全国のバンド少年少女たちの羨望の舞台、閃光ライオット。ねごと、The SALOVERSなどを輩出し、今も未来に溢れたミュージシャンたちの自己表現の場であり続ける大会だ。その、閃光ライオット2013公式応援ソングとして華を添えているのがBase Ball Bearの「senkou_hanabi」だ。本曲に「ファンファーレがきこえる」を加えたダブルA面シングルが、11月27日にリリースされた。
高い音楽性とパフォーマンスを併せ持ったBase Ball Bear。彼らが今回真っ向から描くのは、少年少女たちの繊細で壊れやすいきらめき、そしてその時期を越え、もがき戦い続ける世代の人間たちの感覚だ。突き抜けるような豪快さと爆発性を保ちながら、切々と歌い上げるような叙情性を感じさせるBase Ball Bearの音楽は、その主題を表現するに足る力を充分に持っている。彼ら自身、もがきながら自らの音楽を求め続けているようにも思えるのだ。
誰にでも、思い出があるはずだ。一瞬の夏を駆け抜けたあの頃の記憶や匂い。その時に戻れば、蘇ってくるものは人それぞれであるだろう。誰にでも「ずっとずっと忘れたくない一瞬のこと」がある。思い出すだけで顔がほころんでくる思い出や、心の隅にしまいこんでほこりをかぶっているようなことまで。「senkou_hanabi」で描かれているのは、きっとそんな世界だ。私としては、思い出の箱を開けるBGMはこれであってほしいと思うのだ。若者を中心にした世界観を扱っていると見せかけ、全世代共通で刺さってくる物語を紡いでいる。そしてその世界を越えたところでやってくる、大人になったあの頃の人間の葛藤、叫び、もがき。なりたかった自分になれているか？その問いかけに、自信を持ってイエスと答えられる……とはいえない人に「ファンファーレがきこえる」をオススメしたい。きっと自分の人生を後押しするファンファーレが聞こえるはずだ。
27日同日に、彼らのシリーズライブ「日比谷ノンフィクション」もDVDでリリースされる。そちらも要チェックな作品に仕上がっているはずだ。破竹の如き勢いが止まらないBase Ball Bearの音楽は、どこに届いていくのだろうか。閃光ライオットなどを間近で感じている若い世代はもちろんのこと、若者を見守る立場になった世代にもしっかりと響いていく音作りができるバンドは、そう多くはないだろう。しっかりとその行く末を見届けていきたいものだ。
◆Base Ball BearDouble A-Side Single 「ファンファーレがきこえる / senkou_hanabi」
TYCT-30014 ￥1,260（tax in）
★初回生産分のみ：CD 購入者限定Base Ball Bear 2014 年春ツアー特別先行予約情報 封入
＜収録曲＞
M01. ファンファーレがきこえる
★「KONAMI/ プロ野球ドリームナイン SUPERSTARS」タイアップソング
M02. senkou_hanabi
★閃光ライオット2013 公式応援ソング /「 アキュビュー」ラジオCMソング
M03. ファンファーレがきこえる ( カラオケ・バージョン)
M04. senkou_hanabi ( カラオケ・バージョン)
◆Base Ball Bear
New DVD 『日比谷ノンフィクションⅢ』
●【5000 セット限定】完全生産限定盤 ： DVD 2 枚組 TYBT-19004/5 ¥5,980（tax in）
1) カメラファインダー風スリーブケース仕様
2) メンバーによる“福” 音声入りボーナスディスク付属
3) スペシャルフォトブック (12P) 封入
4) オリジナル歌詞ブック (12P) 封入
5) 2014 年春ツアー( 東京・名古屋・大阪公演)DVD 購入者限定・第一次先行予約情報封入
●通常盤 ：DVD (1 枚) TYBT-10005 ¥4,980（tax in）
・オリジナル歌詞ブック (12P) 封入
[ 収録曲 ※完全生産限定盤Disc１・通常盤 共通]
2013.06.15『 日比谷ノンフィクション III』@ 日比谷野外大音楽堂
1. BREEEEZE GIRL
2. PERFECT BLUE
3. GIRL FRIEND
4. 17 才
5. 彼氏彼女の関係
6. アイノシタイ
7. 愛してる
8. BOYS MAY CRY
9. short hair
10. 君はノンフィクション
11. SIMAITAI
12. 真夏の条件
13. yoakemae
14. Tabibito In The Dark
15. 海になりたいpart.2
16. LOVE MATHEMATICS
17. HIGH COLOR TIMES(Encore)
18. 祭りのあと(Encore)
19. changes(Encore)
[ 完全生産限定盤Disc2 ( ボーナスディスク) 収録内容] ＊Base Ball Bear メンバーによる“福” 音声付き
・2009.06.27『 日比谷ノンフィクション』@ 日比谷野外大音楽堂
Opening
image club
ラビリンスへのタイミング
気付いてほしい
BREEEEZE GIRL (Encore)
HIGH COLOR TIMES (Encore)
・2010.06.19『 日比谷ノンフィクション part.2』
レモンスカッシュ感覚
ELECTRIC SUMMER
・2010.06.20『 日比谷ノンフィクション part.2』
SCHOOL GIRL FANTASY
◆ライブインフォメーション
・2013年12月31日（火）【千葉】幕張メッセ国際展示場1 ～ 8 ホール、イベントホール
※COUNTDOWN JAPAN 13/14への出演
・2014年01月16日（木）【東京】EX THEATER ROPPONGI
※「EX THEATER OPENING SERIES 2014 NEW YEAR PREMIUM ”GO LIVE VOL.1″」への出演
◆Base Ball Bear2014 年春ツアー（タイトル未定）
・2014年03月25日（火）【東 京】渋谷AX open 18:00 / start 19:00
・2014年03月30日（日）【大 阪】なんばHatch open 17:00 / start 18:00
・2014年04月04日（金）【名古屋】BOTTOM LINE open 18:00 / start 19:00
チケット代：4300 円( 税込・ドリンク代別) チケット一般発売：2014 年2 月22 日( 土)
◆Base Ball Bear 公式サイト
http://www.baseballbear.com/
