特集

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:矢沢隆則

本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集、第24弾はガールズバンドの中でもシニカルな詩とキャッチなメロディの融合、本格的なガレージサウンドで真っ向勝負するMUTANT MONSTERが登場します。メンバーはBE(Bass & Vocal)、MEANA(Guitar & Vocal)、CHAD(Drums & Chorus)の3名。2008年に結成しました。
 

MUTANT MONSTER(ミュータントモンスター)
常識を切り壊せ! 時代が産み落とした突然変異体、新世代ガールズバンド
“ミュータントモンスター”。

Wild Bass & Vocal:BE
Rude Guitar & Vocal:MEANA
Sweet Drums & Chorus:CHAD
 
2008年5月、BE & MEANAの姉妹によって結成。現役女子高校生にして最初の1年で、全国50本ものステージをこなす。以降、ハイペースなライブ展開、毎年毎のCD発表、独自イベント企画と精力的に活動。
 
シニカルな詩に込めた日常の苛立ちと虚しさを、キャッチなメロディに乗せたツインボーカル。シンプルな3ピースガレージサウンドから、誰にも真似できない彼女たち特有の無機質なロックを生み落とす!!2012年11月に正式ドラマーにCHADを迎え、精力的にライブを展開中。

 
BEMEANAの姉妹が三重県出身、CHADが愛知県出身ということもあり、当初は中京圏を拠点にしつつ、THE STAR CLUBのサポートバンドとして全国を舞台に活動。サポートであったCHADの正式加入を機に、2012年より東京進出。音源のリリースや自主企画など精力的に活動し、このほど12月1日(日)に待望のワンマンライブを渋谷・道玄坂に新設したライブハウスBURROWにて開催します。
 
このワンマンの開催地である渋谷・道玄坂という場所は、3人にとって思い出の場所なのだとか。これまでの3人の活動の軌跡と出会いの奇跡、そしてワンマンライブに向けた意気込みなどを伺いました。
 

クラッシュやプレスリーで育った幼少期
—MUTANT MONSTERはBEさんとMEANAさんの姉妹と同級生の3人で2008年に結成ということですが、どのような経緯で”姉妹バンド”を組むことになったのですか?

 
BE:元々両親が音楽好きで、家の中では常に初期パンクが流れているような環境で育ちました。そこに私も妹のMEANAも影響を受けて、中学に入ったら姉妹2人でバンドを結成しようと決めました。
 

—最初から姉妹で組もうと決めていたのですね。楽器パートはどのようにして決まったのですか?

 
BE:家にギターもベースもあったのですが、(姉妹で)どっちをするかという話になって、「せーので決めよう」って選んだのがお互いの楽器でした。それが、中学1~2年生くらいかな?
 
MEANA:私が13歳の頃ですね。姉のBEと1歳違いなんです。
 
CHAD:かぶらなかったんだね!その楽器を選んだ理由は?
 
BE:そう。私はギターよりベースの方がかっこいいっていうイメージがあって。直感ですね。
 
MEANA:一番目立つから…ですね。
 
BE:ほんと性格出るよね(笑)
 

—でも、「ベースがどういう楽器か」とか全く知らない状態だと選べないですよね。

 
BE:そうですね。幼少期から音楽に触れていたので何となく知識はあって、いざ持ってやってみたら、軽く弾ける…という程度でした。本格的に演奏し始めたのは高校生に入ってからです。
 

—CHADさんは音楽を始めたのはどんなきっかけですか?

 
CHAD:私も父親の影響ですね。Elvis Presleyの好きな父親で、いつもその年代のロックが家にあって、気づいたらギターをお年玉で買って弾くようになっていて、なぜか高校生の時にドラムに代わりました(笑)
 
MEANA:なぜか(笑)
 
CHAD:軽音部がある高校を探して、入部当初はギターだったのですが、女子高だったこともありドラムを叩く人が少なくて、やってみない?と誘われてやってみたらドラムの方が楽しくて、ギターは弾かなくなってしまいました。
 

—学生の頃はどんな音楽に親しんでいましたか?

