特集

2015GP

TEXT:桜坂秋太郎

2015WNBEEASTは「ロックと生きる…ライフスタイル応援マガジン」をコンセプトに、創刊から7年目を迎えています。セレクトショップ的な誌面展開を行い、良いアーティストはそのサウンドの指向やロックのサブジャンルを問わず、掲載しています。今回は、読者の方のロックの現場、ライブ会場に焦点をあてた企画を実施いたしました。
 
自分目線での投票になりますので、誰かの意見に耳を傾ける必要はありません。自分の感性だけで“好きな会場”を選んでいただきました。対象は、国内外・都道府県、一切問わずに実施。ただし、常設のライブ会場ではないところは、対象外(フェス等の臨時施設や一般飲食店)とさせていただきました。集計と受賞の作業が終わりましたので、投票結果を発表したいと思います。日本だけでなく海外の読者も多いため、世界規模での会場投票がありました。
 
投票の条件は「ライブ観賞やライブ出演において、必ずご自身で足を運んだライブ会場」ということです。イメージや憧れではなく、実体験による投票がお約束です。本企画は、ロック文化を支えるボトム(読者)から見た「ロック現場コンテスト」なので、足を運んだ人の自分目線の良し悪しがすべてになります。今回は初回ということもあり、手探りの中で開催いたしましたが、予想を大きく上回る投票をいただきました。
 
BEEAST「ライブ会場グランプリ」2015は、「ロックと生きる…ライフスタイル応援マガジン」のコンセプトに沿っており、あくまで読者(個人)の感想の集計結果です。それ以上の意味はありません。しかしボトムアップ型の自発的な投票は、ライブ会場側の業務改善を意識するキッカケにもなると思います。今年スタートした企画ですが、毎年実施予定です。今回の2015に投票できなかった方は、次回のBEEAST「ライブ会場グランプリ」2016に是非投票をお願いいたします。BEEASTと一緒にロック文化をより良い方向へ活性化していきましょう!

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◆BEEAST「ライブ会場グランプリ」2015 結果発表 投票総数3604票
 
大型ライブ会場(キャパ1000名以上)
1位:TSUTAYA O-EAST(東京・渋谷)
2位:BLITZ(東京・赤坂)
3位:CLUB CITTA’(神奈川・川崎)
 
中型ライブ会場(キャパ1000名未満~小型以上)
1位:GARDEN(東京・下北沢)
2位:GUILTY(東京・渋谷)
3位:WildSideTokyo(東京・新宿)
 
小型ライブ会場(キャパ100名未満)
1位:Crawdaddy Club(東京・新宿)
2位:The CLUB SENSATION(神奈川・横浜)
3位:Hey‐JOE(神奈川・横浜)
 


 
BEEAST「ライブ会場グランプリ」2015とは
BEEASTのコンセプトは「ロックと生きる…ライフスタイル応援マガジン」です。2009年の創刊から、「親子で読めるロックマガジン」を指標として誌面展開をしてきました。
 
編集の方針(ビースト三原則)も掲げています。
【1】いかなる音楽性も批判せず、上から目線での記事やエロ・グロ及び特定の政治・宗教についての記事は掲載しない。(アーティストの歌詞引用等を除く)
【2】概要(コンセプト)に基づいた読者第一の考え方を美学とし、制作側の価値観を絶対視(読者への押し付け)しない。
【3】媒体(メディア)の是非判断は読者が決めるものとし、読者の声は編集会議の上、採用可能と判断した場合は即取り入れる。

 
セレクトショップ的な誌面展開を行い、良いアーティストはそのサウンドの指向やロックのサブジャンルを問わず、掲載しています。今回は、ライブ会場に焦点をあてた投票企画を実施いたします。
 
「ライブ観賞」や「ライブ出演」において、ご自身で足を運んだ“ライブ会場”が、投票の条件です。「私はココが一番好き!」と思うライブ会場を投票して、その理由を簡単に教えてください。
 
自分目線での投票になりますので、誰かの意見に耳を傾ける必要はありません。自分の好みだけで選んでください。国内外、都道府県、一切問いません。
 
すべての項目に答える必要はありませんので、頭に浮かぶところだけを記載の上、投票をお願いいたします!


 
BEEAST「ライブ会場グランプリ」2015 開催概要
 
投票期間:2015年09月01日(火)00:00~2015年10月01日(木)23:59まで
投票方法:期間内に専用エントリーフォームから投票してください。
投票部門:
大型ライブ会場(キャパ1000名以上)
中型ライブ会場(キャパ1000名未満~小型以上)
小型ライブ会場(キャパ100名未満)
live_space_grandprix投票条件:
ライブ観賞やライブ出演において、必ずご自身で足を運んだライブ会場が投票の条件です。
「ここが一番好き!」と思うライブ会場を投票して、その理由を教えてください。
(応募は一人一回とし、会場のエリアは一切不問です)
(ライブ設備のあるバー等の飲食店を含みます)


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大型ライブ会場 1位/TSUTAYA O-EAST(東京・渋谷)

 
■受賞コメント
 
01この度は大型ライブハウス人気投票で1位とのことで、嬉しい限りです。
 
私どもO-EASTは、音楽のライブを中心に、ダンスイベント、トークイベント、スポーツイベント、学生イベントなど、渋谷の真ん中から日々数々のエンタテインメントを発信しております。
 
今後とも皆様に楽しんでいただけるよう、スタッフ一同努力していきますので、よろしくお願いいたします。

 


Official Website:http://shibuya-o.com/east/
 

中型ライブ会場 1位/GARDEN(東京・下北沢)

 
■受賞コメント
 
02中型ライブ会場1位になったこと、うれしく思います。
 
この賞に恥じないよう、より一層満足頂ける、音楽の空間を提供していければと思います!

