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TEXT:桜坂秋太郎 PHOTO:岡田祐貴子
Part1はコチラ↓
![]() ・2016年03月19日(土)【宮 城】仙台HOOK OPEN 16:30 START 17:00 前売3,500円 当日4,000円(Drink代別途)ACT:SABER TIGER / Colony of Meditation / DETHBOUND / Refion13 and more… ・2016年03月20日(日)【山 形】山形FRANK LLOYD WRIGHT OPEN 15:30 START 16:00 前売3,500円 当日4,000円(Drink代別途)ACT:SABER TIGER / Colony of Meditation / イーチモス / in to this loveless bride / チームラピス ・2016年03月21日(月)【山 形】鶴岡ROCK BAR OVER DRIVE OPEN 19:00 START 19:30 前売3,500円 当日4,000円(Drink代別途)ACT:SABER TIGER ・2016年03月23日(水)【福 島】福島AREA559 OPEN 19:00 START 19:30 前売3,500円 当日4,000円(2Drink代別途)ACT:SABER TIGER ・2016年03月24日(木)【千 葉】柏ThumbUp OPEN 18:30 START 19:00 前売3,500円 当日4,000円(Drink代別途)ACT:SABER TIGER / 絶叫する60度 / and more… ・2016年03月26日(土)【東 京】新宿BLAZE OPEN 15:30 START 16:00 前売5,000円 当日5,500円(Drink代別途)ACT:SABER TIGER / CONCERTO MOON / Gacharic Spin / HEAD PHONES PRESIDENT / Jupiter ・2016年04月09日(土)【北海道】札幌DUCE OPEN 18:30 START 19:00 前売4,000円 当日4,500円(Drink代別途)ACT:HEAD PHONES PRESIDENT / SABER TIGER ・2016年04月30日(土)【韓 国】ソウル市麻浦区All Of Rock(A.O.R) 18:00 前売30,000ウォン 当日40,000ウォン ACT:SABER TIGER / DOWNHELL / MAHATMA / KASI ・2016年05月03日(火)~5日(木)【千 葉】印西市特設会場 ACT:PULLING TEETH / CASBAH / HEAD PHONES PRESIDENT / SABER TIGER / TOKYO YANKEES / The Kandarivas / and more
◆新譜『BYSTANDER EFFECT』全国流通盤3/16(水)発売!
日本ヘヴィメタル界にて孤高の存在であり、結成以来35年の長きにわたり、シーン第一線で活動してきたSABER TIGER(サーベルタイガー)の新作がついにリリース。結成35周年記念アルバムとしてリリースされるこの作品は、「BYSTANDER EFFECT」(バイスタンダード・エフェクト)とタイトルされ、全11曲の新曲で構成、バンドとしては数年ぶりに日本語による楽曲も収録されている。タワーレコード限定商品として11月にDVD 付き初回限定盤が発売され、発売日前に予約分で完売。セカンドプレスとなるCD のみの通常盤も即完売となり、現在入手困難となり中古市場では高値がついている本作品の全国流通盤がついにリリース。 限定盤(初回限定盤、セカンドプレス盤)が即完売。入手困難になっているアルバムの全国流通盤がついにリリース。 <<収録曲>> M01. Dying Breed M02. Sin Eater M03. 輪廻 M04. Dreadot M05. Heroism M06. What I Used To Be M07. その果てを知らず M08. Just-World Hypothesis M09. An Endless End M10. Devastation Trall M11. Shameless ◆SABER TIGER Magazine
下山武徳 インタビュー【part2】
—『BYSTANDER EFFECT』のツアーで国内サーキットをされましたが、大変素晴らしかったという声を多く耳にします。全国ツアーの感想をお聞かせください。
—はい。その通りに思います。
—なるほど。SABER TIGERならではのライヴアピールですね。
—その結果といいますか、実際はどうでしたか?
—拠点である札幌とその他の会場では、オーディエンスの反応が違う部分などはありますか?
—海外のメタルキッズをノックアウトできる作品を出し続けるSABER TIGERですが、海外ライヴについて、どのように考えているのか教えてください。直近でも韓国公演が発表となりました。
—単独ライヴや対バンライヴ以外に、フェスという形態もありますが、今後そのような出演についてはどう思われますか?
