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【NEWS】GENKI SESSION 2024が開催!!

2024年09月03日

8月27日東京キネマ倶楽部での『GENKI SESSION 2024』をミニレポート!

TEXT & PHOTO:ossie    
 
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2024年8月27日東京キネマ倶楽部にて、5年ぶりに『GENKI SESSION』が開催された。
 
1990年のVOW WOW解散後、人見元基は第一線から退いていたものの、GENKI名義でセッションや音源への参加などの活動は続けていた。そんな人見元基が気の置けない仲間と不定期に、時には名前を変え、しかし長きにわたって開催してきたライブ『GENKI SESSION』。しかし2019年を最後に何度か開催を試みつつもコロナ禍の影響で開催には至らなかった。さらに2022年には『GENKI SESSION』の他にも人見とあまたのライブを共にし、人見がアルバム『RAVEN EYES II』に参加するなど長く親交が深かった大谷令文が亡くなり、今後の『GENKI SESSION』の行方はファンの気になるところとなっていた。
 
そして今年、最後の開催の2019年より5年の時を経て、以前からのメンバーである難波弘之ロジャー高橋に加えて、人見と共演の経験がある日下部“Burny”正則松本慎二を迎えた初めての編成で久しぶりに『GENKI SESSION』が開催された。

 今年6月の『VOW WOW Beat of Metal Motion 発売40周年記念公演 〜新美俊宏 一周忌追悼〜』ライブでのプロ宣言を受けて、今回『GENKI SESSION』も晴れて“人見元基”名義を解禁、その結果より多くの人見ファンに開催が知られることとなり、チケットは数分でソールドアウト。改めて人見の歌を待ちかねていた人の多さを見せつけた。ライブ当日の雰囲気をささやかではあるがミニレポートにてお届けする。
 
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場内が暗くなりメンバーと最後に最近のお気に入りというベージュ色の缶をもった人見元基がステージに現れ、GENKI SESSIONではおなじみの1曲目「Hallelujah I Love Her So」を歌い終えると「久しぶり!」と客席に呼びかけた。
 
続くMCにて人見は2022年に亡くなった大谷令文の思い出を語り始める。この日ステージにて着用していたアロハシャツは、その昔大谷に売ってもらったものとのこと。その後も曲の合間に大谷との思い出を紹介していく。人見以上に大谷と長い付き合いだった高橋も昔の思い出を語った。かつてのやんちゃだった大谷とのエピソードを語る人見の後ろで、同じく当時から付き合いのある難波がちょっと困ったような、しかし優しい笑顔でうなずいていた。
 
今年は人見と何度も共演経験がある日下部がギターとして参加。「いつものように」では人見日下部と並び、2人でウィンドミルを披露する場面も。日下部は楽しそうに人見に動きを合わせていた。NOIZの曲以外でも日下部のギターの見せ場は多く、「Cry Me A River」では日下部が泣きのギターソロを弾きまくる姿を人見難波が並んで見守る姿が印象的だった。
 
後半では難波がヴォーカルをとる「花・太陽・雨」、そして高橋が歌う自身のオリジナル曲である「難聴」、「Gimme Some Lovin’」では全員の長いソロ回しと、各メンバーの見せ場もあった。
 
本編最後はこちらも『GENKI SESSION』ではおなじみの曲「All or Nothing」。途中人見が客席に入り、観客にマイクを向けて合いの手を歌わせる。この距離の近さも『GENKI SESSION』の魅力のひとつだ。最後はキネマ倶楽部ステージ下手のサブステージへと階段を昇っていき、ドレープ幕の向こうに退場した…と見せかけてまた戻ってくる、というお約束を3回ほど繰り返しステージ上に戻って来てこの日一番の高さのジャンプを決め「最高だよ!」と言い残して本編終了。
 
アンコールではしっとりと美しく「Imagine」を歌い上げたかと思えば、「Going Down」ではDownしすぎてステージ上にうつ伏せに寝っ転がるなど縦横無尽な人見。仲間たちとの5年ぶりの和やかな楽しい時間を心から満喫してるように見えた。いたずらっ子のような茶目っ気溢れる笑顔を浮かべる人見だけではなくメンバーもみな楽しげな笑顔だった。「アッコちゃん」でライブを締めた後、人見が言った「また来年!」には大いに期待したい。終ってみれば今年も休憩を挟んでの2部構成だったとはいえ約3時間45分の長丁場ライブであった。
 
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◆GENKI SESSION 2024
鶯谷 キネマ倶楽部(http://www.kinema.jp/
2024年8月27日(火)
出演者:
人見元基(Vo)
難波弘之(Key)
ロジャー高橋(Dr)
日下部“Burny”正則(G)
松本慎二(B)
 
◆セットリスト
M01. Hallelujah I Love Her So
M02. I Got the Fire
M03. Communication Breakdown〜How Many More Time〜Whole Lotta Love
M04. Move Over
M05. Ain’t No Sunshine
M06. 樹のうた
M07. いつものように
(休憩)
M08. 花・太陽・雨(vo:難波)
M09. 難聴(vo:高橋)
M10. Cry Me A River
M11. Hey Bro.
M12. ガンガンガン
M13. Sweet Sweet Surrender
M14. 好きさ好きさ好きさ
M15. 30 Days In The Hole
M16. Gimme Some Lovin’
M17. All or Nothing
Enc.
M18. Imagine
M19. Going Down
M20. アッコちゃん


◆ライブ情報
ASIAN BLACK(日下部・松本・高橋+藤原MAX正紀(Vo)のバンド)
10月18日(金) 荻窪ルースター

VOW WOW
2025年01月08日(水)
2025年01月09日(木)
東京ドームシティホール
https://www.cittaworks.com/event/vow-wow/(チッタワークス)