第14回「終わりの始まり」
どうも~お待たせいたしました!!
The HIGHのリレーコラムも今回で第14回目かな??ベースのマティの巻です!!
ちょうど1年前の2月17日がThe HIGHの下北沢GARDENのライブの日でした。
このコラムの始まりは多分メンバーみんなでリレーコラムをして下北ガーデンのワンマンに向けて盛り上げて行こうぜ!!って所から始まったんやなかったかな??
ちょっと曖昧ですんませんが…(^^;)
まぁこの1年振り返って感じることは、たった1年やけど相当内容濃かったし、この1年で何が起こるかわからんし、ほんと今やりたいと思ったことはやれる時にやっといた方が自分のため!!
そう思うようになった今日この頃です。
2019年に入ってもう2ヶ月近く経ってしまいましたが、昨年末に下北沢の風知空知でThe HIGHの1年を締めくくる忘年会的なアコースティックワンマンをやったんやけど、その時のイベントの出し物の一つで今年の一文字ではなく、来年の一文字をメンバーそれぞれ披露するってコーナーがあって…
テレビとか見ててなんかそういうの一文字とかやないし!!一文字で何が表現出来るんか!!っとか最初は思ってたんやけど、考えれば考えるほどなんかだんだん楽しくなっちゃってきて、最終的にひとつに絞れなくなっちゃって、結局俺は「絞」っていう字と「祝」っていう2文字にしました。(笑)
まあその辺は年末のイベントでの事なので多めに見て頂きたい!!!(^^)!
んで俺が考えた最初の一文字は「絞」って文字。
去年はライブハウスの店長辞めた反動っていうか、今まで店長やりながらライブやツアー入れてて、その全てがバンドサイドに立った時にベストでは無かったので、バンドマンとして1年やり遂げようと思い、海外ツアーとか今までなかなか出来なかったことも含めてやれることをやり切ろうと思った1年でした。
結局1年振り返ってみるとRamaのフランスツアーとかも含めて約80本ライブをやってました!!
さすがに80本ってなると全てのライブが万全の態勢で臨めたかと言えばそうでは無かったと思う…
その間にレコーディングやらリハーサルもあって、プロモーションやその他打ち合わせや来年に向けた下準備等…音楽に費やす時間は相当半端無かったと思う。
そんな駆け抜けた1年…昨年後半ぐらいから今年のスケジュールを決めていくに当たって俺が心掛けてたのが「ライブを絞ろう」ってことでした。
ライブを絞ることによって、ライブのためのリハーサルというのが減って、ライブ以外のバンドの未来に向けたリハーサルや準備が出来る。
そもそもライブ1本1本の質も上がっていくし、見に来る側も1本1本のライブが貴重な時間になる…(※まあこれは多くても少なくてもやる側は1本1本特別なライブをやらないといけないんやけどね…)
そんな誰もが判ってる当たり前のことを今年はやっていこうと思いました(笑)
そういう意味もあり、やる側と見る側のバランスも考えて「絞」って言葉を選びました。
実際に昨年末とかに有難いことに1月、2月と10本以上のライブのお誘い頂きましたが、受けたライブは2ヶ月で3本。(俺えらい!!)
おかげ様でそれぞれがとても特別なライブとなりました。
そんで俺がもう一つ選んだ今年の一文字は「祝」。
風知のイベントで書初め??(書き納め??)みたいな感じで筆で書いたら墨汁が垂れて「呪」みたいな字になってちょっと怪しい感じになってましたが…(笑)
今年っていうか、今年から来年にかけて、バンド仲間のお祝いライブが結構あって、俺はそれを脇役的に盛り上げる立場で、みんなをパッピーな一年に出来たら良いな!!って思って選んだ一文字。
すでに発表済みの「祝」的なライブでThe HIGHのギターTomoakingの40歳のバースデーアニバーサリー、俺が20代の頃凌ぎを削ってたバンド「Raspberry Circus」のボーカルHiroが今年50歳になるっていうことでの再結成ライブやったり、あとはThe HIGHのボーカルのhironoも今年50歳になるのでなんかしらやるやろうし、 他にもまだ発表できないアーティストのお祝いライブも決まってたりと…
※Raspberry Circus再結成!ツアー開催→詳細はこちら https://raspberrycircus.com/
そんな皆さんの「祝」を今年一年盛り上げて行けたらな~って思いましてね!!
そんなことやってたら来年は俺が50になるし、今年みんなをしっかりお祝いして来年はそのお返しにみんなにめっちゃお祝いして貰おうという俺の作戦です(笑)
まあしかしながら、そうそうこちらの思い通りには事は進まないのが世の中ってことで…(^^;)
ちょうど1年ぐらい前から今年の3月が高校卒業して30年ってことで、本邦初公開(笑)俺の自主企画イベントの原点でもある、高校時代にやってたイベント「邪鬼の叫」(※じゃきのおたけびと読みます)ってイベントを当時の高校時代のバンド仲間を集めて博多で開催しようって思ってたんよね!