 
 
 
 
 


Official Website:http://gar-den.in/
 

小型ライブ会場 1位/Crawdaddy Club(東京・新宿)

 
■受賞コメント
 
03Crawdaddy Clubが大変光栄なことになりまして、 とても驚いています。
 
選んでいただいた皆様ありがとうございます。
 
今後も期待を裏切らないよう、少しでも良い環境でプレイいただけるよう スタッフ一同がんばります!
 
今後ともよろしくお願いいたします!

 


Official Website:http://sound.jp/crawdaddy/
 

BEEAST「ライブ会場グランプリ」2016へ向けて

BEEAST「ライブ会場グランプリ」のネタは、BEEAST創刊時から考えていました。正確に言えば、私自身がバンド活動に一番燃えていた80年代からでしょうか。当時の私は出演する側でもありましたが、他バンドを勉強するために、数多くの会場へお客として足を運びました。月の半分以上はライブ会場に居るような生活を、何年も経験しています。多くの会場を体験すると、当然色々なものが見えますので、良し悪しを感じることになります。
 
昨今、音楽業界の急激な変化により、様々な話を聞く機会が増えました。例えば「CDが売れない」「ライブで稼ぐ」「物販重視」「ノルマ主義」など。ハッキリ言ってしまえば、音楽業界全体の企業努力が足りない状況です。急激な変化など、ビジネスにおいては想定していない方が間違っています。狂牛病が流行った時、牛丼チェーン店や焼肉店が生き残れたのは、なぜでしょうか。ニュースによく出る金融業界やIT業界も、最悪をシミュレーションして、時代に対応しようと必死です。
 
ビジネスである以上、時代の変化に対応しない限り、衰退は当然であり、いずれ“死”を迎えます。しかし、音楽を始めとした文化を生むビジネスの場合、他のビジネスよりも難しい側面があります。それは、金銭面以外の何かが、そこにはあると思います。愛する音楽の文化を、次世代へ繋げるためのアクションと言えば、わかりやすいでしょうか。アーティストを育てる、というような上から目線的な話ではなく、音楽への恩返し、とでも言うべき話です。私自身は大好きなロックへの恩返しとしてBEEASTを創刊し、7年目を迎えました。
 
BEEASTは「ロックと生きる…ライフスタイル応援マガジン」のコンセプトを大切にしています。右から左へ情報を流していくような音楽媒体ではありません。強くそこはこだわっています。音楽自体にお金を使わない時代が、今のスタイルです。それはCDだけではありません。音楽雑誌の衰退も酷い状況です。誰でも手にすることができる情報に、対価は払わないのが主流。都内近郊の取材現場が多い私ですが、ライブ人口もけして増えていないと感じています。対価を払ってライブに行く行為にいては、音楽文化の未来を考える上で大切なファクター。
 
昨年、2014年から一足先にスタートさせた別企画「BEEAST MUSIC AWARD(ビーストミュージックアワード)」は、アーティストのライブパフォーマンスの投票コンテストです。自分自身で観たライブの中で、マイベストを投票してもらう内容です。なぜライブに行くのか、その答えが投票の中に見えます。
※現在2015年の投票受付中(2016年1月10日締切)
http://www.beeast69.com/award2015
 
そしてライブは当然、ライブ会場が必要になります。オーディエンスは、時間とお金を使い、足を運んでいます。少しでも良い時間を過ごしたいと思ってライブへ行きます。ライブ自体がダメというケースもあるかもしれませんが、私の実体験では、ライブ会場側の対応などで気分が悪くなったケースが多かったです。アーティストとは、特に関係ありませんが、楽しんで盛り上がるつもりでライブへ行ったのに、腹が立ったり、残念な気持ちになったり、もう二度とココには来ないぞ!というような。
 
劣悪な環境の会場があることは事実であり、初めてのライブ会場が、そうした会場だった日には、もう最悪です。ライブそのものを嫌いになってしまう可能性が高いのです。ライブ人口が増えない理由の一つには、この話があるのではないか、と私は思っています。とは言え、劣悪な会場が淘汰されて欲しい!ということではなく、環境改善をして欲しい!のです。“大好き”といわれる会場には、その理由が必ずあります。そこにヒントがあります。機器メーカーがよく実施しているユーザーの「顧客満足度調査」的に、BEEAST「ライブ会場グランプリ」を来年以降も継続していきたいと思います。秋の開催を予定していますので、2016年もたくさんの会場へ足を運び、そして投票を是非お願いいたします。

 
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