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【NEWS】「お客さん2人切ったら終了」四万十川友美の毎月定期ワンマン開催中

2016年03月21日

大阪出身のSSW四万十川友美、秘密の実験室
「三鷹のぼくのへや」第三回を3/24(木)に開催

shimantogawa

シンガーソングライター・四万十川友美(しまんとがわ・ともみ)が3月24日(木)に東京・三鷹の「おんがくのじかん」にて定期ワンマンライブ「三鷹のぼくのへや」第3回を開催する。

「三鷹のぼくのへや」は四万十川友美が毎月行っているワンマンライブで、”成長するための秘密の実験室”をコンセプトとし、毎月新曲を披露するほか、”お客さんが2人を切ったら終了する”というルールを設けているという。

その第2回目が2月22日(月)に行われた際のライブレポートを以下掲載する。


shimanto_02歌うたい 名刺代わりのライブ

ステージの中央に木製の背もたれ椅子が鎮座している。その座面には白い小さなコロコロ(粘着クリーナー)が置かれている。前回と同様に、タイトル通りの「ぼくのへや」のような気軽なライブを想像して、軽くビールを飲みながら四万十川友美の登場を待っている。

ギターケースを背負った彼が入口より姿を現した。ギターを取り出してチューニングを終えると、椅子を脇に寄せ、代わりに中央に立った。「四万十川友美です」とだけ挨拶をして歌い始めた。前回のライブとは違い、今回は余計な装飾はいらない、歌うたいが名刺代わりに一曲と言わんばかりだ。事実一曲目の「彼方へ」で聴き入ってしまった。姿勢を正して、今回のライブをじっくりと聴くことにした。

前半では「射精したい」「SEXしたい」とショッキングな言葉が時折降り混ざるけれど、ストレートで難しくない言葉の選択は、男性の持ち続けている「カッコのつかない男の子心」にじくじくと触れて、なんだかしんみりしてしまった。

後半に入ると、出演した演劇のことや3ヶ月前まで過ごしてきた大阪のことを語りながら、軽い笑いの中進行した。そんな中、中盤で登場した「三鷹のみかちゃん」という歌は軽やかな小曲だ。<出会って飛んでくのは(中略)少し先のはなし>と東京・三鷹で生活を始めた新たな心境と希望を歌うようだ。他曲とは違った雰囲気を感じる、まさにこれからの「三鷹の四万十川友美」の歌なのだ。

shimanto_01ライブの締めくくりは「変な人」から、上半身裸になって歌う「嘘」。<世界よ変わってくれないか/僕のついた嘘のままに> と力強く世界に宣戦する。活動初期からの歌だが、大阪でも三鷹でも変わらない彼の歌うことに込める想いを感じた。彼の曲の持ち味をしっかり楽しめるライブだった。

さて次回の「三鷹のぼくのへや」ではどんな「四万十川友美」を見せてくれるだろうか。

(TEXT:北原’きっちぃ’裕一郎)


shimanto_03◆ライブ情報
・2016年03月24日(木)【東京】三鷹 おんがくのじかん
 時間:open19:30 start20:00
 料金:2,000円+1order
 出演:四万十川友美
※毎月開催ワンマンライブ!
ライブオファー・問い合わせ・チケット前売り予約は以下メールまで
tomokun198837@gmail.com

その他ライブ情報
・2016年04月11日(月)【東京】下北沢 Laguna
 OPEN/START 18:10/18:40
 ADV/DAY 2000/2500yen+ [各D別]
 出演:四万十川友美/松尾竜平(北海道)/
 高瀬かなえ/しずくだうみ/…and more
・2016年04月21日(木)【東京】高田馬場 四谷天窓
 OPEN/START 18:30/19:00
 ADV/DAY 1400yen [1D別途600円]
 出演:四万十川友美/根本/あおはるみぃ/
 あしや杏子/玉手初美


◆リリース情報
3rdアルバム『しまんとがワン!』
・2015年05月13日(水)発売
1500円+税 TMM-40011(流通 ディスクユニオン)
<収録曲>
M01. あやふやな犬
M02. 悲しい話はやめよう
M03. 孤独な夜のココアとギター
M04. こぼれたスープ
M05. バナナ
M06. サウナ
M07. 変な人
M08. 彼方へ
M09. わん


◆四万十川友美 offical blog
http://blog.livedoor.jp/babynanimokamo/