 
CHAD:Elvis PresleyRed Hot Chili Peppersは結構聴いてましたね。
 
BE:やっぱりThe ClashRamonesといった初期パンクですね。Sex Pistolsとかもずっと流れてたよね。
 
MEANA:そうだね。
 
BE:だから学校で友達と話が全然合わなくて!もはやその話題から避けてましたね(笑)
 
MEANA:(自分が好きなものを)勧めてもね…「そうなんだ」で終わっちゃうのが辛かったですね。
 

—そんな状況だと、BEさんとMEANAさんの姉妹でバンドを組むのは必然だったとも言えそうですね。当初からMUTANT MONSTERというバンド名だったのですか?

 
BE:そうですね。バンド名は当初のメンバーも含めた3人で決めました。MUTANT(ミュータント)という言葉は突然変異という意味ですが、当時女子高生で「あたしたちって変わってんな」っていう、「突然変異だよ、ちょっと人とは違うことをするよ」という意味を込めて…
 

—他の候補はなかったですか?

 
BE:なかったですね。結構早い段階で決まりました。
 

—そして、やっていく音楽の方向性なども割と早く決まったのかなと思います。

 
BE:そうですね。早かったです。最初はThe Clashなどのコピーをして、その後すぐにオリジナルの制作に取りかかりました。
 
MEANA:私が作曲し、BEが作詞を担当しています。
 

—なるほど。そうすると、バンドを始めてすぐに曲作りもスタートして…初めてのことばかりで大変じゃなかったですか?

 
MEANA:そうですね。初めて曲を作った時は全く知識がない状態で、ギターのコードに合わせて鼻歌で作る感じで…でも、メロディは割と簡単にできてしまいました。
 

—MEANAさんが作った曲にBEさんが詩を乗せていく…という感じでしょうか?

 
MEANA:そうですね。最近はそうしていることが多いです。バンド結成当初は先にできあがっている歌詞に後から曲を乗せていくという作り方もしましたが。
 
BE:書きたいことがたくさんあったんです。他の人と聴いている音楽が違うということも含めて、高校生ながらに外に向けてのメッセージを持っていたんですね。それを授業中にノートにびっしり書いたのを、家でMEANAに渡すっていう作業をしていましたね。そうしたらすぐにメロディがついて「こういうのどうかな?」って話して、そのメロディに合わせて歌詞を整えていくというように仕上げていきました。
 

—姉の書いた歌詞に対して、妹として、あるいはバンドメンバーとして当時どんな印象を持っていましたか?

 
MEANA:いやー、すごい歌詞書くなぁと思って(笑)
 
BE:ありがとう!ここで褒められると思わなかった(笑)
 
MEANA:結構難しい言葉を書くんですけど、それを辞書で引いて「あぁこういう意味なんだぁ」って。
 
BE:調べてたんだ!
 
MEANA:それを授業中とか…本当はだめなんですけど(笑)…ケータイで送られてきた歌詞を読んで「フフフン」と(頭の中で)メロディを作って、先生に「あ、すいませんトイレ行ってきます」って言って、トイレの個室の中でケータイで録音してました。
 
BE:勉強しろよ、っていう(笑)
 

—「こんなのできたよー」ってメールで送り合ってたんですね。

 
BE:今でもしますね。メールで歌詞を送りあったり、ボイスだけ送られてきたりしますね。
 
CHAD:急に、鼻歌でね。題名も書いてなくて、サビしかない、とか。聴いて感想を言うのが日課になっていますね。
 

—なるほど。作曲についても伺えればと思います。音源を聴かせていただいたり、先日ライブを拝見した際に思ったのは(参照:【PHOTOレポ】LADIES FIRST vol.10)、フレーズがすごく耳に残りやすいというか、一発で覚えられる曲が何曲もあるなぁと感じました。

 
MEANA:ありがとうございます。確かに「メロディが変わってる」とはよく言われます。「耳に残りやすい」というのは作る時に意識しています。普通だったら下がるとか上がるとか…根本的に普通が嫌いなので(笑)、こっちに行ったら普通じゃないからこっちに行こう、というこだわりがあります。
 
BE:逆転の発想!
 

