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宅録百景 スポット2 ミチルロンド
TEXT:鈴木亮介 PHOTO:幡原裕治
昨今注目を集める「宅録」アーティストにスポットをあてる連載「宅録百景」。第2回に登場するのはミチルロンド!都内を中心に活動中のエレクトロックシンガーソングライターで、作詞・作曲はもちろんのことアレンジやプログラミングも含めて全て1人でこなし、キャッチーなメロディにロックなギターリフが絡み合う極上のエレクトロックを奏でる、文字通り”アーティスト”です。今年1月に自身初の企画ライブを成功に収め、4月には1stミニアルバム『I LOVE BABY』もリリースしました。
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さらに、ボーカリストとしてはもちろん、エレキギター、アコースティックギター、シンセなど様々な楽器をこなすマルチプレイヤーとしての実力も兼ね備え、Silent Sirenのサポートギタリストとしても活躍中!そんなミチルロンドにインタビューを実施。これまでの活動歴や宅録を始めたきっかけ、楽曲制作のこだわりなどたっぷりとお話を伺いました。
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ミチルロンド プロフィール br>
ギター片手に都内を中心に活動中のエレクトロックシンガーソングライター
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作詞、作曲、アレンジ、プログラミング、全て自身で想いを込めて制作中。エレキギター、アコースティックギター、シンセ、様々な楽器を演奏する。
キャッチーなメロディにロックなギターリフが絡み合うミュージックは極上のエレクトロック。
2013年1月に初の企画LIVEを成功に収め、翌月2月にも企画LIVE決行!!先行販売リリースワンマンを3月に決行後、4月24日に1stアルバム『I LOVE BABY』発売!
— 先日Silent Sirenのライブにサポートギターとして出演されているのを拝見しました。メンバーの振り付けにステップを合わせつつ、時折弦を弾く際に見せる”ロッカーな仕草”がとてもかっこいいなぁと…
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ミチル:ありがとうございます!
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— まずはこれまでのキャリアを伺っていきたいのですが…質問一発目でいきなり失礼してしまいますが、今おいくつなのですか?
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ミチル:今年で25歳になります。長崎出身です。
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— 長崎はいつ頃までいたのですか?
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ミチル:4年前まで長崎にいて、ガールズバンドを組んでいました。そのバンドが活動休止になってすぐ、上京しました。
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— そもそも音楽はいつ頃、どんなきっかけで興味を持つようになりましたか?
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ミチル:そうですね…幼少の頃からコンサートに連れて行ってもらう機会も多くて、あとはおじいちゃんがバイオリンを弾いていたり、3歳上の兄もバンドを組んでギターを弾いていたり…そんな音楽好きな家族の中で育ちました。私自身、3~4歳頃からピアノを習っていて、中1頃までピアノ教室に通っていました。多分自分でやりたいと言ったのだと思います。その後、中学生の時にベースをやろう!となって。
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— 色々楽器がある中でベースというのはどんな理由があったのですか?
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ミチル:中学1年生の時に近所のライブハウスに初めてライブを観に行って、地元のアマチュアミュージシャンが出るライブみたいなものだったのですが、ライブってこんなに気持ち良さそうなんだぁって思って、自分もやってみたいと思いました。中でもその時ベースの音がすごく心に残って、ベースかっこいいなって思ったのです。それから、友達同士で「バンドやろうよ!」って話して、でもなかなかメンバーが見つからず…そこで、まずは家で曲を作ろうと思い立ちました。当時は「Singer Song Writer」というDTMのソフトがあって、それで曲を作りつつ…
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— すごい!初作曲は中学生の時なんですね。
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ミチル:些細なレベルですが(笑)でもバンドはなかなか組めなくて…ベースは家で弾いていました。お兄ちゃんがバンドをしていたというのもあって、家にあったスコアを借りてコピーしたのですが、そのスコアが、黒夢とかLUNA SEAとか、そのベースをベンベン弾いて…
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— ベースの入口がずいぶんイカツいですね(笑)お兄さんのギターとセッションしたり?
