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【NEWS】THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTが新作をリリース、収録曲を公開

2014年04月18日

OTCD3723_photo大ヒットを記録した前作から3年、THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTの新作『DAYS OF ABANDON』が遂に完成した。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの『mbv』を手掛けたアンドリュー・サヴールをプロデューサー/エンジニアに起用したサード・アルバムだ。ブルックリンのインディ・ポップ/シューゲイズ・バンド、THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTが、ベッドルーム・ポップをオルタナティヴ・ミュージックのアンセムにまで高めた2枚のアルバム(『THE PAINS OF BEING PURE AT HEART』『ビロング』)に続くサード・アルバム『DAYS OF ABANDON』を4月16日(アメリカは4月22日)にリリースする。

アルバムはバンドの昔からの仲間であるDanny Taylor(ZaZa)が所有するブルックリンのHouse Under Magicでレコーディングされた。プロデューサー/エンジニアは、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの復活作『mbv』を手掛けたアンドリュー・サヴール(Andrew Savours)。ミックスはロンドンのEngine Roomで、フローレンス・アンド・ザ・マシーンエド・シーランを手掛けるチャーリー・ハグオール(Charlie Hugall)によっておこなわれた。新作『DAYS OF ABANDON』はシューゲイズ色が全面にでた前作『ビロング』よりC86の要素が強まった。

OTCD3723_photo2「前作『ビロング』の第二弾みたいなアルバムは作りたくなかった。このアルバムの制作は、一般的な曲作りのスタイルから離れ、よりパーソナルで自分の当初の理想に副う作品を作る為の良い機会だった。たとえ主題がダークであっても、曲は喜びに満ちた明るいものにしたかったんだ。歌詞的はパーソナルな内容だ。「Eurydice」は僕らの曲のなかでも最もアンセム的な曲。「Beautiful You」と「Coral And Gold」では激しさともろさを同時に感じることが出来る。『DAYS OF ABANDON』は本当に自分の理想に近い作品になった。

だから、また一から新しくバンドを始めようと思うようになったんだ。THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTは僕が曲を書いてそれを友達とプレイするというスタイルで始まった。そうすると、曲はベッドルームの時より良いものになったんだ。今作では、前作にも参加したAlex NaidusKurt Feldmanもプレイしているけど、Jen Goma(A Sunny Day In Glasgow)Kelly Pratt(Beirut、David Byrne & St. Vincent、Bright Moments)も参加したんだ」とキップ・バーマン(Kip Berman)は語る。

 

ライヴでは、キップ(Vo、G)に加え、『ビロング』でもプレイしファースト・アルバムの時からの仲間でもあるChristoph Hochheimがギターを、Christophの兄弟で、過去はThe Depreciation Guidのメンバーで、今はAblebodyでプレイするAnton Hochheimがドラムをプレイ。ベースはDream DiaryのソングライターでThe HairsでもプレイするJacob Danish Sloanが担当する。また女性ヴォーカルのパートとキーボードにはDrew Citron(Frankie Rose)Jessica Weiss(Fear of Men)が起用される予定だ。

アルバムのアートワークには韓国のアーティスト、Lee Jinjuの作品が使用されている。「彼女の作品は素晴らしい。ぱっと見は可愛い感じなんだけど、細かなところは奇妙で恐怖感を持つものなんだ。アルバムにとてもフィットしていると思った。彼女が使用許可をくれたことに感謝するよ」とキップは語っている。アルバム・タイトルはElena Ferranteの小説『The Days Of Abandonment』からとられた。

OTCD3723_photo3THE PAINS OF BEING PURE AT HEART
2009年にファースト・アルバム『THE PAINS OF BEING PURE AT HEART』でデビューした。同アルバムはビルボードの注目新人チャートで9位を記録し、PitcthforkやNMEなどで2009年のベスト・アルバムの一枚にも選ばれ、日本でも「CDショップ大賞」の洋楽部門でレディー・ガガに続く準大賞を獲得。まさに草の根的なかたちでヒットを記録した。2011年にはセカンド・アルバム『ビロング』をリリース。プロデュースはフラッド、ミックスはアラン・モウルダーという布陣で制作された同アルバムは、彼らの著しい成長ぶりを見せつけた名盤となり、各国でヒットを記録。アメリカ、日本ではチャート的にも大きな成果を記録した。また同年にはFUJI ROCK FESTIVA出演の為に来日。その注目度からレッド・マーキーのフロアを満員のオーディエンスで埋め尽くし、ハイクリティなライブ・バンドであるということも証明した。また、2012年2月に行われた単独来日公演も、ソールド・アウトを記録した東京の渋谷クラブクアトロ公演をはじめ大成功をおさめた。

FUJI ROCK FESTIVAL ’14出演決定!
http://www.fujirockfestival.com/


THRILL366_coverTHE PAINS OF BEING PURE AT HEART『DAYS OF ABANDON』
発売日:2014/5/7
OTCD-3723[国内流通仕様]/2,200円(税別)
解説/歌詞/対訳付
【収録曲目】
M01. Art Smock / アート・スモック 
M02. Simple And Sure / シンプル・アンド・シュア 
M03. Kelly / ケリー 
M04. Beautiful You / ビューティフル・ユー 
M05. Coral And Gold / コーラル・アンド・ゴールド 
M06. Eurydice / エウリュディケ 
M07. Masokissed / マゾキスト 
M08. Until The Sun Explodes /アンティル・ザ・サン・エクスプローズ 
M09. Life After Life / ライフ・アフター・ライフ 
M10. The Asp At My Chest / ジ・アスプ・アット・マイ・チェスト
M11. Impossible / インポッシブル*
M12. Summer Of Dreams / サマー・オブ・ドリームズ*
M13. The Real World / ザ・リアル・ワールド*
*日本盤ボーナス・トラック


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