【NEWS】絵夢4th style（絵夢 feat. 清丸＆牡丹 with D-Bad）

2014年10月09日

R&B、ROCK、HIPHOP、etc.　バラバラな個性が融合したユニット絵夢（エム）。所属レーベルから、新メンバーを迎えた絵夢のセルフレポートが到着した。11月には新たなアイテムが発売される。

※このニュースは、s4mgレコーズ提供の情報を掲載しています。

絵夢4th style(絵夢 feat. 清丸＆牡丹 with D-Bad) 牡丹セルフレポート
新ボーカル清丸（from KIYOMARI）を迎えてのワンマンライブ！

2014/09/06　浅草ZINC　（PHOTO:渡邊真）

2014年9月6日、私、牡丹（サックス＆サイドボーカル）2度目となるステージが浅草ZINCにて開演！今回はメインボーカルの首を挿げ替え心機一転、パッと見の雰囲気は妖艶アダルトBadGirl＆BadBoy’zR＆Bバンド。

前回は2部構成だったのですが、転換後の客入りが雨天のせいもあってか今ひとつ。もうこの際、そんな1部2部の壁は取り払ってぶっ通しで盛り上がろう！というバンマス獅子丸の提言のもとに行われた今回のライブ。セットリストはあるものの、果たしていかに進行して行くのか？不安と期待と希望に胸は満ち、ステージに上がる準備は万端。

準備万端なところで、まずはド派手な格好で雷門周辺、浅草寺仲見世を練り歩き。秋の夕暮れの空気の中、外国人観光客の好奇の視線を受けながらちょいちょいとビラ配り。ゲリラライブ敢行なるかと思いきや、意外と穏やかな浅草の薄暮。

ところが気がつけば、外では稲妻が走っています。新ボーカルの清丸は雨女、自身が主催のイベントでも雪は振る、台風は来る、雷は落ちるらしく、前回同様やっぱり絵夢は天候に恵まれない。

そんな悪天候は吹っ飛ばせ！ということで上から目線でjazz要素のある「want a spice」でステージは勢い良く幕を上げました。続いて2曲目は艶っぽいsexyな曲「tattoo」。土曜日の夜20時にもなれば、大人な時間が始まってもいいんじゃない？ということで、ボーカル清丸から「皆さん呑んでますか？」call。清丸本人は呑みたいところを我慢して（酔うと歌えなくなるので）曰く、歌詞の詰まった「Trick」をplay music。照明が落ちそうなくらい強気で歌い上げる。相変わらずベース獅子丸はタッチがエロリスト。

「Trick」が終わったら呑む！と清丸が宣言した通り、疲れてきたのか（まだ折り返してもいないのに…）、ステージから降りてしまうベース、ボーカル、サックス＆サイドボーカル。ドラマー以外撤収してしまいました。取り残されたドラマー、コンチは角ハイボールとともに必死のトーク。

とりあえず杯を手にお持ち下さりやがれ！乾杯！

そして次の曲は、小難しい昭和歌謡テイストの「regret」。難しい曲から解放されてメンバーはほっと一息。休憩をしたいのかMCを引っ張るベース獅子丸。なんだか曲間のトークがどんどん長くなっていく気がする。ここでまさかのお風呂話。

お風呂話で客席も舞台もいい感じに温まってきたところで、メロウなラップバラード「one4me」。そろそろ本当に疲れて来たので、MCは告知を兼ねた休憩かなと思ったら、なんと想定外のドラムソロ！ドラマー、コンチは「ちょっとだけやでー」と言いながら全力で全ジャンル叩きまくっていました。ドラマーの本気、迫力の3分弱！

よし、次は気合いを入れてR＆B、ソウルグループEn VogueのアルバムFunky Divasから「Free your mind」。ハイトーン清丸！が終わったところで、私、牡丹の精一杯のアピールタイム。実は「週刊斬殺牡丹」という辛口毒舌コラムを毎週金曜日に投稿しています。ちょっと書くのをためらうような裏話、興味のある方はこのライブレポート下のリンクをクリックして下さい。

さて、カバー2曲目でようやく皆の知っている曲が出て参りました。歌姫、中森明菜の名曲「TATTOO」。これがまたジャングル・ビートに合わせてサックスを吹きまくらなくてはいけないという忙しい曲なのです。そんな「TATTOO」が終わった瞬間、ステージからもの凄い勢いで飛び降りて行ったのはベース獅子丸。MCを自分に振られるのがイヤで逃げたらしいのですが、あまりの速さに本気で目が点になりました。その体力があるなら、間髪入れずに次の曲を演奏出来るじゃないですか…。これでMCネタは決定。

そんなこんなであと一曲を残すのみ、となったのに何故かここからトークが大盛り上がり。清丸姐さん、喋りの腕が立ち過ぎて抱腹絶倒、まるで深夜のラジオ番組。ステージと客席でクロストーク。もうこれはライブという名の宴会それとも演会？マイクが動き回る前代未聞のdrunk show。絵夢の4人でラジオ番組やるのでどなたか出資お願いします。

最後の曲は上げ上げのラップチューン「Believe」。客席と舞台の盛り上がりをそのまま熱量に変えて、演りきった！アンコール曲にはエロティックな「tattoo」。獅子丸は歌詞半分は俺が書いたんだとやっぱりsexyアピール。〆には終演後の打ち上げまで残っていてくれたお客さん達と一緒に記念撮影。

リハーサルの時には全曲通して演奏しても40分くらいだったのに、今回のライブは1時間40分以上もある。ということは演奏の倍以上トークしていたのか。もうこれはトークライブと言って過言ではないのでは。そんなの私、観たことも当然演ったこともない。経験を積んでいるコンチでさえ、「こんなライブは初めてや」と言っていました。ともあれ、来てくれた方にいいもの観せて、聴かせて頂きました！とメッセージを頂いて何より。

絵に描いた夢のような時間はこれにて終了。さあ、次のライブはいつ？（Liveダイジェストはこちら↓）