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ロックインフォメーション丨2015.04.18
【NEWS】ARCHAIC RAG STORE 初インタビュー

ARCHAIC RAG STORE NEWS
2015年6月10日(水)1stミニアルバム『After the Dawning』リリース!
BAY-FMでの初レギュラー パーソナリティー番組スタート!
ARCHAIC RAG STOREは、今回が初のインタビューとなる。彼らの平均年齢は20歳。決して楽天的な性格ではなく、その内面には鋭く研ぎ澄まされた感性と、沸々と高められた熱量。そして、謎めいたスマイルを持ち合わせている。今回はパーソナルな部分に焦点を当てつつ、彼らの魅力を存分に伝えていこう。
ARCHAIC RAG STORE:遼(Vocals)、雅景(Guitars)、航大(Bass)、眞也(Drums)
――結成の経緯を教えて下さい。
遼 自分とベースの航大は元々中学からの同級生で、その頃から一緒にバンドをやっていたんですけど。それが解散することになった時に、対バンの繋がりで知り合ったドラムの眞也と前のギターの4人でARCHAIC RAG STOREとして始めました。その後、去年の11月に前のギターが脱退して、対バンで知り合った今のギターである雅景が加入しました。バンド自体は2013年から動いています。
――遼さんと航大さんは中学生の頃からの付き合いとのことですが、眞也さんとの出会いのきっかけは?
遼 自分が前のバンドをやっていたその同時期に、対バンで知り合ったバンドのドラムのメンバーと一緒に3ピースバンドを組んでいた頃があって。他のメンバーの地元が千葉だったんですけど。千葉のバンドマンと知り合う機会が多くなったときに、眞也と雅景に出会いました。
眞也 対バンする機会は何度かあって顔はよく合わせていたんですけど、このバンドで一緒になるまではあまり話したことはなかったです。
――対バン時代、今のメンバーのことを気にはなっていましたか?
眞也 存在としては気にはなっていました。とくに、彼(雅景)はとても顔立ちが整っていて、演奏も凄く格好良かったんで。俺と一緒にやることは一生ないだろうなと思っていて(笑)
遼 前のギターがいた頃のARCHAIC RAG STOREと雅景がやっていたバンドで対バンしたことがあって。そのときにARCHAIC RAG STOREのことを知ってくれていたんですよ。その音出しのときに、「NEXUS」のギターのイントロを弾いているのをふいに聴いて。それが前のギターよりも上手いしいい音だしているなと思っていて。前のギターが辞めることになったとき、誰とやるかってメンバーと話し合ったら雅景の名前が一番に出てきたんで。じゃあ誘おうと声をかけました。
航大 今の形になる前に遼とバンドを組んでいて14歳の頃から一緒にやっていて。その頃、雅景はRAGOUTというバンドでギターをやっていたので。すごく意識はしていました。
――遼さんと航大さんの関係性が深い理由には、中学生時代から築いた視点の近さにある?
遼 前のギターも同じく中学からの知り合いだったんですけど、彼とは目指している方向が違っていたから離れたわけで。航大とはそういうのがないので、ぼんやりとビジョンは一緒なんだと思います。
――気になる面子が揃ってできたARCHAIC RAG STOREですが、バンド名の由来を教えてください。
遼 このバンドを組もうとなった時に「RAG」という、布という意味の単語が頭に浮かんだので、この言葉を主体にバンド名を決めようとなって。ドラムの眞也はいつも笑っているんですけど、それが若干謎めいているんですよ、奈良の大仏って若干笑っているんですけど、その微笑みが謎めいているから「アルカイックスマイル」と呼ばれていて。そこから「ARCHAIC RAG」と付けて、そこに付け足すなら「STOREかな?」と直感で思って足しました。
――確かに、眞也さんはとても素敵な微笑みですよね。
眞也 よく言われるんですけど、心は笑ってないです。僕はある意味アルカイックスマイルですね。謎なので。笑っているけど、その心境は誰にも分からない。「本当に笑っているのかな……?」みたいなね(笑)
――その笑顔の奥には秘められた感情が……!?メンバーから見た眞也さんの魅力は?
