BEEASTがプロデュースする新企画「お笑いロックパラダイス」。第3回目の開催は、2012年7月11日。“ロック”をお題にしたお笑いトークショーを、たっぷり2時間繰り広げます！レポートは面白さが伝わるよう、映像を中心にした構成でお届けします！

早くも3回目を迎えたこのイベント、正念場ともいえる今日の、抱腹絶倒の三平×2（みひらさんぺい）、ユンボ安藤、チャンス大城の3人の行方やいかに？笑いとロックを求めて集まった観衆の中、今日も3人はステージに現れました…

 

 

 

今回も元気よく始まったお笑いロックパラダイス。3人の雰囲気作りもこなれた感じ、非常にアットホームにトークは進みます。出だしは三平×2の結婚疑惑説より、結婚つながりからもはや鉄板ネタであるチャンス大城の家庭事情へと進展！チャンス大城誕生の秘話や、彼が見た某宗教団体の真相話など、レッドゾーンスレスレの白熱トークでいきなり飛ばしまくり、会場の笑いの勘所をあおっていきます！

なかなかシュールな経歴をもつチャンス大城ではありますが、その一見シリアスな過去をスカッと笑い飛ばすようなトークを聴いていると、彼の芸に対する情熱と、ものを見る目の鋭さすら感じられるほど、これは深い…また、彼を包み込むような三平×2とユンボ安藤のツッコミがまた絶妙！ツッコミのたびに「そうきたか！？」という以外性や、「そういうボケか！？」と、かゆいところに手が届くようなサポートが、笑いをほどよくサポートし、心地よいものへと変えてゆきます。

今月の一曲は、三平×2の紹介による聖飢魔IIの「不思議な第三惑星」。この曲は全編英語による詞でありながら、非常に不思議な聴こえ方を楽しめる曲であることを解説。日本のヘヴィ・メタルブームに一石を投じたバンドだけに、絶妙なセンスを感じさせる内容には、思わずここだけは笑いはなし。逆に「これは知らなかった！」と、思わず拍手。どこまでのエピソードが真相かはわからないものの、その歌の聴こえ方には納得せざるを得ない状況。これはロックファン必聴のパートです！

 

 

 

 

続いて登場したのは、ウクレレえいじ。高倉健のモノマネを鉄板ネタとしてもつ彼ですが、この日はまず、忌野清志郎のトリビュートアルバム「ウクレレ清志郎」よりウクレレをかき鳴らしながら「トランジスタラジオ」を熱唱。ウクレレのほのぼのした音色と、堂に入ったウクレレえいじの声のギャップはなかなかロックな雰囲気を醸しだし、じっくりと音を楽しませてくれます。

続くネタを、観衆のリクエストによって決定しようというウクレレえいじ。「次はロックがいいでしょうか？それとも高倉健のモノマネ？またはマニアックなモノマネ？」と訊ねると、戻ってくる答えはすべて「ロック！」ここはお笑いロックパラダイスだけに、やはりロックがほしいもの。彼がウクレレをかき鳴らすストロークも激しく、その雰囲気が会場を熱くしていくものの、そこに笑いが抜けないところが彼の芸風の巧妙なところ。

   

 

 

 

ウクレレえいじのワンマンショーの後は、恒例のレギュラーメンバーとともに繰り広げられるトークショーコーナー。三平×2やユンボ安藤とも交流の深いウクレレえいじだけに、その出会いの思い出話から話は弾みます。会話のなかでは突っ込まれ方こそがウクレレえいじの持ち味だけに、彼が何か一言語るたびに大きな笑いとツッコミの嵐が発生！

この日もたっぷりの暖かい笑いを届けてくれた三平×2、ユンボ安藤、チャンス大城の3人。今回はさらに笑いにも磨きをかけ、かつロックな領域に触れるなど新たなアプローチも随所に見られる充実したイベントとなりました。ロックなあなたを楽しいお笑いの世界へ誘うお笑いロックパラダイス、果たして人の次の行方は？是非その動向を見に、渋谷Malmsteenへいらっしゃい！

お笑いロックパラダイス　会場
Rock Bar Malmsteen

営業：19：00～LAST
定休：不定休
住所：〒150-0042　東京都渋谷区宇田川町33-10J＋Rビル サイドJ5F
TEL：03-5456-3956
公式サイト：http://www.malmsteen.jp/