「NAONのYAON 2015～SUMMER～」のオープニングアクトの出場をかけたオーディション「Cute Girls Live」。前回記事に引き続き、8月9日（日）に下北沢GARDENにて開催された、決勝ライブイベント「夏の野音へGO!GO!GO! ファイナルラウンド」の全編ノーカットレポをお届けする。
 
改めて決勝に進出したの13組を紹介しよう。軽音部部門からロージー、DARARA、初舞、アストロ、UNiVERS、上昇稀琉。インディーズ部門でCOAST、逢瀬アキラ、FATE GEAR、YUE’s BUMPING JAM、SEKIRARA、Jump the Lights、ヒラガナ路線。この中から、「NAONのYAON 2015 SUMMER」のオープニングアクト出演者が決定する。
 
連載通算15回目、2本連続の後半記事では、インディーズ枠の7組の写真レポ、そして審査結果をお伝えする。果たして、日比谷野音の舞台に立つことができるのは誰だ？
 

☆【軽音部部門　グランプリ】DARARA　インタビュー
メンバー：日菜子（Vocal）、真央（Guitar & Vocal）、果穂（Guitar）、聖香（Bass）、真琳（Drums）
 
バンドを結成して1年ほどで、5人とも高校3年生です。軽音部で仲がいいメンバーで組みました。今回のステージは野音を意識して、お客さんを盛り上げることなど”見せるステージ”を重視して、楽しくできました。
 
＜NAONのYAON 2015 SUMMER への意気込み＞
まだ全然実感がないですが、憧れなので点自分たちが楽しんで、観ている人たちも楽しんでもらえるための努力をこれからもしていきたいです！
（日菜子／Vocal）
 
私も全然実感がないですが、すごく嬉しくてわくわくしています。SHOW-YAの皆さんをはじめ先輩ガールズバンドとの共演できることが信じられないですが、全力を出してオープニングアクトを頑張りたいです！
（果穂／Guitar）
 
人生で一番大きなステージでやるので、緊張は大きいと思いますが、緊張を乗り越えて人生で最高のステージにしたいです！
（真央／Guitar & Vocal）
 
今までで一番大きい舞台だしお客さんもいっぱい来ると思うので緊張していると思いますが、今からすごく楽しみなので、いっぱい盛り上げられるように頑張りたいです！
（聖香／Bass）
 
自分の好きなアーティストの方が日比谷野音でやっているのを観ていて、その人たちと同じところでできるということがまだ実感がなくて…でも（8月23日のNAONのYAONまで）すぐなので、それまでにいっぱい練習してうまくなります。がんばります！
（真琳／Drums）

 
☆【インディーズ部門　グランプリ】SEKIRARA　インタビュー
メンバー：大波ユリカ（Vocal & Guitar）、嬉ナナミ（Bass）、ミーア・クボコ（Guitar）、梅灸院マドカ（Drums）
 
やるからには絶対にオープニングアクト出る！と気合が入っていました。プレッシャーもありましたが、絶対勝ち取るぞ！という気持ちで。
 
SEKIRARAの音楽は”女の子”がテーマです。女の子は恋とかいろんなことに忙しくて、自分の力を発揮したらもっともっといい人生を歩めるのに一歩手前で戸惑っちゃって…例えば好きな人に告白できないとか、ここで私の意見を言ったらだめかもしれないとか…。だからこそ女の子の力はもっともっとあると思うし、私たちも実体験しているので、人ってもっとやれるんやぞ！というのを若い子には伝えたいし、大人の方にはその頃の気持ちを思い出してほしい。そういう思いを表現しています。
 
きょうの共演者はすごく可愛らしくて”自分たち”を持っている方が多かったので、私たちも”自分たち”をしっかり持ってステージに立って「私たちはこういうバンドだ」というのを出せるようにと努めました。
 
＜NAONのYAON 2015 SUMMER への意気込み＞
 
オーディションをことごとく落ちてきた私たちですが、今回やっと合格できたということで、今までの気持ちをフルにその日にボンとぶつけて、「オープニングアクト良かったな」って一人でも多くの人に多く多く言ってもらえるように頑張りたいし、私たちを選んでくれたSHOW-YAの皆さん、会場の皆さんにもしっかり恩返しができるように頑張りたいと思います。
（大波ユリカ／Vocal & Guitar）
 
歴史ある場所ですが、みんなをハッピージョイフルにして帰りたいと思います！SHOW-YAさんにもしっかりつなげられるように一生懸命頑張ります。
（嬉ナナミ／Bass）
 
初めて歴史のあるイベントに出るのでめちゃめちゃ緊張していますが、かっこいいステージをガツンとやっていこうと思います！
（ミーア・クボコ／Guitar）
 
恥ずかしいですが…ステージを乱して帰りたいです！
（梅灸院マドカ／Drums）

 

DARARAは5人のパワフルな演奏に加え、日菜子と真央のツインボーカルでバリエーションのある歌を披露。早い出番であったにも関わらずオーディエンスに強烈な印象を残した。
 
SEKIRARAは「絶対勝ち取って帰る！ぶちかまして帰る！」と宣言通り気迫あふれる演奏。大波ユリカを筆頭に前のめりなパフォーマンスは、関西弁MCやキュートな笑顔による親近感とあいまって、単に激しいだけではない熱さ、エモさを表現し、男女問わずオーディエンスの心をつかんだ。
 
そして「Cute Girls Live」では恒例となった”一組でも多くのバンドを出したい！ by寺田恵子“という追加発表が後日行われ、インディーズ枠に出場したヒラガナ路線と、軽音枠に出場した上昇稀琉の2組も、オープニングアクトとして出演することが決まった。上昇稀琉は今春の「Cute Girls Live」でも最終選考まで残りながら野音まであと一歩のところで敗退しており、2度目の挑戦で悲願の野音の舞台への切符を手に入れた。
 
当連載では8月23日（日）開催の「NAONのYAON 2015 SUMMER」本ステージのレポートも含め、引き続き若きガールズたちを追い続ける。
 

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【連載】CGL　Section 13. （2015夏・予選　UNiVERS、DARARA、ヒラガナ路線、Jump the Lights、逢瀬アキラ 出演）
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