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ミチル:いや、それはなかったかなぁ(笑)曲作りは一緒にやったことはあります。
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— なるほど。その後、初めてバンドを組んだのはいつ頃ですか?
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ミチル:初めてバンドを組んだのは2006年頃、18歳の頃ですね。ガールズバンドを結成しました。結局高校卒業までバンドは組めず、中学ではテニス部、高校では弓道部に入っていました。
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— バンド結成のきっかけを教えてください。
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ミチル:「バンドしようよ」と言い出した子が同級生の友達にいて、その子はボーカル志望でした。もう一人ベース志望の子もいて、ギターがいなくて、なぜかそこで「じゃあ私がギターやろうかな」と思って、転向することに。さらにドラム志望の子がいなかったので、ドラムは打ちこみでやろうということになって、そこで初めて手にしたのがリズムマシンでした。
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— 先ほど登場したSinger Song Writerではないのですね。
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ミチル:手軽に持ち運べてライブでそのままつないで使えるということで、BOSSのリズムマシンを買いました。それからドラムの打ち込みをやり始めたら、スリーピースバンドなんですがシンセサイザーを入れたいなという欲が出てきて…リズムマシンには基本的にドラムとベース音しか入っていないので、その中でベースをシンセっぽく聴かせてみようと色々駆使して。
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— リズムマシンを色々研究したわけですね。
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ミチル:でももうちょっとバージョンアップしたいと思って、「MC-909」というローランドのサンプラー兼シーケンサーみたいな大きなものを買いまして。そこから音楽性もピコピコ系のバンドにしていこうと決めました。
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— そうするとある意味ドラムが見つからなかったのが幸運だったというか、そこからミチルさんの楽曲作りの幅が広がったわけですね。話が戻りますが、中学時代にSinger Song Writerを手にしたのは、何か決め手があったのでしょうか。
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ミチル:元々家にあったというのが一番の理由ですね。兄が使っていて、それ自体が当時リアルタイム録音ができないものだったので、音符を譜面で付けていくような感じで、それを試行錯誤しつつ…
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— なるほど。元々あったとは言え、中学生女子がそれを使って曲を作ってみよう、となるのは一般論として珍しいように思います。
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ミチル:そうですね。曲を作ってみたいという思いがピアノを弾いていた時からあったのだと思います。ピアノを習っていた当時、バイエル(=ピアノの教本)をちゃんと段階を踏んでやっていくよりも、自分が弾きたい曲を弾きたい!と思っていました。「こういう音符がここで鳴っていたらいいのに」みたいに考えることがあって、そうした漠然とした思いがSinger Song Writerに出会ったことで「形にしたい」「曲を作ってみよう」という強い思いに変わっていきました。
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— それから、18歳でバンドを組んで本格的に曲作りも始めたという感じですか?
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ミチル:はい。バンドの曲は主に私が作っていました。その頃Singer Song Writerからリズムマシンに代わって、ピアノではなくギターで曲作りをするようになりました。バンドで発表したのは30曲ほどです。
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— ベースからギターに転向するのもそのバンドを組んでからですよね。ギターでの曲作りは最初苦労しませんでしたか?
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ミチル:ベースって突き詰めていくとかなり深い楽器であるのに対して、ギターは上物であるから、コード感もそうなんですけど、音質という意味でもバンドの中で邪魔にならないように、でもここは自分の主張したい部分、というせめぎ合いで…その辺りの音作りは今でも悩むことはありますね。
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— そもそもギターを弾くこと自体も、バンドを組んでからですしね。
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ミチル:そうですね。最初の頃はFがちゃんとならない!みたいな(笑)でも、弾くこと自体はどちらかというとベースよりもギターの方が簡単に鳴ってしまうという印象で、そこはあまり抵抗はなかったと思います。
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— 一人でピアノやベースを弾いていた時と比べて、バンドになってメンバーと活動したりライブに出演して人前で演奏したりとしていく中で、曲作りへの思いややり方は変わりましたか?