※高校時代に一緒にバンドを組んでたドラマー鶴丸(現在都内中心にセッションドラマーとして活躍中)
それをやるに当たって実は1年以上も前からfacebook等で久しぶりに出会えた当時のバンド友達とかに色々声かけてイベント実現に向けて動いて来たんやけど、実際にやろうってことになって日程まで出して進めようとするとやっぱり一旦辞めた人間と未だにやり続けてる人間とでは温度差が生じてしまって…
俺は俺がイベント組む以上責任持って動員入れるし、イベント内容も充実させて、普段来てくれてる人にも何十年かぶりにライブハウスに来る人にも同じように楽しませれるようにしようって思ってたし、出演者にはそれを信用して貰って純粋に高校時代の 時みたいに我武者羅な感じでライブやって欲しかったんよね…
でも時間というか、月日が経つことでその純粋な気持ちだけではライブに参加できないって話も出たりして…
まあそうよね…みんな良い大人だし、それぞれの生活もあるやろうし…
なんか自分が浦島状態なのかな~って思って結構落ち込んだな…
そんなこんなで俺の30年振りのイベントは今回は見送りとなりました…
まあでもここに至るまでに当時の友達と久しぶりに色々とじっくり話せて、いざイベントが中止になったら実はやりたかったみたいな話もチラホラ…
誰かが一歩踏み出さないとこういうのはなかなか前に進まないのかな??って思って、話が纏まらなくて中止を決意した時はほんと落ち込んだけど今思えばこの一歩進もうとしたことが良かったのかな??って思えるようになった。
俺たちの青春の「祝」は来年以降に持ち越しかな!!
あと、ほんとここつい最近の出来事になるんやけど、今年自分が掲げた一文字の「絞」って文字はライブを「絞」ってことやったんやけど、まさかバンドを「絞」って事になろうとは…(;^ω^)
2月11日のライブを以って、6年ぐらいやってたRama Amoebaを脱退することになりました。
まあバンドと恋愛は似てると常日頃思っておりましたが、こればかりはやってるメンバーのみにしか判らない事なのでここでの細かな説明は割愛させて頂きますが、 この現実を俺もRamaメンバーも応援してくれてる方々も受け止めつつ自分らが選んだ道を前に進んで結果を出すしかないのではと思います。
幸い先週The HIGHで未発表曲を中心とした新曲3曲を含めたレコーディングをやったんですが、これがまたまためっちゃ良い感じでレコーディング出来まして!!
「音楽で人を救う」ってカッコいい言葉がありますが、まさか自分の作った音楽で自分が救われるとは??(笑)って思いました!!
Rama脱退はやっぱりショックはあったんやけど、The HIGHで4人でレコーディングに臨んで、見ているところが4人とも同じっていうか、俺が今出来る等身大の音楽っていうのがここにあって、手前味噌ではあるけど、その音楽が今本気でカッコいいって思うことが出来た事。
これが俺が未だに音楽をやり続ける一番の原動力なのかな??と思います!!
まだオフィシャルで発表してないので告知できませんが、この俺の等身大のロックンロールがもう暫くしたら皆さんのもとにお届けできると思いますので、この長~い長~いコラムを思い返しながら是非手に取って聴いてみてください!!
■The HIGH スケジュール
2019.03.08(金)@南青山 Red Shoes
2019.04.11(木)@名古屋・今池TOKUZO
2019.04.12(金)@大阪・十三FANDANGO
2019.04.25(木)@渋谷La,mama
2019.05.25(土)@ 埼玉・HEAVEN’S ROCK 熊谷VJ-1
2019.05.26(日)@渋谷La,mama
公式サイト http://the-high.net/
Facebook https://www.facebook.com/TheHIGHmods/
Twitter https://twitter.com/The_HIGH_Info
■CDリリース情報
10×4 (テン・バイ・フォー)
The HIGH New Album「10×4 (テン・バイ・フォー)」
全10曲 ¥2,000(税別)
[DPCD-1801] DECCAPYES
2018.01.27 Release
※ライヴ会場限定発売
収録曲
M01. Heaven’n’Hell
M02. Tokyo 80s Night
M03. Rock’n’Roll Band Part2
M04. Whisky Man
M05. We Had No Choice But To Do (bonus track / outtake version)
M06. Ruby Wednesday (bonus track / outtake version)
M07. Fool Rule (bonus track / outtake version)
M08. Go Away (bonus track / outtake version)
M09. Baby I Love You (bonus track / outtake version)
M10. I Feel Good Tonight (bonus track / outtake version