–メロディはどんどん出てくるものなのですか?

 
MEANA:基本、朝と昼は浮かばなくて、夜に下りてくることが多いんですけど、出て来ないときは出て来ないし…夜布団に入って寝ようと思った時にメロディが浮かんできて、パッと起きて録音することもあります。特定のシチュエーションとか、こういう風にしているというのは特にないですが、曲ができるのは一人でいる時が多いですね。
 

— 一方、CHADさんの高校時代はどんな活動をしていましたか?

 
CHAD:4人の女の子バンドを結成しました。コピーバンドを経て、途中からオリジナルも作るようになりました。4人全員が作詞も作曲もして、誰かが歌詞を書いて違う誰かが曲を作って…というように、毎回違うパターンができる、っていう。私もその当時は曲を作ってましたね。
 

—なるほど。ではそのガールズバンドで卒業後も…

 
CHAD:その後はまた違うバンドで叩いていました。女の子は途中でやめちゃう子が多くて…それで、対バンで出会ったメンバーと新たなバンドを組みました。シャウトがあったり重い音楽をやっているバンドで、メンバーは私以外全員男子。対バンも男性バンドが多く、私一人女子がポツンと座っている状態(笑)そんな中、ある日MUTANT MONSTERのサポートドラムの話が来たのです。
 

—様々なバンドの後ろでドラムを叩いてきた中で、MUTANT MONSTERのサポートを務めた時はどんな印象でしたか?

 
CHAD:ドラムはやる相手によって全然曲も変わってくるしライブ中のテンションも違うので、この2人に会った時は新鮮でしたね。3ピースも初めてだったし、いつもガーッと勢いのある男の子の後ろでついていくの必死という感じでしたが、MUTANT MONSTERは「一緒にできる」という感じがしました。ボーカルがセンターに一人立っているのではなく、みんなが楽器を演奏しながらお客さんに立ち向かっていくという所で、共感・共有できる部分が今までの時より多くて、新鮮でした。
 

CHAD加入は「フィーリングとかではなく、奥底にある人間的な部分で通じあった」
—引き続きMUTANT MONSTERの歴史をひも解いていければと思います。プロフィールの中に「THE STAR CLUBのサポートバンドとしてツアーを回る」というすさまじい経歴があるのですが、これはどのような経緯で決まったのですか?

 
BE:私たちが高校生の時の話なんですが、知り合いの知り合いの知り合い…というか(笑)、本当に偶然が偶然に偶然を呼び…みたいな感じで、THE STAR CLUBの皆さんに私たちのことを知っていただくことになったんです。
 
MEANA:THE STAR CLUBが私たちの地元でライブをやる時に、偶然私たちがそのオープニングアクトをさせていただくことになり、その時にHIKAGEさんに気に入っていただいて…。
 

—ライブで相当なインパクトがあったのでしょうね。「この女子高生バンド、すげぇな!」みたいな。

 
BE:そうです…ね。たぶん(笑)そうだと思います。
 

—そこからは、10代の頃としては本当にすごい経験の連続ですよね。

 
BE:平日は学校に行って、土日はほぼ県外のライブツアーに行って、という生活を繰り返していたので、ライブが終わって移動してそのままテストを受けたり…たまに休み、たまに遅刻をし、みたいな(笑)
 
MEANA:昼から登校、みたいなね。
 

—じゃあ高校を卒業した後の進路は割とすんなり決まったというか、バンドを続けようかどうしようかみたいな話にはならなかったですか?

 
BE:あんまりしなかったですね。自然の流れで、あまり悩みもせず「まぁ、するでしょ」くらいな勢いでしたね。
 

—なるほど…それから初代ドラムが脱退し、CHADさんがサポートとして入るわけですが、改めてCHADさんとBEさん&MEANAさんとの出会いを詳しく教えてください。

 
BE:初めて出会ったのは2年半前くらいの夏ですね。
 
CHAD:初めて会った日がBEの誕生日だったんですよ!
 
