【NEWS】X JAPAN、マジソンスクエアーガーデンでアジア勢最多動員記録を達成

2014年10月15日

X JAPAN、アジア単独アーティスト最高動員記録達成
米・NYマジソンスクエアーガーデン公演　1万5千人のファンがXジャンプ！

1989年のメジャーデビューから25周年を迎えたX JAPANが、新たな記録を打ち立てた。今月11日に開催したライブで、米・マジソンスクエアーガーデンのアジア単独アーティストとして最高記録の1万5千人の動員を達成した。

デビュー以来、国境を越えて日本にとどまらず世界中で認められ、爆発的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了してきたX JAPAN。1992年ニューヨークのロックフェラーセンターで海外進出を発表して、アメリカにJ-ロックスターの存在を見せつけたが、1997年に解散。その後、1998年のhide（Guitar）の死去はバンドに大きなショックを与えた。

2007年、Toshl（Vocal）とYoshiki（Drums & Piano）は再び結束したが、2011年初期メンバーのTaiji（Bass）が亡くなり、再び深い悲しみを経験する。　

常に困難な道のりを歩いてきたX JAPANだが、2009年から2011年にかけてワールドツアーを世界16カ国で開催。各地の待ちわびるファンの熱狂的な歓迎を受けて大盛況に終え、日本国内でも5万5千席を有する東京ドームを18回も満員にするなど、常に新しい記録を打ち立てた。

そしてついに2014年10月11日、念願のアメリカ・ニューヨークのマジソンスクエアーガーデン公演を開催した。ライブではドラムのイントロが印象的な「JADE」や、映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』の主題歌「HERO」のX JAPANバージョン、SUGIZO（Guitar）が作曲を手がけた「BENEATH THE SKIN」など新曲に加え、「RUSTY NAIL」、「SILENT JEALOUSY」、「紅」、「X」、「FOREVER LOVE」など、代表曲が惜しげもなく繰り広げられた。

アンコールで登場したYoshikiは「4歳でToshlと出会い14歳でXを結成して、東京でPata、hide、Taijiと出会い、いつかアメリカで、そして世界で通用するバンドになると誓いました。今日も心の中で皆な一緒に演奏しました。まだ夢の途中でX JAPANの翼は傷だらけだけど、ファンの皆さんが応援してくれる限り、頑張ります」と涙ながらに語った。

そして演奏された「ENDLESS RAIN」ではオーディエンスを巻き込んだ大合唱。そしてダブルアンコールでは発売当時30分の超大作として話題となった「ART OF LIFE」を披露、大団円を迎えた。

今回の公演は、マジソンスクエアーガーデンのアジア単独アーティストとして最高記録の1万5千人の動員を達成。世界で活躍する数々のビックアーテストがパフォーマンスしてきたこの会場で、X JAPANがまた新たな記録を打ち立てた。圧倒されるオリジナルな世界観と、劇的なパフォーマンスも新たな伝説を刻むライブとなり、今後の音楽シーンでも語り継がれるだろう。

◆リリース情報
『THE WORLD～X JAPAN 初の全世界ベスト～』
初回限定豪華BOX盤（2CD+1DVD+全60Pフォトブック）価格：4,600円+税品番：WPZL-30826/8
通常盤（2CD）価格：3,000円+税　品番：WPCL-11780/1