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FEATURE2025.04.16

【特集】太鼓判シリーズ 第52弾アーティスト「PARADOXX」


TEXT & PHOTO:桜坂秋太郎

本誌が自信を持って紹介する特集「太鼓判シリーズ」の第53弾アーティストは、PARADOXXパラドックス)をご紹介しよう。ずば抜けた歌唱力と抜群の安定感で魅了するVocalを擁した、メロディアスな楽曲をテクニカルにプレイするガールズバンドだ。彼女たちはHARD ROCK・HEAVY METALのカテゴリーに属してはいるが、その枠を超越した存在になりつつある。

2021年2月の結成時から、AMANE(Vocal)・Maiko(Guitar)・KAOЯI(Guitar)・陽奈(Bass)・SHONO(Drums)の五人はシーンを駆け抜けてきた。四年超の間に、Full Albumを含む音源アイテムを複数リリースし、各地をツアーして回り、ガールズバンドの祭典イベントに出演し、HARD ROCK・HEAVY METALの専門誌にも大きく取り上げられた。

そして2025年3月19日に最新のMini Album『菖蒲-Iris-』をリリースし、発売にともなう記念EVENTを、2025年3月27日に目黒のLIVE STATIONで開催。当日はSHONOと交流のあるアーティスト、日乃まそら(Vocal)をゲストに迎えたカップリングスタイルでおこなわれた。その当日の様子を中心に、PARADOXXの魅力を伝えてみたい。なお当日はリハーサル後にPARADOXXへのインタビューも実施してるが、その様子はYouTubeの「MUSIC BEEAST チャンネル」にて公開している。本記事中の黄色の埋め込み欄から視聴してほしい。




日乃まそら(ゲスト)

定刻となり日乃まそらが、サポートメンバーのタケベエイスケ(Guitar)・佐々木亮太(Bass)・初穂(Drums)とステージに登場。透明感のある歌声を会場の隅々まで響かせて、緩急つけた楽曲でステージを展開。特にオーディエンスを一つにするステージングの上手さは、彼女が踏んできた場数を物語っているように思う。

EVENTなどへの出演も多い彼女だが、2025年5月11日には、渋谷eggmanにてワンマンLIVEが行われる。オーディエンスの心に響く歌声を堪能し、充実したLIVEとなることは間違いないだろう。LIVEを含めた最新情報は、日乃まそら公式WebSiteから入手してほしい。

日乃まそら 公式WebSite
https://hino-masora.com/

SetList
M01. アイリス
M02. Alright
M03. Over The sky
M04. ルックアットミーガール
M05. 春風
M06. 雨
M07. Break Down
M08. Don’t Disturb
M09. 存在証明


PARADOXX

転換が終わりSEに合わせて各メンバーが登場すると、オーディエンスは大きな声援を送る。Maikoがフィードバックからの「Coward HERO」ギターリフを奏で、PARADOXXのステージがスタート!オープニングからレベルゲージが振り切れたかのように、ステージへ向けてオーディエンスの拳が降り上がる。間髪入れずタオルが舞う「Day’s eye」へ。リズムに合わせて激しく回るタオルと拳、MaikoKAOЯIのツインギターの美しきリードフレーズ、2曲目にしてハイライトシーンが来てしまったかのようだ。

MCを挟んで歌から始まる構成の「Keep my temper」。リズムの強弱に合わせてオーディエンスは身体を揺らしている。激しいリズムを叩きながら、SHONOがハーモニーを重ね、ギターソロでは陽奈AMANEが頭を強く振る。4曲目は「薄墨#a3a3a2」。KAOЯI からMaiko へと繋がるギターソロが心地よい。ツインギターのオイシイところはリードフレーズのハモリであることは間違いないが、全体の構成がしっかり練られていて、二人の流れるようなソロフレーズもPARADOXXの魅力になっていると思う。

SHONOの2バスと豪快なドラミングが印象に残る「True heel」。SHONOと共にハーモニーを歌うKAOЯIは、笑顔でオーディエンスをあおる!PARADOXXのステージは初めて観ているが、その実力が本物であることは疑う余地がない。なぜならここまで観てきて、AMANEの歌唱が半端ではないことが、身体の芯まで伝わっているからだ。SHONOのMCから「BACK BONE」へ。ツインギターと歌のメロディ、重圧なSHONO陽奈のリズム、ブレイクダウンからの陽奈AMANEのあおり、オーディエンスの合唱、すべてのピースが組み合わさったかのようなナンバーに心が揺れる。

続けざまにツインギターのハモリが響き渡り「逆説のSINGULARITY」へ。インタビュー時にPARADOXXの楽曲はMaikoが手掛けていると聞いたが、どの曲もメロディはもちろん、構成がよく練られているところが強みのように感じる。サビではKAOЯISHONOに合わせてオーディエンスも高いハーモニーを歌い、一つにまとまる。MCでKAOЯIから国内ツアーや初の海外公演の話があり、これからのPARADOXXの勢いを感じずにはいられない。

本編ラストナンバーは「菖蒲-Iris-」。PARADOXXの神髄とも言えるツインギターのリードフレーズと突き抜けるハイトーンボーカルを詰め込んだ、Mini Album『菖蒲-Iris-』のタイトルチューンだ。KAOЯISHONOの優しいハーモニーが、AMANEの力強さをより引き立てている。本編終了後は、お揃いのTシャツでアンコールに登場し、PARADOXX初めてのバラードと紹介されて「Stay…」。AMANEの想いが、言葉が、会場にいるすべての人の胸に届いている。アンコールラストナンバーはSHONOのドラムフィルインから「Athena」。会場のボルテージが上がり、手拍子と拳を交互に掲げてPARADOXXとの時間をかみしめるオーディエンス!まさにこの一体感がLIVEの醍醐味!

PARADOXX 公式WebSite
https://paradoxx.tokyo/

SetList
M01. Coward HERO
M02. Day’s eye
M03. Keep my temper
M04. 薄墨#a3a3a2
M05. True heel
M06. BACK BONE
M07. 逆説のSINGULARITY
M08. 菖蒲-Iris-
M09. Stay…(encore)
M10. Athena(encore)

PARADOXX Mini Album『菖蒲-Iris-』
https://amzn.to/4cwLGsD



PARADOXXの演奏終了後は、AMANEがゲストの日乃まそらとサポートメンバーをステージへ呼び込み、オーディエンスへ今日のステージのお礼、そして「アイリス!」の掛け声で記念撮影。Mini Album『菖蒲-Iris-』発売記念EVENTということもあり、終演後の物販コーナーが賑わっている。『菖蒲-Iris-』発売にともなうツアースケジュールも発表となったので、近くの会場に足を運び、PARADOXXとオーディエンス、それぞれのパッションが熱く絡み合うような時間を味わってほしい。

PARADOXX TOUR 2025
「菖蒲-Iris-」Schedule

2025年05月18日(日)千葉・本八幡Route Fourteen
2025年05月24日(土)神奈川・横浜 7th Avenue
2025年06月06日(金)大阪・心斎橋 SHOVEL
2025年06月07日(土)愛知・名古屋 @-hill
2025年06月29日(日)埼玉・西川口 Hearts
2025年07月13日(日)東京・目黒ライブステーション
2025年07月20日(日)東京・渋谷 CYCLONE
2025年08月09日(土)静岡・浜松 窓枠
2025年08月23日(土)韓国・JS ART Hall .Seoul
2025年08月24日(日)韓国・JS ART Hall .Seoul
2025年09月05日(金)東京・目黒ライブステーション