—下山さん個人が毎年主催されている札幌のイヴェント『HAMMER BALL』は、毎回熱いアーティストが熱演をする内容となっていますが、SABER TIGERにとって『HAMMER BALL』の意味、位置づけは、引率的な役割という感じでしょうか?
—確かに様々なイヴェントに足を運ぶと、それは痛感します。
—今回、まずタワーレコード限定でリリースした『BYSTANDER EFFECT』を、あらためて全国流通版としてリリースする経緯を教えてください。
—今の業界の在り方では、そうなりますね。
—アイドルのような売れるものに比べると、ロック、特にヘヴィメタルは確かにそうですね。
—それでタワーレコード限定だったわけですね。
—買い取りでお金が直接入ってくるのは大きいですね。
—全国流通スタートに合わせて、『BYSTANDER EFFECT』の2回目のツアーが始まりますが、1回目と変化させるところはありますか?
—1回目のツアーに足を運んだ方のリピートはもちろん、事情で運べなかった方も、2回目のツアーに足を運ぶと思います。どんな事に期待して、ライヴ当日を待っていて欲しいですか?
—全国流通がスタートする『BYSTANDER EFFECT』。最後に、この記事で今まさに購入をポチっとしようか悩んでいる方へ、背中を押すコメントをください!
SABER TIGER LIVE2016 BYSTANDER EFFECT ‐ PLUS
(2016年1月9日@札幌KLAPS HALL)ライブレポート text by 橋本昌浩【part2】 『BYSTANDER EFFECT』からは全曲、他は「Decisive」「ParagraphⅣ」及び「Messiah Complex」から構成されたセットリストは「最新こそが最強である」というバンド側の自信の現れだろう。「ライヴでみんなが大合唱できるように」とキャッチーな唄メロでアプローチされた『BYSTANDER EFFECT』を聴き込んできたオーディエンスは「この時を待っていた!」とばかりにバンドと一緒に唄い拳を突き上げ頭を振る。 「Bionic」ではリズムインのタイミングが変更され、よりライブ映えするアレンジに。「Just-World Hypothesis」から田中康治がエレクトリックギターのソロタイムでオーディエンスを煽り「An Endless End」に入る前に木下昭仁がアコースティックギターでのソロを聞かせる等の新機軸な面も。 サポートメンバーとしてベースを担当するHIBIKI(ALHAMBRA・Mardelas)はSABER TIGERでプレイするのが楽しくて仕方ないといった様子でステージを駆け回る。「ライヴ中に他のメンバー全員のお尻を一度は触る事もノルマ」と語るHIBIKIはムードメーカーとしてバンドに貢献しており、そんなHIBIKIに触発された他のメンバーも実に楽しそうに時折笑顔を見せながらプレイ。 翌日に55歳の誕生日を迎える木下昭仁は相変わらず流麗なギタープレイを見せつける。HIBIKIのアグレッシブさに感化されているのか?HIBIKIと並んだ木下昭仁のステージングは動きも大きくなり表情も豊かで演奏自体をより楽しんでいるような印象。以前と比較してシンプルな機材構成となっていたが、木下昭仁らしい荒々しさと繊細さが同居するギタートーンは健在。 鋭利でヌケの良いギタートーンでシュレッドなフレーズを次々とキメまくる田中康治。スィープやタッピングを織り交ぜた難解なフレーズを繰り出す一方「An Endless End」では情感溢れるアドリブソロも披露。木下昭仁とのツインギターは複雑な音使いで絡み合うリフワークとヴィブラートの幅まで合わせる緻密なハーモニーでオーディエンスを圧倒する。 水野泰宏のドラムプレイは最新型のHeavy Metalが高速で複雑なドラミングを基に構成されている事を理解させる。リッチな鳴りのCANOPUSシグネイチャーキットとヌケの良いPAISTEのシンバルで構成されるドラムセットを圧倒的な手足の打数で鳴らす水野泰宏。HIBIKIとアイコンタクトで笑みを浮かべながらプレイしていた水野泰宏だが「Dvastation Trail」が終わった時点で「手足が吊って肉離れが起きそうな状態」になりステージから下がって躰のメンテを施す事に。 「Painted Red」からのセクションでは水野泰宏の回復を待つ間に冷えかけた空気感が嘘のように更にオーディエンスは加熱。「輪廻」から「Sin Eater」で本編は終了したが、ここまで一緒に歌い拳を振り上げ頭を振っても尚「もっとプレイしてくれ!」とオーディエンスはアンコールを要求。 