【NEWS】ロックのスピリッツを持つスーパーチェロトリオCanthana(カンターナ)のファーストアルバム!
クラシック界の凄腕プレーヤーによるチェロトリオ、Canthana(カンターナ)が待望のファーストアルバム『CellMate』を2014年3月15日にリリースする。全編チェロ三重奏をフィーチャーしたロックフルカバーアルバムだ。
近年はMETALLICAのフルカバーバンドApocalypticaやイケメンチェロデュオでロック、POPSの名曲をカバーする2Cellosなど、ロックという音楽からはあまりなじみのないチェロという楽器が徐々に台頭し始めているが、Canthanaも彼らに続くべく、ここ日本で登場したスーパーグループだ。
メンバーは広島交響楽団首席チェリストMartin B. Stanzeleit、東日本を中心に全国で活躍する新日本フィルハーモニー交響楽団チェリスト弘田 徹と、西日本と東京を行き来して活躍中、ポップスアーティストとの共演も多い関西フィルハーモニー管弦楽団首席チェリスト向井 航というスーパーチェリスト3名。まさに国内でも屈指の実力をもつミュージシャンたちのプレーだからこそ、演奏のクオリティは折り紙付きと言えよう。しかも3名ともクラッシックとともにロックを愛するメンバーであるがため、単なるカバーでは終わらない、本格的なロック魂のこもったサウンドが堪能できる。クラッシック・サウンドの上質な空気と、ロックの情熱が高いクオリティで聴けるという、まさに何もかもが至れり尽くせりのアルバムだ。
また、今回のアルバムでカバーされた楽曲群にも非常にこだわりの強さが感じられる。DelainやElysionなどのゴシック/シンフォニックメタルや、POPSやロックのBruno Mars、t.A.T.u.、はたまたMike Oldfield、Ozzy Ozbourneと、ヒットチューンで構成されてはいるがかなり本格的な選曲であり、ロックを奏でるストリングスグループとしては、コアなロックに傾倒したポリシーも見られる。今後このアルバムで見せた彼らのスタイルが、どのような形で展開を見せるのかも非常に興味深い。まずは一度チェックし、その可能性をしっかりと感じてみてもらいたい。
また、BEEASTでは近日、彼らのインタビュー特集記事を公開予定。こちらも是非チェックしてもらいたい。
Canthana First lbum『CellMate』
発売日:2014/03/15
レーベル:Sherlock Music
【収録曲】
M01. Sleepwalkers Dream(Delain)
M02. Far From the Edge(Elysion)
M03. High Enough(NEMESEA)
M04. Dreamer(Ozzy Osbourne)
M05. Young Girl(Bruno Mars)
M06. We Work in Bars(The Chap)
M07. Ya Soshla S Uma(All the Things She Said)(t.A.T.u.)
M08. Tainted Love(Soft Cell)
M09. Emissary(Fyrefly)
M10. To France(Mike Oldfield)
オフィシャルサイト
http://canthana.com/