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ミチル:作っていくものが変わりましたね。一人でやっていた時は自分の中で完結できるものでしたが、第三者が観ている、となるとエンターテインメントであるのもそうだし、ポップでいたいと強く思うようになりました。作り手として、人の心に残ってほしいという気持ちが芽生えるようになりました。
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—プレイヤー目線としても感じたことはありますか?
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ミチル:プレイヤーとしても、聴く人がいてその人が聴いてどう思うかという視点に、ライブをしたことで初めて気づきました。ギターの出す音一音一音が、自分では楽しく弾いたつもりでも、実際に出ていた音はどうだったのかな、と思います。自分一人で完結していたというか…実際にライブの感想をもらっても、「楽しかった」というのはあっても音に関する感想がなくて、それも悔しかったですね。もちろん楽しんでもらえたのは嬉しかったけど、音とか自分たちがそこで作ってきたオリジナル曲への思いまで聴いてもらえるまでに至っていないというところがショックでした。
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—バンドはどういう方向を目指していましたか?
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ミチル:当時はギターを持って幅広いジャンルの曲を作るPrinceのようなミュージシャンが好きでした。国内のミュージシャンではCHARAや、あとは陰陽座などのメタルも好きで、シンフォニックメタルの打ち込みシンセの入り方を参考にしていました。
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—そうした様々なバンドでの経験がミチルさんの音楽の血肉になっているのだと思います。バンドの活動は何年ほどですか?
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ミチル:約4年ですね。そして、バンドで最後のライブを行ったその月、2009年2月に上京しました。21歳のときです。
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—その月にですか?一人でですよね?
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ミチル:思い立ったら吉日で(笑)東京に知り合いもいないし、単身上京しました。バンドを組みたいという気持ちもありましたがどこから何をして良いかわからず、まず「ソロで活動しよう」ということを決めました。とにかくライブをしないと、スタジオに入らないと、という思いがあって、ソロでやっていこうと。
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—物凄いバイタリティです。でもいきなり東京で、しかもソロでライブ出演というのは不安じゃなかったですか?
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ミチル:東京に来て知らない町で一人でスタジオに入った時のことは今でも覚えています。こんなに寂しいんだなぁ、と。不安というよりも寂しくて早くライブをしたい!と思って、色んなライブハウスにソロでライブをやりたいと電話やメールをしました。
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—東京での活動歴もない、ソロ活動経験もない、となると出演のハードルも高かったのではないかと思います。
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ミチル:そうですね。ライブハウス側の目線だと「お客さんを呼べないんじゃないか」という所もありましたし。そんな中、九州で対バンをしたことがある人に声をかけてもらい、ようやくライブに出させてもらえることになりました。その時は共演に鳥肌実さんもいたユニークなライブで、その出演をきっかけに知り合いが徐々に増えていき、ライブの回数も増えて人との出会いも広がり、ある時Silent Sirenのサポートギターの話をいただきました。
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—それが2年ほど前ですね。
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ミチル:周りの人のお陰だなと感じます。その後ミチルロンドとしての活動も、最初に自主製作盤として出した「ジェットコースター」が結構反響をいただいて、ちょっとずつ勢いが増していったなぁと思います。そこから、4月のミニアルバム『I LOVE BABY』の制作につながりました。
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—人のつながりは大きいですね!
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ミチル:「形にしていく」という所で、今の時代はDTMで一人で完結して、技術的にはwebもあるから誰でも配信してみんなに聴いてもらえる時代ですが、やっぱりその中でも人のつながりは大きいと思います。
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—ソロ活動を始めて、機材も変わりましたか?