遼 明るいんですけど、すごく内面が弱い一面もある。ドラマーとしてはもう自分が今までやった中では、この人しかいないと思いますね。
雅景 ムードメーカーです。
航大 リズム隊としては、上手いので技術的に引っ張られることで俺のモチベーションになっています。ナイーブですけど、パワフルです。
遼 信頼できる屋台骨です。優しくもあり……。
眞也 弱くもあるみたいな。自覚なかったんですけど、最近、結果が物語っていますね。精神的にはよく寂しくなったり、泣き出したくなることがあって。このバンドを始めて、気持ちの面で独りよがりな部分があったことに気づけました。今はメンバーに支えられている実感がありますね。自分一人じゃバンドをやっていけないということを日々実感しています。
――音楽を始めたきっかけや憧れの存在はいますか?
眞也 BUMP OF CHICKENがきっかけでドラムに憧れて始めたんです。元々やっていたバンドがブラックミュージック系のバンドだったので、ドラムスタイルでは黒人音楽やディスコに根強く憧れを持っているというか。その頃から言っているんですけど、自分の目標として、「FRANZ FERDINANDが女の子を踊らせるためのバンド」なら、俺は「女の子を踊らせるためのドラマーを目指そう」と。ずっとそれを掲げてやっていますね。
――続いて、ベース航大さんはメンバーから見てどんな存在ですか?
遼 ずっと一緒にやっているんですけど、ずっと一緒に上手くなってきた感じがしています。影響を受けた音楽は似通ってないんで、どちらも違う方向から「こんなことできるんだ」と刺激をし合っていますね。
雅景 あまり気づかないうちに、必要最低限のことをやってくれているというか。僕と航大は影響を受けた音楽が似通っているんですけど。その部分で一番、意志疎通がしやすいです。例えば曲作りの時、自分の言葉に出来ない何かをくみ取ってくれる。気持ちの面で凄く楽になれます。
眞也 言い出したらキリがないんですけど、彼のことが大好きで(笑)。自分のドラムは堅物なんですけど、それに大きく色を付けてくれる。彼なしにARCHAIC RAG STOREのリズム隊にはならないというのを最近すごく感じています。リズムに華を持たせてくれるベーシストですね。
――メンバーからとても愛されている航大さんですが、ベースを始めるにあたって影響を受けたアーティストはいますか?
航大 僕自身は誰かに憧れてベースを始めたとかじゃないんです。ベースを始めて、やっていくうちに一番影響を受けた人がSTRAIGHTENERの日向秀和さんで、そこからですね。指標を見つけたというか、その人を見つけてからどうすればいいのか分からなかったことを、考えられるようになった。そこから自分で色々と見つけていった感じですね。
――主張しすぎることもなく、自分の色を出しながら楽曲にベースが溶け込んでいます。
航大 シンプルにも、ベースだけ派手に動き回るものにも、どちらにも偏りたくなくて。ただ、あまり自分で考えすぎてもいけないなと思っているので、曲を聴いて一番に頭に浮かんだベースラインを最優先するようにしています。
――ベーシストとして、自分なりの理想像はありますか?
航大 ライブで映えるベーシストになりたいですね。曲や歌を邪魔せずに自分の色を出すことを目標としていて。このバンドを聴いた時に、ちゃんと自分のベースも曲の一部として聴こえるような感じになっていればいいなと。
――続いて、雅景さんはバンド内でどんな存在ですか?
遼 今思うと前のバンドに色々な不満が積もっていて。そのことでバンド自体がダウンしていていたんです。そこへ彼が入ったことで、音でバンドに対する火を着けてくれた。バンドの起爆剤でありエネルギーですね。色々な意味で刺激的な人です。本当にメンバー変わってからの方がARCHAIC RAG STOREを好きになってくれる人が多かったし。このバンドに最適なギタリストだなと思います。
航大 バンドの雰囲気も変わったし、前のギターの時より曲自体も変わってきている。そしてなによりギターが上手いです。上手すぎて俺も焦り始めたというか、火を付けられました。
眞也 本当に熱い男で、聴くより観る方が早いなっていうくらい熱いギターを弾きますね。ライブ中、ふっとテンションが上がっているときの雅景を見たら、寝っ転がって弾いていて。そういうタイプのギタリストとやったことがなかったので、「こんなにも音と身体を使って表現できる人がいるんだ!!」と衝撃を受けました。
雅景 感情が高ぶってしまうと、手元が疎かになってしまうことが多々あるんですけど、決めるべきとことだけ決めればいいのかなと。
――雅景さんはこのバンドのキーパーソンとなり大きく変化をもたらした存在。雅景さん自身はバンドに加入して変わったことはありますか?
