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新譜るLIFEダイアリー丨2013.06.18
supercell「拍手喝采歌合」

コンポーザーのryoと複数のクリエーターによって構成されたインターネット発のエンターテインメント・ユニット――それがsupercellである。初音ミクなどのボーカロイドに楽曲を歌わせ、動画投稿サイトでの作品公開やコミケでの自主制作盤販売などの地道な活動が注目を集め、2009年3月にソニー・ミュージックダイレクトより、1stアルバム『supercell』を発売し、メジャーデビュー。1stシングルとしてTVアニメ「化物語」のエンディングテーマ『君の知らない物語』を発売した。そしてアルバム『supercell』は「第24回 日本ゴールドディスク大賞」において「ザ・ベスト5ニュー・アーティスト」の受賞を果たした。この快進撃はとどまることを知らず、アニメやゲームなどの主題歌として注目され続けている。
そんなsupercellの8枚目のシングル「拍手喝采歌合」(はくしゅかっさいうたあわせ)が6月12日に発売された。タイトルにもなっている楽曲「拍手喝采歌合」はTVアニメ「刀語」(再放送)の新OPテーマとしても使用されている。「刀語」の内容とも連動したこの楽曲は全体的に”和”テイストで仕上がっているようだ。どこか懐かしく聴こえるこゑだ(Vocal)の歌声による歌いだしは、歌遊びのような雰囲気がある。そしてイントロから疾走感が一気に増し、歌いだしとは打って変わってロック調に表情を変える。曲のあらゆるところにある和調のギターリフ、「この世はうたかた」などの歌詞、まさに”和ロック”といった曲調だ。ジャケットにもなっているが、夜に桜が舞い散っている風景がイメージされる楽曲となっている。
このシングルには他に2曲収録されており、収録数は全3曲だ。しかし、この3曲はまったく違った曲調となっている。ここにもryo自身インタビュー等で語っている”とらわれない音楽”が表れているのではないだろうか。2曲目に収録されている「M.K.O」は、イントロからロック全開なギターによるリフが印象的である。恋の駆け引きを女の子目線で歌った楽曲は、可愛くすんなりまとまるのではなく、棘のある少し黒いイメージである。「惚れたら負け」「キュンってなっちゃう」など、乙女心の奥底を形容した歌詞は共感できる部分も多いのではないだろうか。
3曲目「夕焼けブルース」は、他の楽曲とはまた打って変わってスローバラード。夕焼け色に染まる光景を歌いながら、初恋の甘酸っぱさも歌い上げている。タイトル通り、夕焼けをイメージさせる楽曲はどこか暖かい。優しいボーカルと楽器隊の暖かく優しい音色が鼓膜を震わせる。間奏で流れるハーモニカの音色にも注目だ。「恋なんて知らない」から「恋なんてもうしない」へと変わってく歌詞にも注目して聴いていただきたい。
まったく異なる雰囲気の3曲が楽しめるsupercellならではの1枚となっている。また、「拍手喝采歌合」はアニメ「刀語」オープニングTVサイズの特別バージョンも収録されているので、そちらも要チェックだ。
今後も活躍が期待されるsupercell。web発のまったく新しいユニットである彼らは今後も音楽業界に新風を巻き起こしてくれるだろう。
◆supercell「拍手喝采歌合」
初回生産限定盤A (CD+BD)
SRCL8280~8281 / ¥1,890(tax in)
初回生産限定盤B (CD+DVD)
SRCL8282~8283 / ¥1,680(tax in)
通常盤 (CD only)
SRCL8284 / ¥1,223(tax in)
【Disc1 / CD】
01.拍手喝采歌合
02.M.K.O
03.夕焼けブルース
04.拍手喝采歌合 (TV Edit)
05.拍手喝采歌合 ‒Instrumental-
06.M.K.O ‒Instrumental-
07.夕焼けブルース ‒Instrumental-
08. 拍手喝采歌合 (TV Edit) ‒Instrumental-
【Disc2 / DVD】
01「. 拍手喝采歌合」Music Video
02「. 刀語」Opening ノンクレジットムービー
◆supercell 公式ホームページ
http://www.supercell.jp/
◆アニメ「刀語」 公式サイト
http://www.katanagatari.com/