンスからの歓声は衰えるどころか勢いを増して、「カッコつけずにさわごうぜ!」森重樹一の一言で、会場はさらにヒートアップ!
SGシェイプのギターにマーシャルアンプの王道の組み合わせは、その渇いた抜ける音が場の隅々に響き渡り、ギタリスト伸太郎、完全に酔ってしまいます。このギターサウンドに、熱いリズムと森重樹一の声、これ以上何もいらない!というような完璧なロックンロールサウンド。
もう本当に、たまらない気持ちよさです。今、ZEPP TOKYOに居る全員(オーディエンスだけでなく関係者なども)この気持ちよさに包まれて別世界が形成されていることは確かです!
ベースを低い位置で構える戸城憲夫は、かなりアクティブにあちこち走り回り、どの角度から見ても、恐ろしいほどカッコいい!森重樹一もマラカスを持ってリズムを刻んだりの演出をしてくれます。「LAZY BEAT」になると会場の盛り上がり方が半端じゃなく、とにかく凄い!熱い!
一転、「バラードもみんなで一緒にうたってほしいな」との森重樹一の呼びかけに、「BURNIN’LOVE」の大合唱!この曲はメロディの素晴らしさが際立っていますが、カッコいいなんて通り越した素晴らしいナンバー。心の奥深くまで染みわたるメロディーに完全にやられてしまいます。
「SWEET SURRENDER」「FEELIN’SATISFIED」と宮脇“JOE”知史の上手さ全開なリズムに身をゆだねると、会場熱気が2度はアップしたような気がします。ZIGGYショーは観ていても楽しく、TAROがギターソロを大きく股を開いて弾いていると、その股の下から戸城憲夫がベースを飛び出させるようにプレイ。遊び心も満載です。
止まらないロックンロールのZIGGYショーは、後半戦へ。後半は怒涛のごとく攻め立てます。誰でも知っているようなヒットソングを立て続けにプレイ!「Jealousy~ジェラシー~」や「GLORIA」「STAY GOLD」。ZIGGYが日本を代表するロックンロールバンドであることは間違いありません。
MC後の「午前0時のMERRY-GO-ROUND」は、森重樹一の心温まる歌声で会場中がうっとり「暗流」「Guilty Vanity」と「DON’T STOP BELIEVING」という熱いセットリストでフィニッシュ。ステージを去るメンバー。もちろんすぐにZIGGYコール!
ZEPP TOKYOが震えるほどの大きなアンコールの声援。ステージに戻ってきたメンバーは暖かい拍手というより、もの凄い拍手で迎えられます。「I CAN’T STOP DANCIN’」「La Vie en Rose」で本当のラストを締めくくり。
1984年に結成されてから、ZIGGYはもう26年も経っているにもかかわらず、今現在もまったく色あせることなく、進化したロックンロールショーを魅せてくれました。今回のツアーは、待ち望んでいたファンにとって、忘れられないツアーになったのではないかと思います。
伸太郎も、いつまでも心に刻まれるライブとなりました。この会場にいた全員が同じ気持ちで会場を後にしたと思います。伸太郎も心に刻まれるようなライブができるよう精進します。でも素晴らしいライブは、生で観て感じないと意味がありません。それこそがライブだから!足を運んで生(ライブ)でロックしましょう!
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◆セットリスト
M01. STEP BY STEP
M02. 月が昇頃には
M03. 光と影
M04. SING MY SONG
M05. WASTED YOUTH
M06. LAZY BEAT
M07. BURNIN’ LOVE
M08. SWEET SURRENDER
M09. FEELIN’ SATISFIED
M10. EASTSIDE WESTSIDE
M11. I’M GETTIN’ BLUE
M12. TOKYO CITY NIGHT
M13. Jealousy ~ジェラシー~
M14. STAY GOLD
M15. GLORIA
M17. HOW
M18. CRISIS
M19. 午前0時のMERRY-GO-ROUND
M20. 暗流
M21. Guilty Vanity
M22. DON’T STOP BELIEVING
-encore-
M23. I CAN’T STOP DANCIN
M24. La Vie en Rose
◆森重樹一インフォメーション
2011年03月22日(火)
【横 浜】Lizard
2011年03月25日(金)
【神 戸】VARIT
2011年03月26日(土)
【山 口】LIVE rise SHUNAN
2011年04月01日(金)
【大 阪】MUSE
2011年04月03日(日)
【名古屋】QUATTRO
2011年04月09日(土)
【千 葉】LOOK
2011年04月10日(日)
【仙 台】Park Square
2011年04月16日(土)
【新 宿】LOFT