1stアンコールで「The Vague Blessings」「Light-Thunder-Light」と怒涛の勢いでファストチューンを続けてバンドはオーディエンスの要求に応えるが、未だオーディエンスは満足せずにSABERコールを繰り返す。 2ndアンコールで演奏前にステージに運ばれてきたのはバースデーケーキ。翌日に誕生日を迎える木下昭仁へのバースデーケーキかと思えば、「1月3日生まれ!HIBIKI、ハッピーバースデー!」と下山武徳。サプライズに目を見開いて驚くHIBIKIに下山武徳の先導でオーディエンスからハッピーバースデーソングが贈られ、顔をクシャクシャにして涙ぐむHIBIKIを見て貰い泣きするメンバーやオーディエンスも。そこから2ndアンコールとして名曲「Angel Of wrath」がプレイされたが、まだオーディエンスはこのLIVEが終わる事を良しとせずにSABERコールを繰り返しメンバーの名を叫ぶ。 最後は「SABER TIGERでイチバン速い曲ヤるからね」とBPM164の2ビート「The Hammer」をプレイ。骨太な荒々しいボイスで難易度の高いメロディを彼独特の極端にブレスが少ない唄い方で情感豊かに表現していく下山武徳。この日はコンディションも良かったようで3時間で21曲を唄い続けてもヴォルテージが落ちず、どこまでも伸びるようなハイトーンは最後まで鋭さを失わずにラストナンバー「The Hammer」を唄い切る。 「SABER TIGER LIVE2016 BYSTANDER EFFECT ‐ PLUS」は『BYSTANDER EFFECT』のリリース前に札幌からスタートしたツアーのファイナルであり凱旋LIVEでもあり、2016年スタートのLIVEでもあった。バンドからは余裕さえ感じさせる絶対的な自信を持ったプレイがオーディエンスに提供され、新作を聞き込んできたオーディエンスはそれに呼応するように一緒に歌い拳を振り上げ頭を振りホール内が一体化したような濃厚で激熱な空間がこの夜に現出した。 「札幌、今日はありがとう!感謝します!」という下山武徳の言葉とメンバー揃っての礼でLIVEは幕を下ろそうとするが、極上な時間をバンドのメンバーと共有したオーディエンスはLIVEが終わるのを拒否するかのようにSABER TIGERへ送る拍手を止めようとはしなかった。
Part1はコチラ↓
◆Setlist
M01. Dying Breed M02. Avenger M03. No Fault / No Wrong M04. Dividing Line M05. Heroism M06. Dreadout M07. その果てを知らず M08. Bionic M09. What I Used To Be M10. Just-World Hypothesis M11. An Endless End M12. Dvastation Trail M13. Painted Red M14. Hate Crime M15. Shameless M16. 輪廻 M17. Sin Eater M18. The Vague Blessing(encore1) M19. Light-Thunder-Light(encore1) M20. Angal Of Wrath(encore2) M21. The Hammer(encore2)
◆SABER TIGER Official Website
http://www.sabertiger.net/ ◆Release Information “BYSTANDER EFFECT”全国流通盤 2016年3月16日~発売! ◆Live Information TOUR2016 “BYSTANDER EFFECT season2” ・2016年03月19日(土)【宮 城】仙台HOOK ・2016年03月20日(日)【山 形】山形FRANK LLOYD WRIGHT ・2016年03月21日(月)【山 形】鶴岡ROCK BAR OVER DRIVE ・2016年03月23日(水)【福 島】福島AREA559 ・2016年03月24日(木)【千 葉】柏ThumbUp ・2016年03月26日(土)【東 京】新宿BLAZE ・2016年04月09日(土)【北海道】札幌DUCE ・2016年04月09日(土)【北海道】札幌DUCE ・2016年04月30日(土)【韓 国】ソウルAll Of Rock(A.O.R) ・2016年05月03日(火)~5日(木)【千 葉】印西市特設会場
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