BE:誕生日の日に集まって、まだガチガチの敬語でね(笑)「はじめまして、私きょう誕生日なんです」って。今考えればすごい厚かましいっていう。
 
MEANA:初対面の人に「祝えよ」ってね(笑)
 

—それもまたすごい出会い方ですね。

 
CHAD:最初は決まっているスケジュールの中の1本だけやってほしいという依頼があって、サポートとして1日のライブのためだけに顔合わせとリハをしに行ったのが、そのBEの誕生日の日だったのです。顔合わせの後、結局「今決まってる他のライブも全部やってよ」「やるやる!」とその日のうちに決まって。
 

—すごいですね。一発でフィーリングが合ったということなんでしょうか。

 
CHAD:フィーリングは、最初の頃は全然違ったよね。
 
BE:やってきた音楽が違ったということもあって、リズムの乗り方や感じ方に多少の違いはありましたが、もっと奥底にある人間的な部分がすごく似ているなと感じました。
 
CHAD:音楽性より、パッとつながった、って感じだったね。これまではオフビートの、後ノリの曲をやってきたので、どれだけ溜められるかというところを楽しんでいた方だったので、そうじゃなくて前のめりに突っ走るパンクの要素を持っている彼女たちとは全然タイムが違って、それが不思議な感覚でした。何回か練習しているうちに、気づいたらその違和感はなくなっていましたが。
 

—この3人でステージに立つようになって2年半、CHADさんが正式加入してから1年ですが、今までで一番印象に残っているライブを教えてください。

 
BE:私は昨年(2012年)12月の名古屋のライブです。CHADが正式加入したのが11月で、自分たちのビート感を合わせるということをリハーサルで結構やっていて…その名古屋公演が終わった後に「うわーなんだったんだ!」って、3人で顔を見合わせました。ステージの記憶が飛んだんです。今までとは違う、本当に一体感があって、「私たち何か壁を越えられた、変わった」って感じられたライブでした。何が違ったのか説明するのは難しいのですが、あれはすっごく印象に残っています。
 
MEANA:私は一昨年(2011年)の年末のライブですね。去年その「うわー3人が生まれ変わった!」って感じたライブと同じ会場なんですが…何曲目だっけ?8曲中1~2曲目くらいでいきなりギターの音がパチって切れて…自分のアンプが飛んじゃって音が出なくなってしまって急遽お店のアンプを使ったのですが、あれが一番嫌な意味で印象に残ってますね。
 
CHAD:まぁあれがあったおかげでトラブルに強くなったよね。
 

—毎年12月には何かあるんですね!その辺り、今年の12月のライブも注目です。CHADさんはいかがですか?

 
CHAD:私もBEと同じ昨年12月のライブですね。それまではサポートだったというのもあるし…実は私彼女たちと出会ってすぐ、離れてるんですよ。自分自身が前に所属していたバンドが活動休止になって、海外に行こうと決めた後に2人と出会ったんです。出発ギリギリまでサポートを務めて、その後離れてカナダに1年間留学していました。
 

—それはどんな理由で?

 
CHAD:何となく「このまま終わりたくない」と思って日本から飛び出しただけなんですけど、でも気持ちはちょっと揺れていたんですよ。一緒にやりたいなって。予定通りカナダには行ったものの、その間2人のことがずっと頭にはあって、「曲作ったよー」って送られてくるし…
 
BE:しつこいよね!私だったら嫌だな(笑)
 
MEANA:えー!(笑)
 
CHAD:(カナダと日本とで)すごい遠距離なんですけど、私も寝る時間が不規則だったり、彼女たちもライブ後は朝まで起きていたり、時差があまり気にならなかったんですよ。一緒にやれるのがすごいなぁって思い始めた頃にちょうど一時帰国してTRUE TONEツアーとNOTELESS YEAR FINALを回って、そこで一緒にやろうと決意しました。
 

—遠距離恋愛が成就したパターンですね(笑)

 
BE:そうですね!遠距離のカップルだったらもう、すごいよね。絶対結婚する!
 
