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【ピックアップ!】T.M.Revolution × 全日本プロレス、12/24、タッグイベント

2012年10月14日

T.M.Revolution × 全日本プロレス、12/24聖夜、男子限定最強タッグイベント開催決定

 
T.M.Revolution西川貴教は11日、12月24日に神奈川・横浜文化体育館で開催する男子限定ライブで全日本プロレスとタッグを組むことを発表した。
急遽開かれた記者会見には全日本プロ・レスリング株式会社の武藤敬司も登場し、双方この異色の組み合わせに意欲をみせた。

 T.M.Revolutionは2002年12月、男性ソロアーティストとしては初の男子限定ライブを行って成功を収めた。それ以降毎年恒例のイベントとして定着、年々その規模を大きくしている。今年は開催10年目を迎え、初の試みとしてプロレスとのコラボレーションを実施。男子のみが集まってライブで熱く盛り上がる中に、男のロマンと言われるプロレスを盛り込む。ジャンルは違えども、同じ“エンターテイメントを追究する者”としてガッチリと肩を組むことになる。

会場は5000人を収容するプロレスの聖地、神奈川・横浜文化体育館、イベントタイトルも「T.M.Revolution Strikes Back 10th & ALL JAPAN PRO-WRESTLING 40th ANNIVERSARY T.M.R. LIVE REVOLUTION ’12 -Strikes Back X-」と、双方を全面に押し出した形になっている。

 西川と武藤は、昨年の東日本大震災後すぐに西川が立ち上げた、東日本大震災チャリティープロジェクト『STAND UP! JAPAN』の生放送番組に武藤が出演したのをきっかけに、親交を深 めてきた。

全日本プロレスも「東日本大震災復興支援チャリティープロレス ALL TOGETHER」を開催するなど、独自の方法で被災者への支援を続けている。

今回のコラボレーションは、被災者に元気を届けよう、日本を元気にしようという、同じ志を持った者同士が新しく生み出すエンターテイメントとも言えるだろう。

このイベントについて西川は「プロレスと音楽という、前代未聞の異色コラボイベント。全日本プロレスと新たな歴史を作ろうと思う」、武藤は「全日の夢のひとつにアジア進出があるが、西川さんの名前はアジアでもよく知られているので常々リスペクトしていた。こういう機会に組めるのが嬉しい。
また、プロレスはアートだと思っているので、西川さんに負けないアートを見せたい」と語った。

ライブ当日は、会場にライブステージの他にプロレスのリングも設営され、西川いわく「単に試合とライブが行われるのではなく2つが共存するもので、これまで全日が行ったコラボレーションとは一線を画したもの」になるという。
西川が「神聖なリングを汚さぬように、誠心誠意リングの上でも歌わせていただきたい」と、リング上でパフォーマンスを提案すると、武藤は「(自分は)歌ったり踊ったりするのは苦手なので、全日本プロレスの歌を作っていただきたい」と新たなコラボを打診、西川も乗り気だった。

 また、先日西川が全日本プロレスの道場を訪れ、得意技である「足4の字固め」を披露したことを受けて、武藤は「当日は生のイベントなので何が起こるかわからない。
群衆が迫ってきた時は「4の字」より「シャイニング・ウィザード」のほうがいいので、教えますから」と、さらなる稽古を約束。
西川は「シャイニング・レボリューション」として襲名させていただけたら。候補生ではありますが、これから全日本プロレスの一員として頑張っていきたい。
(本番までの)2ヶ月を命がけで過ごしていきたいと思う」と答えた。

 ライブ当日は、観客だけでなくスタッフも全て男性のみ。西川はファンに向けて「男だけなので、おかしな空気感になるんですよ。どんなことが起きるか、どんな景色が描き出されるのか、歴史の生証人になっていただきたい」と呼びかけた。

 T.M.Revolutionは現在、ゲストアーティストに布袋寅泰、中西康晴、HOME MADE 家族、May J.などを迎えたセルフカバーアルバム『UNDER:COVER 2』を制作中。
また来月9日にシンガポールで行われる「Anime Festival Asia Singapore 2012」にて、メインアクトとして初のアジアでのライブを行う。

【西川貴教プロフィール】
1970年9月19日、滋賀県生まれ。1996年、西川貴教のソロプロジェクトとして「独 -monopolize-」でデビュー。その後「HIGH PRESSURE」「WHITE BREATH」「HOT LIMIT」「ignited」「vestige」など、ヒット曲を連発。2006年、デビュー10周年のタイミングで、自身がフロントマンを務めるバンド「abingdon boys school」がデビュー。2008年には「滋賀ふるさと観光大使」に就任し、翌年地元滋賀県にて大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を4年連続主催するなど、その他司会・俳優など幅広い分野にて精力的に活動を展開している。2012年9月12日、初のLIVEアルバム「T.M.R. LIVE REVOLUTION 11-12 -CLOUD NINE-」をリリース、9月19日にはデビュー15週年ファイナル公演を収録したDVD/Blu-ray「T.M.R. LIVE REVOLUTION ’12 -15th Anniversary FINAL-」をリリースした。

【T.M.Revolutionリリース情報】
■LIVE ALBUM「T.M.R. LIVE REVOLUTION 11-12 -CLOUD NINE-」【期間生産限定盤】
2012年9月12日発売 ESCL-3910 \1,980(税込)

■LIVE DVD & Blu-Ray「T.M.R. LIVE REVOLUTION ’12 -15th Anniversary FINAL-」
2012年9月19日発売 【DVD】ESBL-2329~2330 \5,565(税込) 【Blu-Ray】ESXL-30 \6,615(税込)

T.M.Revolutionオフィシャルサイト: http://www.tm-revolution.com/
T.M.RevolutionオフィシャルTwitter: http://twitter.com/tmr15

【武藤敬司プロフィール】
~プロレスリング・マスター~
武藤 敬司(むとう けいじ)
1984年4月、新日本プロレスに入門。蝶野正洋、故・橋本真也と闘魂三銃士と称され、トップレスラーへと上り詰めた。全日本プロレスには2001年に初登場。新日本所属ながら三冠王者に君臨した。そして、2002年2月に全日本へと電撃移籍。その年の9月30日には代表取締役社長に就任した。昨年は古巣・新日本のIWGPヘビー級王座も約8年ぶりに獲得すると、化身のグレート・ムタも三冠王者となり、この活躍によってプロレス大賞のMVPに輝いた。
2009年にはデビュー25周年を迎えた。2010年3月9日、変形性膝関節症による右膝関節内遊離体除去の手術を行うことを発表し、長期欠場。4月5日に手術を行い成功。9月10日、船木誠勝とのシングルマッチで復帰。その後、世界ジュニアヘビー級王座戦の試合後にリングに上がり、王者であるカズ・ハヤシに挑戦表明。約1ヶ月で12キロの減量に成功するも熱戦の末敗北。2011年6月代表取締役を辞任。2011年9月に開催されたメジャー3団体合同チャリティー興行では抜群の存在感で会場を沸かせた。現在は会長職に就いている。

【生年月日】1962年12月23日
【出身地】 山梨県富士吉田市
【身長】188センチ
【体重】110キロ
【得意技】シャイニング・ウィザード、ムーンサルト・プレス    
【タイトル】
 NWA世界ヘビー級王座、WCW世界タッグ王座
 三冠ヘビー級王座、世界タッグ王座
 IWGPヘビー級王座、IWGPタッグ王座
 プロレス大賞 最優秀選手賞

【BLOG】武藤プロレスLOVE日記
http://ameblo.jp/muto-ajpw/
【HP】全日本プロレスオフィシャルHP
http://www.all-japan.co.jp/