ゴシカルでミステリアスな雰囲気漂うオープニング・ナンバーを元に、主人公ラスキンの夢の中から始まるオープニング。様々な思いが交錯する妄想の世界と、目覚めた後の、現実のギャップを嫌というほど思い知らされ、幻滅させられるラスキン。ラスキン役の阿久津愼太郎は、本当に冴えない一人の少年といった彼の、ローテンションな様子を表現。対照的にROLLYのハイテンションな演技が光り、更にこのパートの印象を深く表している。要所で使われる、YESの「OWNER OF A LONERY HEART」のイントロ、更に悪友エルビス登場時のロックンロール風サウンドが、程よいアクセントを生み出している。