CHAD:それで2012年10月の下旬頃にカナダから日本に戻ってきて、その2日後に3人で東京に出てきました。
 

—そして晴れてCHADさんが加入し上京して1年が経ちました。実際に生活をしてみて東京の印象はどうですか?

 
BE:色んなものにあふれてるなと思いました。ライブハウスの数も多いし音楽に触れている人が多いなと。地元では音楽に触れていなかったりジャンルが全く違うものしか好きでなかったり、という人が多く、そこに温度差というか距離感を感じていました。それが東京は違うなと思います。
 

—それは歌詞を書いていく上で影響がありましたか?東京に来て、書く歌詞の内容も変わったのでしょうか。

 
BE:変わりましたね。地元にいた時は、今いる何もない世界に腹が立つという、初期衝動として「ほんっと何もないよね」っていう疑問や怒りが歌詞になっていましたが、東京に来たら「こんなに人がいてもやっぱり何もない」っていうのもあるし、「いろんなものがありすぎる」っていう、”メッセージ性”のようなものは色々吸収できる場所だなと思います。
 
CHAD:東京に出てからリリースした『Girl’s Fight/闘心少女』に収録されている「最終電車」という曲は、東京に出てきたからこそ作れた曲です。
 
MEANA:終電早いからね、三重は。
 
CHAD:愛知も早いよ(笑)
 

初ワンマンは3人の思い出の場所で

 

—ライブのステージ上で特に意識していることはどんなことですか?

 
MEANA:バンドのパフォーマンスとして心がけているのは、一体感を心がけています。私とBEが体型も身長もほぼ同じなので、そこを活かせたらなと。衣装も揃えて。「うわ、3人そろってる!」っていう所を出したいので、一緒の動きになるように首を振るタイミングなどを研究しています。
 
BE:でも合わせる練習、ということでは特にやってないよね。
 
MEANA:姉妹だから普段から息が合うので…一緒のタイミングで同じ発言をしたり。CHADもだんだん私たちに似てきて…
 
BE:元々似てたけどね!
 
CHAD:一緒にいる時間が長いからね。会わない日はほとんどないくらい。東京に来てからずっと一緒にいるね。
 
MEANA:何も発言をしなくてもみんなが目を合わせてうんうん、みたいな。そのくらい仲が良いので、それがステージの動きに活かせているのではないかと思います。
 

—衣装もそうですが、3人とも黒髪ロングという所もこだわりがあるのでしょうか?

 
CHAD:髪型はこだわってますね。最近ちょうど3人で一緒に美容室に行って…
 

—3人で行ったんですか!

 
BE:一緒に並んでね(笑)「同じ髪型にしてください」って言って。
 
CHAD:細かい所は若干違うんですけど、ステージで3人並んだ時にシルエットを同じにしたいんですよ。美容室行く前に3人で打ち合わせして、同じことを伝えて…ってやりました。
 
BE:黒は絶対で、ね。私たち3人とも誰も染めたことがないんですよ。
 
CHAD:生まれてから一回も染めたことないよね。
 

—すごい!黒髪を守り続けてるんですね。ステージ衣装はどんな風に話して決めてるのですか?

 
BE:3人シルエットが一緒という所がポイントだと思うので、それを大事にしています。
 

—さて、12月1日のMUTANT MONSTER初のワンマンライブがいよいよ近づいています。今回初参戦するという人も含めて、MUTANT MONSTERのライブを楽しむ秘訣は何でしょうか?

 
CHAD:盛り上がり方は人それぞれですけど、乗るタイミングはMEANAを見ていれば初めて参加する人もバッチリだと思います。
 
MEANA:一番感じてほしいのは「女の気合い」、「女の中の強さ」です。ただの女の子じゃないというのをすごく感じてほしいですね。
 
BE:気合いを感じろ!(笑)
 
CHAD:普段は普通の女の子だけど、本気になったら強いんです!
 

—では最後に、12月1日の初ワンマンに向けた意気込みをお一人ずつお願いします!