雅景 前やっていたバンドは技術押しで。曲作りは勿論、それ以外で接する時にもずっとピリピリしているくらい、メンバー同士で削り合うような活動をしていて。このバンドに加入した時、いい意味でメンバー同士友達みたいな感覚でやれるなと思って。今まで仲のいい人とバンドをやったことがなかったので、和気藹々と人間としても大好きな人たちと楽しくできて。同時にヒリヒリとお互いを高め合える。そんな環境は貴重だし、すごく運が良かったなと思います。
――前のバンドに在籍していた時からARCHAIC RAG STOREの存在は意識していたんですか?
雅景 前のバンドをやっている時から自分はこのバンドも、遼と航大が前にやっていたバンドも知っていて。「自分がこのバンドでリードを弾いたらどうなるかな?」という妄想をするくらいARCHAIC RAG STOREの曲や雰囲気が好きで。それで、音出しでも弾いていたんですけど。
――それを遼さんが聴いていたことが加入のきっかけの一つになったんですね。
雅景 本当に偶然だったんですけどね。自分が好きだったこともきっかけになったのかなって思って、運命を感じています。
――ギタリストとしての理想像はありますか?
雅景 歌詞が持つ世界観を自分のギターでもっと昇華できたらなって思います。自分は歌うことができないんで、自分のギターで遼くんの曲やARCHAIC RAG STOREの曲を高めつつ、自分の意思とか、心の内にあるものを表現できたらと思っています。
――影響を受けたギタリストを教えてください。
雅景 入口はASIAN KUNG-FU GENERATIONです。アジカンのラジオを聴いたりもしていました。小学生の頃から邦楽ロックの仲間に当たるジャンルのものは大好きで。特定の人への憧れはなかったんですけど。やっていくうちに、自分が憧れるようなバンドと同じく、もしくはそれ以上のところでできるようになれたらなと思います。
――メインコンポーザーである遼さんはメンバーから見てどんな存在ですか?
航大 俺ら中学から一緒に頑張ってきたんですけど。曲とか歌詞とか歌とか、長くやってきたからこそ「絶対にいいものを作ってくる」って信頼していて。そして、俺がベースを始める前から彼はバンドをやっていて。一緒にバンドをやるうちに俺が「もっと本格的にバンドやりたい」と思ったきっかけでもある。一緒には成長してきたんですけど、尊敬する部分も多いです。
眞也 遼君は今まで出会った人の中でも、僕が大事にしている言葉でもあるんですけど、とても「信念」を持っていると思います。だからこそ、安心して身を預けることができますね。
雅景 間違いなく自分がやってきた中で、一番いい曲をかける人で。自分の曲に自信を持つのって当たり前のことなんですけど、なかなか出来ないとも思うんですよ。心の奥では不安に思ったり。自分は信念とか自信とか、満ち溢れているものが周りに影響すると思っていて。遼くんがARCHAIC RAG STOREに自信を持ってやっていることが、自分の自信にもなっています。一緒にやっていてどこまでも行けそうだなと思いますね。
――遼さんは音楽をやる上での信念や目標はありますか?
遼 俺は自分がやっている音楽をポピュラーにしたくて。それが究極の目標ですね。完全アンダーグラウンドには興味がなくて。オーバーグラウンドで勝負したい。
――遼さんが描く世界には、吐き出したい思いや葛藤が言葉として描写されているように感じました。
遼 歌詞はあまり考えずに書いていて。でも、曲が出来たときに自分で聴いていると、潜在的な気持ちが言葉になって出てきたものが多いように感じる。俺、普段何にも考えてなくて。嫌な事ばっかりに噛みつくこともあるんですけど。でも、心の内に持っていたり、持ったものが歌詞に出せているのかなって。
――ただ単に思いを楽曲に投影しているだけじゃない。
遼 そういうのは絶対にありますね。なんか、絶対このまま吐き出してやるっていう気持ちで曲を作っているわけじゃなくて、どっちかというとメロディーが綺麗な音楽から生まれるので。
――6/10にリリースされる1stミニアルバム『After the Dawning』ですが、収録されている楽曲はライブでも披露しているのでしょうか?
