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TEXT:堺琢哉 PHOTO:株本和美
春を思わせるぽかぽか陽気の2010年3月22日、高円寺のセントラルロードを抜けてShowBoatへと向かう。連休最後ということもあるのだろうが、いつもよりゆったりと歩いている人たちが多いようだ。今日は、2009年までの15年間をヘヴィロックバンド夜叉で活躍し、現在は元サンハウスの柴山俊之率いるZi:LiE-YAでプレイしている山本征史(Bass)のバースデーライブ。山本征史の40歳の誕生日ということで、友人のミュージシャン達を招いて、ライブパーティーが開催されるのだ。30分ほど余裕をもって到着したが、入り口付近にはたくさんの人たちが開場を待ちわびている。オープンになると、あっという間に会場が込み合い、自由に身動きが取れないほど。熱心なファン達が物販コーナーで長い行列をつくっている。僕はメモを取るため、ライブ時でも明るそうな場所を探すが、人の多さに悪戦苦闘といったところだ。山本征史の人気の高さをうかがえる。そうこうしていると主役の山本征史自身が前説で登場。和嶋工務店のソウルドリンクである“ホッピー”の販売を、ShowBoatは今夜限り特別に行うようだ。アンケート用紙に記入すると、物販コーナーで演奏曲の歌詞カードと交換することができるといった特典も告知。 ![]() ![]() ![]() ![]() 疾走感のあるBGMが小さくなり、阿部隆之(Guitar & Vocal ) と元アキマ&ネオスの吉本匡孝(Guitar & Chorus)のNEEL Super Lightsに、山本征史(Bass)がステージ上の椅子に座る。じつにリラックスした様子で「ぬるっと始めますか?」といって、観客の手拍子とともに1曲目「NEEL is coming to town」へ。今日の快晴を思わせる清々しさを感じる曲だ。大好きな人と過ごした日々を思い返して欲しいとのMCで披露される2曲目「ノスタルジアの誘惑」。続いてラスト曲「マリーの罠」。目を合わせ楽しそうな3人。軽快な手拍子にのり、歌いあげられ大きな拍手でステージを終える。ひだまりを思い起こさせる楽曲の数々は、暖色のライトが良く似合っている。 ![]() ![]()
【NEEL Super Lights 公式サイト】
http://neelweb.com/ 【セットリスト】 M01 NEEL is coming to town M02 ノスタルジアの誘惑 M03 マリーの罠 ![]() ![]() ![]() ![]() 続いては、豹柄のジャケットにギターを抱えた最鋭輝(モトキ)と、豹柄のシャツにウッドベースを抱えた山本征史。お揃いの豹柄衣装でステージに登場。最鋭輝は話しかけるように、彼の決めフレーズ「メルシィ!」と呼びかける。2人の出会いのきっかけとなったという1曲目「哀〜アモーレ〜」。そして40歳になってもロックンロールして行こうという気持ちを“フォークソング”で書いたという「僕らは風を切る」。ウッドベースの響きから始まる「弥生桜」では叙情的な歌詞をしっとりと歌いあげられ、「FAKE」では吉本匡孝がギターで参加。全日本ミラーボール普及協会に所属していると話す最鋭輝の紹介で「鏡珠〜ミラーボール〜」。ラストは、「わたしのオモチャになりなさい…」と始まる「セルロイド」で、「メルシィ!」なステージが終了。 ![]() ![]() ![]() ![]()
【最鋭輝 公式サイト】
http://motoki.tv/ 【セットリスト】 M01 哀〜アモーレ〜 M02 僕らは風を切る M03 弥生桜 M04 FAKE M05 鏡珠〜ミラーボール〜 M06 どこまで行けば M07 セルロイド ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Tシャツにジーンズといったカジュアルな格好でステージに現れた山本征史と吉本匡孝。ふたりの爽快なハモリが周囲に響き渡る。胸を揺さぶられるようなアコースティックユニットだ。ここで山本征史の親友、夜叉の成田伸治(Vocal)が登場。特徴的な太い声で歌われるバラードが素敵。その後、人間椅子の和嶋慎治(Guitar)と元アキマ&ネオスの金光健司(Drums)が加わりバンドアンサンブルへ。それぞれのソロタイムに、オーディエンスは手拍子で答える。「蒲焼の歌なんだけどラブソング」という紹介で始まった「カバヤキラブ」では、和嶋慎治の三味線風のソロに大盛り上がり!ラスト曲は伸びのあるバラード「いつか」が高らかに歌われる。 ![]() ![]() ![]() ![]()
【らいぶら】
公式MySpace http://www.myspace.com/lovelovelibra 山本征史 http://www.blackcatbone.info/ 吉本匡孝 http://blog.livedoor.jp/yoshimotomasataka/ ゲスト:成田伸治 http://www.ya-sha.com/mt/ 【セットリスト】 M01 らいぶらいぶら M02 最後のピース M03 月のしずく M04 スパイラル M05 Gentle Hand M06 カエコト M07 カバヤキラブ M08 いつか ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いよいよ今夜のメインバンドが登場する。美輪明宏の「ヨイトマケの唄」が流れ、社長:和嶋慎治(Guitar)、専務:山本征史(Bass)、監督:金光健司(Drums)からなる和嶋工務店だ。頭に白いタオルを巻き、寅壱姿で登場。激しく鳴らされるエレキギターに誘われるように、1曲目「Got my 有給休暇」から場内総立ち。靴下を履いたネコのうた「くつした君」が、紙芝居と共に披露される。秋葉原の電気街を歌った「東京ラヂオデパート」の後は、赤羽のネオン街を歌った「北赤羽の夜は更けて」。アキマ&ネオスのコーラス隊だったなおちゃんが、スナックママに扮して最鋭輝と成田伸治と共に登場。そのコーラスとダンスに拍手喝采。 ![]() ![]() ![]() ![]() 「グラスの中に世界平和が詰まっているホッピー」というMCから、「ホッピーヒッピーハッピー!」へ。ステージ中央にはグラスとホッピーの瓶が設置され、ホッピー割りを最鋭輝と成田伸治がそろってグラスを空けていく。終盤にむけ「ボインの唄」でメンバーの演奏もテンションがMAX状態。ラストは「21世紀の労働者」。パワフルな楽曲で大歓声の会場。アンコールは「おでんで一杯」。今日の出演者が全員参加して、それぞれ好きなおでんの具を曲に合わせて歌う。アットホームなステージに、幸福感に満ち足りたかのようなオーディエンスはいつまでも大きな拍手をおくっている。山本征史にとっても、ファンにとっても、今日は忘れられないHAPPY BIRTHDAYとなったに違いない! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
【和嶋工務店】
和嶋工務店MySpace http://www.myspace.com/wajimakoumuten 和嶋工務店twitter http://twitter.com/wajimakoumuten 山本征史 http://www.blackcatbone.info/ 和嶋慎治(人間椅子) http://ningenisu.exblog.jp/ 金光健司 http://kenjikanemitsu.blog15.fc2.com/ 【セットリスト】 M01 Got my 有給休暇 M02 くつした君 M03 東京ラヂオデパート M04 北赤羽の夜は更けて M05 ホッピーヒッピーハッピー! M06 ボインの唄 M07 21世紀の労働者 〜アンコール〜 M08 おでんで一杯 |