 
BE:初ワンマンということで、いつも以上に気合いを入れて、今やっている曲も、今までの曲も、一体感を出していきたいです。今までのMUTANT MONSTERと、これから新しくなるMUTANT MONSTERとを兼ね備えた初ワンマンにしたいと思います!
 
MEANA:絶対スペシャルな夜になるので、来ないと後悔します!
 
CHAD:私もやっと正式加入から1年経ったんですが…東京に戻ってきて2人に再会した場所のすぐ近くに、今回のワンマンの会場になるBURROWっていうライブハウスができたんですよ。本当に道玄坂の道を渡って真ん前…という所にできたのです。1年前にはなかったライブハウスが急に、しかも「初ワンマンはどこでやろうか」ってちょうど話をし始めたタイミングで!なので、何かが起きると思って、精いっぱい頑張ります!
 

Photo Gallery

a1 a1 a1 a1 

a1 a1 a1 a1 

a1 a1 a1 a1 

ライブステージで見せる前傾姿勢と同様に、元気いっぱいの楽しくにぎやかなインタビューになりました。ちなみに3人のカラーについて尋ねたところ、せーので同時に選んで3人とも重複せず今身につけている色を選んだのだとか。「息が合ってるんだか合ってないんだか」と笑っていましたが、CHADも含めた3姉妹、家族のような仲の良さです。
 
シンプルながら核心を突いた歌詞と、一発で記憶に残るメロディ、そして3人のパワフルな音が、きっと聴く人に元気を分け与えてくれるでしょう。これまでの音源はMUTANT MONSTERのオフィシャルストアでの購入や、iTunesなどでダウンロードできるので、是非チェックしてみてほしいと思います。
 
そして、彼女たちの魅力は何と言ってもその圧倒的な完成度を誇るライブステージ。来たる12月1日(日)の渋谷BURROWでの初ワンマンライブは、チケット完売も間近。サプライズはあるのか?何かヒントは?と尋ねてみたのですが、「あります…が、サプライズなので内緒にしておきます。でも3人が今すぐにでも誰かに言いたくてニヤニヤしちゃうような内容です!」と答えてくれました。期待しておきましょう。
 

◆初ワンマン、開催迫る!!

 
“闘心瞬華” 2013年最後の月、最初の日
-ミュータントモンスター初ワンマン-

・2013年12月01日(日)【渋谷】BURROW
時間:開場 17:00 / 開演 18:00
料金:前売 ¥2000 / ¥2500(共に+drink)
チケット:
LAWSONチケット(Lコード:76238)/
チケットぴあ(Pコード:212-651)/
e+
 
◆その他ライブインフォメーション
・2013年12月08日(日)【岐 阜】CLUB ROOTS
・2013年12月21日(土)【大 阪】KING COBRA
・2013年12月22日(日)【名古屋】CLUB QUATTRO
・2013年12月30日(月)【東 京】新宿LOFT
※大阪・名古屋・東京公演は
THE STAR CLUBとの2マンライブ
◆MUTANT MONSTER 公式サイト
http://www.mutantmonster.com/
 
◆MUTANT MONSTER 公式ブログ
http://www.mutantblog.com/

★読者プレゼント★
MUTANT MONSTERのオリジナルTシャツを、抽選で1名様にプレゼント!
 
ご応募方法は“BEEASTファンクラブ”の方にお届けする「週刊ビースト瓦版(無料メルマガ)」にて記載いたします。
 
BEEASTファンクラブ”はコチラの『BEEASTファンクラブ』ページより簡単登録(完全無料)可能!
 
※『ファンクラブ』ページにある登録内容を送信してください。携帯からアクセスされている方はコチラに空メールを送信していただくか、ページ上のQRコードを読み込みの上メールしてください。仮登録の登録画面のメールが届きます。
【重要】携帯電話のドメイン指定受信を設定されている方は、prius-pro.jpのメールを事前に受信できるよう設定してください。

 
◆関連記事
【レポート】LADIES FIRST vol.10
http://www.beeast69.com/report/86769