【NEWS】鈴木愛理、ソロ初ライブでSCANDAL提供曲など披露
SCANDAL提供楽曲など披露、「二刀流」の決意語る
鈴木愛理が4月9日(月)、10日(火)の2日間にわたり東京・Zepp Tokyoにてバンドスタイルでのソロ初ライブを敢行、SCANDALとコラボレーションした楽曲「STORY」などを披露した。
鈴木愛理はハロー!プロジェクトのユニットあぁ!の一員として田中れいな(LoVendoЯ)、夏焼雅とともに2003年にデビューし、2005年からはアイドルグループ℃-uteのメンバーとして12年間にわたって活動。嗣永桃子らとのユニットBuono!のメンバーとしても数々の楽曲を披露したほか、ファッション誌『Ray』の専属モデルとしても活動している。
昨年6月に℃-uteの解散とともにハロー!プロジェクトを卒業。その後「15年目の新人ソロシンガー」として今年6月6日(水)に1stソロアルバム『Do me a favor』をリリースすることが発表された。今回行われたライブではそのアルバム収録曲のうちバンドサウンドの楽曲が初めてファンの前で披露されるとあって、連日2000人以上のファンが集まり、会場は超満員となった。
2日目・10日(火)のライブ本編の前にはメディア向けにリハーサルが公開され、公私にわたり交友の深いSCANDALのRINA(Drums & Vocal)が作詞、MAMI(Guitar & Vocal)が作曲したロックナンバー「STORY」など3曲を披露。℃-ute解散後10カ月間のブランクを全く感じさせない歌唱に加え、同じくアルバム収録曲の「未完成ガール」ではギター演奏も披露した。
その後の囲み取材では「アルバムをリリースする前のライブということで、どうなるのかやってみないと…という気持ちだったが、ファンの方は対応力が速く、一緒に空間を作ってくれた」と話し、ライブ初日が全力で楽しめたと笑顔で話した。
今回のライブは制作過程の打ち合わせから全て参加し、「自分がやりたいと思ったことが実現。音楽を作る楽しさを日々感じた」という鈴木愛理だが、1stアルバム『Do me a favor』の楽曲について「℃-uteのときに培ってきた”歌って踊る”側面と、Buono!で培った”バンドと一緒に音楽をする”側面と、半分ずつ分けてつくっている。過去のアイドル活動を全肯定して再出発、さらにそれをブラッシュアップし、二刀流でやっていきたい」と話す。「二刀流」というワードに反応した取材陣から大谷翔平を連想する質問が出ると、「そう(=二刀流に)なるといいなぁって思ってます」「安易に使ってはならないと思いますけど」とはにかんだ。
また、『Do me a favor』ではSCANDALに加え赤い公園、SPICY CHOCOLATEとのコラボレーションも実現している。「STORY」については、以前から交友のあるRINAと食事に行った際に話したことをベースにした「自分の感情がそのままあふれ出すような歌詞」になっているという。また赤い公園の津野米咲(Guitar)が詞・曲、編曲を手がけ、メンバーがレコーディングにも参加した「光の方へ」については、「レコーディングのときから演奏のグルーブがすごすぎた」と刺激を受けたといい、「新しい歌い方をレクチャーしてもらって、帰りにみんなでべちゃべちゃ喋りながら駅まで行ったり…今までできない体験が出来た」と語った。
2日後に24歳の誕生日を迎える鈴木愛理。7月9日(月)にはソロとして初の日本武道館公演が決まっているが、「自分のライブの空間の色が少しずつ見え始めている。武道館は、℃-uteとして初めて夢が叶ったと思った、私にとっての大事な場所。もう一度あの時の気持ちを思い出して頑張りたい」と意気込みを語った。
※本誌BEEASTでは後日この公演のレポート記事を公開予定。お楽しみに!
◆リリース情報
鈴木愛理『Do me a favor』
・2018年06月06日(水)発売
初回生産限定盤(CD+Blu-ray) EPCE-4706~4707 3780円(税込)
通常盤(CD) EPCE-7408 3000円(税込)
◆鈴木愛理 公式サイト
http://www.airisuzuki-officialweb.com/