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【ピックアップ!】ふくろうず、東名阪ワンマンは全ソールドアウト

2013年09月24日

ふくろうず、東名阪”ピンポイント”ワンマンツアー大成功!
全公演ソールドアウトで東京ファイナルは大盛況!

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ふくろうずの東名阪”ピンポイント”ワンマンツアーが21日(土)、東京にて最終日を迎えた。

約2年ぶりのミニアルバム『テレフォン No.1』を引っさげての”ピンポイント”ワンマンツアー「ふくろうずの内弁慶ツアー ~パピプペピンポイントNo.1ver.~」、最終日の会場は恵比寿LIQUIDROOM。ツアー・ファイナルとは言っても、名古屋と大阪、そして今回の東京という、まさにピンポイントなツアーなので、ほぼ一週間で終わってしまうというコンパクトさ。これもふくろうずらしい、と言えばらしいのだが、全公演ソールドアウトしたことを考えると、次回はもっと本数があっても良さそうだ。

 

開場中のリキッドルームのステージは、電話のイラストが投影された白幕で覆われていて、中の様子は見えず。そして定刻を少し過ぎた頃、電話のベルの音とともに内田万里(vocal & keyboard)の「テレフォンナンバーワン!ツー!スリー!フォー!」という声が暗闇に響き、一曲目の「テレフォン No.1」からライブがスタート。ふくろうずはボーダーの衣装でライブをやることが多く、今回のお客さんもボーダー率が高かったのだが、幕が開いて登場したメンバーは全員ドット柄の衣装。と、そんな肩透かしをオーディエンスに食らわせながら、曲中では電話の小道具を持ち「もしもし東京の皆さん〜○☓♨?%$&#!」と良く聞き取れないながらも客をいじる内田。こうした細かい演出も、本数は少ないとはいえライブを重ねて貫禄が出てきた証だろうか。オーディエンスも大歓声で応える。

そして間髪入れずに「カシオペア」、ふくろうず流ハードコアパンクな「パニック!パニック!パニック!」、「S・O・S・O・S」、「季節外れな曲をやります」との一言から「春の惑星」と、新作全7曲のうち5曲をプレイという序盤のセットリスト。

 

中盤は一転して前作「砂漠の流刑地」に収録されている美メロソングな「通り雨」、今日が土曜日でベタ過ぎ?な「サタデーナイト」と新旧入り乱れた流れに突入し、オーディエンスを聴き入らせていました。そこから突然他のメンバーを退場させて始まったのが内田の弾き語りコーナー。「ループする」は、曲が持つ切なさだけを抽出したかのような秀逸な出来。

 

そんな曲の余韻に浸ったのも束の間、再び登場した他のメンバーは、今度は夜店で売っているようなチープに発光するサングラスを着用して登場し、「GINGA GO」という仮タイトルの新曲を披露。ファミレスで「次は銀河じゃね?」みたいな会話から作られたという新曲は、ふくろうず流ダンステクノとも評すべき、安西卓丸(Bass)がパソコンとキーボード、さらにはボコーダーを駆使し、そこに石井竜太(Guitar)の轟音ギターが重なった打ち込みダンスナンバー。曲終わりには、メンバー3人がセンターでポーズを決めたが、果たしてこれは次のアルバムに収録予定なのだろうか。

 

そして後半はライブでの定番となりつつある「トゥーファー」や、安西の腰の動きが激しい「だめな人」でリキッドルームを完全にコントロールしていたふくろうず。本編最後は内田の「これからもずっと…見つめてほしい!」というMCからアルバムでも最後を飾る「見つめてほしい」でこの日のライブを締めた。

 

このツアー後はまた制作期間に入るふくろうずだが、次の作品の時のツアーにも大きな期待を寄せるに十分なパフォーマンスを発揮したツアーとなった。

<セットリスト>
M01. テレフォン No.1
M02. カシオペア
M03. パニック!パニック!パニック!
M04. S・O・S・O・S
M05. 春の惑星
M06. 通り雨
M07. サタデーナイト
M08. ループする(弾き語り)
M09. GINGA GO(新曲・仮タイトル)
M10. グッドナイトイズカミング
M11. トゥーファー
M12. だめな人
M13. GOOD MORNING SONG
M14. 見つめてほしい
-encore-
EC1. マーヴェラス(新曲・仮タイトル)
EC2. 砂漠の流刑地
EC3. 街はいつも雨のよう


fuku◆リリース情報
ミニアルバム 『テレフォンNo.1』
2013年7月24日発売
ESCL-4080 2,100円[税込]
<収録曲>
M01. GOOD MORNING SONG
M02. カシオペア
M03. テレフォンNo.1
M04. パニック!パニック!パニック!
M05. S・O・S・O・S
M06. 春の惑星
M07. 見つめてほしい


◆リリース情報
アルバム『砂漠の流刑地』
2011年6月22日~発売中
ESCL-3673 2,500円(税込)

fukurous◆ふくろうずプロフィール
2007年に東京で結成された、内田万里(Vocal & Keyboard)、石井竜太(Guitar)、安西卓丸(Bass & Vocal)からなるポップなバンド。
2009年末、バンドにとって初の音源となる5曲入りミニ・アルバム「ループする」(期間生産限定盤)をライヴ会場とディスクユニオン限定で発売。2010年4月、新曲2曲を追加したデビュー・アルバムを初の全国流通盤としてリリース。2010年10月、2ndアルバム「ごめんね」をリリース。11月末には代官山UNITにてワンマンライヴ「ごめんねワンマン」を開催、SOLD OUT(450人)を記録。2011年6月、メジャーデビューアルバム「砂漠の流刑地」リリース。

【BEEAST関連記事】
【連載】新譜るLIFEダイアリー ふくろうず『テレフォン No.1』
http://www.beeast69.com/serial/simple/75626

◆ふくろうず 公式サイト
http://www.fukurouzu.com/
◆ふくろうず オフィシャルTwitter
https://twitter.com/fukurouzu_info