桜坂秋太郎2009.05.30

桜坂秋太郎 Vol.3

創刊スタッフの体制が徐々に見えてきました。ライティングの技術力だけでなく、マインドやモチベーションのソフト面での評価を高くしています。

すでにスタッフとなったメンバーは、それぞれのミッションにトライ中です。不完全な「+++ BEEAST +++」が、完全になっていく姿も読者には隠さないつもりです。

本当色々な意見があって、不完全でゴーするなんてプロ失格だと同業者から言われたこともあります。ま、それはよくわかるし、そう思うから私も何年も構想にばかり時間使ってしまったのです。

でも大切なのは、絵に描いた餅じゃなくて、食べられる餅を本当に作ることであって、それは並大抵のことじゃありません。絵の餅なら誰でも描けますが。

そして大手企業などの軍資金がある場合は、本当の餅を作ることは比較的簡単かもしれませんが、味が良いかはまた別の話です。絵で見た時は美味しそうだったけど、買うほどの餅じゃないなというケースもあります。

資本力がない場合どうしたらいいのか、不完全でもゴーしようと思った決断のポイントは、逆にお客さんからのアドバイスも取り込んでしまえばいい!という発想です。

結果的に美味しい餅ができればいいのだから、批判を恐れずにまずは作ってみよう、そしてその不完全な行程もオープンにしながら「+++ BEEAST +++」は成長させよう、そう考えています。

読者との接点も、従来なかった新しい方法にチャレンジしていきます。読者に育ててもらえる、愛のあるロックメディアになりたいと思います。

さて、新型インフルエンザによる影響で、来月の渡米が怪しくなりました。今ならキャンセルしても代金は戻ってくるようです。そろそろ沈静化しそうな気もしますが、代金が戻るとなると悩みどころです。

とりあえずマスクでも買っておこうかと薬局に行ったら、なんだこの値段は!というプライスで売られていて中指を立てたくなりました。本当、足元を見るというのは、こういうことを言うのですね。とりあえず1000円に近い金額で1枚だけ買ってきました。

もっとも、今月の頭も渡米していましたので、感染するならとっくに感染していてもおかしくないのですが、ピンピンしています。