遼 全曲ライブで披露したことはあるんですけど、「楽園」と「名を呼ぶ」は今回新しい音源を作りたいなと思った時に生まれた曲です。このアルバムはARCHAIC RAG STOREの歴史を集約したものになっています。なかでも「NEXUS」はARCHAIC RAG STOREを始めようってなった時に、一番最初に俺が作った曲。「この曲をやりたい!」と言って持っていって、そこで始めてできた曲です。
――『After the Dawning』をどんな一枚になったと受け止めていますか?
眞也 曲順にしても曲目にしても1枚目として悔いのないアルバムに仕上がったので、とても嬉しいです。
航大 俺と遼がずっと一緒に成長してきたように、まだまだこのアルバムも一緒に成長していけるなと思っていて。今のARCHAIC RAG STOREの一番ベストな部分をこのアルバムに残せたと思っています。次作る作品はこの作品を絶対に越えていきたいと思う。その目標となるアルバムです。
雅景 今までのARCHAIC RAG STOREの楽曲や新しい楽曲も入れることで、今までのARCHAIC RAG STOREの音をここでちゃんと完成させることができたと思っています。このアルバムを作ったことで、自分たちが一歩踏み出せる1枚になりました。
遼 俺の悲しい気持ちをすごく表現できた作品であり、現段階での集大成です。アルバムタイトルが『夜明けの後に』という意味なんですけど。このアルバムが産まれたことで夜が明けて、ARCHAIC RAG STOREがバンドとして全国へ行く準備ができたと思います。
――葛藤という夜を乗り越えた先にある、明けの光が射し始めた状態なんでしょうか?
遼 結果的に希望にあふれたアルバムになったと思います。また曲のタイプもこれからどんどん変わっていくと思うし。ここからどう進化していくのか楽しみです。
――BAY-FMにて初のラジオレギュラー番組「NEXUS × NEXT」も始まりましたね。
遼 レギュラーは嬉しいことなんですけど、コミュニケーション能力に長けた人間の集まりじゃないので……。
雅景 むしろ低い(笑)
遼 だからこそ集まった仲間でもあるので。そんな人たちがこれからどうなるのか……。俺はこのラジオを通して成長していきたいです。
眞也> スマイルは映らないので、放送事故にならないように頑張ります(笑)
ARCHAIC RAG STORE Web
http://www.archaicragstore.com/
-Profile-
元BLANKEY JET CITYの浅井健一プロデュースのもと活動していた前進バンドのメンバーだった鴻池遼(こうのいけはるか)(Vo&G)と横山航大(よこやまこうだい)(B)、奥村眞也(おくむらしんや)(Dr)を中心に2013年3月に誕生。「COUNTDOWN JAPAN」にも出演経験のある元RAGOUTの雅景(まさかげ)(G)を2014年2月に加え、現在のメンバーに。平均年齢20歳という若さとは裏腹に、卓越したテクニックを誇る4人。エナジーにあふれたソリッドな音の上で、鴻池遼が沸き上がる感情のままに歌いあげてゆく。着飾りを捨て「届けたい想い」を際だたせた楽曲には、触れた人の感情を揺さぶる熱があふれている。
■CD情報 1stミニアルバム『After the Dawning』
M01. 夜を翔ける鳥
M02. NEXUS
M03. 楽園
M04. Butterfly Syndrome
M05. あふれだすよ
M06. 名を呼ぶ
■LIVE情報
2015年04月18日(土)新宿Motion
2015年04月29日(水・祝) 渋谷CLUB CRAWL
2015年05月06日(水)本八幡THE 3rd STAGE
2015年05月09日(土)下北沢Daisy Bar
2015年05月15日(金)柏ThumbUp
2015年05月23日(土)千葉LOOK
2015年07月02日(木)千葉LOOK
2015年08月27日(木)TSUTAYA O-Crest
■レギュラー番組
bayfm「NEXUS × NEXT」 毎週水曜日 25:00〜25:30