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ミチル:長崎でのバンド時代はリズムマシン1台でしたが、東京に来てからはDTMを使うようになりました。もっと色んなことをしたい、色んなことができるはずなのに、と思ってMacBookを購入しLogicを入れて、やろう!と思い立ちました。上京して割とすぐです。
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—やはりその行動力に脱帽します。でもDTMを導入して、そう簡単に使いこなせるものなのでしょうか。
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ミチル:むしろ、「こんなにやりやすいものを何で今まで使っていなかったんだろう」って思いました。ハードで作っていた時はシーケンス兼サンプラーで、8小節区切りに打ち込んでいってそれをループさせて音を重ねて…という作業で、DJっぽく曲を流していく感じでした。なので、タイムライン上にロジックで並べられた時の、細部の調整のしやすさには驚きましたね(笑)
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—曲作りをしていく上にで特に意識していることは何ですか?
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ミチル:ミチルロンドで大事なのはシンガーソングライターなので、リリックに重きを置きたいと思っています。言葉にも音がありますよね。「キラキラ」とか「どんより」とか、意味とはまた別に感じ方、音があるので、表現の中でそこに重点を置いています。曲の作り方でメロディから、詞から、など色々試していますが、それよりも全体の言葉と音符とリズムとが同時に出てくる作り方をした曲が、私は自分の中で一番納得がいくものなので、全体像での作詞作曲を意識しています。
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—曲のアイデアはパッと出てくることが多いですか?
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ミチル:自然と浮かんでくる場合もありますが、作ろうと思って作ることの方が多いですね。そのため、持ち運びができるという点が機材を選ぶで重要なポイントになってきます。今はノートパソコンとヘッドフォンとギターとオーディオインターフェースとミニのキーボードがあれば、どこででも作れちゃうので。
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—そうなんですね。打ち込みで曲作りというと部屋に引き籠って作業するイメージがあります(笑)
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ミチル:カフェで打ち込んだりもします。もちろん家で作ることもしますが、作れる時間が取れないときは、外でちょっとでも時間が空いたら曲作りができるようにしたい、と思っています。
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—曲作りのために心がけていることはありますか?
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ミチル:色んな刺激を受けることは大事だなぁと思います。初めて聴く色んなアーティストさんの曲や、ライブを観ることもそうですし、こうしてインタビューで初めてお会いした方とお話しさせていただくものもそうですし、初めて観る絵、初めて着る服、初めて出かけた場所など…色んなところから刺激を受けて、それを吸収していくこと、その感動が曲として形になると思います。
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—ちなみに最近ハマっているものはありますか?
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ミチル:うーん…読書や映画全般が好きで、アニメも好きです。メジャーな作品だと「新世紀エヴァンゲリオン」とか「きょうの猫村さん」や「よつばと!」などゆるい系のマンガも好きです。あとは体を鍛えることにもハマってます!楽器を弾く上で大事だなと(笑)家で筋トレとかヨガをしています。あとはダンスも好きで…
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—Silent Sirenのライブでもダンスはありますね。あれも結構練習するのですか?
