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MUSIC PR NEWS2026.02.10

【NEWS】「どの作品も圧倒」齋藤飛鳥がアンバサダー務める「テート美術館展」あすから開催 

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:矢沢隆則


「テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」があす・11日(水・祝)から東京・六本木の国立新美術館にて開催される。開催に先立ち、プレス向け取材会がきょう・10日(火)に国立新美術館にて行われ、本展覧会のアンバサダーであり音声ガイドも担当している齋藤飛鳥が登壇した。

この展覧会はテート美術館のコレクションを中心に、1990年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に紹介する企画だ。サッチャー政権時代(1979-90年)を経験し、社会の緊張感が高まる中で、既存の美術の枠組みを問い、実験的な試みに挑んだ作家たちが数多く登場した時代。57組のアーティストによる約100点の作品を通して、この時代のクリエイティブな熱狂が世界のアートシーンにどのような決定的影響を与えたのかを検証する。

本展のアンバサダーには細野晴臣齋藤飛鳥が就任。音声ガイドをはじめ、さまざまな形で90年代英国アートの魅力をナビゲートする。本日昼12時半から行われたプレス向け取材会ではイギリスを象徴するバーバリーのコートに身を包んだ齋藤飛鳥が登壇した。一足早く展示を鑑賞したという齋藤飛鳥は「どの作品も作られている意図がとてもはっきりしているし強いものがある。どの作品を観ても圧倒されるものがあって、心が動く作品がたくさんあると感じた」と笑顔で感想を話した。

中でも入口から入ってすぐのところに展示されたフランシス・ベーコンの赤色が印象的な作品(作品名:「1944年のトリプティク(三幅対)の第2ヴァージョン」)が気に入っているといい、「時代背景を汲み取れる感じがするし、何となく恐怖感を与えるけれどすごく深く考えさせられる作品。アートに詳しいわけではない人も、色のインパクトや雰囲気を感じとれるのでは」と語り、作品に合わせて赤いネイルを塗ってきたことを明かした。

元々、Oasisなどのバンド音楽を学生時代から好んで聴いていたという齋藤飛鳥。90年代のイギリスについて「ちょっと不機嫌な感じ…複雑な、色々なことが巻き起こっていて、それに対して若い人たちが声をあげて作品を作った動きが見えて…」「(今回のアンバサダー就任を機に)より奥の深さを知れたような感じがして、もっともっと90年代のイギリスについて知りたいなと思ったし、学ぶ必要があると思った」という。20歳前後に偶然現地のテート・モダンを訪れる機会があったことも明かし、「インパクトのある作品が多かった。アートに明るくない私でも私なりに感じ取れるものがあって、一番記憶に残っている美術館」と話した。

会見の後半はテート・ブリテンの現代美術部門キュレーターを務めるヘレン・リトル氏も登壇。この企画は永年温めてきたものだといい、「個々で展覧会を行った作家や、ターナー賞を受賞した作家もいるが、そのすべてを一堂に会して開催するのは初めて。いかにこの時代のイギリスを作ったか、どのようにアイデンティティを作ってきたかが、この展示を通じて皆さんに伝わったら」と話した。

そんなヘレン氏に対して齋藤飛鳥から「これだけの多くの作品から、ただ観るだけではなくて何かを感じ取り学びたい。この展覧会に込めた思いや、どんなことを観る人に感じてほしいか聞きたい」と質問。ヘレン氏は「この時代のイギリスの作家たちが、自分たちの日常の生きている現実を、作品を通してどう表現しているか感じとっていただきたい。90年代は激動の時代。彼らが感じ取り、心に抱えていた物語は、高尚なものではなく日用品を使って素晴らしい非日常的な作品となった。その背景も楽しんでほしい」と答えた。それを聞いた齋藤飛鳥は「この展覧会をもっともっと深いところまで知ることができたら。何回も足を運びたい」と話した。

ヘレン氏は最後に「90年代という時代を経験していない人も、今われわれが直面している問題やテーマへの重なりを感じられる。一人ひとりの作家が強い物語を作品を通して伝えていて、わかりやすく誰もが共感できる展覧会なので、ぜひ足を運んでほしい」と本展覧会の魅力を語った。齋藤飛鳥も「90年代のイギリスの若い人たちがこれだけ自分たちの主張をしっかり持って、それを作品として表現しているのはとてもかっこいいことだと思うし素晴らしいこと」「私みたいにアートに特別詳しくない人でも、アートと思って緊張せずにラフな気持ちで来てほしい」と話した。

「テート展」は2月11日(水・祝)から5月11日(月)まで東京・六本木の国立新美術館にて開催され、その後6月3日(水)から9月6日(日)までは京都市京セラ美術館 新館 東山キューブにて開催される。


■ 開催概要
「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」
YBA & BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection

【東京展】
会期: 2026年2月11日(水・祝)〜2026年5月11日(月)
会場: 国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
チケット購入:
https://eplus.jp/sf/word/0000173155

休館日:毎週火曜日
※ただし2026年5月5日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで

主催: 国立新美術館、テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、朝日新聞社
協力:日本航空、ヤマト運輸
後援:ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE

*巡回情報
【京都展】
会期: 2026年6月3日(水)〜2026年9月6日(日)
会場: 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
主催: テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ABCテレビ、キョードーエンタテインメント、京都新聞、FM802/FM COCOLO、京都市
協力:日本航空、ヤマト運輸
後援:ブリティッシュ・カウンシル

展覧会公式サイト:
https://www.ybabeyond.jp/