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スタッフヴォイス

鈴木亮介 Vol.5

2009年08月27日

今月23日、『Makeup&Smile Music Presentsワンコインライブ』が、「Heavy Sick幡ヶ谷」にて行われ、先日取材させていただいたZX雷威音楽団が出演しました。ss1

取材を通して知った魅力的なバンドが、2組も出る。これは行くしかない!と思いまして、午後に国分寺でICE CREAM CRAZYの取材(次回か次々回のロック1年生に登場します!乞うご期待★)を終えた後、新宿の二つ手前の幡ヶ谷へ駆けつけました。

幡ヶ谷は馴染みの街ですが、ライブハウスに足を運ぶのは初めてということで、一応地図を片手に、慣れた道を進んでいきます。

商店街の中にさりげなく出ている看板。危うく見落としそうになり、路地裏の入口へ。すると、何やら見覚えのある面々が店の前に屯っているではないですか。雷威音楽団の皆さんでした。聞くと、ZX雷威音楽団の出番は最後の方で、2時間も早く着いてしまった!

他の出演バンドの皆さんを見ても良かったのですが、とりあえずお腹がすいていたのと足が痛かったのとで、しばし時間を潰してからまた来ることに。ss2

そして、入場。余裕を持って到着したつもりが、予定より30分以上巻いていて・・・なんと、ZXの1曲目が始まってるではないですか!!何しに来たんだ、俺・・・状態。兎も角、気を取り直して中に入ります。

最後から2番目の出演となるZXの4人は甚平姿で登場。RADWIMPSの「なんちって」やMONGOL800の「小さな恋のうた」などハードなロックを展開。また、MCもベースの山下君を中心に、お客さんの心をがっちりつかんでいました。

さらには、ボーカル・枦木君作のオリジナル「希望の光」も披露。バンドをやっていく過程で様々な困難や悩みにぶつかって、それでも前に向かって歩いていこうという心情を歌ったもので、曲調はノリの良いロック。会場のボルテージは最高潮に達しました。

そしてこのライブのトリを務めたのは雷威音楽団。入念な下準備の後、4名全員がメガネ姿で登場。ちなみにギター・太郎くんのメガネは100均で買った伊達眼鏡だそうです・・・
雷威音楽団BLUE HEARTSの「TRAIN TRAIN」や「終わらない歌」など6曲を披露。途中、アクシデントもありつつ、しかし持ち味である「ノリ」を武器に、客席と一体化して盛り上がり続けていました。ボーカル・ゆっこさんの低音ボイスもまた魅力で。ss3

そんなこんなであっという間にライブ終了。終演後、達成感や解放感や、様々な思いを胸に、ひとまず終わってリラックスしているメンバーの皆さんを直撃。「いや~楽しかった」「盛り上がった」と皆一様に満足の様子。そんな熱気の醒めやらぬ中、写真を撮らせてもらいました。

夏休みも残りわずか。現役高校生である彼らは翌週から2学期の授業が始まります。ちなみにZXは翌・24日にも、雷威音楽団は26日にもライブを行いました。

奇しくも同じ箱で、並んで出演の2組。ここだけの話・・・雷威音楽団のゆっこさんは最初に小生からロック1年生出演依頼のメールを受け取った際、「これは怪しい」と思って、最初に出演したZXの皆さんに「こんなメールが来たんだけど、信用して大丈夫?」と確認したそうです・・・。

というわけで、ロック1年生の結んだ縁に乾杯!!!