REPORT丨2016.11.28
JADESTER 10th Anniversary

2016.10.10@札幌 SUSUKINO810
JADESTERは2006年に青柳慎太郎{以下:青柳}(Guitar)を中心にヨモギダマサシ{以下:ヨモギダ}(Vocals)・土橋直樹(Bass)で結成された札幌のROCKBANDだ。2010年ドラマーにLyo。を迎え現在のメンバーとなる。“溢れる出る感情を想いのままに、よりワガママに、よりカッコよく”をコンセプトとし、コンスタントにライヴツアーに出たり音源をリリースする等、精力的に活動をしていたが2012年11月に大きな悲劇が突然JADESTERを襲った。その悲劇と向かい合いながらも、それでもJADESTERは歩み続け、2016年に結成10周年を迎えた。そのJADESTERの 10th Anniversary 【Neogenesis from XXXX】の模様をレポートする。
蓬田政志(Vocals & Guitar)、青柳慎太郎(Guitar)、Lyo。(Drum)、山本孝行(Support Bass)
MCを挟んでからの「マゾヒスティック・ドライヴ」では怪しげなムードを撒き散らし、「五月風(さつきふう)」「FARAWAY」「LOST」とリリカルでキャッチーな曲をプレイ…音楽性の幅広さを見せつけながらも“JADESTERらしさ”を感じさせる曲達をオーディエンスは躰を揺らしながら聞き入っていた。どの曲でも言える事だが、青柳とヨモギダのツインギターはクリーンからクランチまでニュアンスをコントロールしながら絶妙に絡み合ってヨモギダの唄を生かし、青柳は時折フラッシーなギターソロをキメるが、それは決してテクニックを見せつける為のフレーズではなく、ヨモギダの唄へ繋げる為のギターソロであり、あくまでも曲を生かす為に構成されている。
そこから、「楽しくヤりましょ!」と「I am a Blackstar」「NEIGHBOR PSYCHO」のキラーチューンで、躍動するリズムと煌びやかなツインギターにヨモギダ独特のヴォーカルを絡めてオーディエンスを魅了する。JADESTERは本編ラストの曲に「邪悪なJOKER」をチョイス。Lyo。の叩くビートはパワフル且つ正確で、そこに山本のベースラインが絡む事でJADESTERのグルーヴが創り出されている。青柳はキレの良いカッティングからフラッシーなソロまで、スキルの高いプレイを笑顔で楽しそうにプレイ。ヨモギダは抜群の存在感で独特な世界観を描く台詞で唄い、JADESTERは一旦ステージを降りる。
JADESTERと云う魅力的なBANDは2016年11月19日にLIVEを行う。結成10周年という節目の年に行われる最後のLIVEとなるようだが…その日、JADESTERは「今まで」と「これから」へ、どんな想いを込めながらステージに立つのだろう?

M01. ZERO
M02. TRAPSTER
M03. Everthing IS All Right
M04. マゾヒスティック・ドライヴ
M05. 五月風
M06. Faraway
M07. LOST
M08. I am a Blackstar
M09. NEIGHBOR PSYCHO
M10. 邪悪なJOKER
M11. Down right blue(-encore-)
M12. River(-encore-)
http://www.jadester.net/
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【レポート】JADESTER
https://www.beeast69.com/gig/782
【レポート】CHALLENGE! THE WEST 2010 Vol.4
https://www.beeast69.com/gig/280









