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ミチル:練習しますね。サイサイのみんなも、振りに関しても真剣に見られているということを意識して取り組んでいるし、「お客さんがここで動きやすいように」ということも考えるので、ダンスも重要な表現だなと思います。
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—アルバムの話も伺えればと思います。4月リリースのミニアルバム『I lOVE BABY』、まずはそのコンセプトを教えてください。
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ミチル:このアルバムを聴いた人の一日が雨の日も晴れの日も元気になるような、「パワーをもらえるアルバム」になっていると思います。私自身本当に好きだと思った曲はどこにでも持って行きたくなります。どこにでもこのパワーを持っていってほしいという思いを込めて作りました。5曲目の「i」という曲は、私自身が落ち込んだり、ひとりぼっちだった時の寂しさを晴らそうという気持ちが制作の原動力になっています。私は東京に来て4年になりますが、以前山手線の中で一人号泣してしまったことがあって…そんな時に音楽はいつも私のそばにいてくれました。私と同じように一人で泣いてしまった日があっても、このアルバムを持っていってほしい、この曲を聴いてほしいと思います。
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—全6曲入りですね。サウンド面についても教えてください。
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ミチル:6曲ともLogicで完結していて、ギターはLine 6などで入れています。1曲目「BABY」はシンセでクラビコードという楽器(の音)を使っています。これが打ち込みギターの音に近くて、オーディオで入れたギター音との掛け合わせが面白いと思います。また、ドラムにもこだわっていて、「このハイハットのこの音域の周波数だけ飛びぬけたい」っていう部分が一貫してあって、そこを強調しています。
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—今後の活動について教えてください。
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ミチル:8月22日のライブに合わせてシングルをリリースしたいと思っています。また、自分が主催しているライブを秋にやりたいなと思っています。機材面をリニューアル中で、「今週の一曲」を続けてパワーアップした所でワンマンライブもやりたいし、そこからさらにリリースもし、一人でも多くの人に私の音楽を聴いてもらいたいと思います。
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—最後に、曲作りを初めて間もないという人、あるいはこれから曲作りを始めようと思っている人へ、メッセージをお願いします。
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ミチル:曲を作りたいと思った時に「こういうものが必要」とか「人に反対された」とか色んな障害があると思いますが、「やりたい」と思ったことは自分の目の前にある道具だけでも良いのでまず作ってみて、そこからちょっとずつでも自分が良いように進化させていくのがいいと思います。私自身上京する時に反対されたり一瞬迷うこともありましたが、「でもこれがやりたい」という思いを持って、前に進むことができました。もしも無人島で誰もいない森の中だと、音って存在していないと思います。そこで誰か一人でも二人でもいた時に、初めて音になって、その曲はその人の中で形になっていき、聴いてくれた人の中で形になっていく。ということは、そこに誰かいてくれるならとにかく音を作っていっていいんじゃないかと思いますし、それは死ぬまで続けていきたいと思います。
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—聴いてくれる人の存在は、やはり大きいですね。
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ミチル:聴いてくれる人の存在は頭の中で常に意識しています。不安は数えたらたくさんあると思いますが、やりたいという思いをちょっとでも、1mmでもいいからやろうとしていくと、結構やれるものだと思います。気持ちがあれば、1mmでも進められます。まずやってみることが大事です!
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■機材紹介
・モニタースピーカー YAMAHA HSシリーズの昔の
・ヘッドフォンSONY MDR-CD900ST
・シンセKORG X50
・オーディオインターフェイス EDIROL FA-66
・コンデンサーマイク RODE
・アンプシュミレーター LINE6 POD X3 LIVE
・BOSSのコンパクトでイコライザーとかいろいろ
・BBPLUS 歪み系
・メインギター
フェンダーUSAストラトキャスター
American Vintage ’65 StratocasterR
・エレアコ テイラー
ちょっとしたフレーズが思い浮かぶとか、最初に曲を作ってから歌詞を考えて載せていく…という人は少なくないと思いますが、ミチルロンドの場合は最初から曲の全体像が頭の中に出来上がっていて、それを形にしていくのだということで、10代の頃からそれが自然とできていたとのこと。持って生まれた曲作りの才能と意欲に対して、後から機材が追い付いてきたのかな、という印象を持ちました。
そんなミチルロンドのライブでは、生ドラムを使用することにこだわっているとのこと。その理由を「生のドラム音にしかない音波を、自分がギターを弾く時に聴きたいし、その響きとギターの音を合わせてお客さんに届けたい」と話してくれました。かつて打ちこみドラムでバンド活動をした経験があり、また機材を自由に操って曲作りをする彼女だからこそ、ライブでの生音ドラムの果たす役割を強く認識しているのでしょう。今後も定期的なライブ出演が決まっているほか、「今週の一曲」という新たな試みも始めるミチルロンドに、BEEASTでは今後も注目し続けたいと思います!
◆リリースインフォメーション
1st フルアルバム『I LOVE BABY』 発売中
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【PHOTOレポ】ミチルロンド@渋谷Star lounge
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