全国の大学・短大・専門学校の全面協力の下、ロックなキャンパスライフを送る学生にスポットを当てる「キャンパスロック図鑑」。連載5回目は成城大学が登場します。

世田谷の高級住宅街の地名としてすっかり有名となった「成城学園」ですが、もちろんこの大学の前身である旧成城高等学校がこの地にあったことが由来です。芸能関係者を多く輩出していることでも知られ、ミュージシャンではミッキー・カーチスや森山良子、直太朗親子などが成城大学の出身です。

今回ご紹介するのは成城大学軽音楽部。先日BEEASTでもお伝えした関東七大学音楽祭の幹事を代々務める部で、部員数は75名と大所帯です。代表の経済学部経営学科３年・竹内栄佑さんに話をうかがいました。

竹内：演奏するジャンルはロック、R&B、ポップス、ソウル、ファンクなど幅広く行っています。たまにサンプラーや電子パッドなどの打ち込みの機材などを使ってテクノをやるバンドもあります。「このジャンルをやる」と集まっている部ではなく、色んな音楽の趣味の人が集まっているので、自分の知らなかったジャンルの音楽と出会えるのが面白いです。私自身も半年テクノのバンドをやった後に今度は半年R&Bなどのバンドをやったりしました（笑）色んなジャンルの音楽に触れることによって、プレイヤーとしての面でもリスナーとしての面でも新しい発見があるので、非常に良い環境だと思います。

竹内：現在の部員数は、引退した4年生を除く1年生から3年生の合計で75名です。バンドは大抵ドラムかベースのどちらか多い方の人数に合わせて作っており、現在のバンド数は14バンドです。活動は大体週に1～2回くらいで大学内にあるスタジオで練習しています。しかしほとんどがバンドごとの活動になるので、全員が揃う活動というのは週1回の部会とライブの時くらいですね。バンドごとにそれぞれ練習を積み重ね、ライブの際にその成果を発表し合う、という感じです。ライブやイベントが特に無い月は、ひたすら練習をするか、誰かがピクニックやBBQなどを企画してくれます。

竹内：結構ライブやイベントは多い方だと思います。まず4月に新歓ライブと新歓セッションがあり、6月は6月祭と合同ライブ、そして7月は先日取材していただいた春の関東七大学音楽祭です。なぜかこの時期なのに「春」とついてます…。そして9月に夏合宿。10月は日大・明治・成城の合同ライブと、秋の関東七大学音楽祭。そして11月は文化祭ライブがあります。また、Jr.関東七大学音楽祭やフレッシュマンライブがあり、1年生はここから本格的に表舞台に出ていきます。12月は都心ライブがあり、3年生がここで引退します。そして3月は春合宿があり、2年生がリーダーシップを発揮し、新年度に繋いでいきます。ライブやイベントが多いことは部にとって良いことだと思います。発表の場は多い方が楽しいし、たくさんの方に私たちの演奏を見てもらえますし、そして何より、イベントが多いとその分部員同士が仲良くなれます！

竹内：私にとって部活は、ある意味自分自身よりも一番大切なものかもしれません。私の大学生活は部活無くして語れませんし、正直家族よりも部員やバンドメンバーと過ごしている時間の方が長いと思います。だから家族のようなものでもあるかも知れませんね。日頃の生活の中でも部活の事ばかり考えています！どうすれば部活が楽しくなるだろうとか、どんなライブをしようかとか、部員ともっとコミュニケーションをとって色々意見を聞きたいなーとか…。特に部長という役職に就かせてもらってからは、本当にそんなことばかり考えていますね。この部活を通して知り合った人たち全員が自分の宝物です。

竹内：部としての目標は、もっとたくさんの方たちに私たちの演奏を見てもらうことです。その為には、部外の方たちに見せても恥ずかしくないような演奏が出来るように練習が必要ですね。また、個人の目標は自分が引退する時に後悔が無いように、練習したり遊んだりしたいですね。あとは、自分が部長に就任する前よりもほんの少しでもいいので部を良くしたいです。環境とか部員数とか雰囲気とか何でも良いのですが。

※成城大学よりメッセージ

成城大学は一人ひとりの個性を伸ばすため、自由な校風や個性尊重の伝統、少人数教育などの教育理念を守り続けています。
＜オープンキャンパス＞
開催日：11月3日（祝）文化祭同時開催中！
テーマ：「SEIJO x YOU ! 」　成城大学を体感できる１日！
詳細は、大学HP（http://www.seijo.ac.jp/）をご覧ください。
学生スタッフ・教職員スタッフ一同、皆さんのご来場を心よりお待ち申し上げます！